2016年3月1日 13:00
三鷹の森ジブリ美術館、今夏休みも“チケット先行抽選販売”実施!記名式へ変更も
(Photo:cinemacafe.net)
先日アカデミー賞にて、『思い出のマーニー』が惜しくも「長編アニメーション賞」を逃したものの、世界から高い評価と人気を獲得し続けているスタジオジブリ作品。その世界観を堪能できる展示やオリジナルアニメの上映などで、多くの人々を魅了する「三鷹の森ジブリ美術館」が、昨年の夏に引き続き夏休みシーズンのチケットに関して、一般販売に加え“先行抽選販売”を実施。さらに、チケット券面に購入者の名前が記載された「記名式」に変更されることが分かった。
日本のみならず世界中から来場者が訪れ、いまや日本を代表する美術館のひとつとなった同美術館。現在は、長編アニメーションからの引退を表明している宮崎駿監督が自ら企画・構成を行った企画展示「幽霊塔へようこそ展 -通俗文化の王道-」を開催中で、連日大きな賑わいを見せている。
入場チケットはすべて日時指定の事前予約制となっており、従来の一般販売は、毎月10日に翌月分のチケットをローソンにて日にち&入場時間別に選択して購入するというもの。2001年の開館以来、安全で快適な空間を来場者に提供するためにこの方式がとられてきたが、特に夏休みシーズンなどはチケット購入が集中するため、希望のチケットが購入しづらい現象や、チケットの買い占め、オークションサイトなどでの転売といった事例も発生していた。