2016年1月15日 19:46
【インタビュー】ジョセフ・G=レヴィット、無謀に見える挑戦も「必ずできる」…『ザ・ウォーク』
(Photo:cinemacafe.net)
最近、映画館を訪れた人なら、どこまでも果てしなく続くような超高層ビルをなめるように見上げる映像と、やがてそのビルの屋上に駆け上がってくる青年の姿を、予告編の中で目にしたことがあるかもしれない。そして、その後、彼が試みようとしたことも…。
その超高層ビルこそ、地上110階建て、高さ411メートルを誇った、今はなきNYのワールドトレードセンターのツインタワー。また、その青年こそ、2つのタワーの間に1本のワイヤーを張り、“命綱なし”でその上を歩いて渡ったフィリップ・プティ。演じるのは、『インセプション』(クリストファー・ノーラン)や『リンカーン』(スティーヴン・スピルバーグ)など人気監督の作品に引っ張りだこのジョセフ・ゴードン=レヴィットだ。
今回、“映像の魔術師”とよばれるロバート・ゼメキス監督が手がけた3D映画『ザ・ウォーク』で、実在の“ワイヤー・ウォーカー”フィリップ・プティを演じたことについて、ジョセフがたっぷりと語ってくれた。
1974年当時、世界最高層だった完成間近のツインタワーの間で“綱渡り”をしたフランス人青年フィリップ・プティについては、2008年にアカデミー賞を受賞したドキュメンタリー『マン・オン・ワイヤー』でも描かれ、「綱渡りの男」