「松坂桃李」について知りたいことや今話題の「松坂桃李」についての記事をチェック! (1/34)
●家族を持ったことで、将来かかってしまう病の可能性を考えるように2027年放送のNHK大河ドラマの主演に決まるなど、俳優としてますます存在感が高まっている松坂桃李。映画にも引っ張りだこで、『父と僕の終わらない歌』(公開中)では寺尾聰とともに主演を務めた。松坂にインタビューし、本作への思いや自身の変化、今後の抱負などを聞いた。本作は、アルツハイマー型認知症を患い記憶を失っていく父・間宮哲太(寺尾聰)と、父を支え続ける息子・雄太(松坂桃李)の日々を描いた物語。世界中を感動させたイギリスの実話を元に、日本の横須賀に生きる父と息子に置き換え、父が若き日に諦めたレコードデビューの夢を再び叶えようとするまでを描く。アルツハイマーについて、松坂は「あまり深く考えたことはなかったですが、家族を持ったことで、自分がどんどん年を取っていく中で子供に迷惑をかけないようにするにはどうしたらいいんだろうと考えたときに、アルツハイマーだったり、将来の自分がかかってしまう病の可能性を考えるようになりました」と述べ、「それがすごくいいきっかけになって、本作にちゃんと向き合うことができました」と語る。そして、テッド・マクダーモットさんと息子サイモンさんの実話のエピソードや動画に心を動かされ、「どの人にも病や老いは訪れるけれど、向き合い方次第であらゆる可能性を持つことができる」という希望を見出すことができたという。「アルツハイマーになってしまった父親を嘆いて悲しんでいるだけではなく、失っていくものの中で失わない大切なものがある。サイモンさんの場合はそれが『歌』で、それによって父親の情緒が安定する傾向があり、ただ待つだけではなく、病への向き合い方次第であらゆる可能性があるということを教えてもらいました」その希望を本作の観客たちにも受け取ってもらいたいと考えている。「老いや病は、どの人にも、どのご家庭にも訪れるけれど、大切なものを見出すことで自分たちの可能性を見つけることができるという、ある種の希望があるということを伝えられる作品になればいいなと思い、この作品に参加する意義があると感じました」○30代になってから作品を届ける意義をより意識するように現在36歳。俳優デビューから16年が経ったが、年齢を重ねて作品を届ける意義をとても意識するようになったという。「20代はいろんな作品にがむしゃらに挑戦するという思いでやっていましたが、30代になってから作品との向き合い方が変わり、一つ一つの作品に丁寧に向き合うように。作品のテーマや内容に魅力を感じ、これを世に届けたいという思いが強くなりました」2020年に結婚し、2023年に第1子が誕生。家族を持ったことも、松坂に大きな変化をもたらした。「独身とは違い、経済的な面でもしっかりと働いていかなければいけないという思いは強いです。責任感があります」また、作品への時間のかけ方も変わったという。「台本を読む時間が圧倒的に変わりました。子供ができたことによって、まずは子供が優先で、自分の優先順位がものすごく下がってランク外みたいな(笑)。台本を読もうと思って読める環境ではないので、限られた時間の中で台本を読んだり、作品の準備をしています。環境が大きく変わり、強制的に自分がその環境に馴染んでいって、その中でやるしかないなと。それが嫌な気はしなくて、すごく心地いいです」●子供が「この作品を見てよかった」と思えるような作品作りを今年1月期のTBS系日曜劇場『御上先生』で主演を務め、2027年放送のNHK大河ドラマ『逆賊の幕臣』で主演を務めることが決まっているなど、確かな演技力でさらなる飛躍を遂げている。「日曜劇場をやらせていただいたのはすごくうれしかったですし、緊張もしました。再来年の大河ドラマに関しても緊張していますが、今だからこそできることがあると思うので、自分がこの16年で積んできた経験をすべて引き出せるように、その一つ一つを作品に注いでいく覚悟で向き合うつもりです」そして、今後の俳優人生について、「ちゃんと未来に残せる作品に参加していくことが一番大事」だと語る。「子供が僕の作品を見たときに『お父さんこんな作品に出ていたんだ。この作品を見てよかった』と思えるような、『いいメッセージをもらった』と感じられるような、見終わった後に何か受け取れるものがあるような作品作りをしていきたいです」最後にファンに向けて「ちゃんと何かもらえるような、残るような作品作りをしていきたいと思っていますので、ぜひそういったことも含めて楽しみにしていただけたらと思います」とメッセージを送った。■松坂桃李1988年10月17日生まれ、神奈川県出身。2009年俳優デビュー。その後、映画、ドラマ、舞台など多数出演。『孤狼の血』シリーズで第42回日本アカデミー賞最優秀助演男優賞、第45回日本アカデミー賞優秀主演男優賞、『新聞記者』(19)で第43回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞。近年の主な出演作は映画『スオミの話をしよう』(24)、『雪の花 ―ともに在りて―』(25)、ドラマ『VIVANT』(23)、『御上先生』(25)など。映画『パディントン 消えた黄金郷の秘密』(声の出演)が公開中。映画『父と僕の終わらない歌』が5月23日公開、『フロントライン』が6月13日公開。2027年のNHK大河ドラマ『逆賊の幕臣』で主演を務める。■『父と僕の終わらない歌』監督:小泉徳宏出演者:寺尾聰松坂桃李佐藤栞里副島淳大島美幸(森三中)齋藤飛鳥/ディーン・フジオカ三宅裕司石倉三郎/佐藤浩市(友情出演)/松坂慶子原案:『父と僕の終わらない歌』サイモン・マクダーモット著浅倉卓弥訳(ハーパーコリンズ・ジャパン)配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
2025年05月24日俳優の松坂桃李が、23日放送の日本テレビ系『DayDay.』(前9:00)に出演。事務所に「できるだけNG」としていることを明かした。きょう公開の映画『父と僕の終わらない歌』主演を務める寺尾聰とともにスタジオに登場し、映画をアピールした。アルツハイマーを患う父親がドライブ中に美しい歌声を披露し、その様子を息子がSNSに投稿したことをきっかけに、80歳でCDデビューを果たしたイギリスのテッド・マクダーモット氏の実話をもとにした物語。2人は親子役で出演した。寺尾をはじめ、松坂慶子、三宅裕司、石倉三郎、佐藤浩市(友情出演)ら豪華キャストが出演。松阪は撮影について「改めてすごい現場だったな、贅沢すぎましたね。レジェンドだらけだったので」としみじみ。また、歌唱シーンも見どころで「この役は寺尾さんしかできないと心から思っています。それぐらいすごかったですね」と振り返った。司会の南海キャンディーズ・山里亮太から「(寺尾の)歌を間近で聞くシーンもたくさんあった?」と聞かれると、松阪は「ありました!」とうれしそうに返事。「耳元で、車の中で2人だけで歌うとか」と興奮した様子で語ると、寺尾が「運転しながらデュエットしたり」と明かした。山里の「寺尾さんが聞いた松坂さんの歌唱はどうだったんですか?」との質問に、寺尾はすかさず「最高!」と回答。すると松阪は「いやいやいやいや!」と謙遜したが、山里が「桃李さん、できないことないんじゃない?」と振ると、松坂は「歌は苦手なんですよ。本当に…なんかもう…できるだけ事務所には歌はNGでって…」と明かした。寺尾と松阪が車内でデュエットする映画の予告シーンを背景に、山里は「そっか。でもこの役であれば歌ってみたいってね」と話すと、松阪は「頑張らせていただいて…」などと再び謙遜していた。
2025年05月23日老若男女問わずに愛される実写版『パディントン』シリーズの久々の新作『パディントン 消えた黄金郷の秘密』が、5月9日より劇場公開中だ。前2作はペルーから英ロンドンにやってきたパディントンが数々の出来事を経ていく姿が描かれたが、今回は英国国籍を取得した彼の“里帰り”とブラウン一家の“巣立ち”にフォーカス。さらにはパディントンの幼少期も描かれ、エピソード・ゼロ×フィナーレ的な側面を持つ内容になっている。吹き替え版声優を務めるのは、第1作から牽引する松坂桃李。パディントンを演じるうえでの設計図からコアな推しポイントまでを語っていただいた。声のキーを高くして挑んだ新作「今後に活かせるかも」――今回はパディントンの幼少期も描かれます。演じるうえでどんな工夫をされましたか?僕も収録時に演出の方に「どうしましょう」と伺ったのですが、その際に「(本国版でパディントンの声を務める)ベン・ウィショーさんが声を変えずにやっているため、我々もそうしましょう」とご指示いただきました。かつ、喋る以外にも木から落ちて声を上げる、溺れるといったような際の声も出すため、気持ち高めでいこう、くらいでした。――第1作でパディントンの声を模索する際、松坂さんの地声よりも高いキーに設定されたとお話しされていましたが、今回はさらに上を目指されたのですね。そうですね。「ほんの少し高めで」と言われて、これくらいかな?とやってみて「ちょっと高すぎましたね」「いまよりちょっと抑え目で」とご指示いただきながら、収録時に微調整していきました。――『パディントン』シリーズは全作通して、びっくりした際の「うわ!」や感嘆した際の「わぁー!」といったパディントンのリアクション芝居が多めかと思います。声だけで表現するのはなかなか難しいかと思いますが、松坂さんはどのように挑まれているのでしょう。自分の中では、人生を楽しみ直している感覚で取り組んでいます。パディントンはロンドンにきてから見るもの聞くもの全てが初体験のことが多いため、そのことを意識しつつ、怖さよりも好奇心――「面白そう」「ワクワクする」といったポジティブなリアクションとして捉えていくことで自分の腑に落としていきました。――なるほど、パディントン自身の壁を作らない性格にもリンクしますね。そうですね。怖そうな人や状況に出くわしても好奇心が勝つキャラクターと捉えることで、緊張と緩和の両面をシーンに与えることもできると思いました。――とても面白いお話です。ちなみに松坂さんは以前「現場で得たものを、以降の現場に活かす」意識で臨まれているとお話しされていましたが、『パディントン』シリーズではお芝居面でどんなスキルを獲得したのでしょう?自分の声でここまでやることができると思えた部分ですかね。キーを高くしてもこれくらいのレンジで表現できるという経験値や確証を得られたことで、もし今後に違う声のお仕事があったときに活かせるかもしれないな、とは思います。パディントンと自分の“未開拓の部分”――本作に挑むうえでは、前2作と声が変わらないように意識した、とも仰っていましたね。逆に、変えたいと思っていた部分はあるのでしょうか。やはり技術面です。僕の技術が上達すればもっとパディントンの感情表現が豊かになると思うので。シリーズ第4作の製作が決まったというウワサも耳にしましたが、自分も本シリーズが続く限りは携わっていきたいですし、技術面を進化させつつ声のトーンは劣化しないように現状維持をしていきたいと思っています。――第2作から7年ぶりの収録でしたが、技術的な進化を実感できた瞬間はありましたか?収録がスムーズにいったことかもしれません。前2作をひたすら見返して現場に入れたこともあり、自分の中ではその成果を感じられました。ただ、技術面がそれによって向上しているかどうかは定かではないので、4作目までにもうちょっと修行が必要だと思っています。アフレコに関しては、何をどう鍛錬すればよいのかは難しいところかもしれません。たとえば口が動いているところに本来は入っていない細かい息遣いを入れてみたり、そういった部分を探りながらトライしてはみています。――アニメーションですと息遣いも「アドリブ」と言われますものね。様々な作品のメイキングを観ていると、声優の方々は台本に書かれていない部分の息遣いだったりセリフの抑揚と緩急をつけて表現されていて勉強になります。実際にマイクの前に立つと、自分が思っていた以上に届いていなかったと思うこともあるので、もう少し明確に見つけられるようにしたいです。客観視できるようになれば“ここでもっと抑揚をつけよう”といったことも可能になりますし、ボディコントロールをより細かくできるようになりたいと思っています。そういった意味では、まだまだやりがいは尽きません。個人的に、パディントンにはまだまだ見えていない未開拓の面があると思っています。それによって自分の声の入れ方も変わっていくはず。例えばパディントンに気の置けない友だちができたらどうなるのか、さらに新たな状況に置かれたらどういうリアクションをするのか――これからたくさんの“初めて”が待っているでしょうから、それらに直面した際に自分が声のお芝居をどう乗せられるか、楽しみです。――松坂さんご自身はキャリアを重ねていくなかで、自分に未開拓の部分はまだまだあると思われますか?たくさんあると思いますし、年齢を重ねても満足することはきっとない気がします。同じ経験でも年を重ねていけば感じ方も変わりますし、それによって出てくる感情も動くものです。そこから導き出される自分の答えもまた変わっていくでしょうから、一つひとつが貴重な経験だと感じています。見どころポイントの1つは「本シリーズの想いきりの良さ」――アフレコの際にはご自身の声を聴きながら調整されたとも伺いましたが、声のお仕事以外――例えば映画やドラマに出演される際、ご自身のお芝居をモニターで確認されたりはするのでしょうか。生身のお芝居においてはあまりないように思います。あるとしたら、アクションシーンなどで監督の要望に応えるために「こう動く」等の確認で観返すくらいですしょうか。だからこそ、自分の声を聴くのはまだ歯がゆいです(笑)。今回においては、もともと子どもと『パディントン』前2作をよく観ていた、という前提がありました。僕自身は最初は恥ずかしいですし抵抗感があったのですが、何回も見るうちに慣れてはいきました。それでも自分の生身のお芝居を観返すことはほぼありませんし、『パディントン』はレアケースだと思います。――自分の4歳の娘も『パディントン』シリーズが大好きで毎日のように観ていますが、松坂さんが子ども世代に映画をオススメするとしたら、どんなポイントを重視しますか?我が家の話をすると、ふと『となりのトトロ』をつけたら食い入るように観てくれて、それ以来リピートされています。自分と近い年齢の子が出てくると興味を示してくれて、メイちゃんの動きをジーッと見たり真似たりしています。メイちゃんが初めてトトロを観たときのリアクションにもすごく興味を持っていましたし、作品と観る人の懸け橋になってくれるような人物が一人いると見やすいのではないかと思います。――最後に、『パディントン』シリーズと共に歩んできた松坂さんならではの本作のコアな推しポイントがあれば教えて下さい。サイモン・ファーナビーさんが今回は何役で出てくるかにも注目してほしいです。第1作では地理学者協会の警備員、第2作ではセントポール大聖堂の警備員役として登場していますが、今回もあるシーンで登場します。実は彼は『パディントン』シリーズに脚本家として携わっている方で、業界用語でいうと「内トラ(内部のエキストラの略。スタッフがエキストラとして出演すること)」なのですが、日本ではなかなかないことだと思います。今回も『サウンド・オブ・ミュージック』や『インディ・ジョーンズ/レイダース 失われたアーク《聖櫃》』『エイリアン』等の映画ネタが登場しますがこれもお家芸で、第1作では『ミッション:インポッシブル』のオマージュを堂々とやっていましたよね。こうした部分にも、本シリーズの想いきりの良さを感じます。【松坂桃李】ヘアメイク:AZUMA(M-rep by MONDO artist-group)スタイリスト:石井大衣装:ジャケット、パンツ共にULTERIOR /ELIGHT(text:SYO/photo:Jumpei Yamada)■関連作品:パディントン 消えた黄金郷の秘密 2025年5月9日より全国にて公開© 2024 STUDIOCANAL FILMS LTD. – KINOSHITA GROUP CO., LTD. All Rights Reserved.
2025年05月20日寺尾聰と松坂桃李が親子役を演じる『父と僕の終わらない歌』が、5月23日(金) に全国公開される。アルツハイマー型認知症と戦うイギリスのテッド・マクダーモット氏が、80歳でCDデビューを果たした実話を基に、舞台を日本の個性的な街“横須賀”に移して、小泉徳宏監督が映画化した。人々の優しさに心温まり、粋な寺尾聡の音楽に酔い、“好きなこと”の偉大さにハッとさせられる、そんな逸品です。『父と僕の終わらない歌』横須賀の海岸通りを、鮮やかなブルーのアメ車を走らせる父子のシーンで、映画は始まる。気分はウエストコースト。ホント、ここどこ?と思わせるカッコ良さだ。父子を演じているのは寺尾聰と松坂桃李。父の名は間宮哲太、息子は雄太。物語は、息子の視点で描かれていく。神奈川県の横須賀といえば、ヨコスカとカタカナで書きたくなるくらいハイカラな街。海上自衛隊と米海軍基地があり、第二次世界大戦後に駐留した米軍の街として盛り上がったころからアメリカ雑貨やミリタリーアイテムの安い古着屋、スカジャンやハンバーガーの人気店が並ぶ。父の哲太は妻(松坂慶子)と、街一番の盛り場である通称「ドブ板通り」で楽器店を営んでいる。哲太の古くからのバンド仲間、治(三宅裕司)はスカジャン屋の親父、大介(石倉三郎)は喫茶店のマスター。みな、同じ商店街で育った面々だ。東京でイラストレーターとして活躍している雄太は、幼なじみ(佐藤栞里)の結婚式に出席するため久しぶりに横須賀の実家に戻ってきている。歌が上手く、かつて歌手デビュー寸前までいったことがある父は、相変わらず街の人気者。結婚パーティにゲストとして登場したときも、キラキラ光るジャケットに蝶タイ、これまたド派手なスタイルで『ラブ・ミー・テンダー』を歌い、場をさらう。ヨコスカなら、いてもおかしくない超ファンキーじいさんである。そんな父が、アルツハイマーを発症してしまった……。ハッピーな人たちに囲まれる日々なのだが、父のアルツハイマーはどんどん進行していく。突然記憶がなくなり、わけのわからないことを口にしたり、行方不明になってしまったりする。それでも、アメ車に乗せて海岸通りをドライブし、カーステレオに入れたカセットにあわせて、歌うときはごきげん。雄太は、その様子をスマホで撮って、いわゆる“カープールカラオケ”動画としてSNSにアップしてみたのだが、これが大バズり……。父のCDデビューへ向かう大騒動に、雄太自身も、ある悩みを抱えたまま巻き込まれていく、というストーリー。実はこれ、イギリスの実話を基にしている。アルツハイマーを患う父が、80歳でイギリス最高齢の新人歌手になるまでを綴った息子のノンフィクション本。それを日本で翻案し、舞台を横須賀という個性的な場所に変え、映画化した。『ちはやふる』シリーズや、前向性健忘という記憶障がいのある青年を主人公にした『ガチ☆ボーイ』などの小泉徳宏監督は、製作にあたり、本当の話をリアルに突き詰めて描くより、事実に脚色を織り交ぜるほうがより強く伝わると思った。例えば、ヨコスカの街の様子。実際よりも少しファンタジックな描き方になっている。テーマも、真っ向からとらえるとシビアな題材なだけに、つとめて明るく、時にはコミカルな味付けをした。間宮一家と商店街の旧友のほかに、物語を彩る俳優は、佐藤浩市(医師役)、ディーン・フジオカ(雄太のパートナーでミュージシャン)、副島淳(幼なじみの夫)、大島美幸(福祉施設主任)、齋藤飛鳥(レコード会社社員)……。寺尾聰の存在感は、やはり格別だ。最近はいぶし銀の演技が光る役者として人気だが、大ヒット曲『ルビーの指環』の作曲家であり歌手、また、グループサウンズ・ブームの先駆けとなったバンドのひとつ、ザ・サベージのメンバーでもあった。最高の演技力と歌の説得力を併せ持つ、そんな役者はなかなかいない。彼が、プレスリーをはじめとするオールディーズを歌う、この発想が拍手もの!ヨコスカの雰囲気と相まって、うっとりするほどハマッている。曲は、『Smile』『What Now My Love』『Love Me Tender』『Beyond the Sea』『Volare』。すベて寺尾聰自身によるアレンジだそうだ。なかでもチャーリー・チャップリンが作った『Smile』という歌がこころに響く。くじけそうになった息子に、父が声をかける──「Smile,son」。そうだよね。泣かせてくれます。文=坂口英明(ぴあ編集部)(C)2025「父と僕の終わらない歌」製作委員会
2025年05月19日俳優の松坂桃李が、きょう18日放送の日本テレビ系『Golden SixTONES』(毎週日曜後9:00)にゲスト出演。SixTONES(ジェシー、京本大我、松村北斗、高地優吾※高=はしごだか、森本慎太郎、田中樹)と童心にかえって全力で楽しむ。ドラマで共演歴のある松村は「せりふの言い方とか、正直めちゃくちゃまねしてました。桃李くんだったらどう言うんだろうって」と松坂の演技に影響を受けたという。しかも演技だけにとどまらず、こっそり食事もまねしていたと判明。松坂に内緒で勝負メシをマネしていた松村は、メンバーから「一時期ずっと食べてなかった?」「きのうもリハのとき食べてた!」と暴露されて顔を赤らめる。若手がまねしたくなるほどかっこよすぎる日本アカデミー賞俳優・松坂が、SixTONESとのクイズやゲームでテンション爆上がり。両手を上げて叫んだり、ランドセルを背負ったり、イケメン俳優の無邪気な笑顔がダダ漏れになる。最初のゲームは番組名物「サイズの晩餐」。身の回りにあるアレにコレは入るのか、入らないのかを予想する新感覚の目利きゲームとなっている。正解者には『全国丼グランプリ』で金賞に輝いた激ウマ天丼のご褒美がある。問題は全部で4問。1つ間違えるごとにご褒美のサイズが小さくなっていく。初挑戦の松坂は「洋服をオンラインで買うときに(サイズを)ドンピシャで当てるのうまいです」とサイズ感覚に自信ある様子を見せる。1問目は「金魚すくいのポイに硬式野球ボールは通るのか?通らないのか?」。ヒントとして、スタジオに“スーパーボールすくい”のセットが登場する。実際にポイを手に取ってサイズ感を確かめる一同は、いつの間にかスーパーボールすくいに夢中になり、スタジオはひと足早い夏祭りに。そんな中、野球に疎い京本は硬式ボールの意味が分からず、「硬式ボールのほかに何があるの?当たり前のように進むのやめて!」と置いてきぼりにされて大慌てとなる。一方、プロ野球選手と交流のあるジェシーは「家にサインボールが結構あるので」とドヤ顔で回答。衝撃の結末に、松坂も「これめっちゃ面白い!」と両手を上げて大絶叫する。問題VTRに元メジャーリーガー・上原浩治も登場する。さらに「トイレットペーパーの芯に、やり投げのやりは通る?通らない?」「Uber Eatsのバッグの中にONE PIECE全巻は入る?入らない?」など、絶妙なサイズ感を問う難問が続々出題。朝、トイレットペーパーを交換したばかりの京本は「絶対コレなんだよね!」と勝利を確信して興奮を抑えきれず、『ONE PIECE』を全巻持っている森本も「ありがとう!」と問題を作ったスタッフに感謝する。最終問題では高地の“大発見”がみんなを惑わし、大波乱に。果たしてご褒美の天丼を堪能できるのは誰なのか。ギャングが用意したブツ(お題)と釣り合う品物を選び、等価交換を目指すプライスゲーム「金銭感覚ギャング」も始動。チーム松坂(松坂、松村、森本)とチームジェシー(ジェシー、高地、京本)が対決する。今回のお題は、医療や教育の場で使用される「骨格模型」。普段はあまり目にすることのないものの金額を予想し、スタジオに用意されたアイテムの中から金額が近そうな商品を選択していく。商品を選べるチャンスは3回。選んだ商品の合計金額がお題の金額により近いチームの勝利となる。少しでも金額がオーバーしたら激クサの罰ゲームが待ち受ける。アル・パチーノさながらのギャングコーデでゲームに挑む一同は、骨格模型を5万円前後と予想。スタジオには、ウニ、メロン、カーネーションの花束などさまざまな商品が並ぶが、中にはそれを選んだだけで金額オーバーの超危険アイテムも。一発ドボンだけは絶対に避けたい両チーム。松坂はランドセルを背負って熟考する。ジェシーは銀座の記憶を頼りに算出。優れた金銭感覚を発揮して見事お題に釣り合う商品を選ぶのはどっちのチームか。
2025年05月18日『パディントン 消えた黄金郷の秘密』の公開を控えた5月8日に公開前夜祭が実施され、日本語吹替版キャストの松坂桃李、古田新太、吉田羊、三戸なつめらが登壇した。待望の日本公開を前日に控えて、松坂は「いよいよ明日公開ですね!今日観ていただいた皆さんの盛り上がりが明日に繋がると思うので、最後まで楽しんでください!」と満面の笑みでヒット祈願。ブラウンさん役として『パディントン2』から7年ぶりの続投となった古田は、松坂とほかの現場で会うたびに『パディントン』トークをしていたのだという。「パディントンとブラウンさんの声を務めるのが俺と桃李になるのかどうかわからないのにさ」とジョークを飛ばし会場を沸かせた。松坂桃李、パディントン、古田新太そんなブラウンさん役について、松坂は「ブラウンさんは僕の推しキャラ!日本版『パディントン』をやるならば、ブラウンさんは古田さん以外ありえない!それくらいピッタリ」と太鼓判を押すと、三戸も「私も完成版で古田さんの声を聞いて『これこれ!』と嬉しかった」と再会に感激。松坂は「そうそう、まさに『これこれ!』と思って嬉しかった」とカムバックを歓迎していた。本作の魅力について松坂は「映画を観終わって家族愛を感じたし、パディントンの地元ペルーに行くので、地元なのでパディントンが強気になるのが可愛らしい。僕もブラウン一家を引っ張っていくぞ!という意識で演じました」と述べた。松坂桃李三戸も「故郷や故郷の在り方を考えさせられた。ペルーでのパディントンのドヤ顔が多いのも本作の魅力」と思い出し笑い。古田は「アドベンチャー要素もあって、船のクルーズ・シーンは観ていて楽しかった」、吉田は「シリーズ1作目から続けてご覧になっている方にはプレゼントが詰まっている。オマージュなどの発見が楽しいかも。そして今回は敵役が何人いるか最後までわかりません!それが本作ならでは」と予告した。吉田羊改めて松坂は、パディントンという存在について「数少ない僕の親友の一人です。長きに渡って付き合っていきたいので、シリーズを続けて欲しいと心の底から思ってます。そうしたらまたこうしてみんなで集まれますからね!」と長寿シリーズ化に期待を寄せた。三戸なつめ三戸は「パディントンは礼儀正しい。大人になるにつれて私たちは当たり前を忘れがちだけれど、パディントンはそれを思い出させて気づかせてくれる存在。純粋だった自分に戻れます」と感謝。吉田は「パディントンとは心が穏やかになる浄化剤のような存在。折に触れて作品を観て心を整えていきたい」と表した。最後に松坂は「アドベンチャー感満載で最後は家族愛に感動し、パディントンの真摯な姿に浄化されて心が穏やかになります」と、本シリーズでしか味わえない見どころをアピールした。『パディントン 消えた黄金郷の秘密』は公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:パディントン 消えた黄金郷の秘密 2025年5月9日より全国にて公開© 2024 STUDIOCANAL FILMS LTD. – KINOSHITA GROUP CO., LTD. All Rights Reserved.
2025年05月09日寺尾聰と松坂桃李が共演する映画『父と僕の終わらない歌』の新場面写真が公開された。16年ぶりの主演作にして、劇中で初めて歌唱も披露している寺尾と、心揺れ動く息子を繊細に演じた松坂を主演に迎えた本作は、世界中に希望を届けたイギリスの実話の映画化。アルツハイマーの父とその息子が、音楽の力で奇跡を起こす、家族の強い愛の物語。今回公開されたのは、アルツハイマー型認知症に侵されながらも、常にユーモアたっぷりの笑顔を絶やさない父・哲太(寺尾)と、父の病に苦悩しながらも優しく支え続ける息子・雄太(松坂)、妻・律子(松坂慶子)や横須賀の仲間たちといった、父子を囲む個性的なキャラクターたちの愛情溢れる表情を切り取った場面写真。哲太と雄太が、青い車に乗って笑顔を見せる一幕や、陽気な表情で歌う哲太、肩を寄せ合い笑顔を見せる哲太と律子のおしどり夫婦ぶりうかがえる場面。哲太が医師(佐藤浩市)から診断を告げられる、記憶を失う病気の深刻さを感じさせる場面、雄太の幼なじみ・聡美(佐藤栞里)と夫・ダニエル(副島淳)の幸せなシーンや、哲太のバンド仲間、治(三宅裕司)と大介(石倉三郎)が、商店街で雄太と聡美と笑顔を見せるシーンなど、全編を通して流れるユーモアと感動を感じられるカットとなっている。『父と僕の終わらない歌』は5月23日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:父と僕の終わらない歌 2025年5月23日より全国にて公開©2025「父と僕の終わらない歌」製作委員会
2025年05月07日シリーズ最新作『パディントン 消えた黄金郷の秘密』の本編映像と、日本版吹替キャスト・松坂桃李とパディントンによるコメント映像が公開された。過去2作ではロンドンを舞台に、パディントンの愛らしく憎めない魅力とその活躍が描かれてきたが、シリーズ最新作ではパディントンが生まれ故郷・ペルーに里帰り。失踪した育ての親・ルーシーおばさんを探すため、都会暮らしに慣れて“野生の勘”をすっかり失ってしまったパディントンが、ペルーのジャングルで次々と大ピンチに巻き込まれていく。このたび公開されたのは、パディントン史上最大のピンチを描いたアドベンチャー感満載の本編映像。偶然出会ったハンター&ジーナ親子のボートに乗り込み、ペルーのジャングルへと向かうパディントン&ブラウン一家に船沈没の危機が訪れる。急流で大きく揺れるボートの中、ピアノが勝手に鳴り響き、パディントンのお尻はドリンククーラーの氷に突っ込み、命のマーマレードも落下寸前。なんとか助けを呼ぼうと船の無線に手を伸ばすパディントンだったが、うっかりハンドルを梯子のように使ってしまい、ボートは加速しながら激流に飲み込まれていく。さらに、どういうわけか無線のケーブルは体にグルグルに絡まり、身動きが取れなくなってしまう。そんな中でも、パディントンは「おはようございます、ブラウン一家の皆さんはボート前方にお集まりください。ちょっとした……緊急事態です」と、紳士的に落ち着いた(?)アナウンスを披露。すっかり都会に馴染んでしまったパディントンは、ジャングルで次々に襲い掛かる危機をどう乗り切るのか──。公開された本編映像について、松坂は「僕もお気に入りシーンのひとつ。パディントンがちょっと男っぽく見える。いままでのパディントンにはない、新しいパディントンの一面があって好きですね」とコメント。アフレコは大変だったようで、「パディントンが木から落ちたり、川に流されたり、いろんな大冒険を繰り広げているから、沢山大きな声を出す必要があった」と語り、「このシーンもそのうちのひとつだから、声が枯れた(笑)」と苦労を語った。『パディントン 消えた黄金郷の秘密』本編&コメント映像<作品情報>『パディントン 消えた黄金郷の秘密』5月9日(金) 公開公式サイト: STUDIOCANAL FILMS LTD. – KINOSHITA GROUP CO., LTD. All Rights Reserved.
2025年04月30日民放公式テレビ配信サービス「TVer(ティーバー)」が、2025年1~3月の全配信番組を対象とした「番組再生数ランキング」上位20番組を発表。松坂桃李が主演の日曜劇場『御上先生』(TBS系)が、3,648万再生され総合1位を獲得した。完全オリジナルストーリーの本作は、教師として学校に出向した文科省官僚が、教壇に立ちながら権力に立ち向かっていく"新たな"学園ドラマとして大きな話題となった。2位は2,934万再生で、市川実日子主演の日曜ドラマ『ホットスポット』(日本テレビ系)がランクイン。バカリズム脚本のオリジナルドラマとなる本作は、市川実日子演じる遠藤清美がひょんなことから宇宙人と遭遇したことからはじまる”地元系エイリアン・ヒューマン・コメディー”。伏線回収や考察など毎話SNS上でも盛り上がりを見せた。TVerでの視聴者層は、前述の2作品ともにM1からM2層(男性20歳〜49歳)とF1からF2層(女性20歳〜49歳)で約半数を占め、男女問わず幅広い年齢層に視聴される傾向にあった。バラエティ番組からは、『水曜日のダウンタウン』(TBS系)が3位にランクイン。同番組はTVerの発展に寄与した番組を表彰する「TVerアワード2024」で4年連続での「バラエティ大賞」を受賞した。ほかにも「TVerアワード2024」で特別賞を受賞した『アメトーーク!』(テレビ朝日系)や、『上田と女が吠える夜』(日本テレビ系)、『月曜から夜ふかし』(日本テレビ系)の4番組がランクインした。今年1月にTVerは、月間ユーザー数(MUB)が4,120万ユニークブラウザを記録し、パリ五輪が開催された2024年8月の記録を塗り替え、過去最高記録を更新。ドラマやバラエティだけでなく『第101回箱根駅伝』などのスポーツライブ配信やアニメなど多種多様な番組が楽しめる。
2025年04月25日魚豊の連載デビュー作を映画化した劇場長編アニメーション『ひゃくえむ。』の公開日が9月19日(金)に決定。特報とティザービジュアルが解禁された。松坂桃李と染谷将太がW主演を務める。「チ。―地球の運動について―」で手塚治虫文化賞マンガ大賞を史上最年少受賞した新鋭・魚豊の連載デビュー作「ひゃくえむ。」(講談社刊)を原作とする本作。陸上競技の世界で、「100m」という10秒に満たない一瞬の輝きに魅せられた者たちの狂気と情熱を描いた物語は、「心が熱くなる」「スポーツ漫画で感じたことない感覚」と多くの共感と驚きを呼び、完結後も熱狂的な人気を集めている。この度、生まれつき足が速い“才能型”トガシ役に松坂桃李、トガシとの出会いから100mにのめり込む“努力型”小宮役に染谷将太と、W主演を務めることが決定。2人は『アントキノイノチ』(2011年)以来、14年ぶりの共演となる。松坂は「原作を読んだ時に、登場人物の呼吸や、風を切っていく音、足が地面について駆けていく音、汗、体温を感じました。初めての経験でした。なにより、選手一人一人の葛藤や、繊細な心の機微に揺さぶられ、ページを捲る手が止まりませんでした。参加できることを、光栄に思うと同時に、とてつもなくプレッシャーも感じました」と明かしつつ、真摯に役に向き合う様子を窺わせた。染谷が演じる小宮は、辛い現実から逃れるために、ただ夢中で走り続ける転校生。トガシとの出会いから、さらに100m走にのめり込んでいく“努力型”でトガシと対照的な役どころだ。染谷は「魚豊先生の原作を読んだとき、自分が風を切って走っているような躍動感を感じました。それをアニメーションに落とし込んだら、絶対面白い作品になるだろうなと。観る方の息も思わず上がってもらえるように大切に演じました」とアフレコをふり返りながら、作品の完成に期待を寄せる。また、松坂は「染谷くんとの共演は14年ぶりとなりますが、とても嬉しかったです。染谷くんが演じた小宮は、まさに小宮でした」とコメント。染谷は「桃李君は、声に力強さや、繊細さ、危うさとかいろんな表情を持っている方ですし、久しぶりに一緒にお仕事させてもらえるのが純粋に嬉しいです」と互いに共演の喜びを伝えあった。この度解禁されたティザービジュアルでは、正面へまっすぐな視線を向けるトガシと、競技服を着て足元に視線を落とす小宮の後ろ姿が描かれている。隣り合わせではあるが、同じ空間にはいない。100mを通し、ライバルとも親友ともいえる2人の静かで熱い闘争心が伝わるビジュアルとなっている。併せて解禁となった特報映像では、疾走感ある楽曲とともに、小学生、高校生、社会人へと成長し、走り続けるトガシと小宮の姿を捉えている。最後には「今日も勝たせてもらうよ」と余裕を見せるトガシに、「そう、頑張ってよ」とボソッと返す小宮。対照的な2人はどのように関係し、<100m>の先にどんな景色を見るのか…。人生を懸ける主人公2人の狂気と情熱を窺うことができる映像となっている。監督は、長編1作目の『音楽』でアニー賞ノミネートを果たした岩井澤健治が務める。脚本はむとうやすゆき、キャラクターデザイン・総作画監督は小嶋慶祐、音楽は堤博明が担当する。2024年6月にフランスで開催されたアヌシー国際アニメーション映画祭の「Work in Progress」に選出され、早くも世界から注目を集めている。松坂桃李 コメント全文原作を読んだ時に、登場人物の呼吸や、風を切っていく音、足が地面について駆けていく音、汗、体温を感じました。初めての経験でした。なにより、選手一人一人の葛藤や、繊細な心の機微に揺さぶられ、ページを捲る手が止まりませんでした。そんな「ひゃくえむ。」のアニメーション映画に参加できることを、光栄に思うと同時に、とてつもなくプレッシャーも感じました。染谷くんとの共演は14年ぶりとなりますが、とても嬉しかったです。染谷くんが演じた小宮は、まさに小宮でした。原作から感じた音や汗、体温がそのまま伝わる作品になっていることを願います。是非楽しみにしていてください。染谷将太 コメント全文魚豊先生の原作を読んだとき、聞こえないはずの100m走を走る音が聞こえてくるような、自分が風を切っているような躍動感を感じました。それをアニメーションに落とし込んだら、絶対面白い作品になるだろうなと心惹かれました。小宮には気持ちが先走って限界がどこだか分からなくなってしまうような人間味があり、僕自身にも響くところがあります。観る方の息も思わず上がってもらえるように大切に演じました。『ひゃくえむ。』は9月19日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ひゃくえむ。 2025年9月19日より全国にて公開©魚豊・講談社/「ひゃくえむ。」製作委員会
2025年04月21日元プロ野球選手で野球解説者の松坂大輔が17日、自身のインスタグラムを更新した。【画像】松坂大輔がアメリカ取材へ!小笠原&青柳の“挑戦と成長”にエールを送った理由とは?「このバットが話題になって直ぐにオーダーしてたものが今日届きました⚾️」と綴り、3枚の写真をアップ。続けて「とにかく気になってたので自分で打ってみたかったんですよね」と動機を語り、「試し打ちして、良かったら今年の高校野球女子選抜との試合で使ってみよう」と意欲を見せた。さらに「実物はかなり先が細い…」と形状に驚きつつ、「小学生の時に使ってたミズノの軟式バットの形を思い出すな⚾️」「当時はその形からロケットバットとか言ってた気がする」と回想を加え、最後に「他のメーカーのTorpedo Batも気になるから買ってみようかな」と締めくくった。 この投稿をInstagramで見る 松坂 大輔(@matsu_dice18)がシェアした投稿 この投稿にファンからは「一般的にカウンターバランスだと飛ばないのに不思議だなって思ってました!打った感想も投稿して下さい」といったコメントが寄せられている。
2025年04月18日小栗旬、松坂桃李ら豪華共演陣で贈る映画『フロントライン』の本予告が公開された。本作は、世界規模で人類が経験した新型コロナウイルスの脅威をオリジナル脚本で描いた作品。2020年2月3日に横浜港に入港し、その後日本で初となる新型コロナウイルスの集団感染が発生した豪華客船「ダイヤモンド・プリンセス」を舞台に、守るべきは国家か、人命かの選択を迫られた人々の姿を映し出す。“2020年2月3日、横浜港入港。”の文字と共に、映し出される大型クルーズ船の全体像。映像では、その3日後の2月6日、未知のウイルスが蔓延する船内に、災害医療を専門とする医療ボランティア的組織であるDMAT(ディーマット)が乗り込む様子が描かれる。船内外で迫られる決断や葛藤の日々。感染者数、治療法、搬送先、責任者など何もかもが前例のない状況で、新型コロナウイルスと、最前線で対峙したそれぞれのキャラクターたちの奮闘を描く映像となっている。船外で指揮を執るDMATの結城英晴(小栗旬)が、「何を考えてるのかと尋ねられたら、人道的に正しいと思ったからです」と、周囲からの反発を受けながらも放つひと言や、「DMATには私たちが頼んで船内活動してもらってるんですよ」と、DMATを無下に扱う国からの連絡に厚労省の立松信貴(松坂桃李)が激昂する姿、さらに「これで何かあったらうちが殺したって言われる……」と、乗客たちの隔離施設として提供されることとなった病院の医師・宮田(滝藤賢一)の様子など、主要キャストの新たなシーンが映し出される。一方の船内では、命をかけて活動する隊員が窮地に立たされる姿を捉えたシーンのほか、「信じて待ちましょう」と不安に押しつぶされそうな乗客を鼓舞するクルーズ船のクルー・羽鳥寛子(森七菜)の姿など、極限状態で船内活動に奮闘する様子が描き出される。本予告の公開にあたって、主演の小栗は「今回の映画を通じて知ったこともいっぱいある。全員が主役になっている作品。みんなに命があって生活があることを再認識したし、映画を観てくださる皆さんにも当てはまる、“これはもしかしたら自分だったかもしれない”という瞬間がいっぱいあるのではないかと思う。あの時、何が起こっていたのか、どういう風に立ち向かわなければならなかったのか、どれだけの不安の中で過ごされた方々がいるのか、それらにしっかり向き合った作品に出来たと思います」と語った。<主演・小栗旬 コメント全文>緊急事態宣言から5年が経過した今、映画公開を迎える上で感じることはありますか?気が付いたら当たり前の日常に戻ってきていて、自分の中でも風化していってしまっている。パンデミックが起きたあの日から今まで我々に普通の生活がおくれるように頑張ってくれていた皆さんのお陰で、今自分たちが当たり前と言えるような日常を取り戻していることに感謝しなければならないと思います。当時報道されていたニュースを聞いていた印象とこの映画の撮影を終えてからの印象で変化したことはありますか?大分色々変わりました。知らなかったこともいっぱいありましたし、今回の映画を通じて知ったこともいっぱいあります。物事というのはあるひとつの方向からだけで見てはいけないということはまた強く思うようになりました。これから本作をご覧になる方に是非注目してほしいポイントは?全員が主役になっている作品。みんなに命があって生活があることを再認識したし、映画を観てくださる皆さんにも当てはまる、“これはもしかしたら自分だったかもしれない”という瞬間がいっぱいあるのではないかと思う。あの時、何が起こっていたのか、どういう風に立ち向かわなければならなかったのか、どれだけの不安の中で過ごされた方々がいるのか、それらにしっかり向き合った作品に出来たと思います。『フロントライン』本予告<作品情報>『フロントライン』6月13日(金) 公開公式サイト:「フロントライン」製作委員会
2025年04月18日元プロ野球選手の松坂大輔が10日、自身のインスタグラムを更新した。【画像】「とても刺激をいただきました」土性沙羅が松坂大輔との2ショットを披露「先日、小笠原投手が所属するワシントンナショナルズ傘下のチームがあるニューヨーク州ロチェスターに取材に行ってきましたー」と報告。現地のマイナー球場を訪れ、同日に対戦していたフィリーズ傘下のチームに所属する青柳晃洋投手にもインタビューを実施した。インタビューの一部は『報道ステーション』で放送されたが、舞台裏ではアメリカの環境や野球文化に必死でアジャストしようとする2人の真摯な姿があったという。生活の不便さすら「楽しんでいる」と語る姿に、松坂自身も「更に応援したくなりました」とコメント。今後はメジャーの舞台で投げる2人の姿を取材したいと期待を寄せた。 この投稿をInstagramで見る 松坂 大輔(@matsu_dice18)がシェアした投稿 ファンからは、「大谷だけじゃないメジャーを紹介して下さる松坂さんに感謝」「2人とも早く上で活躍する姿が見たいですね」「慎ちゃん喜んでいましたね」との声が寄せられた。
2025年04月10日俳優の松坂桃李が4月9日(水)、都内で行われた『パディントン 消えた黄金郷の秘密』のジャパンプレミアに出席した。大ヒット映画『パディントン』シリーズの最新作で、松坂は前作から約7年ぶりにパディントンの声を担当している。紳士的なクマのパディントンが、失踪した最愛のルーシーおばさんを探すため、故郷のペルーで大冒険を繰り広げる本作。劇中に登場する観光ボートをモチーフにしたセットに、“盟友”パディントンと一緒に登場した松坂は「数少ない友に再会できた」と大喜び。「一緒にいると、アクシデントが絶えずドキドキですが、紳士的で真摯な姿を見ると、心が浄化される」と魅力を語った。俳優の斎藤工が、落ち目の俳優フェニックス・ブキャナン(ヒュー・グラント)役で再登板することが先日発表されたばかりで「斎藤工さんがどこかにいます。どこに出るかは、言わずに感想をつぶやいてください」とアピールする場面も。また、「最近の話なんですが、4月1日にちょうど新しい作品がクランクインした」と近況を報告し、「その当日に、台本を忘れてしまって気が気じゃなかった。セリフは(頭に)入っているんですが、台本はお守りみたいなものなので、手元にないとやはり不安でした」と新生活が始まった早々の失態に、照れ笑いだった。ジャパンプレミアには松坂をはじめ、同じく日本語吹き替え版の声優を務める吉田羊、三戸なつめ、大平あひるが出席した。吉田はパディントンたちがペルーで出会う、「老グマホーム」の院長・クラリッサ(オリビア・コールマン)役で、シリーズに初参加している。昨年、イギリスに短期留学した際には、英語の教材として「パディントン」を勧められたといい、「英語の先生が、そろそろ『パディントン3』が公開されると言っていた。そのときは、まさか私が声優をするとは思っていなかったので、ぜひ先生に報告したい」と、作品との縁を語っていた。また、新生活が始まった人たちに向けて「うれしいこともあれば、心が折れることもあるはず。でも、人生の主役はあなた自身。誰にもあなたの人生は壊せないので、感性と感覚を信じて、人生を切り開いてください」と背中を押すメッセージを送っていた。三戸はパディントンと暮らすブラウン家の長女・ジュディ役を続投。大平はペルーの観光ボートの船長であるハンター・カボットの娘で、ボートの操縦だけでなく、何でも器用にこなす働き者の娘・ジーナを演じている。『パディントン 消えた黄金郷の秘密』は5月9日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2025年04月09日小栗旬、松坂桃李、池松壮亮、森七菜、桜井ユキらが出演する映画『フロントライン』より、緊迫の最前線を写した場面写真が一挙に公開された。本作は、2019年12月に中国で初めて発生が確認され、2020年に入ってからパンデミックを引き起こした新型コロナウイルスを事実に基づく物語としてオリジナル脚本で映画化した日本で初めての作品。豪華客船・ダイヤモンド・プリンセス号が、横浜港に入港した2020年2月3日から、乗客全員の下船が完了した2月21日までが描かれる。公開された場面写真は、混乱と緊張の様子が切り取られた。神奈川DMATの指揮官・結城(小栗)は、目の前の命を救うことと、仲間の安全を心配し、厚生労働省の役人・立松(松坂)は、なんとしても国を守り、ウイルスを持ち込ませまいという、思いがぶつかり対立しあう2人。真田春人(池松)を含めたDMATの医師と看護師たちに担当エリアがふりわけられ、防護服に身を包み、クルーズ船に乗り込んでいく姿が切り取られている。しかし船内は、想像していた以上の混乱だった。一方、スクープを求めて横浜港にかけつけたTV記者・上野舞衣(桜井)も、刻一刻と変化する緊迫した現場を目の当たりに。パンデミックの緊張と混乱した様子を思い出させるような場面写真となっている。『フロントライン』は6月13日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:フロントライン 2025年6月13日より全国にて公開© 2025「フロントライン」製作委員会
2025年04月04日今月23日に最終回を迎えたTBS日曜劇場『御上先生』。主演の松坂桃李(36)演じるエリート文科省官僚が、私立高校に出向を命じられたのち、日本教育の変革のために現場から奮闘する学園ドラマだ。初回視聴率12.2%を記録した本作は、第6話をのぞいて2桁視聴率を継続。最終回の視聴率が11.8%も記録するなど、ドラマ全編にわたって注目を浴び続けた。「『御上先生』は、令和時代の新しい学園ドラマとして支持を集めたようです。その意味で印象的だったのは、第2話で暗に『3年B組金八先生』シリーズが“生徒に寄り添いすぎてしまう教師像を描いている作品“として、批判的に言及されたシーンでしょう。他方で『御上先生』は、“金八批判”を公言してきた実在の教育者をモデルにしており、一貫して生徒の主体性を育むことを目指した教育ドラマでした。その点が現代の視聴者に高く評価されたのではないでしょうか」(テレビ誌記者)‘23年には女優の戸田恵梨香(36)との間に第1子が生まれている松坂。本作に取り組むうえで“父親”としての自覚も大きかったという。その背景には松坂自身の父親への思いもあったようだ。「松坂さんのお父さんは、心理学者として活躍されています。おもに子供のカウンセリングやいじめ問題を専門にされているそうで、心理学の観点から教育に携わることも多くあるといいます。松坂さんによると、とても物静かな方だといいます。松坂さんが大学を休学して芸能界に入ったとき、普段は寡黙なお父さんから“ふざけるな!大学は絶対に卒業しろ!”と厳しく反対されたと明かしています。松坂さんは親の反対を押し切る形で芸能界に進出し、数々の映画やドラマで活躍。‘12年の朝ドラ『梅ちゃん先生』への出演などをきっかけにして、現在ではお父さんも理解を示してくれるようになったそうです。松坂さんも『(父は)ほんのり応援してくれているんじゃないかな』と明かしており、実際に実家では松坂さんが出演した番組がテレビに録画されており、雑誌の切り抜きなどもよく置いてあるといいます」(芸能関係者)■周りに感謝しなさいそんな父親からドラマの合間に連絡をもらうこともあるという。「お父さんは、彼の出演作品をよくチェックしており、『いい作品だったな』と感想をしばしば長文のメールで送ってくることがあるそうなのです。とくにお父さんは礼儀を重んじているそうで、そこには『周りに感謝しなさい』『いま、お前がここにあることは周囲のひとたちのおかげだぞ』と、優しく戒めるようなアドバイスもあるといいます。実際、ご両親が命名したという『桃李』という名前も、中国の歴史家・司馬遷の『桃李もの言わざれども下自ら蹊(みち)を成す』という故事から引かれたもの。桃や李(すもも)の美しい花の下には自然と人が集まるという意味で、『徳のある、誰からも慕われる人になってほしい』というお父さんの思いが込められているといいます。『御上先生』で次世代の教育者を演じた松坂さんには、ご自身も教育にも携わってきた寡黙なお父さんの教えが強く響いているのではないでしょうか」(前出・芸能関係者)松坂自身、父親に“褒めてもらうこと”が目標だとも語っていた。《褒めてもらうこともありますが、本当の意味で『おまえ、すごいな!』っていう言葉はまだもらえていないと思うんです。これからも父や母に『やるな!』と言われるような作品に挑戦したいと思っています》(『ORICON NEWS』、2015年1月31日)果たして『御上先生』を画面越しに見た父から『おまえ、すごいな!』という言葉はもらえたのだろうか――。
2025年03月25日俳優の松坂桃李が24日、自身のInstagramを更新した。【画像】日曜劇場「アンチヒーロー」の主題歌歌手がイメチェンショットを披露!「ご覧いただきありがとうございました。最終話も小ネタが散りばめられています。クジャクを見つけたまどかさんがいたり、アンチなヒーロー?の二人がいたり、御上が一年生担当することが分かったり、よーく見ると製作サイドの想いが色々詰まってます。」と綴り、一枚の写真を公開した。ドラマの放送開始以降、共演している岡田将生のバストアップの写真を投稿してきた松坂。最終回を迎えてついにツーショットを公開したこともあり、ファンの間で話題となっている。 この投稿をInstagramで見る 松坂 桃李/TORI MATSUZAKA(@tori.matsuzaka.official)がシェアした投稿 この投稿には多くのコメントといいねが寄せられている。
2025年03月24日松坂桃李が主演を務める日曜劇場「御上先生」最終話が3月23日に放送された。怒涛の展開に「すごいドラマだった」「このドラマに出会えてよかった」といった声が上がっている。本作は、子どもが生きる「学校」、大人がもがく「省庁」という、一見、別次元にあるこの2つを中心に描く。未来を夢見る子どもたちが大人たちの権力によって犠牲になっている現実、そんな現実に1人の官僚教師と、令和の高校生たちが共に立ち向かう、教育のあるべき真の姿を描く大逆転教育再生ストーリー。松坂桃李演じる東大卒のエリート・御上孝は、とある出来事を機に「日本の教育を変えてやろう」と文科省官僚になったが、現実はほど遠いものだと気づく。制度を作っている側にいても変えられない、ならば現場から声をあげ、制度の内部からぶっ壊せばいい、と自ら教壇に立つ。制度を作る側である官僚と、制度に苦しめられる側である教師の両方を兼ねる官僚教師が高校生を導きながら、権力に立ち向かっていく。御上が赴任する隣徳学院の理事長・古代真秀を北村一輝、3年2組の副担任・是枝文香を吉岡里帆、3年の学年主任・溝端完を迫田孝也、保健室で生徒や教師たちの心のケアを行う養護教諭・一色真由美を臼田あさ美がそれぞれ演じる。そして、御上の上司で、文科省初等中等教育局局長・塚田幸村役に及川光博、文科省の同期・槙野恭介役に岡田将生、文科省の後輩・津吹隼人役に櫻井海音が出演するほか、常盤貴子、林泰文、堀田真由、高橋恭平ら豪華キャストが出演。さらに、生徒役を演じる奥平大兼、蒔田彩珠、窪塚愛流、高石あかりら若手俳優にも注目が集まっている。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。隣徳学院と霞が関と永田町をつなぐ不正の証拠はそろった。しかし、その不正には3年2組の生徒、千木良(高石あかり)も巻き込まれていた。御上(松坂桃李)は、大人たちが自分たちの利権欲しさに踏みにじってきた生徒たちの未来を取り戻すべく、生徒たちと考え立ち向かっていく。そして迎える卒業の日、最後の授業。3年2組を待ち受けるのは、未来の光か、それとも…というのが最終話のストーリー。6年前、後輩を救うことができず悔やむ槙野に対し、御上が「支えるから生きてくれ」「ただの弔い合戦じゃ意味がない」と告げるシーンから最終話が始まる。これまでいがみ合うシーンが多かった槙野と御上が実は繋がっていたことや、隣徳に向かう御上を槙野が上から見下ろしていたシーンには続きがあり、振り返って見上げた御上に対して槙野が親指を立てていたことなどが明らかになり、SNSでは「我々はまんまと踊らされてたわけですね」「伏線回収待ってました」「槙野とのやりとり最高」といった声が上がった。一方、不正入学についての記事を書く前にやることがあるといい、神崎は千木良に声をかけた。千木良は、自分が不正入学をしたことをわかっていたことを告げるが、記事を出すために許可を取ろうとする神崎に「無理」と告げて立ち去ってしまう。そんな千木良と神崎の姿を見た是枝は千木良に声をかける。千木良は、是枝に対し自分が学校を辞めて済む話なら迷わないが、家族や同じように不正入学した生徒のことを思うと、どうするかを決めるのは怖いと打ち明けた。是枝は千木良に、後悔のない選択肢がないのはわかっていることを伝えたうえで、悔しいけど諦めたくないという千木良に「私も最後まで…」と寄り添う。千木良に対しSNSでは「背負うものが重すぎる」という声が上がった一方で、是枝に「こんな先生に教えて欲しかった」といった声も…。さらに、これまでモノクロで描かれていた蝶々のアニメーションが、たくさんのカラフルな蝶々が集まるアニメーションに変化し「カラーになってる」「たくさんの仲間が…」「色がついた!」と盛り上がりを見せた。そんな中、御上は千木良と向き合うための特別授業を始め、生徒たちに「考える力とは一体何か」を問いかける。御上は生徒たちに、答えの出ない質問がこの世にはたくさんあること、それを考え続けることはものすごくきついこと、考える力は答えを出す為だけのものではないこと、考えても考えても答えが出ないことを投げ出さずに考え続ける力のことだと伝えた。御上の話を聞いた千木良は立ち上がり、自分も答えのでない質問を持っていること、それは父親のことであり神崎が知っていることを打ち明ける。千木良は、神崎に向かって自分がここにいることを無視しないでくれて嬉しかったことを伝え、神崎には自分にはできないことをやって欲しい、「報道は何かということだけを考えて」と告げた。御上と千木良の話を聞いた溝端もまた、前に出て千木良の件には自分も関与していることを打ち明けた上で、生徒を信じる力が足りなかったこと、反面教師になることしかできないことが残念だと話し、神崎に不正の証拠が入ったSDを渡した。次元と神崎はこれまでの不正の証拠をまとめ、神崎は作成した記事を東都新聞の記者である父親に渡し、この記事を出してほしいと願い出る。怒涛の展開にSNSでは「学びました」「涙出た」「溝端先生にも泣かされる」「神崎くんすごいな」といった声が上がった。後半では冴島と弓弦の面会シーンや、東都新聞の記事が掲載される前日に中岡・塚田・古代理事長の会食に槙野が「プラン御上スリー発動させていただきました」と言い警視庁捜査二課を連れて現れるシーン、記者会見に臨む古代理事長と御上が教育について話す姿なども映し出される。そして卒業式当日、最後に一言を求められた御上は生徒たちと向き合い「君たちが苦しみ、選び取る答えは、弱者に寄り添うものになる」と伝え「君たちならできるよ。卒業おめでとう」と告げる。ラストでは、御上が教室を出ようとすると、外を眺める兄・宏太と肩に乗る蝶の姿が映し出され幕を閉じた。社会問題に切り込み続けた本作に「すごいドラマだった」「素晴らしい作品でした」「見応えのある良いドラマだった」という声や「このドラマを通じて色々な事を考えさせられました」「このドラマに出会えてよかった」「御上先生ありがとう」といった声も上がっている。(シネマカフェ編集部)
2025年03月24日松坂桃李が主演する現在放送中のドラマ「御上先生」。この度、本作のシナリオブックの発売が決定した。子どもが生きる学校と、大人がもがく省庁の2つを中心に展開していく本作。未来を夢見る子どもたちが、忖度だらけの汚い大人たちの権力によって犠牲になっている現実、そんな現実に一人の官僚教師と、令和の高校生たちが共に立ち向かう、教育のあるべき真の姿を描く大逆転教育再生ストーリー。本書には、全10話のシナリオを完全収録。そのほか、脚本・詩森ろばとプロデューサー・飯田和孝の特別対談を掲載する。現在、TBSショッピングほか全国書店等で予約受付中だ。「御上先生 シナリオブック」は4月25日(金)発売(※一部地域により異なる場合がございます)。「御上先生」は毎週日曜日21時~TBSにて放送中。(シネマカフェ編集部)
2025年03月23日5月9日(金) に公開される映画『パディントン 消えた黄金郷の秘密』より、日本語吹替版予告と声優を務めた松坂桃李のインタビューが公開された。本作は、全世界シリーズ累計900億円を超える『パディントン』シリーズの最新作。原作生誕の地・イギリスでは、オープニング成績964万ポンド(約19億円)と、シリーズ2作を大きく上回る驚異的な興行成績で初登場1位を記録している。ペルーからロンドンへやって来てブラウン一家の一員となったクマのパディントン。“紳士な”性格から街の人気者になった彼は、ついに正式に英国民と認められブラウン一家とロンドンで暮らしている。前作『パディントン2』から7年ぶり、3作品にわたりパディントンの吹き替えを務めるのは松坂桃李。パディントンと一緒に暮らすブラウン一家の長・ブラウンさん役の古田新太、ブラウン家の長女・ジュディ役の三戸なつめも前作から引き続いて吹き替えを務める。さらに、本作の新キャラクターである老グマホームの院長・クラリッサ(オリヴィア・コールマン)役として吉田羊がパディントンファミリーに加わった。公開された日本語吹替版予告では、礼儀正しさとチャーミングさを併せ持つパディントンの姿が映し出される。今回はロンドンを飛び出し、失踪した育ての親・ルーシーおばさんを探すため、故郷ペルーを舞台にシリーズ最大のアドベンチャーを繰り広げる。アマゾン川の激流で船の舵を切り、ブラウン一家を引き連れ熱帯雨林を探索、さらに古代遺跡で 『インディ・ジョーンズ』さながらのアクションまで、これまでになく勇敢に、でもやっぱりおっちょこちょいでモフモフなパディントンを松坂が魅力たっぷりに演じている。さらに、古田新太、三戸なつめが演じるお馴染みのブラウン一家に加え、「あなたなら大丈夫」とパディントンを励ましつつ、どこか怪しい一面を匂わせる吉田羊演じる老グマホームの院長・クラリッサ、山路和弘演じるジャングルの案内人・ハンター(アントニオ・バンデラス)など新キャラクターも続々と登場する。併せて公開されたインタビューでは、「7年ぶり!緊張しましたね!」と前作からブランクのある演技に多少の不安を感じたと明かす松坂。しかし礼儀正しくチャーミングな雰囲気を持つ松坂とパディントンは本作でも見事にマッチ。さらに「今回は結構、パディントンが能動的に動いて色んな冒険をするんですよね!そういう臨場感だったりとか、その中でもパディントンの真摯さを失わないように声を入れさせていただきました」と、新たな冒険に期待が高まるコメントが到着した。『パディントン 消えた黄金郷の秘密』吹替版予告篇60秒パディントン役 松坂桃李さんコメント映像<作品情報>『パディントン 消えた黄金郷の秘密』5月9日(金) 公開公式サイト: STUDIOCANAL FILMS LTD. – KINOSHITA GROUP CO., LTD. All Rights Reserved.
2025年03月19日俳優の松坂桃李が16日、Ⅹを更新した。【画像】松坂桃李、映画『雪の花』の初日を迎え「改めて時代劇の奥深さを実感した」と感激「「御上先生」第9話 残すところあと2話となりました。本当に早いです。ヤマトタケルは一体誰なんでしょうか。。怒涛の展開です。今夜9時、お見逃しなく!」と綴り、1枚の写真をアップ。このドラマは、子供が生きる「学校」、大人がもがく「省庁」という一見別次元にあるこの2つを中心に物語が展開していく内容で今作のラストには、ヤマトタケルの正体も判明するなど、次週のクライマックス(25分拡大スペシャル)まで目が離せないファンも多いだろう。「御上先生」第9話残すところあと2話となりました。本当に早いです。ヤマトタケルは一体誰なんでしょうか。。怒涛の展開です。今夜9時、お見逃しなく! #御上先生 pic.twitter.com/s1hR1wGvLJ — 松坂桃李 (@MToriofficial) March 16, 2025 この投稿にファンからは「色々なことが明らかになっていく。怒涛の展開を楽しみにしています」「楽しみですが、あと2話で終わってしまうのが悲しい」といったコメントが寄せられている。
2025年03月17日「’27年のNHK大河ドラマ『逆賊の幕臣』で松坂桃李さん(36)が主演を務めることが発表されました。松坂さんは’20年に人気女優の戸田恵梨香さん(36)と結婚して以降、一層、仕事に邁進してきたそうです。松坂さんは妻である戸田さんに対して役者として『リスペクトしかない』と過去に語っていました」(芸能関係者)大河主演が決定した松坂。妻の戸田は’19年度後期の朝ドラ『スカーレット』でヒロインを務めており、夫婦そろって、NHKの看板ドラマの枠で主演を務めることとなる。日本のトップ俳優のひとりとなった松坂にはかねて憧れ、目標としてきた夫妻がいる。「松坂さんは柄本佑さん(38)と安藤サクラさん(39)夫妻の関係性や空気感に好感を抱いているそうです。松坂さんと柄本さんは’11年公開の映画で、カンボジアで1カ月半撮影を共にして以来、親交があるそうです。安藤さんともドラマ『ゆとりですがなにか』(日本テレビ系)で共演して以来、友人関係。安藤さんは松坂さんのことを『緊張せずにご飯に行ける数少ない友達』と語っていました」(前出・芸能関係者)松坂は結婚前の’19年2月、柄本・安藤夫婦の印象的な場面に立ち会っていた。「映画雑誌『キネマ旬報』が主催する映画賞の授賞式で柄本・安藤夫妻がW受賞したその場に、松坂さんも居合わせていたのです。自身の受賞よりも、夫の受賞に感極まる安藤さんの姿を見て、松坂さんは“夫婦っていいな”と思ったといいます。当時、すでに松坂さんは戸田さんと交際していたため、いつか2人で映画賞をW受賞する姿を想像したことでしょう」(映画関係者)理想とする柄本・安藤夫妻に近づくため、妻・戸田と順守してきた家族ルールがある。戸田がファッション誌『MAQUIA』’24年8月号のインタビューで、《「ありがとう」は人を幸せにする言葉だと思うので、夫婦ともども大事にしています》と語っていた。夫婦ルールはこのほかにも……。前出の芸能関係者が明かす。「2人とも俳優ですので、撮影のタイミングがかぶらないように戸田さんの撮影期間中、松坂さんは仕事を入れないようにしているそうです。またお互いの仕事については、あえてアドバイスしないようにしていると聞いています。こうして夫婦円満を保ち、オンオフを切り替えやすい環境を作っているのでしょう」’20年12月の結婚発表時に、《これまで以上の責任と覚悟を持ち、何事にも真摯に向き合っていきたいと思っております》とコメントしていた松坂。その言葉に嘘はなかったようだ。
2025年03月16日寺尾聰と松坂桃李が共演する映画『父と僕の終わらない歌』に、ディーン・フジオカが出演していることが明らかになった。本作は、世界中に笑顔と希望を届けた感動の実話を基に、舞台を日本に置き換え、父と息子それぞれの愛と葛藤、家族や友人たちに支えられながら、アルツハイマーの父が若き日に諦めたレコードデビューの夢を、再び叶えようとするまでの物語。ディーン・フジオカが演じるのは、雄太(松坂)のパートナーであり、父のアルツハイマー型認知症の発覚により実家に帰ることとなる雄太の背中を優しく押す、温かな雰囲気のあるミュージシャン・亮一。2016年放送の「喧騒の街、静かな海」で寺尾と親子役で共演しているディーン・フジオカ。今回のオファーについて、「“親父”に久しぶりに会いにいくか!という感じでした。コロナもあり、寺尾さんとはだいぶご無沙汰になってしまっていたので、この映画があったお陰ですごくいい機会をもらったなと思いました」と喜び、また寺尾からも連絡があったことを明かす。また、「“息子へ”というタイトルで熱いメールをいただきました。『会えるのを楽しみにしている』、『今回出てくれてありがとう』と親父からメールが来て、自分も本当に心から、久しぶりにお会い出来るのを楽しみにしていたので、現場で久しぶりに再会して嬉しかったです」とコメントしている。併せて、佐藤栞里がナレーションを務める予告編も到着。父・哲太(寺尾)が車内で高らかに歌ったり、サンバダンサーに囲まれ楽し気に踊ったり、「歌が大好きで、破天荒な父」というナレーションの通りの明るいシーンから始まる。しかし、自宅の場所が分からなくなってしまったことをきっかけに、アルツハイマー型認知症と診断される哲太。息子・雄太は、かつての夢だった「歌手になること」を再び叶えようと動き出すが、ついに雄太に「知らないか?うちの息子のこと」と問いかけるシーンもあり、記憶が薄れていく描写も。また、実際に寺尾が歌っている「Volare」を聴くことができる本映像。俳優と歌手人生が初めて交わる本作では、劇中に登場する楽曲の選曲、アレンジも自ら手掛け、演奏も長年音楽活動を一緒にしてきたバンドメンバーと担当し、音楽面でも映画に命を吹き込んでいる。『父と僕の終わらない歌』は5月23日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:父と僕の終わらない歌 2025年5月23日より全国にて公開©2025「父と僕の終わらない歌」製作委員会
2025年03月08日俳優の松坂桃李が6日、自身のXを更新した。【画像】松坂桃李、憧れのコジプロ訪問! 小島秀夫との夢の対面も!『「パディントン 消えた黄金郷の秘密」7年ぶりにこのモフモフに会うことができました。パディントンシリーズはとにかく話が面白い。あと皆可愛い。アフレコルームに入ったら本人がスタンバっていて、しっかり監視されながら、やらせていただいてます。皆さんお楽しみに!』と綴り1枚の写真を投稿。7年ぶりのパディントンのアフレコ現場でその想いを語った。「パディントン 消えた黄金郷の秘密」7年ぶりにこのモフモフに会うことができました。パディントンシリーズはとにかく話が面白い。あと皆可愛い。アフレコルームに入ったら本人がスタンバっていて、しっかり監視されながら、やらせていただいてます。皆さんお楽しみに!… pic.twitter.com/8ooAY8b4Yq — 松坂桃李 (@MToriofficial) March 6, 2025 この投稿にファンからは「楽しみです」など多数の反応が寄せられている。
2025年03月06日『パディントン 消えた黄金郷の秘密』の日本語吹き替えで、松坂桃李がパディントンの声を再び担当し、古田新太がブラウンさん役、三戸なつめがジュディ役を続投することが分かった。また、新キャラクターの老グマホームの院長・クラリッサ役を吉田羊が務める。本作は、パディントンがブラウン一家とともにペルーを訪れ、失踪したルーシーおばさんを探す冒険を描くシリーズ最新作。ペルーのジャングルを舞台に、インカの黄金郷を目指す壮大なストーリーが展開される。松坂は続投の決定に、「この時を待っていました。あの、モフモフでマーマレード好き、青いダッフルコートと赤い帽子がよく似合う、あのパディントンに会えることを誰よりも楽しみにしていました」と、一人の“パディントンファン”として喜びを語った。前作から7年ぶりとなる吹き替えにあのパディントンの声をちゃんと体現できるように、全力を尽くします」と気合も十分。またシリーズ初参加となる吉田は、「『大好きなパディントン世界の住人になれるなんて!』今回のお話をいただいて、快諾のお返事をするのに時間はかかりませんでした」とかねてより“パディントンファン”だったことを明かし、オファーを即承諾したそう。吹き替えを務めた老グマホームの院長・クラリッサ(オリヴィア・コールマン)は物語のカギを握る重要なキャラクター。クマにも人間にも明るく親切、老グマホームのシスターたちをまとめる一見理想的なリーダーだが、言動がどこか怪しく、何か裏がありそうな人物だ。吉田は本作で『サウンド・オブ・ミュージック』さながらの歌唱シーンにも挑戦。迫力満点のミュージカルシーンに期待が高まる。併せて公開されたポスタービジュアルには、早速トラブルを連発させそうな困り顔がキュートなパディントンを中心に、ブラウン夫妻、一回り大きくなった、ブラウン一家の子どもたち・ジュディとジョナサン、さらに敵か味方か?新キャラクターのクラリッサとハンター(アントニオ・バンデラス)が大集結。エキゾチックなジャングルや謎のクマ型古代遺跡”をバックに、クマ史上最大のアドベンチャーを感じさせるビジュアルになっている。さらに、ムビチケカードが3月7日(金)より全国で発売開始。特典として、キュートな特製アクリルキーホルダーが付いてくる。パディントンと大好物のマーマレードのプリントが可愛いグッズになっている。コメント松坂桃李(パディントン)前作が公開されてから約7年。この時を待っていました。あの、モフモフでマーマレード好き、青いダッフルコートと赤い帽子がよく似合う、あのパディントンに会えることを誰よりも楽しみにしていました。そして、ブラウン家の皆さんに再会するのも、とても楽しみにしていました。再び、あのパディントンの声をちゃんと体現できるように、全力を尽くします。今回のパディントンはどんな冒険に出かけ、どんな結末が待っているのか。皆さま、公開を、ぜひ楽しみにしていてください。古田新太(ブラウンさん)またやるんだなぁ、さすが人気があるシリーズなんだなぁと思いました。パディントン役の(松坂)桃李とは、この7年の間に3度一緒に共演をしていたのですが、会うたびに“パディントンはもうやらないのかなぁ?”という話をしていたので、ようやくまた吹き替えを担当することが出来て良かったです。今度の映画の舞台はロンドンからペルーへと変わり、感動アドベンチャーになっているのでワクワク感が大きな作品になっているので、お楽しみにしてください。吉田羊(老グマホームの院長・クラリッサ)「大好きなパディントン世界の住人になれるなんて!」今回のお話をいただいて、快諾のお返事をするのに時間はかかりませんでした。お声がけいただき、ただただ光栄です。今回私が声を務めさせていただくのは老グマホームの院長。何やら裏がありそうでありながら、実にチャーミングで憎めない人物です。物語は冒険度が増してパディントンはますます勇敢に、そしてブラウン一家との絆はなおも強固に。見どころ満載、何度観ても楽しめるパディントン最新作。どうぞお楽しみに!三戸なつめ(ジュディ)パディントン1・2に続いて、ジュディの吹き替えが出来てとっても嬉しいです!今回ジュディも成長していて、1・2に比べて成長を感じられるように演じました。ジュディは聡明で好奇心旺盛な女の子なので演じていてすごく面白いです!7年ぶりの収録でパディントンの世界を感じ、改めてパディントンの可愛さや個性豊かなブラウン一家に心が躍りました!是非皆さんもわくわくハラハラする展開をパディントンとブラウン一家と一緒に楽しんで欲しいです!『パディントン 消えた黄金郷の秘密』は5月9日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:パディントン 消えた黄金郷の秘密 2025年5月9日より全国にて公開© 2024 STUDIOCANAL FILMS LTD. – KINOSHITA GROUP CO., LTD. All Rights Reserved.
2025年03月06日俳優の松坂桃李が3日、Ⅹを更新した。【画像】松坂桃李、憧れのあの人と親子役に「誠心誠意、息子役を演じた」と喜びの声「2027年大河ドラマ「逆賊の幕臣」発表されました。まだ先にはなりますが、今までの現場で頂いた経験や知識、刺激を総動員して、頑張ります。宜しくお願いします。」と綴り、1枚の写真をアップ。このドラマは、幕府を倒した側ではなく、幕臣の側から幕末史を描いたストーリー。その中で主演の松坂は、司馬遼太郎が勝海舟と並べて「明治の父」と呼んだ人物・小栗忠順を演じる。2027年大河ドラマ「逆賊の幕臣」発表されました。まだ先にはなりますが、今までの現場で頂いた経験や知識、刺激を総動員して、頑張ります。宜しくお願いします。 pic.twitter.com/G0cdgJra6v — 松坂桃李 (@MToriofficial) March 3, 2025 この投稿にファンからは「どんな新しい桃李くんがみれるかワクワクします!楽しみにしてまーす」「頑張りや努力が報われて、ちゃんと評価されて、さらに前進していく方を見ていると、自分も頑張ろうと思わせてもらってます」といったコメントが寄せられている。
2025年03月03日日曜劇場「御上先生」(TBS)も話題の松坂桃李が、2027年の大河ドラマ「逆賊の幕臣」で主演を務めることが決定。明治新政府に「逆賊」とされ歴史の闇に葬られた幕末の幕臣を演じる。主人公の小栗上野介忠順(おぐりこうずけのすけただまさ)は、“勝海舟のライバル”といわれた男。日本初の遣米使節となって新時代の文明を体感し、新しい国のかたちをデザインした江戸幕府の天才ながら、明治新政府に「逆賊」とされた小栗。忘れられた歴史の“敗者”=幕臣の知られざる活躍を描くスリリングな胸熱のエンターテインメントとなる。本作は、幕府を倒した側ではなく、幕臣の側から幕末史を描く。“時代遅れな江戸幕府が明治維新で倒れ、日本はようやく近代を迎えた”という歴史観は、もはや過去のもの。近年の研究では、日本の近代はすでに幕末から始まっていたことが明らかになっている。司馬遼太郎が勝海舟と並べて「明治の父」と呼んだ人物、それが小栗忠順。幕末の日本は、現代とよく似た状況だった。グローバル経済に巻き込まれ、関税率の交渉に悩まされ、物価高と格差が人々の生活を直撃。またフェイクも含めた情報が拡散されて誰もが世相を批評するようになり、社会の分断が深刻化。さらに災害やテロの脅威があり、大国のパワーゲームによる戦争の危機がすぐそこに……。明日どうなるか分からない不確実な時代のなか、小栗は国の独立と社会の安定を守ろうと、近代化政策を推し進めた。そんな小栗が国内外の諸勢力と繰り広げる外交・情報戦にスポットを当てる本作。次々と起こる幕末の事件の裏で起きていた、信頼と裏切りが交錯するスリリングで熱いドラマ。そこでは、人間対人間の真心と腹芸、そして情報が、一寸先の運命を左右する。明治新政府が歴史の勝者となったのは、様々な偶然の積み重ねだったのかもしれない…。松坂桃李2027年、小栗忠順生誕200年の年に、彼を演じるのは、大河ドラマでは「軍師官兵衛」(2014)「いだてん~東京オリムピック噺~」(2019)に続き、出演3作目にして今作で初めて主演を務める松坂桃李。連続テレビ小説「おかえりモネ」や土曜ドラマ「お別れホスピタル」ほか、「コード・ブルー ードクターヘリ緊急救命ー3rd season」、「きのう何食べた?」などを手掛けきた安達奈緒子が、今作で初めて大河ドラマを執筆する。作:安達奈緒子より<執筆によせて>松坂桃李は「姿がピタリと重なる」《幕末》を書く機会をいただきました。幸甚とはまさにこのことです。あまたの人が心惹かれ著述した日本の大転換期。史実も人物もあまりに鮮烈で魅力的なので、ひたすら実直に描こうと肝に銘じます。ただ─。「誰の目で見るか、どこまで広く見るか」人は見たいものだけを見る、とは昨今よく耳にします。勝者が歴史を作るとも。だとしたら敗者とされた者の目から見た情勢はそれなりに様相が変わるはずです。また一国の政変に焦点を絞らず画角を広くとれば、大洋大陸を隔てた遠い国々の複雑にからみあう意図が見えてくる。はたして。今見えている出来事は本当に「今見えているままなのだろうか?」小栗忠順という幕臣の目を通して見る《幕末》には強烈に《今》を感じます。身分制を打破し、個の力を存分に発揮できる社会は繁栄をもたらす。けれど行き過ぎれば能力主義という新たな身分制になりはしないか。こぼれ落ちる者たちの存在がかき消されてはいないか。《公(おおやけ)》は本当に公共のために力を尽くしているか。世界規模で同時多発的に何かが起きている、うねる潮流の正体が見えない、止められない。小栗も予感したはずです。「時代が変わる」。小栗は持っている人です。身分、能力、機会に恵まれた変わり者の天才となれば鼻につく人物かもしれません。実際、無血開城の立役者、勝海舟は小栗を疎んじました。しかし小栗は官吏であり、いわゆるリーダーではありません。公の人です。そして小栗は持っている人だからこそ《個》として自由に生きることを自分には許さなかった。つねに公がなすべきことを考え、変容せざるをえない国を少しでも良くしようと邁進する。その高潔さと頑固さは清々しいほどで、混乱の世にあって希望たりえる人だったと思います。松坂桃李さんはまさにそんな高潔さをまとう方です。小栗がどんな人だったかを想像するとき、勝手ながら姿がピタリと重なります。極限まで苦闘する幕臣がスッと実体をもって立ち上がってくる、顔が見えてくる、するとやはり思うのです。「なぜ彼は処刑されなければならなかったのか」小栗を知れば知るほど彼の死が悔しい。その死には謎があります。これを解明していく物語はこの動乱の時代をさらに心惹かれるものにしてくれるはずです。《幕末》を書くことを許されたのは《今》だったからだと考えます。がんばります。■小栗忠順とは――文政10(1827)年、江戸・神田駿河台生まれ。2,500石の名門旗本で、天才的なエリート官僚。隅田川の花見でも花や酒には目もくれず治水について語り続け、周囲をあきれさせるようなオタク気質。万延元(1860)年、遣米使節として渡米し西洋文明を体感。帰国後要職を歴任して軍制改革や近代的工場(造船・製鉄所)の建設、日本初の株式会社設立など様々な改革を推進。特に、武士でありながら経済に明るい小栗は幕府にとって得難い人材で、何度も勘定奉行を務めた。しかし、空気を読まず上司に直言しては辞職し、辞めては呼び戻されること70回という伝説も。明治の政治家・大隈重信は、明治政府の近代化政策のほとんどは小栗の模倣だったと語ったという。江戸幕府終末期の勘定奉行として、その名は徳川埋蔵金伝説にも登場する。大河ドラマ「逆賊の幕臣」は2027年1月~NHK総合にて放送予定。2026年夏クランクイン予定。(シネマカフェ編集部)
2025年03月03日松坂桃李が主演を務める日曜劇場「御上先生」第7話が3月2日に放送された。御上の是枝や生徒に対する気遣いに「さすがすぎる」「号泣回」といった声が上がっている。本作は、子どもが生きる「学校」、大人がもがく「省庁」という、一見、別次元にあるこの2つを中心に描く。未来を夢見る子どもたちが大人たちの権力によって犠牲になっている現実、そんな現実に1人の官僚教師と、令和の高校生たちが共に立ち向かう、教育のあるべき真の姿を描く大逆転教育再生ストーリー。松坂桃李演じる東大卒のエリート・御上孝は、とある出来事を機に「日本の教育を変えてやろう」と文科省官僚になったが、現実はほど遠いものだと気づく。制度を作っている側にいても変えられない、ならば現場から声をあげ、制度の内部からぶっ壊せばいい、と自ら教壇に立つ。制度を作る側である官僚と、制度に苦しめられる側である教師の両方を兼ねる官僚教師が高校生を導きながら、権力に立ち向かっていく。御上が赴任する隣徳学院の理事長・古代真秀を北村一輝、3年2組の副担任・是枝文香を吉岡里帆、3年の学年主任・溝端完を迫田孝也、保健室で生徒や教師たちの心のケアを行う養護教諭・一色真由美を臼田あさ美がそれぞれ演じる。そして、御上の上司で、文科省初等中等教育局局長・塚田幸村役に及川光博、文科省の同期・槙野恭介役に岡田将生、文科省の後輩・津吹隼人役に櫻井海音が出演するほか、常盤貴子、林泰文、堀田真由、高橋恭平ら豪華キャストが出演。さらに、生徒役を演じる奥平大兼、蒔田彩珠、窪塚愛流、吉柳咲良、夏生大湖ら若手俳優にも注目が集まっている。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。椎葉(吉柳)ついての連絡を受けた御上(松坂)と是枝(吉岡)は、椎葉を引き取るためドラッグストアに向かう。ドラッグストア側は警察への届けは出さず、椎葉から事情を聞いた御上が代金を払う形で解決したものの、椎葉がおこなっていたアルバイトの中に悪質なものがあることなどから学校は椎葉に対して退学処分をくだす。担任を通さずに処分を決めたことに対し御上が抗議をする中、ヤマトタケルから3通目のFAXが届き、そこには「ナゾは解けた?」の文字と溝端(迫田)が塚田(及川)や中岡(林)と会食した際の写真が貼られていた。一方、椎葉に退学処分がくだされたことを知った生徒らは、御上にこのままにしておくのはありえないと訴える。御上は「3/7」「7/7」の数字を書き、何の数字かを生徒に問う。そして、絶対的貧困や相対的貧困、格差社会について話していると椎葉が教室に姿を現す。話したいことがあるかと御上に聞かれた椎葉は、ゆっくりと前に出て「大切なときにこんなことで時間をもらってしまってすみません。少し話をさせてください」と頭を下げ、幼稚園の頃に両親を亡くし祖父母と暮らしていたが、祖父が認知症になったことを話し始める…というのが第7話のストーリー。椎葉は、クラスメイトに退学処分のきっかけは万引きだったことや、決定的となった理由が詐欺罪で告発される可能性のあるアルバイトだったこと、そして、生理用品を万引きするに至った事情を話し始める。祖父が営む和菓子屋では赤飯を売っていたこと、近所の人が赤飯で初潮を祝うことから大切だと信じることができたものが、辛いだけになってしまったことを打ち明けた。生理が来ることで生きていることを思い知らされるなか、自分が血を流しているのに誰も気づいてくれなかったことが苦しかったこと、自分のことを見つけてほしかったんだと気付いたことを話し、聞いてくれてありがとうと頭を下げた。そんな椎葉の話を聞いたクラスメイトは、学校へ抗議をするため動き出す。椎葉とクラスメイトの姿にSNSには「凄いメタ認知能力」「涙止まらない」「みんないい子すぎる」「号泣回」といった声が上がった。さらに、一連の流れについて椎葉や是枝のことを考えたうえで御上が富永に根回しをしていたことも明かされ、SNSでは「御上先生、さすがすぎる」「すげー!!全部先回りで読んでた」「根回し凄いなオカミ」といった声も…。数日後、学園中から署名を集めた生徒達は理事長に署名を提出し、入学後に家庭の事情が変わった生徒に対する救済システムの構築を訴える。結果、椎葉の退学処分は撤回され、理事長は救済システムの導入についても約束をした。椎葉の件は解決に至ったものの、ラストには御上のクラスの成績が下がっていることについて、塚田が理事長に電話をかける姿が映し出される。塚田が理事長に対し「誰を残し誰を味方にするか、見極めるときがきてますよね」と告げる姿にSNSでは「悪すぎる」「タヌキとキツネの化かしあい」という声が上がった。また、御上が一色に「これを使って仕掛けてみようかと思ってます」と、過去に週刊誌の記者に見せられた告発の紙を見せるシーンで第7話が幕を閉じ「いよいよ攻めにチェンジ」「次回でかなり動き出しそう」と次週の展開に期待する声が上がっている。【第8話あらすじ】御上(松坂桃李)に対して文科省への帰還命令が下される。3年2組の成績が落ちてきたことで、保護者たちが問題視していると言うのだ。生徒たちは反発し、御上を救う方法を考え始める。そんな中、悠子(常盤貴子)の事件を調べていた神崎(奥平大兼)と次元(窪塚愛流)は、ある人物にたどりつく。そして、神崎の記事など学校の機密をリークしていた人物が明るみになり、御上と是枝は、攻撃を仕掛ける。御上と生徒たちによる、権力をぶち壊すための最終決戦が幕をあける。「御上先生」は毎週日曜日21時~TBSにて放送中。(シネマカフェ編集部)
2025年03月03日俳優とモデルの松坂桃李が1日に自身のインスタグラムを更新した。【画像】吉岡里帆、ドラマ『御上先生』オフショット公開!松坂桃李の圧巻の演技に感動「遂に小島秀夫さんの仕事場コジプロに伺うことが出来ました。」と綴り、複数枚の写真をアップ。続けて「もうね。アドレナリンがドバーっとですわ。更に新川洋司さんにもお会いできました。(なんとスネークをその場でササッと描いていただけるとは…)小島さん、新川さん、本当にありがとうございました!!」と綴り、投稿を締めくくった。 この投稿をInstagramで見る 松坂 桃李/TORI MATSUZAKA(@tori.matsuzaka.official)がシェアした投稿 この投稿にフォロワーからは「桃李くんが、アドレナリン出たものを共有してもらってどれほどすごいモノなのか感じます!!!!!!!」「桃李さんが少年のようなキラキラした目で見つめているお姿が微笑ましい❤️」といったコメントが寄せられている。
2025年03月02日小栗旬、松坂桃李ら豪華共演陣で贈る映画『フロントライン』の公開日が6月13日(金) に決定し、併せて追加キャストが発表された。本作は、世界規模で人類が経験した新型コロナウイルスの脅威をオリジナル脚本で描いた作品。2020年2月3日に横浜港に入港し、その後日本で初となる新型コロナウイルスの集団感染が発生した豪華客船「ダイヤモンド・プリンセス」を舞台に、守るべきは国家か、人命かの選択を迫られた人々の姿を映し出す。発表されたのは、本作の舞台となるクルーズ船をとりまく新たな登場人物たち。船内で乗客たちの不安を取り除こうと必死に働くクルー・羽鳥寛子役に森七菜、中央テレビ報道センターのニュースディレクターとして船を追うTV記者・上野舞衣役に桜井ユキ、6歳の息子と乗船した母親・河村さくら役に美村里江、上野の上司で世論を煽り過熱報道を続ける中央テレビの報道責任者・轟役に光石研、下船した乗客の隔離を受け入れる病院の医師・宮田役として滝藤賢一が出演する。また、DMATの指揮官・結城英晴役の小栗旬、厚生労働省の役人・立松信貴役の松坂桃李、DMATの実働部隊のトップ・仙道行義役の窪塚洋介、DMAT隊員・真田春人役の池松壮亮らメインキャスト4人と、今回発表された追加キャストの場面写真も新たに公開された。さらに、未曾有の危機に直面する人々の緊迫の瞬間を切り取った特報予告とポスターも公開。映像の冒頭では、2020年横浜港に入港した豪華客船の姿が映し出され、新型コロナウイルスの感染者が船内で確認されたというニュースを伝えるアナウンサーの声が響きわたる。DMATとして前例のない状況に「未知のウイルスが蔓延している中に、隊員を行かせるなんてできません」と言う結城に対し、厚労省の立松は「誰かにお願いするしかないんですよ」と冷静に言い放つ。そして、船内に入ったDMAT実働部隊のトップ・仙道は、刻一刻と悪化する船内の状況を打開しようと奮闘するが、ともに船内に乗り込んだ救急医・真田は、「隊員の家族のことは誰が考えてくれるんですか?」と医師としての使命と不安の狭間で葛藤する。一方、横浜港から事態を伝える中央テレビのニュースディレクター・上野は、船内の様子が分からない状況を報道記者として切り込んでいく。船内では「なぜ本当の姿を取り上げてくれないのでしょうか」と、SNSに書き込む母親・河村のこわばった表情が映し出されるのだった。<キャスト コメント>■森七菜(羽鳥寛子 役)羽鳥を演じました、森七菜です。突然現れたウイルスは、世界中を悲しみと混乱の渦に陥れ、私たちの日常を一瞬で奪っていきました。大切な人を守るために、たくさんのものを失った日々。この作品は、あの日あの時、私たちの悲しみと同時にあの海の上で起きていたことです。懸命に戦い、信じ続けた方々に大きな敬意を持ってこの作品に挑みました。どうか届きます様に。■桜井ユキ(上野舞衣 役)初めて脚本を読ませていただいた時に感じた、得体の知れない焦燥感のような感覚は忘れられません。ですが、完成した本編を観終えた時、それらの感覚が何だったのか、初めてしっかりと向き合えたような気がしました。演じさせていただいた上野という記者の行動は、きっと知る術もなく不安に駆られていたあの時の多くの方々の感覚に近いものがあるのではないかと思います。あの船で起きていた出来事にひとりでも多くの方に触れていただきたいと思っています。■美村里江(河村さくら 役)医学博士の夫が災害救助の仕事を長くしていたこともあり、新型コロナ関連の情報は当時まめに追っていた方だと思います。それでも今回の脚本で知ったことも多く、特に船内の模様は「人間とは何か」考えさせられました。また個人的に、映る度に内容が変わって刻々と変化していく“現場感”溢れるホワイトボードにグッときました。各所の丁寧な画作りに誘導され、「あの5年前の渦中」の最深部への没入をご体験いただける作品です。■光石研(轟 役)撮影現場では、スタッフの皆さんの丁寧なリアリティーある造り込みに後押しされ、集中して演じることができました。試写で初めて自身の出演シーン以外を観たのですが、出演者それぞれに突きつけられる現実、選択を迫られる事態に、ハラハラさせられました。あの時、それぞれの場所でどんな事が起きてたのか。多くの方々に観ていただき、知ってもらいたいです。■滝藤賢一(宮田 役)自分が生きている中で、これほどのパンデミックを経験することは、後にも先にもないかもしれない。あんなに恐ろしい思いをしたのに、もう自分の中では終わっている……。忘れてしまっていることに身の毛がよだちました。この作品に参加できたことは私の誇りですし、後世に残さなければならない映画だと強く感じます。『フロントライン』特報<作品情報>『フロントライン』6月13日(金) 公開公式サイト:「フロントライン」製作委員会
2025年02月27日