『そこのみにて光輝く』に続く函館三部作最終章…山下敦弘監督が映画化
今回の決定にあたり、山下監督は「映画は空っぽになってしまった一人の男と求愛し続ける女の話でもあるし、函館の職業訓練校に生きる無職の男たちの話でもあるし、もしかしたら若くして死んでしまった佐藤泰志自身の話になるのかもしれない…というか“話”に固執せず、その瞬間を生きている人間たちの映画にしたいと思う。そうすれば自ずと僕自身の話になるし、観ているあなたの話になっていくのではないかと思う」とコメントを寄せた。さらに、「『オーバー・フェンス』というタイトルが示す通り、見えないけどそこにある何かを越えていく映画にしたい」と意気込みを語った。
『オーバー・フェンス』は2016年、テアトル新宿ほか全国にて公開。
(text:cinemacafe.net)
ビル・ナイは「想像を絶する見事な配役」監督&キャストが語る『ラブ・アクチュアリー』インタビュー映像