【特別映像】傑作の予感!『素敵なサプライズ』などダンスシーンが素敵な映画
普段おとなしめの男子も、自分の感情を素直に表現することができるダンス、しかもタンゴとあって、リードにまわり攻めの表情を見せるヤーコブの姿は、それまでとの“ギャップ”を感じさせるシーンとなっている。
また、本作のほかにも、ダンスシーンが素敵な映画は傑作と呼ばれる作品が数多い。
■『最強のふたり』
事故で首から下が麻痺してしまった富豪のフィリップと破天荒な介護人ドリスの友情を描き、日本でもロングランヒットとなった。この作品のダンスシーンといえば、フィリップの誕生日、ドリスが「アース・ウィンド・アンド・ファイアー」の「ブギー・ワンダーランド」をかけて楽しげにダンスを披露する場面だ。オマール・シー演じるドリスのノリノリなダンスもさることながら、フィリップ役のフランソワ・クリュゼの演技も素晴らしい。目線や表情だけで、自分も一緒になって踊り、楽しんでいる様子を見事に表現。育ちも文化も違う2人が心を通わせ合っていることが伝わる名シーンだ。
■『(500)日のサマー』
建築家を志すも現状に甘んじているトム(ジョセフ・ゴードン・=レヴィット)と、彼が恋したサマー(ズーイー・デシャネル)との500日の出来事を軽快に描くビターでスウィートなラブコメディ。