【独女のたわごとvol.10】結婚を成立させるために“犠牲”にするのは自分自身?
が華麗にかわす赤外線のように(とは言われてないけど…)出会いをキャッチするアンテナをぴぴーんと張っていたつもりなんですが、どうやら“つもり”のままだったようで、気づけば4月も残りわずか…。占いはカウンセリングのようなものだから当たるも八卦当たらぬも八卦よねーと、すっかり開き直ってます(そしてまた同じことを聞きに占い師のもとへ行く…はず)。
素敵な男性との出会いはまだありませんが、素敵な映画とは続々と出会っています。そのひとつが『ラスト5イヤーズ』。トニー賞を受賞したミュージカルの映画化なんですが、この映画、ちょっとユニークなんです。女優の卵のキャシー(アナ・ケンドリック)と小説家のジェイミー(ジェレミー・ジョーダン)、2人の5年間の愛の軌跡を描くラブストーリーで、時系列に準じて出会いから別れを描くのではなく、キャシー目線では別れから出会いに向けての時間軸を、ジェイミー目線では出会いから別れに向けての時間軸を14曲の歌に乗せて交互に2人の気持ちを表現していくんです。2人の結末が“別れ”と知っていても、気づくと「そうよねー」「分かる、分かるわぁ」と深く共感。それは2人がすれ違っていくさまがとてもリアルだから。