ソフィア・コッポラの代表作『ロスト・イン・トランスレーション』『ヴァージン・スーサイズ』が6月21日(金)より限定上映される。この度、入場者プレゼントのビジュアルが公開された。『ロスト・イン・トランスレーション』が日本公開20周年、『ヴァージン・スーサイズ』が製作25周年を2024年に迎えることに合わせ、「109シネマズプレミアム新宿」での35mmフィルムでのスペシャル上映が決定。また、スペシャル上映企画後の7月には、「BS10スターチャンネル」にて特集放送、「スターチャンネルEX」にて配信される。この度公開されたのは、スペシャル上映に合わせて特別にデザインされた入場者全員プレゼント「(LP)レコード ジャケットサイズ特製ポストカード」のスペシャルなビジュアル(2種)。(LP)レコード ジャケットサイズ特製ポストカード『ロスト・イン・トランスレーション』さらに、今回の上映を記念したトークイベントのゲストとして、数々の映画ポスターデザインを手掛けている大島依提亜氏(グラフィックデザイナー)と、立田敦子氏(映画ジャーナリスト)の登壇が決定。6月14日(金)よりチケット販売が開始される。『ロスト・イン・トランスレーション』『ヴァージン・スーサイズ』は6月21日(金)~6月27日(木)109シネマズプレミアム新宿にて1週間限定でアニバーサリー(35mm)スペシャル上映。【放送・配信】BS10スターチャンネルにて7月特集放送Amazon Prime Video チャンネル「スターチャンネルEX」にて配信(シネマカフェ編集部)
2024年06月12日濱口竜介監督最新作『悪は存在しない』、『ゴジラvsコング』の続編『ゴジラxコング 新たなる帝国』といった注目作品の公開や、ソフィア・コッポラ監督特集上映、屋外上映イベントなど、今年のGWは楽しみなイベントが目白押し。そんななか今回は、リラックス時間に、おうちでお酒をたしなみながら、おやすみ前のひとときに…など、いますぐ観られるおすすめの“海外ドラマ”を4作品ピックアップしてご紹介。Netflixシリーズ「リプリー」独占配信中「シャーロック/SHERLOCK」『007 スペクター』のアンドリュー・スコットが主演を務めるサスペンスドラマ。名作小説の新たなシリーズ化となっており、アンドリューのほかにも、ダコタ・ファニング、ジョニー・フリンらが出演している。あらすじ特殊な仕事を引き受けたペテン師はイタリアに渡り、富と特権を享受する世界へ。だが、憧れの生活を手にするには、いくつもの嘘を重ね続けなくてはならなかった――。「フォールアウト」© Amazon MGM Studiosビデオゲーム「Fallout」を原作とした、クリストファー・ノーランの実弟、ジョナサン・ノーランが終末世界を描く実写オリジナル・ドラマシリーズ。Vaultの住人をエラ・パーネルが演じるほか、アーロン・モーテン、ウォルトン・ゴギンズ、カイル・マクラクランが出演。なお本作は、シーズン2の製作も発表されている。あらすじ核戦争から200年後、富裕層と貧困層との格差は浮き彫りとなっていた。贅沢な核シェルター「Vault 33」で暮らしていた穏やかな住民たちは、ある日、放射能に汚染された地上に戻ることを余儀なくされる。そんな彼らを待っていたのは、信じられないほど複雑で、奇妙で、そして非常に暴力的な世界だった…。「シュガー」画像提供 Apple TV+行方不明者の捜索を得意とする、アメリカの私立探偵ジョン・シュガーの物語。主演を務めるのは、『THE BATMAN-ザ・バットマン-』などで知られるアカデミー賞ノミネート俳優コリン・ファレル。そのほかカービー・ハウエル=バプティスト、エイミー・ライアン、ジェームズ・クロムウェル、アンナ・ガン、デニス・ボウトシカリス、ネイサン・コードリー、シドニー・チャンドラー、アレックス・エルナンデスらが集結。あらすじハリウッドの伝説のプロデューサー、ジョナサン・シーゲルの孫娘が謎の失踪を遂げ、私立探偵ジョン・シュガーが事件を追い始める。しかし、シュガーは、孫娘の行方を追ううちに、シーゲル家に潜む秘密や、過去、葬り去られていた真実を知ることに…。そして、追い詰められていくシュガーは自らの“秘密”にも対峙しなくてはいけなくなる。Peacock © Peacock TV LLC. Poker Face © MRC II Distribution Company, L.P. All rights reserved.名探偵ブノワ・ブランのミステリー映画シリーズで知られる、ライアン・ジョンソン監督が贈る、ウソを見抜ける主人公チャーリーが暴く倒叙ミステリー。チャーリー役には、「オレンジ・イズ・ニュー・ブラック」のナターシャ・リオン。本作でエミー賞にノミネートされ、自身のAnimal Picturesのもと、製作総指揮および脚本・監督も務めた。エイドリアン・ブロディ、ジョセフ・ゴードン=レヴィット、ステファニー・スーら、各話に登場する豪華ゲストも必見だ。あらすじ他人のウソを感じとる能力のあるチャーリー・ケール(ナターシャ・リオン)は、友人の死の真相を追求したことをきっかけに、命を狙われてしまう。追手から逃れるため、愛車のプリムス・バラクーダで全米を逃避行する先々で、一癖も二癖もある人物たちや奇妙な事件に遭遇。物語の冒頭で犯人が明らかとなり、事件を逆に紐解いていく。(シネマカフェ編集部)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2024年04月30日最新作『プリシラ』が公開中のソフィア・コッポラ監督の過去作が、4月26日(金)~5月9日(日)に、大阪・シネマート心斎橋にて日替わり上映されることが分かった。上映作品は、『ヴァージン・スーサイズ』、『ロスト・イン・トランスレーション』、『マリー・アントワネット』、『SOMEWHERE』、『ブリングリング』の5作品。『ヴァージン・スーサイズ』『ロスト・イン・トランスレーション』は35mmフィルムの上映となる。また、来場者には各作品非売品ポストカードのプレゼントもあり(無くなり次第終了)、スタンプラリーも企画されている。<上映日程>『ヴァージン・スーサイズ』4月27日(土)、4月30日(火)、5月5日(日)『ロスト・イン・トランスレーション』4月28日(日)、5月1日(水)、5月4日(土)『マリー・アントワネット』4月26日(金)、5月3日(金)、5月7日(火)『SOMEWHERE』5月2日(木)、5月6日(月)、5月9日(木)『ブリングリング』4月29日(月)、5月8日(水)ソフィア・コッポラ監督特集は4月26日(金)~5月9日(木)、シネマート心斎橋にて開催。(シネマカフェ編集部)
2024年04月19日劇場公開中の『プリシラ』からソフィア・コッポラのインタビュー映像が公開された。ソフィア・コッポラはこれまでに『ロスト・イン・トランスレーション』でアカデミー賞脚本賞、『SOMEWHERE』でヴェネチア国際映画祭金獅子賞、『The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ』でカンヌ国際映画祭監督賞を受賞するなど、映画業界で高い評価を受けている。ソフィア・コッポラ今回解禁されたインタビュー映像では、「プリシラの人生を凝縮してどのように伝えるか、非常に興味深い挑戦だった」と語るソフィア。「14歳の頃から成長していく過程が、本人の目にどう映っていたのか。彼女自身の視点から創造的な方法で捉えたかった」と明かし「グレースランドに来てから去るまでの期間を中心に展開させていった」という。そして、「彼女の人生はある意味、数奇であると同時に、女性なら誰もが経験するような普遍的な面も多い。初めてのキスや子供を産んで母親になるというようにね。エルヴィスがツアーに出ても、彼女は子供と家に残されるということも。彼女のそういった人間的な側面や関係の浮き沈みをリアルに描きたかった」と思いを語る。また、ソフィア・コッポラ作品の特徴である女性的な色使いが、本作においてもメイクやネイル、調度品などふんだんに散りばめられている。「世界観の構築は私にとって非常に重要」としたうえで、「60年代のメンフィスといえば、毛足の長いラグを思い浮かべる。ラッキーなことに写真や映像が豊富に残っている。当時の色使いは今とは違うから当時の色彩で再現するのは楽しい。あの時代に観客を引き込みたい」と笑顔で説明。さらに「50年代~60年代にかけてのプリシラの変化や(彼女が暮らしていた)暗いドイツとの対比も表現したかった」と話し、「グレースランドは色鮮やかで、魔法の国のように見える。人生の新たな章の始まりに、新たなスタイルを見出していくの」と語る。ソフィア・コッポラの世界観に欠かせない色彩へのこだわりも垣間見られるインタビューとなっている。また、109シネマズプレミアム新宿とスターチャンネルの連動企画として、ソフィア・コッポラ監督の代表作品『ロスト・イン・トランスレーション』と『ヴァージン・スーサイズ』のスペシャル上映が決定。6月21日(金)から27日(木)までの1週間限定で35mmフィルムでの上映が行われる。『プリシラ』は全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:プリシラ 2024年4月12日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© The Apartment S.r.l All Rights Reserved 2023
2024年04月17日東京・新宿の映画館「109シネマズプレミアム新宿」では、ソフィア・コッポラ監督映画『ロスト・イン・トランスレーション』と『ヴァージン・スーサイズ』の2作品を35mmフィルムで上映する。上映期間は、2024年6月21日(金)から6月27日(木)まで。プレミアムシアター「109シネマズプレミアム新宿」とは一般的なシネコンの最大約2.3倍の大きさのプレミアムシートや、故・坂本龍一が監修した音響システム「サイオン(SAION) -SR EDITION-」、上映前に利用できるラウンジなど、映画を楽しむための上質な設備を数多く導入したプレミアムシアター「109シネマズプレミアム新宿」。ソフィア・コッポラ監督の人気作を35mmフィルム上映今回は『ロスト・イン・トランスレーション』の日本公開20周年、『ヴァージン・スーサイズ』の製作25周年を記念して、ソフィア・コッポラ作品の中でも特に人気の高い両作の35mmフィルム上映が決定。前者は多くの映画賞を総なめしたソフィア・コッポラの出世作、また後者は作風を決定づけた初監督作として知られる作品だ。デジタル撮影・上映が主流の現代、国内でも対応する劇場がほとんどない35mmフィルムでの上映。前身である「新宿ミラノ座」時代からの映画文化を継承した貴重なフィルム上映で、今なお愛される名作映画を楽しんでみては。あらすじ■『ロスト・イン・トランスレーション』(2003年/アメリカ=日本/103分)ウイスキーのコマーシャル撮影のため来日したスター、ボブ・ハリス。彼は滞在先の高級ホテルでスタッフから手厚い待遇を受けながらも、異国にいる戸惑いや居心地の悪さを感じていた。さらに自宅にいる妻との電話で、気分はますます滅入るばかり。一方、同じホテルにはカメラマンの夫の仕事に同行してきた新妻シャーロットが滞在中。彼女は多忙な夫にかまってもらえず、部屋で孤独を持て余していた。そんな2人が偶然出会い...。■『ヴァージン・スーサイズ』(1999年/アメリカ/98分)1970年代のアメリカ中西部の町。リズボン家の5人姉妹は、17歳から13歳まで、全員年子の美人姉妹だった。ヘビトンボが飛ぶ6月、そんな5人姉妹の末妹セシリアが、浴室で自殺未遂騒動を引き起こす。数日後、精神科医のアドバイスで一家は近所の子どもたちを招いてホームパーティを開くが、彼女はその場で投身自殺を遂げてしまう...。上映概要109シネマズプレミアム新宿×スターチャンネル 連動企画『ロスト・イン・トランスレーション』『ヴァージン・スーサイズ』35mmフィルム スペシャル上映上映期間:2024年6月21日(金)〜6月27日(木)上映作品:『ロスト・イン・トランスレーション』『ヴァージン・スーサイズ』場所:109シネマズプレミアム新宿料金:・CLASS S 6,500円(シネマポイント会員は6,000円)※サービス料2,500円を含む。※1時間前からメインラウンジの利用が可能。※ソフトドリンクやポップコーンを提供。※鑑賞後はプレミアムラウンジ「OVERTURE」の利用可能。・CLASS A 4,500円(シネマポイント会員は4,000円)※サービス料1,600円を含む。※1時間前からメインラウンジの利用が可能。※ソフトドリンクやポップコーンを提供。※本2作品は、当館での上映の後、7月に「BS10スターチャンネル」での放送と動画配信Amazon Prime Video チャンネル「スターチャンネルEX」でも配信予定。
2024年04月15日「109シネマズプレミアム新宿」にて、ソフィア・コッポラ監督作品『ロスト・イン・トランスレーション』『ヴァージン・スーサイズ』の35mmフィルムスペシャル上映が開催されることが決定した。スペシャル上映は、『ロスト・イン・トランスレーション』日本公開20周年と『ヴァージン・スーサイズ』製作25周年を記念して行われるもので、「アニヴァーサリー(35mmフィルム)スペシャル上映」として6月21日(金) から27日(木) の1週間限定で実施される。本イベントでは、作品にちなんだゲストによるトークイベントや、本上映企画を記念した「レコードジャケットサイズ特製ポストカード」の入場者プレゼントも予定されている。<イベント情報>「『ロスト・イン・トランスレーション』『ヴァージン・スーサイズ』アニヴァーサリー(35mmフィルム)スペシャル上映」6月21日(金)~6月27日(木) 1週間限定上映■鑑賞料金CLASS S:6,500円CLASS A:4,500円<作品情報>『ロスト・イン・トランスレーション』(C)2003, Focus Features all rights reserved監督:ソフィア・コッポラ出演:ビル・マーレイ、スカーレット・ヨハンソン、ジョヴァンニ・リビシ、アンナ・ファリス、マシュー南ウイスキーのコマーシャル撮影のため来日したスター、ボブ・ハリス。彼は滞在先の高級ホテルでスタッフから手厚い待遇を受けながらも、異国にいる戸惑いや居心地の悪さを感じていた。さらに自宅にいる妻との電話で、気分はますます滅入るばかり。一方、同じホテルにはカメラマンの夫の仕事に同行してきた新妻シャーロットが滞在中。彼女は多忙な夫にかまってもらえず、部屋で孤独を持て余していた。そんな2人が偶然出会い……。『ヴァージン・スーサイズ』(C)1999 by Paramount Classics, a division of Paramount Pictures. All Rights監督:ソフィア・コッポラ出演:キルスティン・ダンスト、キャスリーン・ターナー、ジェームズ・ウッズ、ジョシュ・ハートネット、ハンナ・ホール1970年代のアメリカ中西部の町。リズボン家の5人姉妹は、17歳から13歳まで、全員年子の美人姉妹だった。ヘビトンボが飛ぶ6月、そんな5人姉妹の末妹セシリアが、浴室で自殺未遂騒動を引き起こす。数日後、精神科医のアドバイスで一家は近所の子どもたちを招いてホームパーティを開くが、彼女はその場で投身自殺を遂げてしまう……。109シネマズプレミアム新宿 HP:
2024年04月12日ソフィア・コッポラ監督の代表作2作品『ロスト・イン・トランスレーション』が日本公開20周年、『ヴァージン・スーサイズ』が製作25周年を2024年に迎えることに合わせ、35mmフィルムでのスペシャル上映が決定した。本上映は、東急歌舞伎町タワー内に開業した、全シアターにハイスペックな映写、音響設備を備えているのが特徴で、日本初となる全席プレミアムシートを導入している映画館「109シネマズプレミアム新宿」と、BS放送と配信サービスを手掛ける「BS10 スターチャンネル」による連動企画。35mmフィルムで上映される2作品は、『ロスト・イン・トランスレーション』と『ヴァージン・スーサイズ』。今年それぞれ周年記念の年となり、SNSでも折に触れて話題になるなど、いまだにソフィア・コッポラ作品のなかでも人気が高く、また熱狂的なファンを有する“忘れがたい作品”としても知られている。『ロスト・イン・トランスレーション』©2003, Focus Features all rights reservedまた、4月12日からは世界の大スターであるエルヴィス・プレスリーと恋に落ちたプリシラの物語を描いた、ソフィア・コッポラ監督の最新作『プリシラ』も公開されるタイミングでの上映企画となる。さらに、上映時には作品にちなんだゲストによるトークイベントや、本上映企画を記念した“ここでしか手に入らない”「レコードジャケットサイズ特製ポストカード」の入場者プレゼントも予定されている。なお、6月21日(金)から1週間限定の上映の後、その後、7月に「BS10 スターチャンネル」での特集放送と動画配信サービスのAmazon Prime Videoチャンネル「スターチャンネルEX」にて配信される。『ヴァージン・スーサイズ』©1999 by Paramount Classics, a division of Paramount Pictures. All Rights Reserved.「109シネマズプレミアム新宿」の35mmフィルム映写機は、全シアターの音響監修を務めた坂本龍一氏の「日本ではフィルムの上映ができる映画館がほとんどなくなっている、いまこそ、改めてフィルム上映のできる映画館をつくってほしい」という助言のもと導入されたもの。坂本氏からの助言をもとに、東急歌舞伎町タワーの前身である「新宿ミラノ座」時代からの映画文化を継承した35mmフィルム映写機でソフィア・コッポラ監督の作品が劇場上映される。『ロスト・イン・トランスレーション』(2003年)ウイスキーのコマーシャル撮影のため来日したスター、ボブ・ハリス。彼は滞在先の高級ホテルでスタッフから手厚い待遇を受けながらも、異国にいる戸惑いや居心地の悪さを感じていた。さらに自宅にいる妻との電話で、気分はますます滅入るばかり。一方、同じホテルにはカメラマンの夫の仕事に同行してきた新妻シャーロットが滞在中。彼女は多忙な夫にかまってもらえず、部屋で孤独を持て余していた。そんな2人が偶然出会い…。★第76回(2004年)アカデミー脚本賞受賞作品★日本公開20周年作品『ヴァージン・スーサイズ』(1999年)1970年代のアメリカ中西部の町。リズボン家の5人姉妹は、17歳から13歳まで、全員年子の姉妹だった。ヘビトンボが飛ぶ6月、そんな5人姉妹の末妹セシリアが、浴室で自殺未遂騒動を引き起こす。数日後、精神科医のアドバイスで一家は近所の子どもたちを招いてホームパーティを開くが、彼女はその場で投身自殺を遂げてしまう…。★ソフィア・コッポラ監督デビュー作★製作25周年作品『ロスト・イン・トランスレーション』『ヴァージン・スーサイズ』は6月21日(金)~6月27日(木)109シネマズプレミアム新宿にて1週間限定でアニバーサリー(35mm)スペシャル上映。【放送・配信】BS10スターチャンネルにて7月特集放送Amazon Prime Video チャンネル「スターチャンネルEX」にて配信(シネマカフェ編集部)
2024年04月12日多くの人が一度は夢見たことのあるものといえば、スーパースターとの運命的な出会い。そこで今回ご紹介するのは、まるで映画のような恋を経験した女性の真実に迫った話題作です。『プリシラ』【映画、ときどき私】 vol. 643世界が憧れるスーパースターのエルヴィス・プレスリーと出会い、恋に落ちた14歳のプリシラ。彼の“特別”になり、夢のような時間を過ごしていた。やがて彼女は両親の反対を押し切って、エルヴィスと一緒に暮らし始めることに。そして、「グレースランド」と呼ばれる彼の大邸宅で、プリシラは魅惑的な別世界に足を踏み入れる。彼の色に染まり、そばにいることが彼女のすべてだったが、そこには思い描いたものとは違う現実が待ち受けていた…。主演のケイリー・スピーニーが14歳の夢見る少女から自立した大人の女性になるまでを見事に演じ、昨年のベネチア国際映画祭で最優秀女優賞を受賞したことでも話題を呼んでいる本作。そこで、作品の魅力について、こちらの方にお話をうかがってきました。ソフィア・コッポラ監督『ロスト・イン・トランスレーション』や『マリー・アントワネット』といった大ヒット作を手掛け、女性監督のなかでも第一線を走り続けているコッポラ監督。映画監督でありながら、ファッション・アイコンとしても高い人気を誇っています。今回は、制作の裏側やプリシラ本人とのエピソード、そして本作の見どころなどについて語っていただきました。―監督はこれまでにさまざまな女性像を描いていますが、当事者が存命の映画は初めてということで、これまでと違う難しさもあったのではないでしょうか。監督そうですね、確かに難しさを感じる瞬間はありました。特に、私自身が表現したいことや真実に迫りたい気持ちを追求するだけでなく、彼女が居心地よくいられるものでないといけませんでしたから。そういう部分は責任を持って考える必要はありました。ただ、いつでも話を聞きに行くことができて、質問にも答えてもらえたので、そこはアドバンテージだったと思います。―ご本人とお話するなかで、特に印象に残っていることは?監督当時のことを話す彼女はまるでタイムスリップしているみたいで、細かいところまでよく記憶しているのには驚かされました。グレースランドにいたエルヴィスの友達のことや何を食べていたとか、そんなことを聞くのはとても楽しかったです。プリシラには、誰もが共感できるはず―プリシラに対して監督は共感を覚えたとのことですが、どのようなところに感銘を受けましたか?監督彼女が若かったことは知っていましたが、グレースランドに住みながら高校に通っているのは知らなかったので、その状況を考えるとかなり大変だったのではないかなと想像しました。あとは、大人になる過程でエルヴィスが求める理想の女性像も同時に目指さなければいけなかったので、その重圧はとても大きかったはずです。そんななかでも、自分自身を見つけて自立することができたので、そういう彼女の姿に感動しました。―そこにはご自身がこれまでに味わった感情と重なる部分もあったのでしょうか。監督たとえば、初めて異性と一緒に過ごしたときのことやファーストキスのこと、そして自分の求めていたものが実は違っていたことに気付く瞬間など、とても普遍的な出来事だと感じました。おそらくみなさんも経験することばかりだと思うので、そういう意味で私だけでなく誰もが共感できると考えています。あとは、感受性が豊かなところや周囲に合わせて大人っぽく振る舞ったりする姿、それから相手に対する失望などもとても人間的な感情なので、そういう部分も響いたのかなと思います。衣装を見ることが現場の楽しみだった―ananwebでは6年前にも取材させていただいており、その際に「理由は自分でもわからないけれど、限られたスペースを舞台にすることが多い」とおっしゃっていました。本作のプリシラもある意味では、限られた世界に生きる女性だったと思いますが、6年のときを経たいま、そういう題材に惹かれる理由についてご自身で解明できた部分はありますか?監督あははは、どうでしょう(笑)。でも、周りから期待されたり、誰かにこうあってほしいと見られたりするような状況は、きっとみなさんにもありますよね?葛藤しながら自分のアイデンティティを見つける過程というのは、誰しもが通る道だと考えています。だから私にとっても興味深いテーマだと感じてしまうのかもしれませんね。―なるほど。また、監督の作品といえばファッションがつきものですが、今回はどういったところにこだわりましたか?監督本作は衣装がとても多くて、1から作らなければいけないものもたくさんありましたが、50年代から70年代までのいろんなファッションが見られて、現場に行くのが楽しみでした。衣装を見るだけで、どこのシーンを撮っているのかがわかるので、それもおもしろかったですね。―そのなかでも、注目してほしい衣装があれば、教えてください。監督1つを選ぶのは難しいですが、結婚式のドレスはシャネルがオートクチュールで作ってくれたので、気に入っています。そのほかも、昔の写真を見て再現していますが、その作業は楽しかったです。プリシラはエルヴィスの人間的な部分を見ていた―色使いに関しても、全体的に意識されたことは多かったのではないでしょうか。監督50年代のドイツのパートは少し灰色っぽい感じにしていますが、グレースランドはビビットでカラフル、70年代は少しナチュラルなイメージにしています。ターコイズやピンクの服であったり、ゴールドのカーテンであったり、そういった色を使っていますが、過去の記録や写真を見ながら色彩設計をするのもおもしろかったです。―また、音楽も素晴らしかったですが、今回はご自身の夫であるトーマス・マーズさん率いるポップロックバンド「フェニックス」が手掛けています。一緒にお仕事されてみていかがでしたか?監督彼だけでなく、バンドのみんなとも仕事ができたのですごく楽しかったですね!それぞれが好きな楽曲をプレイリストとして持ち寄り、そこから作品に合いそうな音を見つけていくという方法を取りました。普段、私はこの時代の音楽はあまり聞かないほうではありますが、すごくおもしろかったです。音楽では大きなラブストーリーのなかにいるプリシラのエモーショナルな部分を表現したいと考えました。―エルヴィスといえば、これまで主人公として描かれることがほとんどだったので、本作のように脇役として映画に登場することは珍しいことだと思います。プリシラから見た彼をどのように描きたいと考えましたか?監督プリシラにとってはロマンティックな人ですが、同時にすごくもろい部分を持っているとも感じました。だからこそ、彼女もどうにかしてあげたいという思いがずっとあったのではないかなと。演者として公でパフォーマンスをしている姿よりも、彼女はエルヴィスの人間的な部分を見ていたのだと思います。日本の文化と一緒に育った感覚がある―日本に対しての印象もおうかがいしたいのですが、日本での撮影を経験されているだけに、監督にとっては縁がある国ではないでしょうか。監督そうですね。日本に初めて行ったのは6歳くらいでしたが、その後も家族と一緒に何度も訪れているので、日本の文化とともに育ったような感じすらしています。日本の好きなところは、モダンでありながら美しい伝統と見事に両立しているところです。本作の公開時期に行けないのは残念ですが、今年の後半にはもしかしたら日本に行けるのではないかなと考えています。いつも日本の友達にいろんなところへ連れて行ってもらっていますが、文房具屋さんを見たりするのが好きです。―監督にとって、創作の源となっているものは何ですか?今後どのような作品に取り組みたいと考えているのかを教えてください。監督モチベーションとなるのは、「ものを作るのがただ好きだから」という思いだけですね。自分の見ている世界を表現して、みんなと分かち合うことに喜びを感じています。これからの予定については、手を付け始めた企画がいくつかあるものの、まだはっきりとは決まっていない状況です。ただ、『マリー・アントワネット』を制作していたときに私の母がずっとカメラを回していたので、それでドキュメンタリーを作ろうと考えています。―楽しみですね。それでは最後に、ananweb読者に向けてメッセージをお願いします。監督自分が惹かれるものがあるとすれば、あなたと同じように惹かれている人が世界のどこかにきっといます。なので、自分の直感に従って、好きなことを追求してもらえたらいいかなと。他人がどう思うかよりも、まずは自分のことを信じてください。繊細で美しい物語に引き込まれるさまざまな葛藤を抱えながらも一人の女性として成長していく姿を描き、多くの共感を呼んでいる本作。ファッション、音楽、インテリアにいたるまで、ソフィア・コッポラ監督の生み出す世界観を存分に堪能できる必見作です。取材、文・志村昌美釘付けになる予告編はこちら!作品情報『プリシラ』4月12日(金)、TOHOシネマズ シャンテほか全国公開配給:ギャガ(c)The Apartment S.r.l All Rights Reserved 2023
2024年04月10日ソフィア・コッポラ監督最新作『プリシラ』より新たな場面写真が解禁された。世界が憧れるスーパースター、エルヴィス・プレスリーと恋に落ちた14歳の少女プリシラの物語を繊細に美しく描いた本作。昨年のヴェネチア国際映画祭にてケイリー・スピーニーが最優秀女優賞を受賞し、昨年秋、全米ではA24が配給。そのファッション性と話題性で多くの若い女性客を魅了し、『ロスト・イン・トランスレーション』、『マリー・アントワネット』に次ぐ大ヒットとなった。この度解禁されたのは、スーパースターと恋に落ち、魅惑の世界に足を踏み入れたプリシラの変化が感じられる新たな場面写真。エルヴィスを一心に見つめるプリシラやドイツでの兵役を終え、離れ離れになる彼を見送る悲しげな表情、互いを情熱的に見つめ合う2人の姿など、恋に落ちたプリシラの心の動きが伝わってくる。一方、取り巻きに囲まれる様子や、ベッドの上でカメラをむけるエルヴィスとの甘美な時間を映し出したカットからは、華やかだが、どこか“彼の世界”に生きることになったプリシラの閉塞感もふと見え隠れする。そしてどのカットもプリシラが見つめる先にはエルヴィスがいる。本作においてもソフィア・コッポラ監督が、「私はモノづくりを行う人間として、先入観ではなく、登場人物の目を通して世界を見せることに尽力している」と語るように、まさにプリシラの目線から描くという、ソフィア・コッポラ監督のこだわりの一端を垣間見ることができる。これまでもソフィア・コッポラ監督は、『マリー・アントワネット』(06)など、伝記を独自の解釈で映像化してきた。伝記についての自身の見解を、「映画の醍醐味は、誰かの世界に完全に入り込んで自分の世界と結びつくものや、驚かされるもの、心乱されるものが見えてくるところです。私はそういう映画をつくりたい。だから、観る人には100%プリシラになりきって観てほしいのです」と述べている。また、本作のテーマカラーであるスカイブルーにロゴをあしらった映画オリジナルグッズの発売が決定。スカイブルーの生地に白のロゴ、ソフィア・コッポラ監督名をあしらったトートバッグ、そして、オーガニックコットンキャンパスにスカイブルーのロゴとソフィア・コッポラ監督名をあしらったポーチが登場。公開日の4月12日(金)よりTOHO シネマズ シャンテ、WHITE CINE QUINTO、蔦屋銀座店、ギャガ公式オンラインストアにて販売される。『プリシラ』は4月12日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:プリシラ 2024年4月12日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© The Apartment S.r.l All Rights Reserved 2023
2024年03月28日『ロスト・イン・トランスレーション』などで知られるソフィア・コッポラ監督最新作『プリシラ』より、本編映像が公開された。本作は、スーパースター、エルヴィス・プレスリーと恋に落ちた14歳の少女プリシラがたどる魅惑と波乱の日々をプリシラの視点で描いた作品。主人公のプリシラを『パシフィック・リム:アップライジング』のケイリー・スピーニーが熱演。昨年のベネチア国際映画祭では最優秀女優賞を受賞した。公開されたのは、のちに恋に落ちるエルヴィスと出会うきっかけになる、プリシラの運命が動き出す本編冒頭シーン。父の転属によって暮らし始めた西ドイツの軍施設にあるカフェでエルヴィスのパーティに時々呼ばれるというテリーと出会い、「今週末君も来る?」と誘いを受ける。「親に聞いてみる」と冷静さを取り繕いクールに答えるが、憧れのスーパースター、エルヴィス・プレスリーに会えるという胸のときめきが感じられる場面だ。続くショート予告編では、その後のエルヴィスとの愛の日々が映し出され、まさにジェットコースターのような人生が始まっていく印象的な映像となっている。ソフィア監督はプリシラ役のキャスティングについて、若さゆえの世間知らずさとグレースランド(※米国メンフィスにあったエルヴィスの邸宅及びその敷地)という特殊な環境で遂げた内面の成長を同時に体現できる表現者を求めていた。そして「プリシラ(本人)と話すといつも、とても優しくてやわらかでオープンな印象を受けます。ケイリーに会った時、同じ長所を持っていると感じました。ケイリーはとても表情豊かで、人生の異なるステージを演じ分ける驚くべき能力を備えています」と絶賛。また、プリシラ・プレスリー本人も「素晴らしい演技だった」と賛辞を惜しまなかったという。スピーニーは「これは人間ドラマ。極めて特別なもの。エルヴィスとプリシラは私たちにとってアメリカの特権階級だけれど、今までは本当の意味で裏事情を目にすることはなかった。本作はそれをやってのけたと思う」と自信をみせた。『プリシラ』本編映像<作品情報>『プリシラ』4月12日(金) 公開公式サイト: Apartment S.r.l All Rights Reserved
2024年03月22日ソフィア・コッポラ監督最新作『プリシラ』よりポスタービジュアルと予告編が解禁された。本作は、世界が憧れるスーパースター(エルヴィス・プレスリー)と恋に落ちた14歳の少女プリシラの物語を繊細に美しく描き、昨年のヴェネチア国際映画祭にてプリシラを演じたケイリー・スピーニーが最優秀女優賞を受賞した、ソフィア・コッポラ監督の最新作。この度解禁された予告編は、「スペクトラム」の“How You Satisfy Me”が流れる中、エルヴィスの大邸宅グレースランドのカーペット、赤いルージュの唇、そしてプリシラの象徴でもあるつけまつげをつけるシーンから始まり、初恋の回想が映し出されている。「エルヴィスは好き?」と声を掛けられたプリシラはパーティでエルヴィスと初めて出会う。「もっと君のことを教えて」と恋に落ちていく2人。そして「なぜ、うちの娘なのだ」と心配するプリシラの父親をよそに、プリシラはセレブの華やかな世界に身を投じ、2人は結婚する。しかし、本来のエルヴィスの姿をより深く知るにつれ、「本当の彼を皆は知らない」とプリシラは孤独を感じ、エルヴィスの浮気話に戸惑い、2人の溝は次第に深くなる。やがて彼の色に染まっていくことが幸せだったプリシラは、いつしか「自分の人生を歩みたい」という自分自身の気持ちに気づいていく…。「プリシラの物語を初めて読んだとき、普通と全然違う状況なのに、こんなにも共感できることに衝撃を受けました。私たちは彼女をエルヴィスの隣にいる印象的な人物として見ているけれど、それ以上のことは知らない。私はもっと語るべきストーリーがあるはずだと感じたのです」というソフィア・コッポラ監督の意思が垣間見られる予告編となっている。本作の音楽を手掛けたのは、ソフィア・コッポラ監督の夫トーマス・マーズのポップロックバンド「フェニックス」。50年代、60年代、70年代の影響を自分たちのサウンドに落としこみ、新しいものを作りあげ、「映画では当時の音楽も最近の音楽も使っている」という。ソフィア・コッポラが描くプリシラの物語へ観客をさらに深く導いていく、こだわりの音楽にも注目だ。併せて解禁となったポスタービジュアルは、プリシラとエルヴィスの結婚式を再現したワンシーン。誓いのキスを交わす2人に、ブルーの英語ロゴが美しく映える。そして「恋と孤独で着飾っていた」というコピーが、14歳でスーパースターと恋に落ち、セレブの世界に足を踏み入れ、華やかな日々を送る中で感じたプリシラの気持ちを物語っている。実際の結婚式(1967年5月1日)でプリシラが着用したウエディングドレスは、デパートで購入した既製品だったとアメリカではよく知られているが、本作では、ソフィア・コッポラ監督が「シャネル(CHANEL)」の人脈を活用。衣装担当のステイシー・バタットが「シャネル」とともにウエディングドレスを制作した。「形は本物のドレスと同じです。ヴィルジニー・ヴィアール(2019年からシャネルのクリエイティブディレクター)の現代的なレース細工の影響を受けています」とバタット。コッポラ監督は「ドレスのお披露目の日はとても興奮しました。すべてハンドメイドのレースで、最高にゴージャスです。これに身を包んだケイリーには目を奪われました」とふり返っている。一方、エルヴィス役ジェイコブのタキシードは、イタリアのファッションブランド、「ヴァレンティノ(VALENTINO)」とコラボした1着。バタットは「目を見張るような出来栄えで、ふたつの老舗高級メゾンと仕事ができて、とても光栄です」と語り、本作の世界観に彩りを添えている。『プリシラ』は4月12日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:プリシラ 2024年4月12日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© The Apartment S.r.l All Rights Reserved 2023
2024年03月07日ヴィム・ヴェンダース、ホウ・シャオシェン、アッバス・キアロスタミ、ソフィア・コッポラなど、世界中の映画監督が“東京”を舞台に撮影した作品を集めた特集上映「映画に愛される街、TOKYO! ―アート・キッチュ・エキゾチズム―」が3月16日(土)から3月29日(金)まで、渋谷の映画館・ユーロスペースにて開催決定。特集上映の予告編とポスタービジュアルも到着した。本企画は作品上映やトークセッションを通じて【東京/TOKYO】の多様な魅力を紐解き、観客や次代の作家たちの感受性を刺激することを意図した令和初の試み。あらゆるものを貪欲に取り込み、常に進化を続け、多様性を体現してきたこの街は国内外の多くの映画作家たちをいまも変わらず惹きつけている。『東京画 2K レストア版』© Wim Wenders Stiftung 2014上映作品には古今東西、ジャンルを問わず、バラエティーに富んだ映画が集結。ヴィム・ヴェンダースが小津安二郎の東京を探し歩く『東京画』、ファッションデザイナー・山本耀司の仕事を追った『都市とモードのビデオノート』をはじめ、イランの巨匠アッバス・キアロスタミが現代を舞台に日本人の俳優・スタッフを起用した『ライク・サムワン・イン・ラブ』。『ライク・サムワン・イン・ラブ』©mk2/Eurospace近未来の東京で暮らすトルコ人家族を描いた日本初公開のサスペンス・スリラー『IGUANA TOKYO ーイグアナ トウキョウー』(カアン・ミュジデジ監督)に加え、スペシャル・スクリーニング『あなたの東京、わたしの東京』(ホームムービー特別上映会)として、家族の記録、地元のお祭り、散歩の風景など、地域や家庭に眠っていた8mmや16mmフィルムのホームムービーを上映。商業映画とはまた異なる、市井の作家の私的な視点が捉えた東京の記憶が、観る者に語りかける。<上映作品一覧>『IGUANA TOKYO ーイグアナ トウキョウー』カアン・ミュジデジ監督『TOKYO EYES』ジャン=ピエール・リモザン監督『TOKYO!』ミシェル・ゴンドリー監督/レオス・カラックス監督/ポン・ジュノ監督『ライク・サムワン・イン・ラブ』アッバス・キアロスタミ監督『ロスト・イン・トランスレーション』ソフィア・コッポラ監督『書かれた顔 4Kレストア版』ダニエル・シュミット監督『神々の山嶺 』パトリック・インバート監督『都市とモードのビデオノート 4Kレストア版』ヴィム・ヴェンダース監督『東京画 2Kレストア版』ヴィム・ヴェンダース監督『二郎は鮨の夢を見る』デビッド・ゲルブ監督『不思議なクミコ』クリス・マルケル監督『珈琲時光』ホウ・シャオシェン監督スペシャル・スクリーニング『あなたの東京、わたしの東京』(ホームムービー特別上映会)ポスタービジュアルは音楽、書籍、雑誌のイラストをはじめ漫画家やアニメーターとしても活躍するイラストレーターのサヌキナオヤ氏の描き下ろしで制作、木々が生い茂る公園に光が差し込んでいる様子が描かれている。今回の特集上映はスクリーンの外の東京の街並みと、スクリーンの中の【東京/TOKYO】が地続きにあるような、自らの街に対する認識が拡張されるような体験を提供できる唯一無二の機会に。『TOKYO!』ミシェル・ゴンドリー監督「インテリア・デザイン」©2008 「TOKYO!」世界中の映画監督たちの映画の中で【東京/TOKYO】がどのような背景や被写体であったかを改めて見つめ直し、感じ取ることは、この街の魅力を再発見し、あるいは問い直すことに繋がるだろう。『珈琲時光』「映画に愛される街、TOKYO! ―アート・キッチュ・エキゾチズム―」は3月16日(土)~ 29日(金)ユーロスペースにて開催。(シネマカフェ編集部)■関連作品:TOKYO! 2008年8月16日より渋谷シネマライズ、シネ・リーブル池袋ほか全国にて順次公開ライク・サムワン・イン・ラブ 2012年9月、渋谷・ユーロスペースにて公開二郎は鮨の夢を見る 2013年2月2日よりヒューマントラストシネマ有楽町、 ユーロスペースほか全国にて公開© 2011 Sushi Movie,LLC神々の山嶺 2022年7月8日より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開© Le Sommet des Dieux - 2021 / Julianne Films / Folivari / Mélusine Productions / France 3 Cinéma / Aura Cinéma書かれた顔 4Kレストア版 2023年3月11日よりユーロスペースほか全国にて公開1995 T&C FILM AG / EURO SPACE
2024年02月22日ソフィア・コッポラ監督が、エルヴィス・プレスリーの元妻プリシラ・プレスリーの回想録を基に映画化した『Priscilla』(原題)が『プリシラ』として4月12日(金)より公開決定。プリシラとエルヴィスの日々を映し出した場面写真も解禁された。本作は、エルヴィス・プレスリーと恋に落ちたプリシラがたどる魅惑と波乱の日々を、プリシラの視点で繊細に描く物語。「シャネル(CHANEL)」「ヴァレンティノ(VALENTINO)」の衣装が彩る華やかな恋に隠された孤独を描き出し、常に高く評価されるソフィア・コッポラ作品のサウンドトラックだが、今回音楽はフランス出身のロックバンド「Phoenix」が担当し、美しく精巧な美術とともに60~70年代の空気を伝える。主演は、本作で第80回ヴェネチア国際映画祭最優秀女優賞に輝いたケイリー・スピーニー(『パシフィック・リム:アップライジング』)。第81回ゴールデン・グローブ賞主演女優賞(ドラマ部門)にノミネートされるなど、夢のような恋の恍惚と切なさを経験していく少女の心の変遷と外見の変化を驚くほど繊細な表情とたたずまいで表現し、「驚くほどにすばらしい演技」(Rolling Stone)など絶賛されている。そしてプリシラだけが知る、魅力的で華やかだが傷つきやすく大人になりきれないスーパースター、エルヴィスを演じたのは『Saltburn』や「ユーフォリア/EUPHORIA」のジェイコブ・エロルディ。「エルヴィスを演じきっている」(The Warp)と高い評価を受けている。ソフィア・コッポラ監督が、「プリシラ・プレスリーの回想録を読み、彼女のグレースランドでの体験に心を動かされました。私が表現したかったのは、エルヴィスの世界に飛びこみ、紆余曲折を経てやっと自身の人生を見つけたプリシラの心情です」と語るように、プリシラの視点で描かれる魅惑と波乱の日々に観客もまた引き込まれていく。飛びきり甘美なシンデレラストーリーのなかに、ソフィア・コッポラがこれまで描き続けてきた人間の孤独や疎外感といったビターなエッセンスを潜ませた緻密で繊細な本作は、「ソフィア・コッポラ最高傑作」(Rolling Stone)、「First Loveの素晴らしさを描いてる」(Littie White Lies)との評価。昨年秋、全米では「A24」配給で公開され、そのファッション性と話題性で多くの若い女性客を魅了、『ロスト・イン・トランスレーション』『マリー・アントワネット』に次ぐ大ヒットとなっている。また今回解禁となった場面写真8点は、14歳の少女プリシラの儚げな表情から、恋に落ちたプリシラとエルヴィス、1967年当時話題となった結婚式の写真を再現したシーン(プリシラのウエディングドレスは「シャネル(CHANEL)」、エルヴィスのタキシードは「ヴァレンティノ(VALENTINO)」が手掛けた)も。自身がセレブとして注目の的となった華やかなメイクアップのプリシラ、そして、ジャンプスーツに身を包むエルヴィスとのツーショットなど、映画『プリシラ』の世界を表現する豪華で魅惑的なシーンが切り取られている。『プリシラ』は4月12日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:プリシラ 2024年4月12日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© The Apartment S.r.l All Rights Reserved 2023
2024年02月09日映画『プリシラ』が、2024年4月12日(金)に公開される。監督はソフィア・コッポラ。エルヴィス・プレスリーと恋に落ちたプリシラの物語映画『プリシラ』は、世界的スーパースター、エルヴィス・プレスリーの元妻プリシラ・プレスリーが、1985年に出版した回想録『私のエルヴィス(Elvis and Me)』を基にした作品。エルヴィスと恋に落ち、彼の人生へと足を踏み入れたプリシラの魅惑と波乱の日々を繊細に美しく描いた物語となっている。作中ではプリシアとエルヴィスの運命的な出会い、結婚、出産、そして別れが描かれる。監督を務めるのは、『ロスト・イン・トランスレーション』や『マリー・アントワネット』『The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ』などを手掛け、映画監督してだけでなくファッション・アイコンとしても世界の注目を集めるソフィア・コッポラ。プリシラの回想録を読み、彼女の生き方に感銘を受けたソフィア・コッポラが、独自の視点でプリシラの恋の物語を描き出す。魅惑的な世界観を彩るシャネル(CHANEL)とともに制作したウェディングドレスやヴァレンティノ(VALENTINO)の衣装、ロックバンドのフェニックス(Phoenix)が手掛ける音楽にも注目だ。主演はケイリー・スピーニー主演は、ケイリー・スピーニー。映画『ビリーブ 未来への大逆転』に出演し、『パシフィック・リム: アップライジング』ではヒロインに抜擢されたケイリー・スピーニーが、夢のような恋の恍惚と切なさを経験していくプリシラの変化していく様を驚くほど繊細な表情と佇まいで表現。本作において、第80回ベネチア国際映画祭にて最優秀女優賞を受賞した。また、エルヴィス役はジェイコブ・エロルディが演じる。登場人物プリシラ・プレスリー…ケイリー・スピーニー14歳のときに、世界が憧れるスーパースターのエルヴィス・プレスリーと出会い、恋に落ちる。やがて、両親の反対を押し切ってエルヴィスと大邸宅で一緒に暮らし始める。しかし、本来のエルヴィスの姿をより深く知るにつれ孤独を感じ、エルヴィスの浮気話に戸惑い、2人の間の溝は次第に深くなる。彼の色に染まっていくことが幸せだったプリシラは、いつしか「自分の人生を歩みたい」という自分自身の気持ちに気づいていく。エルヴィス・プレスリー…ジェイコブ・エロルディ“キング・オブ・ロックンロール”と称される偉大なロックスター。ビートルズやクイーンなど多くのアーティストに多大な影響を与え、「世界で最も売れたソロアーティスト(ギネス認定)」としても知られている。劇中冒頭では、父の転属によって暮らし始めた西ドイツの軍施設、イーグル・クラブのカウンターにプリシラがひとりで座っているシーンが。外国の生活になじめず、寂しさが漂う彼女に声をかけた軍人、テリー・ウェストに、エルヴィスのパーティーに一緒に行くかと誘いを受け、冷静を装うも胸のときめきを隠しきれていない様子のプリシラを見ることができる。映画『プリシラ』あらすじ14歳のプリシラは、スーパースター・エルヴィスと出会い、恋に落ちる。彼の特別になるという夢のような現実。魅惑的な別世界に足を踏み入れたプリシラにとって、彼の色に染まり、そばにいることが彼女のすべてだったが……。【作品詳細】映画『プリシラ』公開日:2024年4月12日(金)監督・脚本:ソフィア・コッポラ出演:ケイリー・スピーニー、ジェイコブ・エロルディ配給:ギャガ原題:PRISCILLAPG12
2023年12月14日今年のヴェネチア国際映画祭にて主演ケイリー・スピーニーが最優秀女優賞を受賞したソフィア・コッポラ監督最新作『Priscilla』(原題)が2024年4月より公開決定。物語は、エルヴィス・プレスリーの元妻プリシラ・プレスリーが1985年に出版した回想録「私のエルヴィス」(“Elvis and Me”)(当時:新潮社文庫より出版、現在は絶版)を基に、彼女とエルヴィスの運命的な出会い、結婚、出産、そして別れをソフィア・コッポラ監督の視点で繊細に、美しく描き出す。プリシラ役を務めるのは、映画『パシフィック・リム:アップライジング』(18)のヒロイン(アマーラ・ナマーニ役)に抜擢され、本作の演技で「驚くほどにすばらしい演技」(Rolling Stone)など絶賛されているケイリー・スピーニー。エルヴィス・プレスリー役を演じるのは、『キスから始まるものがたり』や「ユーフォリア/EUPHORIA」で人気を集め、「エルヴィスを演じきっている」(The Wrap)と高い評価を受けているジェイコブ・エロルディ。ソフィア・コッポラ監督といえば、2003年『ロスト・イン・トランスレーション』でアカデミー賞脚本賞、ゴールデン・グローブ賞脚本賞ほか、2010年『SOMEWHERE』でヴェネチア国際映画祭金獅子賞、2017年『The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ』でカンヌ国際映画祭監督賞を受賞、つい先日発表されたアカデミー映画博物館ガラ2023では、映画芸術を進歩させた革新的な人物に贈られる「ビジョナリー賞」を受賞した映画監督。ソフィア・コッポラ監督本作は、ガーリー・カルチャーを伝える作品群を発表し続けるだけでなく、ファッション・アイコンとしても世界に注目される彼女の最新監督作。第80回ヴェネチア国際映画祭では、主演を演じたケイリーに最優秀女優賞をもたらした。プリシラ・プレスリーの回想録を読み、彼女の生き方に感銘を受けたソフィア・コッポラ監督が、スーパー・スターのエルヴィス・プレスリーと恋に落ち、彼の人生へと足を踏み入れたプリシラを描き出した本作は、「ソフィア・コッポラ最高傑作」(Rolling Stone)、「First Loveの素晴らしさを描いてる」(Littie White Lies)と高評価。北米ではA24が配給を手掛けている。『Priscilla』(原題)は2024年4月、TOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2023年12月11日ソフィア・コッポラ監督最新作『Priscilla(原題)』が、2024年4月にTOHOシネマズ シャンテほかで全国公開されることが決定した。『Priscilla』は、エルヴィス・プレスリーの元妻プリシラが1985年に出版した回想録『私のエルヴィス』をもとに、彼女の人生とエルヴィスとの関係を描いた話題作。彼女とエルヴィスの運命的な出会い、結婚、出産、そして別れをソフィア・コッポラ監督の視点で繊細に描き出す。プリシラ役を務めるのは、映画『パシフィック・リム:アップライジング』(18)のヒロイン役に抜擢されたケイリー・スピーニー。エルヴィス・プレスリー役は、『キスから始まるものがたり』(18,20,21/Netfilx)、『ユーフォリア/EUPHORIA』(19~/HBO)で人気を集めたジェイコブ・エロルディが演じる。なお第80回ベネチア国際映画祭では、ケイリー・スピーニーが本作で最優秀女優賞を受賞した。<作品情報>『Priscilla(原題)』2024年4月公開(C)The Apartment S.r.l All Rights Reserved 2023
2023年12月11日A24より、ソフィア・コッポラ監督作『Priscilla(原題)』の予告編が公開された。本作はエルヴィス・プレスリーの元妻プリシラが1985年に出版した回想録「私のエルヴィス」を基に、彼女の人生とエルヴィスとの関係を描いた伝記映画。プリシラをケイリー・スピーニー(『パシフィック・リム:アップライジング』)、エルヴィスをジェイコブ・エロルディ(「ユーフォリア/EUPHORIA」)が演じている。先月ヴェネチア国際映画祭にて初上映され、7分のスタンディングオベーションを受けた。ケイリーは同映画祭で女優賞を受賞。映画批評サイト「ロッテントマト」で肯定的なレビューが95%以上と高い評価を受けている。予告編ではプリシラとエルヴィスとの出会いや結婚、娘リサ・マリーの誕生などが描かれ、最後は離婚へと向かっていることを匂わせる「私は自分の人生を歩みたい」というプリシラのセリフで締めくくられる。映画ファンの予告編への感想は、「予告編だけでも、プリシラがどれだけジェットコースターみたいな人生を送っているのかがわかる」「ソフィア・コッポラはやっぱり素晴らしい」「この作品に対する興奮を表現しきれない!」など。『Priscilla』は11月3日全米公開予定。(賀来比呂美)
2023年10月04日ソフィア・コッポラ監督とA24の3度目のコラボ作品となる『Priscilla(原題)』のティザー動画が解禁された。エルヴィス・プレスリーの元妻プリシラが1985年に出版した回想録「私のエルヴィス」を基に、彼女の人生とエルヴィスとの関係を描いた伝記映画。ケイリー・スピーニー(『パシフィック・リム:アップライジング』)がプリシラを、ジェイコブ・エロルディ(「ユーフォリア/EUPHORIA」)がエルヴィスを演じている。監督のソフィアは脚本と製作も担当。ティザーには映画ファンから「この作品は、プリシラのエルヴィスとの生活に焦点を当てているところが興味深い。ソフィアはきっとうまくやってくれるはず」「原作を読んだからすごく楽しみにしている」「ソフィアは本当にいつも美しく雰囲気のある映画を撮るね」などの感想が寄せられている。わずか1年前には、エルヴィスを題材として取り上げたバズ・ラーマン監督×オースティン・バトラー主演作『エルヴィス』が大ヒット。アカデミー賞で作品賞、主演男優賞を含む8部門でノミネートを受けた。エルヴィスを演じたオースティンの演技が特に評価されたこともあり、今作でエルヴィスを演じ、オースティンと比較されることになるのが予想されるジェイコブに「どんなにうまく演じていても大変そうだ」という声も上がっている。(賀来比呂美)
2023年06月22日『ヴァージン・スーサイズ』『ロスト・イン・トランスレーション』などのソフィア・コッポラ監督が、アートブック「Sofia Coppola Archive: 1999-2023(原題)」をリリースする。ソフィアはインスタグラムで「作品の箱を整理して、本を制作しています。『Mack Books』から9月に発売です」、出版社の「Mack Books」は「私たちの会社がソフィア・コッポラ初の著書を発売するのを楽しみにしています。この本では、映画業界におけるソフィアの非凡で影響力の高いキャリアについて、すべてを網羅しています」と発表した。1999年の『ヴァージン・スーサイズ』から、長編監督としてのキャリアをスタートさせたソフィア。「VOGUE」誌に語ったところによると、どの作品に対しても、撮影が終わるたびに思い出の品々――脚本の下書き、雑誌の切り抜き、衣装合わせの際のポラロイド写真などを入れた「箱」があるのだという。今回のアートブックには、その箱からソフィアの作品の舞台裏を知ることができる未公開のものが多数掲載される。「気づいたんです。もし、私がある特定の映画監督に興味を持ったら、きっと(その監督の作品の)舞台裏を全部知りたいと思うんじゃないかなと」。「Sofia Coppola Archive: 1999-2023」は全488ページで価格は65ドル。9月に限定発売される。(賀来比呂美)
2023年05月23日コーデスナップファッションライターのかえこです!そろそろ本格的に夏物が気になってくる時期ではないでしょうか。今回はユニクロで購入したポップなTシャツを紹介します。ソフィア・コッポラUT出典:Instagram映像の美しさで世界中を魅了するソフィア・コッポラ氏とのコラボTシャツを購入しました。ファンの方はもちろんのこと、それ以外の方も思わず「かわいい♡」と手に取ってしまうほどのポップさが特徴です。私はロゴタイプと、映画のワンシーンがプリントされたタイプを選びました。メンズも着用しやすいシルエット&生地感◎出典:Instagramロゴタイプ(左)をMサイズ、プリントタイプ(右)をLサイズで購入しました。普段L〜XLサイズを選びがちな私ですが、Mサイズがジャストフィットでしたよ!ボックスシルエットなので、サイズアップするだけで性別問わずに着用できるのも嬉しいです。出典:Instagram近くで見ると、グラフィックの鮮やかさがより伝わるのではないでしょうか。生地もいつものUTよりオンスが高いようで、安心して着用できますね。ボレロ&ジャケットコーデが大人っぽい♡出典:Instagramボレロやジャケットと合わせて、大人っぽくコーディネートしてみました。チラ見せが大人っぽく着るコツですよ◎メッシュ&クロシェ編みとも相性抜群!出典:Instagram「人と被りたくない!」という方は、メッシュやクロシェ編みのトップスと合わせるのがおすすめです!夏ならではのコーデが楽しめますよ。今回はユニクロで購入したTシャツを紹介しました。ソフィア・コッポラコラボは他のタイプもありますので、気になったものをチェックしてみてくださいね。<商品情報>商品名:セレブレイティングソフィア・コッポラUTグラフィックTシャツ(半袖・リラックスフィット)サイズ:M/Lカラー:white品番: 458649/458124値段:1500円(税込)<writer>かえこ(@ka_ecoooo)159cm/骨格ストレート/イエベ春秋自分らしいお洋服の着こなし発信中Instagram
2023年05月17日女流映画監督ソフィア・コッポラ演出によるオペラ『椿姫』が、2023年9月13日(水)・16日(土)・18日(月・祝)に東京文化会館で上演される。ソフィア・コッポラ演出のオペラ『椿姫』日本再上陸『椿姫』は、イタリアの作曲家ジュゼッペ・ヴェルディが手掛けたオペラ。パリ社交界を舞台に、数々の裕福な男たちを虜にしてきた高級娼婦ヴィオレッタの愛と哀しい運命を描いた物語だ。衣裳にヴァレンティノ・カラヴァーニ女流映画監督ソフィア・コッポラ演出による『椿姫』は、2018年にも日本で上演。極端に設定を変えることなく、ヴィオレッタの愛とその生き様を深く描き出すことに成功した。また、イタリアのファッション界を代表するヴァレンティノ(VALENTINO)の創業者ヴァレンティノ・カラヴァーニが手掛けたヴィオレッタのオートクチュール・ドレスも注目を集めた。そんなソフィア・コッポラ演出の『椿姫』が再び上陸することに。今回の日本公演では、ヴィオレッタ役は世界中の歌劇場から注目を集めるリセット・オロペサ、アルフレード役は端正な歌い方でイタリア随一の実力派と認められるフランチェスコ・メーリ、ジェルモン役は初来日を果たすアマルトゥブシン・エンクバートが務める。【詳細】オペラ『椿姫』日時:2023年9月13日(水)15:00・16日(土)15:00・18日(月・祝)15:00会場:東京文化会館住所:東京都台東区上野公園5-45上演時間:約3時間30分(休憩3回含む)指揮:ミケーレ・マリオッティ演出:ソフィア・コッポラ出演者(予定):フランチェスコ・メーリ、リセット・オロペサ、アマルトゥブシン・エンクバート、ローマ歌劇場管弦楽団、ローマ歌劇場合唱団、ローマ歌劇場バレエ団
2023年04月15日ユニクロ(UNIQLO)のグラフィックTシャツブランド「UT」は、映画監督ソフィア・コッポラとコラボレーションした「セレブレイティング ソフィア・コッポラ UT」を2023年3月6日(月)より全国のユニクロ店舗ほかにて発売。ユニクロ「UT」×映画監督ソフィア・コッポラ「UT」がタッグを組むのは、現代を代表する映画監督であり、2023年にデビュー25周年を迎えるソフィア・コッポラ。繊細で美しい彼女の代表作品にフィーチャーし、華やかで甘くも物悲しい映画の世界観をユニセックスなボディシルエットのTシャツやトートバッグに落とし込んだ。『ヴァージン・スーサイズ』など5作品をモチーフに今回のコラボレーションでモチーフにしたのは、『ヴァージン・スーサイズ』『ロスト・イン・トランスレーション』『マリー・アントワネット』『SOMEWHERE』『ブリングリング』の5作品。いずれも色彩豊かな世界観の中で描かれる、印象的なシーンや台詞が美しく表現されている。【詳細】「セレブレイティング ソフィア・コッポラ UT」発売日:2023年3月6日(月)予定取扱店舗:全国のユニクロ店舗、オンラインストアアイテム:・ウィメンズ Tシャツ 5柄 1,500円・トートバッグ 1柄 1,500円
2023年01月15日人気映画製作会社・配給会社のA24が、エルヴィス・プレスリーの元妻プリシラを題材とした映画『Priscilla』(原題)の北米配給を担当すると発表した。監督は『オン・ザ・ロック』のソフィア・コッポラ。A24は、詳細を報じた「Deadline」の記事をリツイートし「ソフィア・コッポラと一緒にグレイスランドへ行きましょう」とコメントを添えた。『Priscilla』はプリシラが1985年に発表した自伝「私のエルヴィス」を原作とした作品。ケイリー・スピーニー(パシフィック・リム:アップライジング)がプリシラ、ジェイコブ・エロルディ(「ユーフォリア/EUPHORIA」)がエルヴィスを演じる。コッポラ監督はエルヴィス役のために何人もの俳優に会い、最終的にジェイコブに決めたが、プリシラ役には初日からケイリーが最有力候補に挙がっていたという。コッポラ監督は脚本、製作も務める。エルヴィスといえば、今年はオースティン・バトラーがエルヴィス・プレスリーを演じた伝記映画『エルヴィス』(バズ・ラーマン監督)が大ヒットし、オースティンの演技も高い評価を受けたばかり。アカデミー賞候補の呼び声も高い。コッポラ監督の『Priscilla』は果たしてどのような作品になるのか。製作は今秋、トロントで行われるとのこと。(賀来比呂美)■関連作品:エルヴィス 2022年7月1日より全国にて公開© 2022 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved
2022年09月13日フランシス・フォード・コッポラの次回作『Megalopolis』に、オーブリー・プラザが新たに加わった。ほかのキャストには、アダム・ドライヴァー、ジョン・ヴォイト、フォレスト・ウィテカー、ナタリー・エマニュエル、ローレンス・フィッシュバーンらが名を連ねる。インディーズ映画だが、予算は1億ドル弱と高額。撮影はこの秋スタートする。プラザはコメディエンヌとしてキャリアをスタートし、『スコット・ピルグルムVS.邪悪な元カレ軍団』『ダーティ・グランパ』『イングリット-ネットストーカーの女-(日本未公開)』などの映画に出演。今年のサンダンス映画祭で上映されたスリラー『Emily the Criminal』での演技で高く評価された。文=猿渡由紀
2022年08月24日ザ・ロウ(THE ROW)は、新作バッグ「ソフィア(SOFIA)」を2022年9月14日(水)より順次発売。新シグネチャーバッグ「ソフィア」ザ・ロウから、新しいシグネチャーバッグとなる「ソフィア」が登場。ブランドのアイコンである“カメオ”のマークにインスピレーションを得てデザインされた、ミニマルでエレガントなトップハンドルバッグだ。T字型のメタルクロージャージュエリーの工房で製作されたという特別なメタルクロージャーには、ザ・ロウの頭文字をかたどったT字型を採用。ボディやハンドルには、きめが細かくなめらかな質感のカーフスキンを、ライニングには自然な手触りのナッパプロンジェを贅沢に使用した。ネイビー・ブラック・タウニーの3色展開また、内側に2つのコンパートメントがあり、荷物を整理整頓しやすいのも嬉しいポイント。サイズは3サイズを展開し、カラーは「ネイビー」「ブラック」のダークカラーに加え、オレンジがかったブラウンカラー「タウニー」が揃う。伊勢丹新宿店に期間限定ストアなお、2022年9月14日(水)から9月20日(火)までの期間、伊勢丹新宿店本館にて、2022年秋コレクションのローンチを記念した期間限定ストアもオープン。新作バッグ「ソフィア」も発売となる。【詳細】ザ・ロウ新作バッグ「ソフィア」発売日:2022年9月14日(水)・ソフィア 8.75価格:517,000円・ソフィア 10.0価格:572,000円・ソフィア 11.75価格:638,000円■期間限定ストア情報期間:2022年9月14日(水)~9月20日(火)場所:伊勢丹新宿店本館3階 ザ・ステージ#3(東京都新宿区新宿3-14-1)※9月16日(金)のみ伊勢丹新宿店本館イベント開催につき休業。
2022年08月22日マーティン・スコセッシやイザベル・ユペール、ソフィア・コッポラら、世界中の名立たる映画人やアーティストたちから愛される映画『WANDA/ワンダ』(1970)が7月9日(土)より日本初の劇場公開となることが決定。日本版ポスター、場面写真、予告映像が解禁された。ペンシルベニア州。ある炭鉱の妻が夫に離別され、子どもも職も失い、有り金もすられる。少ないチャンスを全て使い果たしたワンダは、薄暗いバーで知り合った傲慢な男といつの間にか犯罪の共犯者として逃避行を続ける…。アメリカの底辺社会の片隅に取り残された崖っぷちを彷徨う女性の姿を切実に描き、70年代アメリカ・インディペンデント映画の道筋を開いた奇跡のロードムービーとなるのが本作。監督・脚本・主演のバーバラ・ローデンは生まれ故郷ノースカロライナ州での虐待を受けた子ども時代から逃れ、16歳でニューヨークに移り住んだ。ダンサーやピンナップモデルを経て俳優になった彼女は社会派の巨匠エリア・カザン監督映画『草原の輝き』(61)に出演。1964年、カザンの演出でアーサー・ミラーの戯曲「アフター・ザ・フォール」でトニー賞の主演女優賞を受賞。カザンはローデンの演技を「彼女のやっていることには、常に即興の要素、驚きがあった。私の知る限り、そんな役者は若い頃のマーロン・ブランドだけだった」と賞賛。その後ローデンは、カザンと二度目となる結婚をする。長年、女性らしさに縛られ、女性らしさを売り物にしてきたローデンは、30歳を過ぎたころ、自身のアイデンティティや目標を見出せない従順な女性像に疑問を持ち、本作『WANDA/ワンダ』を製作。「エリア・カザンの妻」と呼ばれ、他人に書かれた役を演じることから、彼女自身が辛うじて逃れてきた生き方を実証した。1980年、乳がんにより48歳の短い生涯を終える。世界中で愛された傑作がいよいよ日本初の劇場公開へ1970年ヴェネチア国際映画祭最優秀外国映画賞を受賞したアメリカ映画であり、1971年カンヌ国際映画祭で上映された唯一のアメリカ映画として注目されたが、その名声とは裏腹にアメリカ本国ではほぼ黙殺された作品。この映画の精妙さは、人伝てによって広まり、フランスの小説家・監督のマルグリット・デュラスはこの映画を「奇跡」と称賛し、ローデンの演技を「神聖で、力強く、暴力的で、深遠だ」と驚嘆する。本作を公開するためなら何を差し出してもいいと褒めたたえる彼女は、「本作をいつか配給することを夢見ている」と映画批評誌「カイエ・デュ・シネマ」で語った。その後も、ローデンが監督した唯一の本作は同世代の女優や映画監督たちに多大な影響を与え続けながらも、長い間、観ることのできない伝説的作品として認知される。デュラス、スコセッシ、ユペールはもとより、カンヌ映画祭常連のダルデンヌ監督兄弟、親交の深かったジョン・レノン、オノ・ヨーコ、カルト映画の巨匠ジョン・ウォーターズ、現代アメリカ映画の最重要作家ケリー・ライカート、ガーリーカルチャーの旗手ソフィア・コッポラなどが口々に尊敬の念を込めて「失われた傑作」と評価し、ローデンを不世出の作家として敬意を表する。「私は洗練された映画が大嫌い」と言い放つローデンの荒削りな美学で骨の髄まで削ぎ落とされた本作には、その後の数多くのインディペンデント映画で用いられるスタイルが見て取れる。常に動いているカメラワーク、無名のロケーション、奇抜さや奇妙なキャラクターを求める姿勢など、このスタイルを駆使した最初の女性監督による映画といえる。M・スコセッシ監督のザ・フィルム・ファウンデーションとGUCCIの支援によりプリント修復2003年、ユペールはデュラスの意思を引き継ぐかのように、映画の配給権を買い取り、この幻の映画をフランスで甦らせる。2007年、閉鎖前の「ハリウッド・フィルム&ビデオ・ラボ」の書庫を訪れた「UCLAフィルム&テレビジョン・アーカイブ」の修復師が、放置されていたオリジナルのネガ・フィルムを発見し、破壊から救い出した。2010年にはスコセッシ監督が設立した映画保存運営組織「ザ・フィルム・ファウンデーション」とイタリアのファッションブランド「GUCCI(グッチ)」の支援を受け、プリントが修復。この修復版は、ニューヨーク近代美術館で上映され行列ができるほど大成功を収める。本作の熱烈な支持者であるというソフィア・コッポラ監督が自ら紹介、観客の中にはマドンナの姿もあったという。同年、ヴェネチア国際映画祭で再び上映。2011年には、BFIロンドン映画祭やロサンゼルスの保存映画祭でも上映される。2012年には、フランスの作家ナタリー・レジェが「バーバラ・ローデンのための組曲」を出版、英訳もされローデンの評価はいっそう高まった。そして2017年「文化的、歴史的、または審美的に重要」と後世に残す価値がある映画として『スーパーマン』(78)、『フィールド・オブ・ドリームス』(89)、『タイタニック』(97)などと共に認められ、アメリカ国立フィルム登録簿に永久保存登録される。時間が経つにつれて貴重な作品として認識された本作は、アメリカ映画の公式な歴史にはほとんど登場しない。だが、ニュー・ハリウッド時代の金字塔、アメリカ・インディペンデント映画の代表作として、大西洋との両側でカルト映画として注目され続けている。イザベル・ユペール&ケリー・ライカート、本作へのコメントイザベル・ユペール(フランスの女優)『WANDA/ワンダ』は紛れもなく映画界の最高傑作のひとつに数えられる。ローデンは、です。『WANDA/ワンダ』の中には、映画業界のメタファーを見逃さずにはいられませんでした。悪党とその共犯者、まるで映画監督とその女優のように。そこでは、従順で要求が多く、咎め立てられずに消費される一方で、男たちは、映画監督たちは、ちっぽけなヤクザ者として振る舞うのです。全てが非合法な文脈の中にあるものです。映画では、表向きに語られていることもあれば、その裏で語られていることもあります。バーバラ・ローデンは映画のアウトロー的な側面について極めて上手く訴えています。ケリー・ライカート(映画監督)なぜバーバラ・ローデンは映画史の中でもっと称賛されないのでしょうか?私には理解できない。彼女の演技やフレーミングのセンスもさることながら、この映画で彼女が思いもよらない方法でジャンルを弄んでいるのが好きです。当時、他に誰がそんなことをやっていたのでしょう? 場所と人々の真の感覚を得ることができ、脇役も皆素晴らしい。『WANDA/ワンダ』は7月9日(土)よりシアター・イメージフォーラムほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:WANDA ワンダ 2022年7月9日よりシアター・イメージフォーラムほか全国にて公開© 1970 FOUNDATION FOR FILMMAKERS
2022年04月07日アメリカのロサンゼルスで開催された、第94回アカデミー賞授賞式のレッドカーペットにて、セレブリティがピアジェのクリエイションをまとって登場しました。イギリスの女優のリリー・ジェームズは、ホワイトとイエローのダイヤモンドをあしらったハイジュエリーネックレスと、ブリリアントカットダイヤモンドのイヤリング、そしてピンクトルマリンが輝くリングを身につけ、華やかな輝きで圧倒的な存在感を示しました。「ポセション」 イヤリング 18KWG、ブリリアントカットダイヤモンド184個(計約1.48ct)「ピアジェ ローズ」 リング 18KWG、ペアシェイプカットピンクトルマリン8個(計約1.36ct) ラウンドカットダイヤモンド154個(計約1.69ct)、オーバルカットピンクトルマリン1個(約4.94ct)アメリカの女優で歌手のソフィア・カーソンは、ペアシェイプのダイヤモンドを配した美しいハイジュエリーのブレスレットに、イエローダイヤモンドが輝くイヤリングとリングを組み合わせて登場しました。「ウィングス オブ ライト」 ハイジュエリーブレスレット 18KWG、ペアシェイプカットダイヤモンド60個(計約10.32ct)「ゴールデン オアシス」 ハイジュエリー イヤリング プラチナ、18KG、ダイヤモンド38個(計約9.11ct) マーキスカットイエローダイヤモンド24個(計約5.52ct) ファンシービビッドイエローダイヤモンド2個(約3.10ct、約3.05ct)「ゴールデン オアシス」 ハイジュエリー リング 18KWG、ラウンドカットダイヤモンド34個(計約0.87ct) マーキスカットダイヤモンド46個(計約5.02ct)、オーバルカットファンシービビッドイエローダイヤモンド1個(約2.77ct)同日に開催された、エルトン・ジョン・エイズ財団の第30回アカデミー賞ビューイングパーティでのソフィア・カーソンは、美しいロングドレスとダイヤモンドのハイジュエリーで登場し、気品あふれる存在感で会場を魅了しました。「ウィングス オブ ライト」 ハイジュエリー リング 18KWG、ラウンドカットダイヤモンド105個(計約1.55ct) マーキスカットダイヤモンド6個(計約0.91ct) クッションカットダイヤモンド1個(約1.15ct)「ピアジェ ローズ」 ハイジュエリー イヤリング 18KWG、ラウンドカットダイヤモンド332個(計約4.54ct) ペアシェイプカットダイヤモンド2個(約1.18ct、約1.19ct)(C)Piaget 2022不許複製・禁無断転載商品に関するお問合せピアジェ コンタクトセンター0120-73-1874ピアジェ オフィシャルサイトwww.piaget.jpwww.twitter.com/piagetwww.instagram.com/piagetwww.youtube.com/user/Piaget企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2022年03月30日フランシス・フォード・コッポラ監督が、1980年代初期に自身が執筆した脚本を基に、『Megalopolis』(原題)の映画化に取り組んでいる。ゼンデイヤ、ケイト・ブランシェット、オスカー・アイザック、ミシェル・ファイファー、フォレスト・ウィテカー、ジェシカ・ラングら演技派俳優たちが出演すると報じられており、話題性の高い作品だ。しかし、映画スタジオは興味を示さなかったという。コッポラ監督が「GQ」誌に語った。「オスカーを5つ獲って、ハリウッドで一番乗りに乗っている監督だったあのころ、『地獄の黙示録』の企画を持って『次にこれを作りたいんだけど』と言ったときと同じ(扱い)です」「だれも欲しがらなかった」と恨み節。「想像してみてください。33歳だかそこらの年齢(若さ)で至る賞を獲得し、記録を打ち破った私の作品に、だれも参加したがらなかったのです。(それならいま、彼らがどんな反応をするかもわかるでしょう?)」。「私がそれ(『Megalopolis』)を個人的な作品にし、そして夢を追えば追うほど、資金調達は難しくなるだろうと思いました」と覚悟を決めた作品であると語った。そんなわけで『Megalopolis』の製作費を集めるために、コッポラ監督は自ら1億2000万ドル(約138億円)をポケットマネーから捻出し、所有するワイナリーの大部分を売却して同作のための融資枠を作ったと告白。138億円とは巨額であるが、コッポラ監督は「私が出せる限度額というわけではありませんよ。遺言ですべての子どもたちに、多くを譲るようにしてあります」と懐事情についても明かした。(Hiromi Kaku)■関連作品:地獄の黙示録 ファイナル・カット 2020年2月28日より全国IMAX®にて期間限定上映©2019 ZOETROPE CORP. ALL RIGHTS RESERVED.
2022年02月21日アンドリュー・ガーフィールド主演でYouTuberの狂乱を描いた映画『メインストリーム』より、本編映像が解禁された。本作で監督を務めたジア・コッポラは、叔母ソフィア・コッポラの『SOMEWHERE』の衣装アシスタントや、祖父フランシス・F・コッポラの『Virginia/ヴァージニア』でメイキングを担当。幼い頃から祖父や叔母の撮影現場に入りびたり映画に触れてきたジアは、「ソフィアやおじいちゃんの撮影現場が映画学校のようだった」と語っている。その後家族の元でキャリアを積み、27歳でジェームズ・フランコの短編小説をもとにした青春映画『パロアルト・ストーリー』で監督デビュー。しかし彼女は映画界だけにとどまらず、CMやMVの監督としても活躍。2016年には「グッチ(Gucci)」のPre-Fallのコレクションと関連した短編フィルムを発表するなど、ファッション業界からも引く手数多で、学生時代に写真家のスティーブン・ショアに師事したことから、フォトグラファーとしての顔も持っている。インフルエンサーとして注目されることもしばしばだ。そんな多彩な才能で様々な顔を持つ彼女が、満を持して世に送り出した『メインストリーム』は、一見華やかに見えるSNS界の闇を描いている。ジアは「ソーシャルメディア上で人気を支えるものは一体何なのか、を突き詰めたかった。私たちは何気なくSNSを見ているけれど、実は、無意識に押している“いいね”や“フォロー”がSNSの主流(メインストリーム)を作っている。それなのに私たちには、その自覚がないという問題に気づいた」と作品作りのきっかけを明かしている。今回解禁となった本編動画は、ジア・コッポラ色満載。Youtube動画がバズり、彼らのテンションが爆上がりする様子が、絵文字などのエフェクトでポップに表現されている。映画本編では、若者たちの心浮き立つ瞬間や、“いいね”に翻弄され苦悩するシーンなどに絵文字が散りばめられ、現実とSNSとの境が曖昧になっていく様が表現されている。毒々しくキラキラと輝く絵文字の洪水が、現実世界に雪崩れ込む表現など、ジア・コッポラならではのセンスに注目して欲しい。『メインストリーム』は10月8日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:メインストリーム 2021年10月8日より新宿ピカデリーほか全国にて公開©2020 Eat Art, LLC All rights reserved.
2021年09月21日第93回アカデミー賞にて脚色賞、主演男優賞の2部門での受賞を果たした、アンソニー・ホプキンス主演『ファーザー』から、本編映像と場面写真が解禁となった。今回解禁されたのは、リビングでくつろぐアンソニー・ホプキンス演じるアンソニーとイモージェン・プーツ演じる介護人ローラ、オリヴィア・コールマン演じる娘のアンの3人の姿を映した本編映像。ローラから何の仕事をしていたか尋ねられたアンソニーは、「ダンサーだった」と答えるが、アンから「エンジニアでしょ」と訂正される。するとアンソニーは「知らないくせに。タップが売りだった」と言い、驚くローラに向けて「今でも踊れるんだよ」と茶目っ気たっぷりに突然、タップを踊り出す。アンソニーの不意のおどけたダンス姿に思わず笑い出すローラ。それにつられアンソニーも上機嫌になり「最高だな」と一言。アンソニーはそんなローラの姿を見て、「下の娘のルーシーの若い頃にそっくりだな。どうだね?」とアンに問いかける。「そうかも」と答える複雑な表情のアン。笑い続けるローラに向かってアンソニーは、「意味もなく愚かに笑うところがそっくりだ。してやったな」と暴言とも取れる言葉を吐き、ローラは表情をこわばらせる。楽しい時間から突如一転、なんとも居心地の悪い空気が流れる。プーツは、傑作ホラー『28週後…』で注目され、マーク・ラファロ主演の人気ドラマ「ある家族の肖像/アイ・ノウ・ディス・マッチ・イズ・トゥルー」などに出演。またソフィア・コッポラ監督が手掛けた「H&M」のPVにも出演するなど、ファッション業界でも活躍を見せるネクストブレイク必至の注目俳優である。大御所俳優ホプキンスとの新旧演技対決とも言えるこのシーン。ローラは娘ルーシーなのか、一体誰なのか。真実を確かめたくなる本編映像に仕上がっている。『ファーザー』は5月14日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ファーザー 2021年5月14日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© NEW ZEALAND TRUST CORPORATION AS TRUSTEE FOR ELAROF CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION TRADEMARK FATHER LIMITED F COMME FILM CINÉ-@ ORANGE STUDIO 2020
2021年05月11日