英国の渋メン俳優スティーヴ・クーガンに注目!『イタリアは呼んでいる』
『ナイト ミュージアム』シリーズを始め、『あなたを抱きしめる日まで』ではジュディ・ディンチの相手役としての出演に加えて共同脚本も手掛け、アカデミー賞「脚色賞」にノミネートされるなど、多彩な才能を発揮するスティーヴ・クーガン。さらに、七色の声色を駆使する英国を代表するコメディアンのロブ・ブライドンと、実人生でも親しい2人が本作で演じるのは、なんと“本人”役。
エンターテイナーのプライドをかけた絶妙な会話の掛け合いと毒舌ぶり、大スターたちのモノマネが、愉快な旅のスパイスとなり、ロブが即興で繰り広げる話芸は米国でも予想外に(?)大ウケ。クチコミとメディアからの大絶賛を受け、NYとLAでたった3館の公開が全米204館に拡大公開、ロングランを記録するヒット作となった。
スティーヴといえば、本国では知らない人はいないコメディアン出身の実力派俳優。もともとスティーヴのファンであったロブは、スティーヴに自分のデモテープを送り、それを気に入ったステーヴがエンタメ界でロブを引き立てるようになったのが、2人の関係の馴れ初めだ。
そんなスティーヴの代名詞にもなったのが、英国エンターテイメント界きっての毒舌キャラ、“アラン・パートリッジ”だ。