くらし情報『【シネマカフェ的海外ドラマvol.333】今年は何かが違った!?海外ドラマ界の祭典「エミー賞」振り返り』

2015年9月28日 21:30

【シネマカフェ的海外ドラマvol.333】今年は何かが違った!?海外ドラマ界の祭典「エミー賞」振り返り

この頃には、受賞を確信する方々も多かったと思います。冬の季節が続く劇中より一足先に、ようやく長い冬に終わりがやってきました。

「ブレイキング・バッド」や「ザ・ソプラノズ」が有終の美を飾ってシリーズの幕を閉じたり、「HOMELAND/ホームランド」や「LOST」がシリーズ開始の年に歓迎を受けたり、「MAD MENマッドメン」や「ザ・ホワイトハウス」が4年にわたって圧倒的な強さを見せつけたり、作品賞の受賞傾向は様々ですが、強いて言うなら「ゲーム・オブ・スローンズ」の受賞は5シーズン目に悲願を果たした「24TWENTY FOUR」の受賞時と似ているかもしれません。奇しくも、どちらも5シーズン目にしての受賞なのが面白いところです。

もちろん、「ゲーム・オブ・スローンズ第五章:竜との舞踏」が、過去最高のシーズンだという事実も忘れてはいけません。現在日本放送中のため詳しい内容に触れるのは控えますが、第五章はどこを取ってもシリーズ最高のクオリティ。最も衝撃的で、最も壮絶で、最も過酷な展開が待ち受ける中、魅力的過ぎるキャラクターたちが歯をくいしばり、涙を流し、苦痛にあえぎ、強さとたくましさを身につけながら深遠なドラマを織りなしていきます。

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