2015年7月24日 19:32
アンジー、「Netflix」で監督最新作を制作! 独裁政権下のカンボジアを描く
(Photo:cinemacafe.net)
世界最大のインターネット映像配信ネットワークを提供する「Netflix」オリジナル作品として、アンジェリーナ・ジョリー・ピットが監督を務める『ファースト・ゼイ・キルド・マイ・ファーザー:ドーター・オブ・カンボジア・リメンバーズ』(原題)が製作されることが決定した。
カンボジア人作家であり人権活動家のロウン・ウンの同名手記をアンジェリーナ・ジョリー・ピットが監督を務め映画化する本作。アンジェリーナとロウン・ウン氏が共同脚本を務め、『The Missing Picture』(原題)でアカデミー賞最優秀外国語映画賞にノミネートされたカンボジア人監督リティー・パニュが共同プロデューサーにクレジットされている。
1975年、ロウン・ウン氏が5才の時にクメール・ルージュ政党がカンボジア政権を握り、4年間独裁政治が続き、200万人近くのカンボジア人が虐殺された。プノンペンの実家から強制的に孤児専用の労働所に送られたウン氏は、そこで児童兵として訓練される一方で、6人の兄弟が強制収容所送りとなった。
戦争を生き抜いたウン氏は本作を執筆し、2000年に出版。