【シネマカフェ的海外ドラマvol.323】製作総指揮はジェニファー・ロペス!「フォスター家の事情」に注目
子どもたちは全員お年頃のティーンエイジャーで、ステフとリーナは子育てに大忙し。その上、更生施設から出たばかりの少女キャリーを一時的に引き取ることになり…というのが物語の始まりです。
全米では「プリティ・リトル・ライアーズ」などの放送局ABCファミリーでオンエアされ、3月にシーズン2の放送を終えたところ。製作総指揮のジェニファー・ロペスはLGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー)コミュニティの地位向上に貢献した人物に贈られるGLAADメディア賞のヴァンガード賞を受賞しています。作品自体もGLAADメディア賞の最優秀ドラマシリーズ部門に輝いたほか、若者が選ぶティーン・チョイス・アワードの常連になりつつあるほど注目を集めるようになりました。
一言で言えば、ファミリードラマであり、青春ドラマであり。「The OC」「ゴシップガール」「One Tree Hill」「新ビバリーヒルズ青春白書」など、子どもたちも親たちも大いに悩んでいます!といったドラマたちの仲間とも言えます。その悩みは様々で、フォスター家に来るまでは里親の元を転々としていたキャリーの苦悩が明かされたり、生みの親に問題を抱えるマリアナとヘスースの戸惑いに焦点が当てられたり、ステフとリーナが親としてカップルとして衝突したり。