ソフィア・コッポラの盟友が大人の“NYスタイル”を提案! 『ラブストーリーズ』
また、男には分からない女の秘めた想いを描いた『ラブストーリーズ エリナ―の愛情』の主演は、アカデミー賞に過去2度ノミネートされ、『インタステラー』での好演も記憶に新しいジェシカ・チャステイン。
ハリウッドで最も旬なふたりが贈る、愛し合いながらもすれ違ってしまう男女の真実を新しい形で描く新しいラブストーリー“ズ”。その斬新な試みや、切なく心を締め付けられる大人の愛の物語、そしてNYの街の風景にも注目だが、特に、時を経て変化していくジェシカ演じるエリナーのファッションはこなれていて、都会的。
それもそのはず、本作のコスチューム・デザイナーは、知る人ぞ知るファッションスタイリスト、ステイシー・バタット。ソフィア・コッポラの『SOMEWHERE』『ブリングリング』で知られ、同じくNYを舞台にした大人気ドラマ「GIRLS」や、ゾエ・カサヴェテス監督『ブロークン・イングリッシュ』、近年では『メイジーの瞳』の衣装などを手がけている。彼女はマーク・ジェイコブスの元で修行した後、スタイリストとして、アニー・リーボヴィッツなどの大御所カメラマンと共に働いてきたキャリアの持ち主だ。ポスタービジュアルともなっている、幸せいっぱいなエリナーとコナーのデートシーンでは、ブロンドのロングへヤーに淡いフラワープリントの落ち感のあるワンピースというフェミニンなスタイル。