くらし情報『【シネマモード】“孤独感”を演出するのは60年代のインテリアたち『追憶と、踊りながら』』

【シネマモード】“孤独感”を演出するのは60年代のインテリアたち『追憶と、踊りながら』

登場人物の1人もこのホームに初めてやって来たとき、「昔に戻ったみたい」とつぶやきます。シンプルで機能的なのに温かみがある家具、そして電気スタンドからこぼれるオレンジ色の灯りが、とても穏やかな気持ちにさせ、優しさに溢れた本作の雰囲気にぴったりなのです。内装にはベージュ、ブラウン、ウッド、イエロー、オレンジが中心に使われ、赤や青と言った強い色も少し沈んだトーンの深みを感じさせています。

私のようにミッドセンチュリー好きなら、きっとこんな部屋に住みたい!ときっと思うはず。カイを演じた新星アンドリュー・レオンの静かな美しさは、特に強調したくなるほど必見!ですが、インテリアにもぜひ注目してみてください。

(text:June Makiguchi)

■関連作品:
追憶と、踊りながら 2015年5月23日(土)より新宿武蔵野館ほか全国にて公開
(C) LILTING PRODUCTION LIMITED / DOMINIC BUCHANAN PRODUCTIONS / FILM LONDON 2014

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