2015年11月27日 13:30
ヘレン・ミレン、「大きな挑戦をした」実在の女性を熱演!『黄金のアデーレ』絶賛の声続々
(Photo:cinemacafe.net)
『クィーン』でアカデミー賞を受賞し、英国女王からは“デイム”の称号を受けたヘレン・ミレン主演で“オーストリアのモナリザ”といわれる名画に秘められた真実の物語を描く『黄金のアデーレ名画の帰還』。このほど、実在の女性を演じたヘレンの役作りとともに、そんな彼女の熱演に共鳴を受けた各界の著名人からコメントが到着した。
20世紀が終わる頃、ある裁判のニュースが世界を仰天させる。アメリカに暮らす一人の女性がオーストリア“政府”を訴えたのだ。それは、何年も美術館に飾られている黄金に輝くクリムトの名画<アデーレ・ブロッホ=バウアーの肖像I>を「私に返してください」という驚きの要求だった――。
ヘレンが演じたマリアは、94歳で亡くなるその日まで、悪しき因習を打破し、権力に立ち向かう不屈の精神を持ち続けた。劇中では、第二次世界大戦中、ナチスにその絵を含むすべてを略奪されてから30年後、決死の覚悟で立ち上がり、政府相手に立ち向かう彼女の姿とそれまでの波乱万丈な人生が描かれている。
ヘレンは最初に脚本を読んだとき、「いままで全く知らず、読んだこともなかった物語にとても魅了されたわ。