2016年4月19日 13:00
【特別映像】『ファインディング・ニモ』超心配症のマーリンに誰もが共感できた理由とは?
13年ぶりの続編『ファイディング・ドリー』の公開を前に、MovieNEXで登場する『ファインディング・ニモ』。このほど、4月20日(水)にリリースを控え、アンドリュー・スタントン監督自らが語るボーナス・コンテンツ映像の一部が解禁、心配症で過保護なニモの父・マーリンについてのある秘密が明らかになった。
物語の舞台は、オーストラリアのグレートバリアリーフ。カクレクマノミのマーリンは、妻のコーラルと卵から子どもたちが産まれるのを楽しみにしていたが、天敵・オニカマスに襲われ、悲劇が起こる。唯一、1つだけ助かった卵から産まれたのがニモ。マーリンはニモを大切に育てていくものの、とことん心配症で過保護になってしまう…。
今回届いたのは、そんなマーリンに観客たちが共感するための演出方法を、スタントン監督が明かす特典映像の一部。登場人物の過去を、フラッシュバックを多用して明らかにしていく手法は避けるべき、という考えが映画制作のセオリーとされているが、監督も最初はそう考えていたという。
しかし、本作の冒頭では、監督はあえてフラッシュバックを使用したと告白。そのフラッシュバックの使い方も、さまざまな試行錯誤の上、同僚からのあるアドバイスを取り入れたことで、観客が一気に物語に引き込まれる演出ができたと説明する。