くらし情報『忙しい年末年始でお疲れ気味の胃をレスキュー! "予防系"乳酸菌が胃を救う?』

2014年12月11日 19:01

忙しい年末年始でお疲れ気味の胃をレスキュー! "予防系"乳酸菌が胃を救う?

もっと言えば、胃炎をはじめ、胃潰瘍や十二指腸潰瘍、胃がんまでの多くの胃疾患には、まったく別の原因が知られるようになってきた。その原因とは、ずばり「ピロリ菌」だ。

名前くらいは聞いたことがある人も多いだろう。しかし、日本人のピロリ菌感染者が全人口の約半分(50 才代以上では 70~80%が感染しているともみられている!)と推計されていると聞けば、誰だって他人事では済まされなくなるはずだ。

ピロリ菌は、人の胃の中にすむ細菌で、慢性胃炎や胃潰瘍だけでなく、大部分の胃がんの原因にもなっているというからさらに恐ろしい。「ならばさっそく、除菌を!」と思うところだが、除菌治療は保険適用の範囲が拡大する等進んでいるものの、抗生物質の耐性菌の問題、つまり将来的に薬が効きにくくなるなどの課題もあるようだ。

そんな中、ピロリ菌にまつわる話題で注目を集めているのが"乳酸菌”というキーワード。「え? 乳酸菌って腸内環境改善の話に出てくるやつじゃないの?」とお思いの読者もいることだろう。
確かにそうなのだが、数ある乳酸菌の中でも東海大学医学部・古賀泰裕教授のグループが発見したラクトバシラス属乳酸菌の一種である"LG21乳酸菌"は、ピロリ菌の活性を抑えたり、炎症を改善する性質を持っているとして注目されている。

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