くらし情報『【予告編】コン・リー、記憶喪失の妻に…最も切ない夫婦の愛描く『妻への家路』』

2014年12月30日 13:15

【予告編】コン・リー、記憶喪失の妻に…最も切ない夫婦の愛描く『妻への家路』

このたび到着した予告編は、1組の夫婦が文化大革命によって引き離されるところから始まる。だが、20年ぶりに解放され家路についた夫が見たものは、心労のあまり夫の記憶だけを失ってしまった妻の姿。実の夫の隣で、顔を忘れた夫の帰りをひたすら待ち続ける妻と、そんな妻に20年間書き溜めた手紙を読み聞かせ、寄り添い続ける夫。そんな最も切ない夫婦の姿に、スピルバーグが泣き、アン・リーが絶賛したという、その意味がヒシヒシと伝わる映像となっている。

主演を務めるのは、『SAYURI』『ハンニバル・ライジング』などハリウッド映画に進出し、国際的なスターの地位を獲得している、コン・リー。記憶喪失の妻の役は彼女にとっても大きなチャレンジとなったようで、撮影が始まる前には、病院と老人ホームで実際に生活して、重い記憶障害を患った人たちの肉体と心理を体感したという。

かつて公私ともにパートナーだった彼女と再度組んだチャン・イーモウ監督は、「私にとって本作は、若いころの情熱と熟練した技術の両方を動員して挑んだ作品です。観客の皆さんがこの物語を心に刻み、その裏側にある感情を忘れないでいてくれることを願っています」と、本作にかける熱い思いを明かしている。

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