2016年1月14日 13:30
【インタビュー】松坂桃李、クマ役に挑戦!「“毛色”の違う仕事が続いています」
(Photo:cinemacafe.net)
昨年、イメージを覆す悪役を相次いで演じた松坂桃李が、今度は『パディントン』の日本語ボイスキャストとして、イギリスが生んだ国民的人気者のクマ役に挑戦!「最近は“毛色”の違う仕事が続いています」と好奇心に胸踊らせる姿は、まるでパディントンそのものだ。
原作は世界40か国語以上で翻訳された児童文学「パディントン」シリーズ。ペルーからやって来た礼儀正しいクマが、ロンドンで出会った親切なブラウンさん一家に“パディントン”と名づけられ、慣れない都会暮らしでドタバタを繰り広げる。すでに世界興収が320億円を超える大ヒットを記録。英国アカデミー賞で作品賞にノミネートされるなど、クオリティも折り紙つきで、松坂さんも「とにかく作りがうまいし、心が洗われる」と太鼓判を押す。
「僕が好きなのは、スリが盗んだ財布を落としたのを見て、パディントンが『落し物ですよ』って追いかけるシーン。勘違いが発端ですが、結果的にはスリを捕まえてしまうんですね。“お約束”な展開であっても、何事にも一生懸命なパディントンの行動だから、とても新鮮に見えて、意表をつかれる。
スパイ映画のパロディもあったりして、作り手の遊び心が抜群にセンスいいですね。