ジャウマ・コレット=セラが『Kate Warne』を監督することがわかった。実在の女性探偵を主人公にしたアクションスリラー。ドウェイン・ジョンソンのプロダクション会社セブン・バックスとエミリー・ブラントがプロデュースする。コレット=セラ、ジョンソン、ブラントは『ジャングル・クルーズ』でも組んだ。ブラントは主演も兼任するつもりとのことだが、俳優がストライキ中であるため、そちらについての話し合いはストップしている。製作配給はアマゾン・スタジオ。コレット=セラの最近作は、ジョンソン主演の『ブラック・アダム』。ブラントの次回作は、来週Netflixで配信開始となる『ペイン・ハスラーズ』。文=猿渡由紀
2023年10月20日実話を基にしたイギリス映画『ドリーム・ホース』より、主演のトニ・コレットによるインタビュー動画が到着した。本作は、イギリス・ウェールズの小さな村を舞台に、生きる希望を失っていた人々が「ドリームアライアンス」と名付けられた競走馬とともに人生を変えていく、事実を基にした奇跡と感動の物語。本作に登場するドリームアライアンスは実在する馬で、当時はその活躍が大きな話題となり、ドキュメンタリー映画『Dark Horse』(日本未公開)も製作された。この度解禁となったのは、主演のトニ・コレットが出演のきっかけや共演した馬との絆について語るインタビュー映像。出演オファー時に、いくつかの企画がほかにあったが、本作の脚本を読み始めたら止まらなくなったと語るコレット。「とても感動的な物語だと思った」「希望がある」と、事実を基にした本作への出演を快諾したという。また、「ドリームアライアンス」役の馬については、一緒に演じたボーという名の馬に撮影初日から‘恋’に落ちたといい、「ボーは何を求められているのかわかっていた。本当につながっている感じで私に顔をすり寄せてきたりした」とボーとの深い絆を感じていたようだ。「彼は間違いなく主役だった」とも語り、別れの寂しさについても明かしている。これから本作を観る人に向けては、「胸が熱くなる、ポジティブさに影響されると思う」とメッセージを寄せてくれた。『ドリーム・ホース』は2023年1月6日(金)より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ドリーム・ホース 2023年1月6日より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開© 2020 DREAM HORSE FILMS LIMITED AND CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION
2022年11月28日奇跡の実話をトニ・コレットが熱演したイギリス映画『ドリーム・ホース』より、予告編が解禁された。舞台はイギリス・ウェールズの谷あいの小さな村。無気力な夫との生活や両親の介護など単調な日々に嫌気がさしていた主婦のジャン(トニ・コレット)は、競走馬を飼育する夢を見始める。そして勝利経験はないものの血統の良い牝馬を貯金で買い、種付けをして産まれた仔馬を競走馬に育てることを決意。資金を集めるために村の人たちに「馬主組合を作ろう」と働きかけ、組合を結成する。そして産まれた仔馬は「ドリームアライアンス(夢の同盟)」と名付けられ、彼らの人生を変えていく。実話を基にトニ・コレット主演で映画化された本作は、ドリームアライアンスが大きな挫折を経てから迎える、疾走感あふれるラスト20分の大逆転劇が大きな見どころとなっている。この度解禁された予告編では、人生を変えるために競走馬を育てることを決意したジャンが、村人に呼びかけ団結していく様が活き活きと描かれており、感動のラストを予感させる。ひとりの主婦の思いつきをきっかけに、“推しのいる生活”がそれぞれの人生に胸の高鳴りと生きがいを呼び起こし、活気を失ったコミュニティを復活させる、新春にふさわしい奇跡の実話感動作に期待してほしい。『ドリーム・ホース』は2023年1月6日(金)より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ドリーム・ホース 2023年1月6日より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開© 2020 DREAM HORSE FILMS LIMITED AND CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION
2022年10月06日コリン・ファース主演、トニ・コレットらの豪華共演で実録ドキュメンタリーをドラマ化したサスペンス「ザ・ステアケース -偽りだらけの真実-」。配信開始を前に、字幕版と吹替版予告編が解禁となった。2001年12月、作家マイケル・ピーターソンの妻キャスリーンがノースカロライナ州の自宅階段から転落死した事故。現場の痕跡や彼女の遺体から単純な転落死とは思えない不可解な点がいくつも見つかり、検察は「事件」として現場にいたマイケルを殺人罪で起訴する。ピーターソン一家はマイケルの無実を訴えるが、裁判が進むにつれ、彼や子どもたちの知られざる秘密が次々と明らかに…。アメリカで実在した事件の真相に迫ったドキュメンタリー映画『ザ・ステアケース ~階段で何が起きたのか~』は2004年に制作され、衝撃続きの内容から384分という長編ながらも多くの米メディアが高く評価し、後の犯罪ドキュメンタリーの火付け役となった。それを基に全8話のリミテッドシリーズとしてドラマ化した本作は、2022年5月に米動画配信サービスHBO maxにて配信、容疑者とされたマイケルを主人公に事件の全貌に迫った。マイケルとその家族、検察、弁護士、ドキュメンタリースタッフ、様々な視点から繰り広げられる事件の考察と、キャスリーンの死を軸にピーターソン一家の過去と現在が次々と交錯していく内容で、本格的なサスペンスドラマとして描かれている。主人公マイケル・ピーターソンを演じるのは、『英国王のスピーチ』でアカデミー賞主演男優賞を受賞したコリン・ファース。不自然な死を遂げる妻キャスリーンには『ヘレディタリー/継承』のトニ・コレット。大家族を支える善良な夫婦の顔と、その一方で家族だけに見せる厳格な一面や、家族にも明かさぬ秘密を抱える不穏な一面を見事に演じ、2022年度のエミー賞では主演男優賞、主演女優賞2部門でノミネートを果たした。ほかにもマイケル・スタールバーグ、ジュリエット・ビノシュら、アカデミー賞を席巻するハリウッドスターたちが豪華共演。さらに、父の秘密に翻弄されながらもそれぞれの人生を歩んでいくマイケルの子どもたちに、アーノルド・シュワルツェネッガーの息子パトリック・シュワルツェネッガー、「ゲーム・オブ・スローンズ」シリーズでサンサ・スターク役を演じたソフィー・ターナー、『帰らない日曜日』で主演を務めたオデッサ・ヤングなど、若手の実力派俳優が出演。日本語吹替版には、コリン演じるマイケル役に多くの映画で彼の吹き替えを担当してきた俳優の森田順平、妻キャスリーン役に本田貴子を起用。また、2人の息子であるクレイトン役に榎木淳弥、トッド役に斉藤壮馬が兄弟役で共演する。「ザ・ステアケース -偽りだらけの真実-」は10月7日(金)0時よりU-NEXTにて一挙配信(全8話)。(text:cinemacafe.net)
2022年10月05日実話を基に描かれるイギリス映画『ドリーム・ホース』(原題:DREAMHORSE)の公開が、2023年1月6日(金)に決定し、メインビジュアルが解禁された。イギリス・ウェールズの谷あいの小さな村。主婦ジャンは子どもも巣立ち、無気力な夫と二人暮らし。日中はスーパーでレジを打ち、夜は労働者クラブでバーテンダーとして働きながら、両親の介護も担っている。単調な日々に嫌気がさしていた彼女は、クラブで共同馬主の話を耳にして強く興味を惹かれ、競走馬を飼育する夢を見始める。勝ったことはないけれど血統の良い牝馬を貯金で買い、種付けをして産まれた仔馬を競走馬に育てることを決意。その資金を集めるために、村の人たちに「馬主組合を作ろう」と働きかける。寂れた村の生きがいを失いかけた大人たちが集まり、2年間、毎週10ポンド(約1,650円)を支払って組合を結成することになる。そして、産まれた仔馬は「ドリームアライアンス(夢の同盟)」と名付けられレースに出場。奇跡的に勝ち進んでいき、彼らの人生をも変えていく…。この物語は実話を基にしており、ドリームアライアンスは実在する馬。当時大きな話題となり、ドキュメンタリー映画『Dark Horse』(日本未公開)が製作されサンダンス映画祭ワールドシネマ/ドキュメンタリー部門で観客賞を受賞。この度、満を辞して長編映画となった。本作で主人公ジャンを演じるのは、実力派女優トニ・コレット。40代後半の等身大の女性のパワフルな生き様を体現して見せる。そのほかダミアン・ルイスをはじめ、ウェールズゆかりのキャストやスタッフが参加している。解禁されたビジュアルは、競馬場で歓喜に沸くジャンや村人たちの様子をとらえ「ドリームアライアンス」がもたらした“胸の高鳴り”を感じさせる一枚に。ひとりの主婦の思いつきをきっかけに、“推しのいる生活”がそれぞれの人生に胸の高鳴りと生きがいを生み出し、活気を失ったコミュニティを復活させた、新春にふさわしい奇跡の実話感動作だ。『ドリーム・ホース』は2023年1月6日(金)より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2022年09月16日『ヘレディタリー/継承』『ミッドサマー』を手掛けた最注目スタジオ「A24」が贈る最新ホラー『Xエックス』。この度、トニ・コレット、フローレンス・ピューに並びホラー映画史に刻まれる新たな“スクリーム・クイーン”、ジェナ・オルテガの最恐絶叫写真が解禁となった。タイトルの『X』が示すのは、秘密のX、極限のXTREME、快感のXTC、未知なるX FACTOR…。映画の最もヤバい要素が全て詰め込まれた、途中下車不可能な真夏のエクストリームライド・ホラーとなる本作。1979年、テキサス。映画製作で一旗揚げようと3組のカップルが撮影のために借りた田舎の農場へと向かう。ミステリアスな老夫婦に迎えられた彼らは、その夜、想像を絶する恐怖に突き落とされる…。本作でジェナは、ジャン=リュック・ゴダールを研究する自主映画監督の学生RJのガールフレンドで、録音担当をするロレインを演じている。子役からキャリアをスタートさせたオルテガは、『アイアンマン3』でスクリーンデビュー。その後、多くのTVドラマや映画に出演しているが、特に出演映画のうちおよそ半分はホラー映画が占めており、『インシディアス 第2章』やNetflix映画『ザ・ベビーシッター ~キラークイーン~』などがある。中でも、今年は全米No.1を記録した『スクリーム』シリーズの最新作『SCREAM』、「フー・ファイターズ」がアルバム制作のために訪れた豪邸で超常現象に襲われる『Studio 666』(いずれも原題、日本未公開)、そして本作『Xエックス』と3本ものホラー映画に出演。“新スクリーム・クイーン”と称され、その確かなキャリアと演技力でいまやホラー映画界に欠かせない存在となっている。『X エックス』ジェナ・オルテガ今回解禁された写真は、本作で史上最高齢の殺人夫婦が棲む家で悪夢のような一夜を過ごし大絶叫するオルテガのカット。大きく目を見開き、いまにも悲鳴が聞こえてきそうなそのカットは、まさに本作で描かれる恐怖を物語る1枚。古くは『サイコ』のジャネット・リーや『シャイニング』のシェリー・デュヴァルなど、ホラー映画の傑作には忘れられない絶叫シーンが登場する。『ヘレディタリー/継承』トニ・コレット本作と同じくA24製作で、日本でもスマッシュヒットを飛ばしたホラー映画『ヘレディタリー/継承』のトニ・コレットや『ミッドサマー』のフローレンス・ピューの絶叫に続く、オルテガの絶叫にも注目だ。『ミッドサマー』フローレンス・ピュー『X エックス』は7月8日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:X エックス 2022年夏、TOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©2022 Over The Hill Pictures LLC All Rights Reserved.
2022年05月20日「ストレンジャー・シングス 未知の世界」のミリー・ボビー・ブラウン主演『エノーラ・ホームズの事件簿』、“スパイダーマン”のトム・ホランドと“新バットマン”でもあるロバート・パティンソンの『悪魔はいつもそこに』など、期待の新作映画が9月のNetflixに登場。また、『カッコーの巣の上で』の“看護婦長ラチェッド”誕生に迫る前日譚ドラマや「ジュラシック・ワールド」新アニメ、「嵐」のドキュメンタリー、韓国人気俳優パク・ボゴム主演の青春ドラマ、『82年生まれ、キム・ジヨン』主演チョン・ユミの最新ドラマなどがラインアップ!『エノーラ・ホームズの事件簿』9月23日配信あの名探偵シャーロック・ホームズの妹“エノーラ・ホームズ”の活躍を描くミステリー・アドベンチャー。ミリー・ボビー・ブラウンがエノーラを演じ、シャーロックをヘンリー・カヴィル、マイクロフトをサム・クラフリン、母・ユードリアをヘレナ・ボナム=カーターが演じる。『悪魔はいつもそこに』9月16日配信トム・ホランド主演、『TENET テネット』『The Batman』(原題)のロバート・パティンソン、さらに『IT/イット』のビル・スカルスガルド、『アベンジャーズ』シリーズのセバスチャン・スタンら豪華出演のサイコスリラー。余命わずかな愛妻を救いたい男の周りに、邪悪な人間たちの思惑が渦を巻く。『もう終わりにしよう。』9月4日配信『エターナル・サンシャイン』チャーリー・カウフマン監督・脚本、『ワイルド・ローズ』ジェシー・バックレイ、『へレディタリー/継承』トニ・コレットほか出演。農場に住む彼氏の両親を訪れた女性は、不思議な感覚に襲われ何が現実なのか分からなくなっていく。『ママは世直しヒーロー』9月2日配信ドイツ発の新たなスーパーヒーロー映画が配信開始!子持ちの主婦ウェンディは抑制されていた超人的な力を自分が持っていることに気づき、その力を駆使して世直しに挑む。「ラチェッド」9月18日配信名作『カッコーの巣の上で』のヴィラン“看護婦長ラチェッド”誕生に迫る前日譚シリーズ。『オーシャンズ8』サラ・ポールソン主演、シャロン・ストーンら豪華競演で贈るサスペンス・スリラー。「青春の記録」9月7日より毎週新着エピソード配信「恋のスケッチ~応答せよ1988~」「ボーイフレンド」などで知られ、「梨泰院クラス」にもカメオ出演した人気俳優パク・ボゴムと『パラサイト 半地下の家族』で日本での注目度上昇中のパク・ソダム共演の青春ドラマ。ファッション業界で働く3人の男女が夢を叶えるために挑戦を続けていく。「保健教師アン・ウニョン」9月25日配信『82年生まれ、キム・ジヨン』チョン・ユミ主演で人気小説をドラマ化。平凡な保健教師アン・ウニョンが悪霊払いという特別な力で、赴任した高校の謎に迫っていく。注目若手俳優のナム・ジュヒョクも出演。(text:cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】エノーラ・ホームズの事件簿 2020年9月23日よりNetflixにて独占配信開始
2020年08月21日2017年12月に惜しまれつつ閉店を迎えたパリの伝説的なセレクトショップ『コレット』。閉店までの日々を追ったドキュメンタリー『COLETTE, MON AMOUR(コレット・モン・アムール)』の日本公開が9月26日に決定した。ベルリン発のメンズオンラインメディア『HIGHSNOBIETY(ハイスノバイエティ)』とパリの映像プロダクション『La /Pac』が共同プロデュースし、Hugues & Eliane Lawson-Body(ユージ & イリアーヌ・ローソン=ボディ兄弟)がディレクターを務めた本作品には、カニエ・ウェスト、ファレル・ウィリアムス、Futura 2000, ヴァージル・アブロー、NIGO(R)︎、阿部千登勢、Verbal、片山正通などコレットのファンであった世界中の著名人が彼らの思い出やコレットがファッション業界に与えた影響について熱い思いを語る貴重な映像も含まれている。『COLETTE, MON AMOUR(コレット・モン・アムール)』は2019年末のパリでのプレミアを皮切りに、ロンドン、N Yで限定プレミアとイベントを開催。東京では2020年9月26日から10月8日、渋谷PARCO8Fの映画館(WHITE CINE QUINTO)限定で公開となる。映画の公開を記念し各都市で限定のマーチャンダイズを取り扱うポップアップストアもオープン。それぞれの都市でコレットとハイスノバイエティがキュレーションした限定のコラボ商品が発売される。東京のポップアップストアは9月に渋谷パルコ内『2G』にて開催予定(詳細は後日発表)ディレクターのユージ・ローソン=ボディは「閉店のニュースを聞いてすぐに、コレットの最後の日々を記録しなければいけないという衝動にかられ撮影を始めました」と語る。「伝説のアドレス、パリ、サントノーレ通り213番地の閉店までの日々やコレットが象徴するものを記録に残すことは我々にとって 不可避なことでした」とイリアーヌ・ローソン=ボディもコメントする。「このプロジェクトに対して自分の中で危機感がなくなり始めてきたときに、コレットとサラをどれほど尊敬しているかに気付きました。彼らがアートやカルチャーに注ぎ込んだすべてのこと、彼らが発信し続けたあらゆるジャンルのミックスカルチャーがどれだけ多くの人に影響を与えてきたか、また、多くのアーティストやクリエイターと同じように、カメラマンとしてコレットに出入りしていた私もキャリアの転機を迎えることができたことを思い出しました。エリアーネと私は、コレットストアのストーリーを私たちの視点から伝えなければいけないということに気づいたのです。 この映画は、伝説のコンセプトストア『コレット』とその創設者へのトリビュートなのです」とユージは続ける。「お店のクローズを発表したときに、ユージからドキュメンタリーを撮影させてもらえないかとお願いされました。どんな結果になるのか、誰をインタビューするのか全く想像がつきませんでしたが、とりあえずOKしました。このドキュメンタリーを通して私と母の過ごした美しい時間を共有し、すでにコレットを訪れたことがある人にはその時の体験を呼び覚まし、訪れることができなかった人たちには当時の様子を少しでも感じていただければと思っています」とコレットの創立者でありクリエイティブディレクターを務めたサラ・アンデルマンはコメントする。ハイスノバイエティ ファウンダー兼CEO, デイビッド・フィッシャーも以下のようなコメントを発表している。「コレット閉店のニュースは世界中のファッション業界にショックをもたらしました。このドキュメンタリーを通して、コレットがストリートとファッションシーンに残した功績を蘇らせることができたことは、私にとってもハイスノバイエティにとっても誇り高いことです」『COLETTE, MON AMOUR』作品: ドキュメンタリー 60分言語: フランス語、英語、日本語製作: HLB, La Pac Film , Highsnobiety監督: Hugues and Eliane Lawson-Body編集: Thibaut Sève会場:ホワイト シネクイント WHITE CINE QUINTO〒150-8377東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷PARCO8階日時:2020年9月26日(土) ~2020年10月8日(木) ※2週間限定公開イベント特設サイト Colette1997年、コレット・ルソー(Colette Roussaux)と娘のサラ・アンデルマン (Sarah Andelman) によりオープンしたパリ・サントノレ通りの世界初のコンセプトショップ。ラグジュアリーファッションとストリートウエア、アート、ビューティー, ライフスタイルなどを融合した提案や異業種のコラボレーションを仕掛け、当時のリテールの考え方に改革を起こした。若手の発掘も得意とし、多くの気鋭ブランドをいち早く紹介してきた。2017年12月に母の引退を機にコレットを閉店。About Highsnobietyベルリン発のオンラインメディア『HIGHSNOBIETY(ハイスノバイエティ)』はファッション、ミュージック、アート、ライフスタイルにおける最も影響力のある新たなトレンドとプロダクトを発信する。2005年の設立以来、ストリートウエアムーブメントの進化と発展、およびメインストリームのポップカルチャーにおいてリーディングメディアとしての地位を築き上げてきた。厳選されたエディトリアルコンテンツを発信するメディア(年2回発行する印刷物、ウェブ、ビデオ/ポッドキャスト、ソーシャルメディア)、インハウスのコンテンツとHighsnobiety+と呼ばれるスタジオ、及びe-コマースのプラットフォームを通してハイスノバイエティは、カルチャーを発信するブランドと次世代のテイストメーカーやトレンドセッターをつなぐリエゾンの役割を担っている。企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2020年08月17日2017年末に閉店したパリのセレクトショップ「コレット」の最後の日々を追ったドキュメンタリー映画『コレット・モン・アムール(COLETTE, MON AMOUR)』が、2020年9月26日(土)より渋谷パルコ8階の「ホワイト シネクイント(WHITE CINE QUINTO)」で上映される。パリから世界へ、愛され続けたセレクトショップ「コレット」1997年、コレット・ルソーと娘のサラ・アンデルマンによりオープンしたパリ・サントノレ通りのコンセプトショップ「コレット」。ラグジュアリーファッションとストリートウェア、アート、ビューティー、ライフスタイルなどを融合する提案や、異業種のコラボレーションを仕掛け、当時、ショッピングといえば百貨店が主流だったフランスでコンセプトストアという形態を根付かせた。また、若手デザイナー・アーティストの発掘も得意とし、多くの気鋭ブランドをいち早く紹介してきた。そんな「コレット」が、2017年12月、コレット・ルソーの引退とともに、惜しまれつつも閉店。著名人を含めて、世界中にファンがいただけに、ファッション業界に与えた衝撃は大きかった。閉店のニュースを聞き、本作ディレクターのユージ・ローソン=ボディが最後の日々を記録しようと立ち上がった。彼は、兄弟のイリアーヌ・ローソン=ボディとともにディレクターを務め、ベルリン発のメンズオンラインメディア『ハイスノバイエティ(HIGHSNOBIETY)』と、パリの映像プロダクション『La /Pac』をプロデューサーに迎えて制作へと動きだした。カニエ・ウェストやNIGOら著名人が想いを語る映像映画『コレット・モン・アムール』には、最後の日を記録するとともに、著名人らが思い出と、「コレット」がファッション業界に与えた影響について熱い思いを語る貴重な映像が含まれている。参加したのは、カニエ・ウェスト、ファレル・ウィリアムス、Futura 2000、NIGO、Verbal、 KAWS、片山正通ら。さらにルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)およびオフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH)のヴァージル・アブローや、sacai(サカイ)の阿部千登勢、ダブレット(doublet)の井野将之といったファッションデザイナーも登場する。「コレット」の創立者でありクリエイティブディレクターを務めたサラ・アンデルマンは、「 このドキュメンタリーを通して、私と母の過ごした美しい時間を共有し、 すでにコレットを訪れたことがある人にはその時の体験を呼び覚まし、 訪れることができなかった人たちには当時の様子を少しでも感じていただければと思っています」と本作への想いを語っている。渋谷パルコから“コレットブルー”の限定アイテム登場また、映画『コレット・モン・アムール』の公開を記念し、渋谷パルコ内2Gに期間限定ショップがオープン。メゾン キツネ(MAISON KITSUNÉ)やsacai、メディコム・トイ(MEDICOM TOY)、スウォッチ(Swatch)などが“コレットブルー”をキーカラーにした限定アイテムを展開する。さらに、劇中に登場するダブレット、ヒューマンメイドのクリエーターによるスペシャルプロダクト、ハイスノバイエティとサラがキュレーションした日本限定アイテムなども展開される。【作品情報】『コレット・モン・アムール(COLETTE, MON AMOUR)』公開期間:2020年9月26日(土)~10月8日(木) ※2週間限定公開作品:ドキュメンタリー 60分言語:フランス語、 英語、 日本語製作:HLB, La Pac Film , Highsnobiety監督:Hugues and Eliane Lawson-Body編集:Thibaut Sève■会場詳細ホワイト シネクイント(WHITE CINE QUINTO)住所:東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷PARCO8階【期間限定ショップ】期間:2020年9月26日(土) ~2020年10月11日(日)会場:2G住所:東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷パルコ2階TEL:03-6455-3003<限定アイテム例>・BE@RBRICK AROMA ORNAMENT Colette mon amour No.2G 14,800円・Colette Mon Amour Doublet T-Shirt 16,000円・Colette Mon Amour x RetaW Car Tag 2,000円・Colette Mon Amour x Sacai Bag 62,000円・sacai "Colotan" x colette mon amour key chain 17,000円・Colette Mon Amour x Swatch Watch 11,000円・Pop Corn T-Shirt 6,500円
2020年08月16日ダニエル・クレイグ、クリス・エヴァンス、アナ・デ・アルマス、ジェイミー・リー・カーティスら豪華俳優が出演する映画『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』。この度、もうすぐリリース予定の本作のBlu-ray&DVDに収録される、日本語吹き替え版の本編映像が公開された。今回のBlu-ray&DVDには、藤真秀(ダニエル・クレイグ)、中村悠一(クリス・エヴァンス)、小林沙苗(アナ・デ・アルマス)、一城みゆ希(ジェイミー・リー・カーティス)、内田直哉(マイケル・シャノン)、大塚芳忠(ドン・ジョンソン)、田中敦子(トニ・コレット)、小林清志(クリストファー・プラマー)らによる日本語吹き替えも収録。そんな日本語吹き替え版より、キャプテン・アメリカ役から続いて中村さんが吹き替えを担当した、クリス演じる一族の問題児、ランサムの登場シーンが到着。番犬に吠えられながら、悲劇の舞台となる屋敷に到着する場面となっており、ダニエル演じる名探偵ブノワ・ブランと対面する重要なシーンだ。『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』Blu-ray&DVDは7月22日(水)リリース、レンタル同時開始。(cinemacafe.net)■関連作品:ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密 2020年1月31日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開Motion Picture Artwork © 2019 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.
2020年06月13日ダニエル・クレイグ(藤真秀)、クリス・エヴァンス(中村悠一)など、豪華キャストの日本語吹き替え版の収録が大反響を呼んだ『ナイブズ・アウト 名探偵と刃の館の秘密』。この度、Blu-ray&DVDのジャケット写真と特典映像の収録内容が決定した。Blu-ray、DVDのジャケットは豪華キャスト勢揃いのビジュアル。そして世界が熱狂した空前絶後の「ハイテンション」「ノンストップ」ミステリーの世界観をさらに引き込んでいくのが「Blu-ray限定の三方背ケース」。表紙には本作の鍵になるナイフが描かれ、裏表紙にはもう1つ、公開時に話題になった“あのモチーフ”が描かれているという。「騙し合い」の裏側に潜入!?豪華特典映像もセルBlu-ray&DVDにはここでしか見られない、豪華特典映像も収録。★はセルBlu-ray限定の特典映像となっている。★未公開シーン:「Bicycling Accident」「Don’t Do Anything Rash」本編には収録されなかった2つの未公開シーン。ダニエル・クレイグ演じるブラン探偵がある人物の元へ出向き、隠された事実に迫る。どちらも、オリジナルの音声に加え、ライアン・ジョンソン監督によるコメンタリー音声を収録。ここでしか聞けない裏話を楽しめる。★メイキング・インタビュー集メイキング映像と、豪華なキャスト陣へのインタビュー。キャスト同士の絆が感じられる貴重な話の数々は必見。また、ライアン監督や製作のラム・バーグマンがキャスティングについても赤裸々に語る。フェイクCM集トニ・コレット演じるジョニが自ら広告塔に立つ“フラム”、ジェイミー・リー・カーティス演じるリンダが「ゼロから立ち上げた」と豪語する不動産屋、そしてマイケル・シャノン演じるウォルトが経営を担う出版社“ワインの血”。劇中の登場人物が、それぞれ社長を務める会社を個性たっぷりに紹介してくれるフェイクCMを収録。中にはセールのお知らせも?本作ならではのジョークも楽しめそう。『ナイブズ・アウト 名探偵と刃の館の秘密』Blu-ray&DVDは7月22日(水)発売。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密 2020年1月31日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開Motion Picture Artwork © 2019 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.
2020年06月10日2006年にサンダンス映画祭でプレミア上映されて絶賛され、第79回アカデミー賞では作品賞含む4部門にノミネートされた『リトル・ミス・サンシャイン』。この度、初のデジタル素材となって特別公開されることが決定した。サンダンス映画祭後、数々の良質作品を手掛けてきた大手映画会社フォックス・サーチライトが当時の史上最高額で劇場配給権を取得、マイケル・アーント初脚本作品にも関わらずアカデミー賞脚本賞を受賞するなど、インディ作品としては映画業界で異例な記録をつくった本作。超個性的ではちゃめちゃな家族を演じたのは、アカデミー賞助演女優賞にノミネートされたアビゲイル・ブレスリンに、グレッグ・キニア、ポール・ダノ、トニ・コレット、スティーヴ・カレル、そしてアカデミー賞助演男優賞受賞のアラン・アーキン。自粛期間中、誰もが家族のうっとうしさや、かけがえのない大切さなど様々な感情を感じたいまだからこそ、この家族の姿はきっと響くはず。公開当時は35mmプリントでの上映だったが、今回は劇場公開用にデジタル素材を製作して本作初のデジタル上映を実施。未来が不確かで不安がある時代に、映画は人を笑顔にし、感動させ、そして前向きなパワーを与える力があると思い出させてくれる傑作をぜひ劇場で。『リトル・ミス・サンシャイン』は7月10日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:リトル・ミス・サンシャイン 2006年12月23日よりシネクイントほかにて公開TM & ©2006 Twentieth Centry Fox. All rights reserved.
2020年06月10日『007』シリーズのダニエル・クレイグ、『アベンジャーズ』シリーズのクリス・エヴァンス、話題作出演が続くアナ・デ・アルマスほか豪華キャストが集結したライアン・ジョンソン監督『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』Blu-ray&DVDが7月22日(水)にリリースされることになった。本作は、ライアン・ジョンソン監督が“ミステリーの女王”アガサ・クリスティーに捧げたオリジナル脚本で、主役級豪華キャストを迎えて撮りあげた渾身の1作。第92回アカデミー賞脚本賞にノミネートされ、口コミも絶賛の声が多く、幅広い客層から支持を得た。本国オリジナルキャストに負けない豪華声優陣による日本語吹替音声を収録主人公の紳士探偵を演じたのは、『007』シリーズでもダニエル・クレイグの声を担当してきた藤真秀。クリス・エヴァンス演じる一族の問題児役を“キャプテン・アメリカ”でもお馴染みの中村悠一、今作のキーパーソンでもある看護師役のアナ・デ・アルマスは、『ブレードランナー 2049』でも声を担当した小林沙苗。さらに、ハリウッド映画界のレジェンド、クリストファー・プラマーが演じた事件の発端となる大富豪役を、日本の声優界を牽引してきた重鎮・小林清志が熱演。そのほか、一家の長女役ジェイミー・リー・カーティスを一城みゆ希、次男役マイケル・シャノンを内田直哉、長女の夫役ドン・ジョンソンを大塚芳忠、亡き長男の妻役トニ・コレットを田中敦子と、ひと癖もふた癖もあるファミリーが集結。予測不可能、ネタバレ厳禁、空前絶後のハイテンション・ノンストップミステリーを盛り上げる。藤真秀「存在感が強く魅力的な探偵役のダニエルさん」ボンドシリーズで拝見しているダニエルさんとは全く違う印象で、最初に今作を見たときは正直驚きました。もしかしたら田舎の気取りやさんなのかな?と思わせるような、存在感が強く魅力的な探偵役のダニエルさん、難しかったですが頑張って演じました。今作は子どもの頃見ていたような、昔懐かしく、なぜかホッとするような気分にもなる探偵ものですね。楽しくてあっという間に見られてしまいますが、字幕では追いきれないほど情報量が多い部分もあります。吹替版は内容がよりわかりやすくなっていますので、ぜひ吹替版もお楽しみください。中村悠一「考察しながら楽しめました」自分は劇場公開されていたタイミングで観ることができた作品です。最後まで「こいつが犯人か…?いやこいつか…?」と考察しながら楽しめました。皆様にもこの気持ちを共有して頂けたらと思います。小林沙苗「言いたい放題の登場人物たち、どなたも可笑しく非常に怪しい」私は看護師マルタの吹き替えを担当しました。個性豊かな曲者揃いの家族に優しく真面目な彼女が翻弄される姿が印象的で、微妙に変わる表情をよく見ながら演じました。言いたい放題の登場人物たち、どなたも可笑しく非常に怪しいです!楽しんで推理してください!!『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』Blu-ray&DVDは7月22日(水)より発売、レンタル同時リリース。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密 2020年1月31日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開Motion Picture Artwork © 2019 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.
2020年05月27日現在公開中の映画『ミッドサマー』の監督、アリ・アスターの長編デビュー作『ヘレディタリー/継承』が、4DX版で3月27日(金)より順次上映されることが分かった。本作は、アスター監督が監督・脚本を務め、全世界を震撼させたホラー映画。トニ・コレットを主演に迎え、映画スタジオ「A24」が製作。映画全体に謎やメタファーが散りばめられ、それら全てがラストに待つトラウマ級の恐怖の伏線になっているという、計算し尽くされた本作は、「こんなに恐ろしいのに、もう一度見ないではいられない!」「何度見ても発見がある!」とリピーターも続出、数々の映画評論家、映画ファンの2018年ベスト作品にも選出された。そんなトラウマレベルの恐怖を、“体感型アトラクション・シアター”4DXで再び大スクリーンにカムバック。動く座席や特殊効果が、より恐怖を増幅させる。また、現在公開中の『ミッドサマー』は、“明るいのにおそろしい”白夜のスウェーデンが舞台の“フェスティバル・スリラー”。先日より、R18+未公開カットを含むディレクターズカット版も上映スタートした。『ヘレディタリー/継承』4DXは3月27日(金)よりユナイテッド・シネマ アクアシティお台場、ユナイテッド・シネマ豊洲ほかにて、4月3日(金)よりグランドシネマサンシャイン、シネマサンシャインららぽーと沼津ほかにて上映。『ミッドサマー』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:へレディタリー/継承 2018年11月30日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2018 Hereditary Film Productions, LLCミッドサマー 2020年2月21日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開© 2019 A24 FILMS LLC. All Rights Reserved.
2020年03月18日2009年の衝撃のデビューから、新作を発表するたびに世界の映画祭を席巻し、『Mommy/マミー』でカンヌ国際映画祭審査委員賞を受賞、前作『たかが世界の終わり』では同グランプリの栄誉に輝いたグザヴィエ・ドラン。これまで、1作ごとに表現を研ぎ澄まさせ、“母と息子”や“同性愛”という主題を繰り返し問い続けた彼は、30歳という若さながら留まることなく進化し続ける若き天才。最新作となる『ジョン・F・ドノヴァンの死と生』の公開を控えるドランに加え、新時代の映画を担う者として話題作を作り続け、世界が熱狂する同世代監督の作品が今年相次いで公開される。「恐怖映画の新たな神」―TimeOut誌『ミッド・サマー』アリ・アスター(33歳)1986年、アメリカ・ニューヨーク生まれ。アメリカン・フィルム・インスティチュート(AFI)でMFA(美術修士号)を取得。自身初の長編映画となった『ヘレディタリー/継承』(’18)はサンダンス映画祭で上映され批評家が絶賛、世界中で「21世紀最高のホラー映画」とまで評された。同作はサターン賞を受賞したほか、ゴッサム賞、ブロードキャスト映画批評家協会賞、インディペンデント・スピリット・アワード、オンライン映画批評家協会賞など多数の映画賞にノミネートされ、主演のトニ・コレットは数々の主演女優賞を受賞した。現在公開中の『ミッドサマー』では、さらにその真価を発揮する。スリラー映画の定番を覆す、暗闇とは真逆の明るい祝祭が舞台。天才的な発想と演出、全シーンが伏線となる緻密な脚本、観る者を魅惑する極彩色の映像美が一体となり、永遠に忘れられない結末に到達する。そこに待つのは究極の恐怖と、未体験の解放感。体験した者は二度と元には戻れない“フェスティバル・スリラー”。すでに公開された国々では高評価レビューが続出しており、日本でも2019年秋に先行上映されると「美しいのに恐ろしい」「すべてにおいて『ヘレディタリー』を超えている」「恋人がいる人は観ない方がいい」などの感想がSNS上を飛び交う熱狂状態に!アリ・アスター監督は来日時に、「これはホラーではなく失恋映画」と断言しており、シネマカフェのインタビューでは「ダークコメディという表現がしっくりくる」という言い方もしている。「一生に一度の傑作!」―Variety誌『WAVES/ウェイブス』トレイ・エドワード・シュルツ(31歳)1988年、アメリカ・テキサス州生まれ。子どもの頃から映画製作を始め、ビジネス・スクールに在籍後に映画界に飛びこむ。名匠テレンス・マリックの元で腕を磨き、2014年には自身が監督を務め、実話を基にした作品『Krisha』(原題)がサウス・バイ・サウスウエスト映画祭で審査特別賞を受賞。翌年に『WAVES/ウェイブス』を長編として完成させ、インディペンデント・スピリット賞のジョン・カサヴェテス賞、ゴッサム賞のビンガム・レイ新人監督賞、LA批評家協会賞のニュー・ジェネレーション賞、ニューヨーク批評家評価協会賞の最優秀初監督映画賞などを多くの賞を受賞した。4月10日(金)公開の本作は、昨年9月のトロント国際映画祭でも『パラサイト 半地下の家族』『ジョジョ・ラビット』など注目作が上映される中、同映画祭始まって以来、最長のスタンディングオベーションを浴びて話題をさらい、「一生に一度の傑作」「今年、最もまばゆい体験」とメディアから熱狂的な支持を受けた。シュルツ監督が事前に本編に使用する楽曲のプレイリストを作成し、そこから脚本を着想し製作された本作は、監督自身が「ある意味でミュージカルのような作品」と語るように、全ての曲が登場人物の個性や感情に寄り添うように使用され、時には音楽がセリフの代わりに登場人物の心の声を伝える。従来のミュージカルとは一味違う、<プレイリスト・ムービー>を作りあげた。「信じられない程の才能の持ち主。ただものではない」―EMPIRE誌『ジョン・F・ドノヴァンの死と生』グザヴィエ・ドラン(30歳)1989年、カナダ・ケベック州出身。監督、脚本家、編集者、幼少期より映画やテレビ番組に出演する子役出身の俳優でもある。自身が19歳の時に監督、主演、脚本、プロデュースをした半自叙伝なデビュー作『マイ・マザー』(’09)が第62回カンヌ国際映画祭「監督週間」部門に選ばれ鮮烈な監督デビューを飾る。第3作目『わたしはロランス』(’12)がトロント国際映画祭で最優秀カナダ映画賞、カンヌ国際映画祭「ある視点」部門女優賞とクィア・パルム賞を受賞。25歳の時に『Mommy/マミー』(’14)で、カンヌの審査員賞ほか、カナダ・スクリーン・アワードで最優秀作品賞を含む9部門を受賞。『たかが世界の終わり』(’16)はカンヌ・グランプリを27歳という若さで最年少受賞し、セザール賞最優秀監督賞と最優秀編集賞など多くの映画賞に輝いた。3月13日(金)公開の『ジョン・F・ドノヴァンの死と生』ではN.Y.とロンドンを舞台に新境地を切り開く。母と息子というこれまで描いてきたテーマの「集大成」と語り、5年に及ぶ構想期間を経て初の英語作品を誕生させた。完成までに『トム・アット・ザ・ファーム』『Mommy/マミー』『たかが世界の終わり』を世に送り出し、満を持して挑んだ本作は、カナダで子役として活躍していた8歳のグザヴィエ少年が“憧れだったスター”レオナルド・ディカプリオに宛てた手紙から生まれた物語。ハリウッドの豪華キャストの最高峰の演技、歌詞と物語がシンクロする絶妙な音楽、登場人物のほとばしる感情に揺れる映像で、セレブの光と影、映画界の表と裏にも迫る。自身の実体験からドランがたどり着いた答えに胸が熱くなる、人生の真実に迫る1本。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ミッドサマー 2020年2月21日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開© 2019 A24 FILMS LLC. All Rights Reserved.ジョン・F・ドノヴァンの死と生 2020年3月13日より新宿ピカデリーほか全国にて公開©2018THE DEATH AND LIFE OF JOHN F. DONOVAN INC., UK DONOVAN LTD.WAVES/ウェイブス 2020年4月よりTOHO シネマズ日比谷ほか全国にて公開©2019 A24 Distribution, LLC. All rights reserved.
2020年02月23日ギレルモ・デル・トロ監督が、2018年にアカデミー賞で作品賞、監督賞などを獲得した『シェイプ・オブ・ウォーター』以来となる、最新作『Nightmare Alley』(原題)の製作を開始したという。サーチライト・ピクチャーズが発表した。同作は、1946年にウィリアム・リンゼイ・グレシャムが書いた「Nightmare Alley-悪魔の往く町」を原作とした映画で、ブラッドリー・クーパー、ケイト・ブランシェット、トニ・コレット、ウィレム・デフォー、リチャード・ジェンキンス、ロン・パールマン、ルーニー・マーラ、デヴィッド・ストラザーンが出演する。ブラッドリーは野心的で言葉巧みに人を操る才能を持つ若い男性、ケイトは彼よりももっと危険な精神科医の女性を演じる。今週からカナダ・トロントで主要撮影が行われているとのこと。製作チームは、前作『シェイプ・オブ・ウォーター』から俳優のリチャードのみならず、コスチューム・デザイナー、撮影技師、視覚効果のスーパーヴァイザー、編集者が再集結している。脚本はデル・トロ監督と脚本家のキム・モーガンが担当。『Nightmare Alley』の公開日は発表されていない。(Hiromi Kaku)
2020年01月31日イタリアの作家ドナート・カリシの同名ベストセラー小説をカリシ自身が映画化し、トニ・セルヴィッロとジャン・レノの初共演が実現したミステリー映画『霧の中の少女』から、予告編と場面写真が解禁となった。今回解禁された予告編には、少女失踪事件の謎に翻弄されるトニ・セルヴィッロ演じるカリスマ警部ヴォーゲルの姿が映し出されている。クリスマス前夜の12月23日、妖しい霧が立ち込める田舎町で1人の少女が忽然と消えた。「娘のアンナは身長160cm 赤毛の長い髪です」と、突然娘の姿が消えてしまい、悲痛に訴える両親。都会からやってきたヴォーゲル警部は、この少女失踪事件の捜査の指揮を執ることに。捜査線上に浮かび上がったのは、アンナが通う高校の教師でアレッシオ・ボーニ演じるマルティーニ。「悪こそ物語の原動力」と意味深な発言を繰り返すマルティーニに対して、アンナの同級生も疑いの目を向ける。ヴォーゲルはメディアを操って藪の中の犯罪者をあぶり出そうと、アンナの両親にテレビ向けの会見を行わせ、ヘリコプターや山岳救助隊を駆り出して大規模な捜索を開始。さらには顔なじみのニュース・レポーターを利用して、この事件をイタリア全土の注目を集めるよう仕向けていく。ところが今回の事件はヴォーゲルを嘲笑うかのように異様な展開を見せ、謎はどんどん深まっていく。そこで、警察から捜査協力を要請されたジャン・レノ演じる引退間近の精神科医フローレスは、ヴォーゲルに事件について助言する。閉塞感のある村人たちは、犯人はよそ者に違いないと思っているが、心の底では悪は近くに潜んでいると思っている。そして、ヴォーゲルには正体不明の連続誘拐魔“霧の男”に関する情報がもたらされ、彼の“完璧なる捜査”は根底から覆されていく…。映像の最後は「真実が正義とは限らない」というコピーで締めくくられ、ごく普通の人間の“心の闇”に切り込む深遠なるミステリーが期待できる予告編に仕上がっている。『霧の中の少女』は2月28日(金)よりkino cinema横浜みなとみらいほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:霧の中の少女 2020年2月28日よりkinocinema 横浜みなとみらいほか全国にて順次公開
2020年01月23日声優・中村悠一がナレーションを務める、全米実写No.1大ヒット作『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』のハイテンションなWEB限定予告編が到着した。本作は、『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』のライアン・ジョンソン監督が、アガサ・クリスティーに捧げて脚本を執筆したオリジナル作品。脚本に惚れ込んだダニエル・クレイグ、クリス・エヴァンスをはじめ、クリストファー・プラマー、ジェイミー・リー・カーティス、トニ・コレットら豪華キャストが結集。昨年11月のサンクスギビングに全米3,461館で封切られると、オープニング興行成績4,170万ドルを記録と、実写第1位の大ヒットスタートを切り、続編の企画も始動している。キャプテン・アメリカ役で人気を博すクリスがこれまでのイメージを払拭し、放蕩息子を怪演したことでも話題の本作。日本公開も待ち遠しい本作の予告編のナレーションを担当したのは、キャプテン・アメリカの吹き替えでもお馴染み、「マクロスF」早乙女アルト役、「曇天に笑う」曇天火役の中村さん。映像では、中村さんが「オールスターキャストで贈る、全米大ヒットミステリー、上陸」と本作を紹介、テンション高くナレーションを展開。続けて、中村さんのあらすじ説明と共に、事件に挑むダニエル演じるちょっと風変わりな名探偵ブランの姿が映し出され、巧みな推理に期待が高まる。そして最後には、「世界が熱狂した、ハイテンション・ノンストップ・ミステリーへ、ようこそ」と締めくくり、映像は終了する。『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』は1月31日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密 2020年1月31日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開Motion Picture Artwork © 2019 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.
2020年01月17日ダニエル・クレイグ、クリス・エヴァンスら豪華キャストが出演する『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』のライアン・ジョンソン監督オリジナル作品『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』。この度、事件のカギを握る11人のクセのあるキャラクターを写し出したキャラクターポスタービジュアルが到着した。先日発表された今年度ゴールデン・グローブ賞にて、作品賞(ミュージカル・コメディ部門)、主演男優賞(ダニエル・クレイグ)、主演女優賞(アナ・デ・アルマス)と、3部門にてノミネートされさらに注目を集める本作。そんないま大きな期待が寄せられている本作から到着したのは、こだわりのインテリアにも注目な事件解決のヒントも隠されたキャラクターポスター。深紅に彩られた部屋で椅子に腰掛ける、クリストファー・プラマー演じる世界的ミステリー作家ハーランをはじめ、ブルーのセットアップに身を包んだ長女のリンダ(ジェイミー・リー・カーティス)と、ウイスキー・グラスを片手にする夫のリチャード(ドン・ジョンソン)。マイケル・シャノン演じる次男ウォルトは、本と杖を手に。義理の娘ジョニ(トニ・コレット)は、オリエンタルな織物の前でポーズ。また、クリス・エヴァンス扮する長女夫婦の放蕩息子ランサムは、3枚の奇妙な絵が飾られた本棚の前に。次男夫婦の息子ジェイコブ(ジェイデン・マーテル)の背後にある書棚にはなぜかカーテンが掛けられている。さらに、ジョニの娘メグ(キャサリン・ラングフォード)はシュールな絵画の前でノートパソコンを片手にし、ハーランに最も近い重要なポジションにいる看護師マルタ(アナ・デ・アルマス)の片手にはバッグが意味深に握られている…。そして、匿名の依頼を受けて捜査に乗り出すダニエル・クレイグ演じる名探偵ブノワ・ブランは、シックなスーツ姿で決めており、英国紳士の気品を感じさせるが、背景は…。そんなブランと共に事件の真相究明を急ぐエリオット警部補(キース・スタンフィールド)の姿もみられる。『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』は2020年1月31日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密 2020年1月31日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開Motion Picture Artwork © 2019 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.
2019年12月19日映画『ハーツ・ビート・ラウド たびだちのうた』が、2019年6月7日(金)にヒューマントラストシネマ渋谷、新宿シネマカリテほかにて公開。元バンドマンの父×医大を目指す娘の交流を描くハートフルストーリー『ハーツ・ビート・ラウド たびだちのうた』は、ニューヨーク・ブルックリンの海辺の小さな街を舞台に、赤字のレコードショップを営む元バンドマンの父と、将来のために医大を目指す娘の交流を描いたハートフルなドラマ作品。物語は、ある日ひょんなことから、2人で作った楽曲を音楽ストリーミングサービスにアップしたことから始まる。“We’re Not a Band.”というバンド名で出したその楽曲は、予想外の反響を生み父は歓喜!再び音楽の扉が開けたと夢が膨らむ。もちろん、サムを説得できればの話なのだが…。やがて二人に訪れる、新たな一歩のための人生の決断の行方とは?主演にカーシー・クレモンズ物語の主役・サムを演じるのは、近年メディアから注目を集める女優 カーシー・クレモンズ。父から期待される音楽の道以外にも、将来の夢や恋人との関係など、人生の課題に懸命に向き合うフレッシュな若者を演じる。話題の俳優勢が集結またそんなサムを取り巻くメインキャラクターにも注目俳優らが勢ぞろい。サムの父親役は、アニメ映画『SING/シング』で声の出演も果たしたニック・オファーマン、サムの恋人・ローズ役は、映画『ヘルボーイ』のサッシャ・レインが担当する監督・脚本にブレット・ヘイリー監督・脚本を務めるのは、ブレット・ヘイリー。過去作品『アイル・シー・ユー・イン・マイ・ドリームス』『ザ・ヒーロー』に続き、本作もサンダンス映画祭に出品している。【詳細】映画『ハーツ・ビート・ラウド たびだちのうた』公開日:2019年6月7日(金)劇場:ヒューマントラストシネマ渋谷、新宿シネマカリテほか監督/脚本:ブレット・ヘイリーオリジナルソング・音楽:キーガン・デウィット出演:ニック・オファーマン/カーシー・クレモンズ/トニ・コレット/テッド・ダンソン/サッシャ・レイン/ブライス・ダナー原題:HEARTS BEAT LOUD■ストーリーフランク・フィッシャーは、ブルックリンのレッドフックでレコードショップを17年に渡り営んでいた。かつてはミュージシャンだったフランクの人生は、妻の事故死により自分と娘だけ残されたことで一変する。フランクはシングルファーザーとして娘サムを育て、成長したサムはLAの医大へ通う事が決まっていた。娘の進学後の生計を立てるにはレコードショップは赤字続きだし、フランクはお店の貸主で友人のレスリーに夏の終わりにお店を閉めることを告げる。古くからの友人デイヴが経営するバーに行ったり、年老いて痴呆症の母親の面倒を見たり、彼の人生の未来には心が踊るものがあるわけでもなかった。 ある夜、勉強中のサムの邪魔をして一緒にセッションするよう無理やり誘う。サムは書きかけていた歌詞を引っ張り出し、二人は夜通し曲をレコーディングする。翌日サムはフランクに「私たちはバンドじゃないわよ」(“We’re not a band!”)と告げ、昨晩の共同作業により喜び興奮しているフランクを鎮めようとするが、フランクは娘の才能に感心し、一緒に作った曲を衝動的にSpotifyにアップロードしていたのだった。“We’re Not a Band.”というバンド名で。フランクもサムも驚いたことに、その曲はSpotifyで人気の曲を集めた”New Indie Mix”にリストインされ、たくさんの人の耳に届くことになる。フランクにとっては急に未来の扉が開かれた気分になり、サムとライブやレコーディングをする将来を描き始めてしまう。サムを説得できればの話だが。 しかし、サムには彼女の人生があった。出会ったばかりの恋人ローズとの関係や、進学予定の医学部など、向き合わなければならない人生の課題は山積みだ。音楽で人生の冒険を始めるなんて不可能なことに思えた。夏は終わりに近づき、大学ももうすぐ始まる中、フランクもサムも人生の決断を迫られる。二人が新たな人生に一歩踏み出すために。
2019年05月13日キーラ・ナイトレイ主演最新作『コレット』が、5月17日(金)より全国公開。20世紀初頭、芸術が栄えたベル・エポック(古き良き時代)のパリを舞台に描かれる本作は、衣装の再現にもこだわりが随所に。キーラが見事に着こなす、当時のファッションアイコン・コレットの華麗なる衣装に注目した。20世紀初めのファッションアイコン!華やかなコレットの衣装に注目キーラが本作で演じたのは、昨今の#MeToo運動をはじめ、女性の自立や自由が叫ばれる現代において先駆け的存在ともいえるコレット。男性優位の時代に、慣習やジェンダーにとらわれることなく、あらゆる分野で才能を開花させた。その著書「クロディーヌ」シリーズはフランス中で大ブームを巻き起こし、世の女性たちを虜に。文学界のみならず、20世紀初頭“ベル・エポック“のファッションにも大きな影響を与えたといわれるコレットの衣装も本作の見どころの一つ。ファッションアイコンでもある彼女の物語を描くにあたり、全部で50着の衣装が映画のためだけに作られた。また性別や常識にとらわれることなく自由に自身を表現していた彼女は、法律で女子のズボン着用が禁止されていた時代にも堂々と男装をし、世間を驚かせると同時に、ファッショニスタとしての確固たる地位を確立した。そのスタイルには、映画衣装も務めるスタイリストの北村道子さんも「ズボン着用が処罰された時代に彼女は男装していた。その勇気と洋服のセンスが素晴らしい」とコメントを寄せており、彼女の人生を反映したファッションに絶賛を贈っている。田舎に暮らす少女時代からモダンなパリジェンヌへ本作で衣装デザインを務めたアンドレア・フレッシュは時代の移り変わりを通した展開にもこだわっており、「コレットの衣装には、きれいで、シンプル、そしてモダンなスタイルで作ったわ。田舎の少女時代は、明るい黄色やグレーの色で軽い生地を使用して、モダンなパリの大人の女性になった時には、茶色や、黒白など暗い色の、重さのある生地の衣装を着るようになるの」。さらに、「彼女はジェンダーを気にかけない人だったので、レースやフリルは使用せず、メンズスーツを着用して現れた。彼女の中でゆっくりと形成された男性らしさにヒントを得て、きれいなスタイルを保ちたいと考えたの」と衣装のポイントを明かした。また、コレットの生きたベル・エポック期のファッションについて徹底的に研究したうえで「私の全体的な目標は、コレットのパーソナリティの内に秘めた本質をみいだし、それを衣装で表現すること。つまり、慣習にとらわれず、限界などないということを知っている女性であることを衣装からも見せるのよ」と映画衣装を通じたコレット像について語っている。そんなこだわりの詰まったコレットファッションを、長身細身のモデル体型のキーラ・ナイトレイが劇中で見事に着こなしている。芯の強さが魅力的なコレットのまっすぐな生き方と合わせ、思わずうっとりとしてしまう華やかな衣装も見逃せない。『コレット』は5月17日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ、新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:コレット 2019年5月17日よりTOHOシネマズ シャンテ、新宿武蔵野館ほか全国にて公開(C)2017 Colette Film Holdings Ltd / The British Film Institute. All rights reserved.
2019年05月12日2018年のサンダンス映画祭、サウス・バイ・サウスウエストで話題となった元バンドマンの父と、LAの医大を目指す娘の物語『ハーツ・ビート・ラウド たびだちのうた』の予告編と日本版ビジュアルが解禁となった。本作の主演はメジャー大作『フラッシュポイント』(原題:Flashpoint)の出演が決まっているカーシー・クレモンズ、父親役には『SING/シング』で声の出演もしているニック・オファーマン。また、トニ・コレットやブライス・ダナーといった豪華俳優陣が脇を固めている。今回解禁となった予告映像では、元バンドマンの父・フランクとLAの医大を目指す娘・サムの押し問答の様子が映し出されている。「大学へは行かずパパとバンドをやれってこと?」と問うサムに「大学行くのを一年延ばせないかな?」と返すフランクだが、ハッキリと「私は医者になるの」と言い返されてしまう。夏は終わりに近づき、決断を迫られた2人が出した答えは…?映像の後半では、軽快なリズムに乗ったクレモンズの伸びやかな歌声を聴くことができる。予告映像と同時にキービジュアルと場面写真も解禁。キービジュアルでは、フランクとサムが父娘仲睦まじくセッションする様子を映し出すビジュアルに、「大切なものを手放して前へ進もう」というキャッチコピーが配置されている。身体を動かしたくなるようなリズムが耳に残る極上のサウンドトラックと、ブルックリンの街並みを背景に夢に向かって走り出す娘と、その背中を押す父との心温まるハートフルな物語。観る人を“幸せな気分”にさせる本作を是非劇場でチェックしてみて。『ハーツ・ビート・ラウド たびだちのうた』は6月7日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷、新宿シネマカリテほかにて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ハーツ・ビート・ラウドたびだちのうた 2019年6月7日よりヒューマントラストシネマ渋谷、新宿シネマカリテほかにて公開© 2018 Hearts Beat Loud LLC
2019年04月10日キーラ・ナイトレイ主演で、いまなお人々を魅了し続ける伝説の女性作家を描き出した『コレット』。愛と自分を貫いた実在の人物をキーラが熱演した予告編がお披露目された。『アリスのままで』のウォッシュ・ウェストモアランド監督がメガホンをとった本作。かねてより、新時代のアイコンであったコレットに想像力をかき立てられてきたウェストモアランド監督は、公私ともにパートナーだった故リチャード・グラッツァーと16年以上に渡って脚本を推敲し続けたほど、思い入れの強い作品となっている。■“新しい女性”を生んだ時代のアイコン、その知られざる私生活が垣間見える予告編1890年代のパリ、芸術文化が栄えた黄金期に、新たな女性の時代を築き上げたコレット。この度の予告編では、フランス文学界の一時代を築いた彼女の人生の移り変わりを垣間見ることができる。夫に頼まれ、学生時代の話から着想を得て書いた物語から誕生した代表作「クロディーヌ」シリーズが社会現象を巻き起こしていく様子から、自らが表現者として舞台に立つ姿など、華やかなセレブとしての姿が描かれる一方、人気作家として名を馳せる夫に「君には“校長”が必要だろ」と束縛され、ゴーストライターとしての執筆を余儀なくされるなど自由や尊厳を抑圧されてきた過去も明かされる。また、コレットが“伝説の女性”となるまでの苦悩の日々と葛藤、“男装”に身を包み、前例のない挑戦をしていく過程が明かされ、女性たちと体を重ねる姿も…。昨今の#MeToo運動をはじめ、女性の自立や自由が叫ばれる現代において先駆け的存在ともいえるコレットの生き様を、まずはここから確かめてみて。『コレット』は5月17日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ、新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:コレット 2019年5月17日よりTOHOシネマズ シャンテ、新宿武蔵野館ほか全国にて公開(C)2017 Colette Film Holdings Ltd / The British Film Institute. All rights reserved.
2019年03月15日キーラ・ナイトレイが『アリスのままで』のウォッシュ・ウェストモアランド脚本・監督のもと主演を務める『コレット』(原題:Colette)が、5月17日(金)より全国公開されることが決定した。フランス文学界で最も知られ、時代を作り上げたアーティストとして、いまなお人々を魅了し続ける女性作家シドニー=ガブリエル・コレット。片田舎に生まれ育った自由奔放な少女が、いかにしてフランス屈指のベストセラー作家と呼ばれるようになったのか。彼女が“本当の自分”を見つけるまでの波乱と情熱に満ちた半生を、実力派キャストとスタッフにより映画化。■キーラ・ナイトレイ、慣習やジェンダーを打ち破るアイコン的女性を熱演魅力溢れるコレットを体当たりで演じたのは、人気英国女優キーラ・ナイトレイ。知性と行動力を持ち合わせるエネルギッシュなコレットの19歳から34歳までを演じた。監督を務めたのは、『アリスのままで』でジュリアン・ムーアにオスカーをもたらしたウォッシュ・ウェストモアランド。かねてよりコレットに想像力を掻き立てられてきたウェストモアランド監督は、公私ともにパートナーだった故リチャード・グラッツァーと16年以上に渡って脚本を推敲したほど、思い入れの強い意欲作となっている。■ココ・シャネルに愛され、オードリー・ヘプバーンを見出した自著作品を舞台化する際には、当時無名だったオードリー・ヘプバーンを主役に大抜擢し、オードリーを一躍スターにした立役者として、またファッションデザイナーのココ・シャネルや詩人ジャン・コクトーら多くの芸術家に愛された唯一無二の存在として知られるコレット。男性優位の時代でも慣習やジェンダーにとらわれることなく、力強く生きた彼女は昨今の#MeToo運動をはじめ、女性の自立や自由が叫ばれる現代において先駆け的存在ともいえる。あらゆる分野で才能を開花させたコレットの姿は、いまだからこそ観るべき1作となっている。■ストーリーフランスの田舎町で生まれ育ったコレット。14歳年上の人気作家ウィリーと結婚し、それまでとは別世界のパリへと移り住む。“ベル・エポック”真っ只中の活気にあふれていた1890年代のパリ。コレットは夫とともに芸術家たちの集うサロンで、享楽の世界に浸っていた。そんななか、コレットの才能にいち早く気が付いたウィリーは、自身のゴーストライターとして彼女に小説を書かせることに。その後、コレットが執筆した「クロディーヌ」シリーズは、社会現象を巻き起こすほどの一大ブームとなる。いつしか、世間もうらやむようなセレブ夫婦として注目されるコレットとウィリー。しかし、コレットは自分が作者であることを世間に認められない葛藤と夫の度重なる浮気と抑圧に苦しめられることとなる。激動の時代に流されることなく、心の声に従って愛と自由を手にしたひとりの女性。ありのままの自分でいるため、あらゆる困難と闘いながらも、最後まで自分自身に正直であり続けようとする意志は揺らぐことはなかった。自らの力で切り開いた道の先にコレットが見つけた“希望”とは――。『コレット』は5月17日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ、新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年02月08日日曜朝(現地時間)、ロサンゼルス映画批評家協会賞が発表された。受賞者たちは、10月に発表された功労賞を受賞した宮崎駿監督とともに、来年1月12日にロサンゼルスのインターコンチネンタル・ホテルで表彰される。主な受賞リストは以下の通り。作品賞受賞:『ROMA/ローマ』(アルフォンソ・キュアロン監督)次点:『バーニング 劇場版』(イ・チャンドン監督)監督賞受賞:デブラ・グラニック監督(『Leave No Trace』)次点:アルフォンソ・キュアロン監督(『ROMA/ローマ』)主演男優賞受賞:イーサン・ホーク(『First Reformed』)次点:ベン・フォスター(『Leave No Trace』)主演女優賞受賞:オリヴィア・コールマン(『女王陛下のお気に入り』)次点:トニ・コレット(『ヘレディタリー/継承』)助演男優賞受賞:スティーヴン・ユァン(『Burning』)次点:ヒュー・グラント(『パディントン2』)助演女優賞受賞:レジーナ・キング(『ビール・ストリートの恋人たち』)次点:エリザベス・デビッキ(『妻たちの落とし前』)脚本賞受賞:ニコール・ホロフセナー、ジェフ・ウィッティ(『Can You Ever Forgive Me?』)次点:デボラ・デイヴィス、トニー・マクナマラ(『女王陛下のお気に入り』)功労賞宮崎駿(Hiromi Kaku)■関連作品:パディントン2 2018年1月19日より全国にて公開© 2017 STUDIOCANAL S.A.S All Rights Reserved.女王陛下のお気に入り 2019年2月15日より全国にて公開(C)2018 Twentieth Century Foxへレディタリー/継承 2018年11月30日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2018 Hereditary Film Productions, LLCバーニング 劇場版 2019年2月1日よりTOHO シネマズ シャンテほか全国にて公開©2018 PinehouseFilm Co., Ltd. All Rights Reservedビール・ストリートの恋人たち 2019年2月22日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開©2018 ANNAPURNA PICTURES, LLC. All Rights Reserved.
2018年12月10日ホラー映画『へレディタリー/継承』が、2018年11月30日(金)に公開される。“トラウマ級”ホラー『へレディタリー/継承』は、トラウマ級の恐怖で全米を震撼させたホラー映画作品。グラハム家の祖母・エレンが亡くなるところからスタートする物語は、序盤から不穏な雰囲気に満ちている。祖母が家族に遺した“受け継いだら死ぬ何か”が、恐怖とともに家族に襲い掛かる。家の中の何でもない暗闇が映るだけで恐ろしく、じわじわと恐怖を観客の脳裏に刻んでいく。また、物語の全編にわたり、恐怖のフィナーレに至る伏線が張り巡らされており、周到に計画された本編の“謎”が見所となっている。監督はアリ・アスター監督・脚本を務めたのは、本作が長編映画監督デビュー作となるアリ・アスター。発想や演出、すべてのシーンが恐怖のラストへ繋がる計算し尽された脚本と、異常なまでの完成度は、ホラー映画の新たな到達点となったとの評価も受けている。主演は『シックス・センス』のトニ・コレット主演は『シックス・センス』『リトル・ミス・サンシャイン』のトニ・コレット。製作は、アカデミー賞作品賞に輝いた『ムーンライト』を生み出し、『レディ・バード』など、設立6年目にして話題作を次々と発表し、オスカー常連となった最注目の映画スタジオ・A24だ。ヒグチユウコ・政田武史などのイラストもグッチ(GUCCI)とのコラボレーションで知られる画家・絵本作家のヒグチユウコや、画家・現代美術作家の政田武史からは、作品をイメージしたイラストが寄せられた。想像力を掻き立てられるストーリーの世界観を表現している。ストーリーグラハム家の祖母・エレンが亡くなった。エレンは気難しく、謎の多い人物だった。エレンの遺品が入った箱には、「私を憎まないで」というメモが挟んであった。エレンの娘アニーは、過去の出来事がきっかけでエレンに愛憎入り交じる感情を抱いていた。自らの人生を精巧なミニチュアで表現するアーティストであるアニーは、エレンとの暗い思い出をミニチュアにし、セラピーにも通う。夫のスティーヴン、内気な高校生の息子ピーター、祖母に溺愛されていた対人恐怖症の娘チャーリーとともに、家族を亡くした哀しみを乗り越えようとしていたのだ。自分たちがエレンから忌まわしい“何か”を受け継いでしまってことに気づかぬまま・・・。チャーリーの様子がおかしい。祖母が遺した“何か”を感じているのか、不気味な表情で虚空を見つめている。彼女の部屋を覗くと、アニーがミニチュアを作るように、チャーリーも自分の部屋でこっそりと人形を作り続けていた。それは、動物の生首とガラクタでできた狂気のオブジェだった。やがて奇妙な出来事がグラハム家に頻発する。不思議な光が部屋を走る、誰かの話し声が聞こえる、暗闇に誰かの気配がする・・・。そして最悪な出来事が起こり、一家は修復不能なまでに崩壊。そして想像を絶する恐怖が一家を襲う。“受け継いだら死ぬ” 祖母が家族に遺した“何か”とは一体?詳細映画『へレディタリー/継承』公開日:2018年11月30日(金)出演:トニ・コレット、ガブリエル・バーン、アレックス・ウォルフ、ミリー・シャピロ、アン・ダウド脚本・監督:アリ・アスター製作:ケビン・フレイクス、ラース・クヌードセン、バディ・パトリック原題:HEREDITARYPG-12
2018年12月02日こんにちは。アートディレクターの諸戸佑美です。いよいよクリスマスのイルミネーションも輝いて、忘年会やパーティなど多い季節となりましたね。【シネマの時間】第49回は、そんな季節にぴったりな映画、人生がより一層楽しくなるスパイスの効いた大人のロマンティックコメディ『マダムのおかしな晩餐会』をご紹介します!本作は、エレガントなパリに引っ越してきた裕福なアメリカ人夫婦アン(トニ・コレット)とボブ(ハーヴェイ・カイテル)が、セレブな友人たちを招いてとびきり豪華なディナーを開こうとしますが、手違いで出席者が不吉な13人となるところから大騒動が始まります。慌てたアンがメイドのマリア(ロッシ・デ・パルマ)を友人に仕立てディナーに無理矢理参加させますが、緊張のあまりワインを飲み過ぎたマリアは下品なジョークを連発!しかし、これが大ウケしてダンディーな英国紳士から求愛されるなど、嘘と勘違いが引き起こすユーモラスなシーンが満載。その他、ハイブランドのドレスやジュエリーに絵画、ビュランの円柱をはじめセーヌ川岸やパリで一番の歴史ある映画館シネマ・マクマオンなど、通好みのパリの名所の数々も見所となっており、人生を楽しみたいすべての人に贈る、ごちそう映画です!出演は、晩餐会を開くアンとボブ夫婦にハリウッドきっての演技派俳優として人気のトニ・コレッドやハーヴェイ・カイテル。メイドのマリアには、べトロ・アル・モドバル監督のミューズで世界一美しい鷲鼻を持つロッシ・デ・パルマ。監督・脚本は、フランスの新進気鋭の女流監督アマンダ・ステールが手がけ、上流階級の人たちの豪華な暮らしとスキャンダラスなゴシップを覗きつつ、階級社会や夫婦の問題にサラリと直面させる刺激と毒気が仕込まれた大人のロマンティック・コメディとなっています。是非、秘密の隠し味がいっぱいの『マダムのおかしな晩餐会』をお楽しみください!11月30日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国ロードショー!■映画『マダムのおかしな晩餐会』あらすじー愛には嘘のソースをかけて、召し上がれ!エレガントなパリの都に越してきた、裕福なアメリカ人夫婦のアンとボブ。ヨーロッパのセレブな友人たちを招いて、とびきり豪華なディナーを開こうとするものの、手違いで出席者が不吉な13人に!アンは急遽、スペイン人メイドのマリアを“ミステリアスなレディ”に仕立て上げ、自分の友人として晩餐会の席に座らせます。華やかなヘアメイクを施され、アンの白いドレスを着て見違えるように美しくなったマリアを見た招待客の英国人美術コンサルタントのデビットは、思わず「誰だい?」とボブと前妻の間の息子で駆け出しの作家のスティーブンに尋ねます。すると、悪ノリをしたスティーブンは、「彼女の正体は、両シチリア王国の末裔で、全スペイン国王の又従妹だ」と耳打ちしてしまったのです。ディナーが始まりますが、マリアは周りの話題にまったくついていけません。頼りのアンは、ボブとの倦怠期を見抜いた美術賞オーナーのアントワーヌから口説かれています。ボブの方も若く美しいフランス語教師と何やら妖しい雰囲気です。緊張のあまりワインをガブ飲みしてしまったマリアは、デビットから「ジョークで盛り上げてくれ」と頼まれて下品な下ネタを披露してしまいます。ところがこれがデビットには大ウケして求愛されてしまうのです。今さら正体を明かせないアンとマリアたちのから騒ぎの行方は……!?■映画『マダムのおかしな晩餐会』作品紹介映画『マダムのおかしな晩餐会』11月30日(金)より TOHOシネマズシャンテほか全国ロードショー!公式サイト:www. madame-bansankai.jp原題:Madame監督:アマンダ・ステール製作:シリル・コルボー=ジュスタン、ジャン=バティスト・デュポン、アラン・パンクラツィ原作:アマンダ・ステール脚本:アマンダ・ステール、マシュー・ロビンス撮影:レジス・ブロンド編集:ニコラ・ショドールジュ音楽:マチュー・ゴネ製作年:2016年製作国:フランス上映時間:91分映倫区分G配給:キノフィルムズ© 2016 / LGM CINEMA – STUDIOCANAL – PM - Tous Droits Réservés■映画『マダムのおかしな晩餐会』キャストトニ・コレット=アン・フレデリックスハーベイ・カイテル=ボブ・フレデリックスロッシ・デ・パルマ=マリアマイケル・スマイリー=デビット・モーガントム・ヒューズ=スティーブン・フレデリックススタニスラス・メラール=アントワーヌ・ベルナールジョセフィーヌ・ドゥ・ラ・ボーム=ファニーブレンダン・パトリックス【シネマの時間】アートディレクション・編集・絵・文=諸戸佑美©︎YUMIMOROTO
2018年11月30日パリを舞台にした大人のロマンティックコメディ『マダムのおかしな晩餐会』が、11月30日(金)より日本公開。この度、本作の見どころの1つでもある、“パリ観光案内”ともいえるシーンを切り取った場面写真が一挙にシネマカフェに到着。いずれも、知る人ぞ知るひと味違うパリの姿となっている。■トニ・コレットがセレブマダムに!パリを舞台に描く大人のロマコメマダムが開く豪華ディナーに正体を隠したメイドが出席、客の紳士が彼女にひと目惚れしたことからセレブ界は大騒動に。アン役には今年最恐ホラー『へレディタリー/継承』とは180度異なるマダムに大変身したトニ・コレット。ボブ役は『グランド・ブダペスト・ホテル』などで知られるハーヴェイ・カイテル、混乱を呼び込むメイドのマリア役にはペドロ・アルモドバルの作品で知られるロッシ・デ・パルマと、個性派俳優たちが揃った。作家、演出家として活躍する新進気鋭のアマンダ・ステールが監督を務め、上流階級たちの豪華な暮らしとスキャンダラスなゴシップを覗きながら、階級社会や夫婦の問題にさらりと直面させる大人のロマンティック・コメディとなった本作。撮影が行われたのは、パリ屈指の高級エリアで、おしゃれなホテルやカフェが立ち並ぶ“16区”。アメリカからパリに引っ越してきた一行がパリの街を満喫するのに合わせて、一般的な観光スポットではなく、パリジャンたちがデートに使うような、ひと味違う上級者向けのパリの姿を楽しむことができる。パレ・ロワイヤル“ビュランの円柱”まずは、かつてルイ13世の宰相リシュリュー枢機卿が住み、現在は国務院があるパレ・ロワイヤルにある“ビュランの円柱”に佇むアン(トニ・コレット)。高さの異なる260本もの白黒ストライプの円柱がまるで地面に生えているかのように見え、老若男女問わず、地元のパリジャンに人気のスポットとなっている。贋造博物館アンとボブ(ハーヴェイ・カイテル)夫婦が暮らす豪華な大邸宅として、16区の住宅エリアに佇む、偽物ブランドばかりを展示する一風変わった“贋造博物館”も登場。その外観が使用されている。ホテル・プロヴィダンス・パリヤシの木モチーフの壁紙など、部屋ごとに変わるレトロでロマンチックなディテールが話題のデザイナーズホテル「ホテル・プロヴィダンス・パリ」では、マリア(ロッシ・デ・パルマ)が英国紳士と…!?パリっ子の“足”、ヴェリブいまやパリジャンの文化ともいえる、ヴェリブ(パリ市内中に設置されている自由な乗り捨てシステムに採用されているレンタル自転車)に乗るアンの姿も。このほか、地元っ子のみならずヨーロッパ中の旅行者が訪れる人気のフレンチ・ビストロ「ビストロ・オートゥイユ」や、パリ最強のロマンティックエリアと言われるセーヌ川岸で女性を口説くボブ(ハーヴェイ)の姿など、貴重なシーンが盛りだくさん。パリ出身の若手女性監督ならではの充実した現地ロケが、観ているあなたをロマンティックなパリに連れていってくれそう!『マダムのおかしな晩餐会』は11月30日(金)よりTOHO シネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:マダムのおかしな晩餐会 2018年11月30日よりTOHO シネマズ シャンテほか全国にて公開© 2016 / LGM CINEMA – STUDIOCANAL – PM - Tous Droits Réservés
2018年11月23日今年のサンダンス映画祭で「現代ホラーの頂点」「ホラーの常識を覆した最高傑作」と批評家から最高の評価を受け、日本でも「怖すぎる」「もう止めてくれ」と映画ジャーナリストたちを凍りつかせているトラウマ級のホラー映画『へレディタリー/継承』。特に、死よりも恐ろしい運命に襲われ絶叫顔を披露するトニ・コレットには、ホラー映画史に燦然と輝く絶叫ヒロインたちを凌ぐほど、絶賛の声が相次いでいる。■ホラー映画史に名を連ねる伝説の絶叫クイーンたちに挑戦状!本作の主人公で、祖母から忌まわしい“何か”を受け継いだアニーを演じたのは、『シックス・センス』でアカデミー賞にノミネートされたトニ・コレット。恐ろしい悲劇に見舞われるアニーを怪演し、その演技には「今までの彼女のイメージを刷新した」(The Playlist)、「トニ・コレットは取り憑かれたようだ」(INDIE WIRE)、「トニ・コレットは絶叫クイーン」(ROTTEN TOMATOES)、「トニ・コレットのどうかしている演技はオスカーに値する」(Variety)と、批評家の大絶賛を受け、アカデミー賞レースの皮切りとなるゴッサム賞の女優賞にもノミネート(11月26日受賞者発表)。アカデミー賞主演女優賞へのノミネートも有力視されている。これまで、『サイコ』のジャネット・リー、『キャリー』のシシー・スペイセク、『シャイニング』のシェリー・デュヴァル、そして『ハロウィン』のジェイミー・リー・カーティスなど、ホラー映画の名作で素晴らしい絶叫演技を披露してきた女優たちは、いまもなお“絶叫クイーン”として映画ファンの記憶に残り、親しまれ続けている。そして「現代ホラーの頂点」と評される本作では、トニは凄まじい演技を見せ、“絶叫クイーン”たちに勝るとも劣らない“絶叫顔”を披露し、挑戦状を叩きつける!では、その歴代“絶叫クイーン”たちを見ていこう。ホラー映画のアイコン・元祖“絶叫クイーン”『サイコ』ジャネット・リーホラー映画のクラシックにしてアルフレッド・ヒッチコック監督の代表作のひとつでもある『サイコ』(60)のヒロイン、マリオン・クレイン役を務めたジャネット・リー。本作の演技でアカデミー賞主演女優賞へノミネートを果たす。彼女が絶叫を披露する、あの有名なシャワーシーンは、ヒッチコック監督のこだわりが炸裂し、ジェネットの全撮影日数の3分の1が費やされた。後に、このシーンを検証する『78/52』という映画も作られたほど。絶望へと叩き落された女子高生ヒロイン『キャリー』シシー・スペイセク2013年にはクロエ・グレース・モレッツ主演でリメイク版も公開された、学園を舞台にしたホラー映画『キャリー』(76)。内気でさえない容姿のヒロイン、キャリー・ホワイトを演じたシシー・スペイセクは本作の演技でアカデミー賞主演女優賞にノミネート。プロムパーティーでベストカップルを受賞し、幸せの絶頂にいる彼女を絶望へと叩き落すシーンで見せた絶叫はトラウマ級だ。大人気作家スティーヴン・キングの初めての映画化作品でもある。殺人鬼ブギーマンに果敢に立ち向かう!『ハロウィン』ジェイミー・リー・カーティス数々のカルト作品を世に送り出しているジョン・カーペンター監督が手掛け、スプラッターホラーの人気に火をつけたホラー映画『ハロウィン』(78)。ヒロインのローリー・ストロードを演じたジェイミー・リー・カーティスは本作で映画デビューして以降、4作品連続でホラー映画に出演。記憶に残る絶叫演技を披露し、“絶叫クイーン”の名を欲しいままに。実は元祖“絶叫クイーン”、『サイコ』のジャネット・リーの実の娘でもある。40年の時をへて登場した2018年版『ハロウィン』(原題)は2週連続全米No.1の大ヒット、日本では2019年4月に公開される。ヒステリックな絶叫を連発する気弱な妻『シャイニング』シェリー・デュヴァル名匠スタンリー・キューブリックの代表作『シャイニング』(80)は、膨大な撮影時間を費やして製作された。主人公ジャック・トランス(ジャック・ニコルソン)の妻・ウェンディを演じたシェリー・デュヴァルは恐怖に怯える迫真の絶叫顔を多数披露。1シーンの撮影が50テイクを超えることも珍しくなかった本作について、最も大変な撮影だったと後に語っている。夫のジャックがドアを斧で破壊する様に怯えて絶叫するウェンディの表情は、演技とは思えないほど迫真もの。トラウマになる!? 恐すぎ新・絶叫クイーン誕生『ヘレディタリー/継承』トニ・コレット生前は憎しみに近い感情を抱いていた母の死をきっかけに、徐々に精神のバランスを崩し、恐ろしい悲劇の渦へ巻き込まれていく娘アニー・グラハムを演じたトニ・コレット。「今年1番のパフォーマンス」と言われるほど、その絶叫顔は観客のド肝を抜く。『シックス・センス』に続いてオスカーノミネートも有力視されているトニは、「本作がこれまでで一番挑戦的な演技だった」と自ら語っており、一度見たら一生忘れられないトラウマ級の壮絶絶叫を繰り出したのも納得。恐怖と憎悪と絶望を演じ分ける、渾身の絶叫顔はぜひ大スクリーンで。ただし、トラウマとなるのは避けられないのでご注意を。『へレディタリー/継承』は11月30日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:へレディタリー/継承 2018年11月30日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2018 Hereditary Film Productions, LLC
2018年11月18日ホラーの常識を覆した最高傑作との呼び声も高い、ホラー映画『へレディタリー/継承』。現代ホラーの頂点と批評家から最高の評価を受け、トラウマ級の恐怖で全米を震撼させた本作の日本オリジナル予告編がついに公開された。『シックス・センス』『リトル・ミス・サンシャイン』のトニ・コレットを主演に迎え、本作の監督・脚本を務めたのは、これが長編映画監督デビュー作となるアリ・アスター。天才的な発想と演出、ラストへつながる恐怖の伏線を全て回収する徹底した脚本と異常なまでの完成度は、ホラー映画の新たな到達点とまで言われている。今回公開された予告映像は、先に公開された30秒予告映像よりも恐怖感が一層倍増。「祖母が遺した“何か”を受け継いだら死ぬ」というテロップとともに、想像を絶する恐怖に襲われる家族の姿が映し出されている。祖母が遺した“何か”を感じているのか、鳥の死体から首を切り落とそうとする不気味な表情の孫娘・チャーリー、部屋を走る不思議な光、突如聞こえる奇妙な音など次々と凍りつくような恐怖に見舞われ絶叫する一家。家の中で亡くなったはずの母の姿を見かけ悲鳴をあげる娘・アニーや、授業中に不審な音を聞き突如、机に頭を打ち付ける孫・ピーターの姿、天井に頭を叩きつける“何か”、燃える人影など、畳みかけるような恐怖映像は、予告編にもかかわらずトラウマレベルの恐怖を体感できるはずだ。ひと足早く本作を鑑賞した日本の映画ライター、評論家たちからも「今まで観たホラー映画の中で一番怖い」「想像以上の怖さ」と称賛の声が相次いでいる。『へレディタリー/継承』は11月30日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:へレディタリー/継承 2018年11月30日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2018 Hereditary Film Productions, LLC
2018年10月16日