2015年8月24日 12:15
ピクサーのインターン制度って?若きクリエーターが学ぶ“チームワーク”
脚本からストーリーボードを作ることとか、どうやってアイディアを思いつくかとか…。そして、夏の終わりまでに、ピクサーはフルタイムのストーリー・アーティストとして雇う人を、1人~3人選ぶの。私は、選んでもらえてとてもラッキーだったわ。なぜなら、ピクサーは毎年誰かを雇うわけじゃなく、数年ごとに雇うだけだから」。
そう語るとドミーは4年前と現在をふり返って「“チームワーク”を学んだことが大きかった」と話す。「私たちはみんな、映画全体にわたってちょっとずつ作業をしているの。一人だけでやっているわけじゃない。私は学校ではとても静かで内気な方だったから、まずは、ほかの人々と話すことを学ばないといけなかったの。
チームとして仕事をするということを。私たちは大きな部屋に集まって、ストーリーの問題を解決したり、アイディアを思いついたり、お互いに話し合ったりしたわ。ピクサーでは“チーム”で作品を作り上げることを学んだわ」。
そういう意味でも本作の監督、ピート・ドクターからも学んだことがあったようだ。「彼はいつもストーリー・ルームにやって来て、もし何か問題があると、私たち全員に聞くの。『この問題を解決する手助けをしてくれる?』って。