能年玲奈&中谷美紀…“こじらせ女子”2トップに学ぶ人生を豊かにする方法
普段はメガネに三つ編み、スッピン。女装したイケメンの蔵之介(菅田将暉)によって救われたタコクラゲのクララを溺愛する。
恋愛ともおしゃれライフとも全くの無縁で、ある日渋谷にて開催のクラゲ展を見に行くも、あまりの人の多さに吐き気や頭痛を催し、目的地に辿り着けず帰宅するほど。おしゃれな人や異性の前ではおどおどした態度になってしまい、他人の言動を誤解することも少なくない。自分を卑下するあまり、恋をする資格などないとさえ思っている始末だ。
だが、ワケアリ“女装男子”蔵之介との出会いは、これまでの価値観を見つめ直すきっかけに。蔵之介の兄で30歳過ぎの“こじらせ童貞エリート”・修(長谷川博己)からは、ひと目ぼれされてアプローチも!?さらに、自分らの聖地=“天水館”の存続危機に直面したことで、信頼のおけるオタク仲間たちと一念発起!
「クラゲのようなウエディングドレス」を夢見てイラストを描き続けてきた結果、自然と身についていたクリエイター気質の才能を、自信を持って発揮していく月海は、天水館でのファッションショーを目指す中でこれまでにない成長を遂げていく。
“こじらせ”も突き詰めれば、それは長所。
いまより少しだけ周囲を見渡して、殻を破って、自分を好きになれれば、きっと人生は大きく豊かになるはず。