ロザムンド・パイク、サイモン・ペッグと幸せ探し!?『しあわせはどこにある』
(NHK出版刊)。満たされた生活を送っているはずなのに、なぜか物足りない。ふとしたことから、そんなふうに人生に「幸せ」を感じられなくなってしまった精神科医を、エドガー・ライト監督作品の常連と知られるサイモン・ペッグがまたもや妙演。
さらに、しっかり者の恋人クララには、『ワールズ・エンド/酔っぱらいが世界を救う』でもペッグと共演し、『ゴーン・ガール』で世界的にも注目を集めたロザムンド・パイク。ほかにも『人生はビギナーズ』でアカデミー賞「助演男優賞」を最高齢にて受賞した名優クリストファー・プラマーや、『レオン』のジャン・レノ、『リトル・ミス・サンシャイン』のトニ・コレット、『ドラゴン・タトゥーの女』のステラン・スカルスガルドなど、豪華な俳優陣が脇を固め、見事なアンサンブルを見せている。
監督・脚本を手がけるのは『マイ・フレンド・メモリー』『Shall We Dance?』など、人情味あふれるヒューマンドラマに定評のある英国人監督、ピーター・チェルソム。本作でもあらゆる世代の感情を揺さぶるその手腕は健在で、ユーモアと感動がたっぷり。果たして、波瀾万丈な旅の終わりに、ヘクターは本当の幸せを知ることができるのか!?彼の幸せ探しの旅を楽しみにしていて。