2015年10月16日 21:30
【おいしい映画】女性が“ガン”という人生の“乱気流”に飲み込まれた時に気づく大切なこととは?
『カプチーノはお熱いうちに』の原題は、実は「シートベルトをお締めください」。フェルザン・オズペテク監督は「乱気流が思わぬところで起きるのが人生。あらゆる危険が人生には待ち受けているけれど、そういうときに備えていつでもシートベルトを締めて心の準備をして生きなければならない」という意味を込め、作品を撮り、タイトルをつけたそうです。
これは病気に限ったことではありませんが、この映画は「人生何が起こるか分からないとしたら、いま、私たちはどう生き、大切な人とどう向き合うべきなのか」、そんなメッセージを私たちに届けてくれる作品です。
ちなみに、女性特有の“乳がん”。イタリアではほとんど検査が普及していないのが現状なのだそうです。日本でも啓蒙活動などが行われていますが、あらためて「受けてみよう」と意識させてくれるのもこの作品のメッセージかもしれません。
『カプチーノはお熱いうちに』は、自分のいままでと、これからを考えるきっかけを与えてくれる1本ではないかと思います。
(Umi)
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