「最も観たい作品は?」若手監督の意欲作をクラウドファンディングで審査
日本映画の活性化を目標に、国内外で高く評価される才能ある若き映画監督の短編映画の制作から配給までをサポートする「MOON CINEMA PROJECT」。このほど、2年目となる本プロジェクトの1次審査が終了し、最終審査に4作品がエントリーされた。
「MOON CINEMA PROJECT」は、今年7月7日(木)より募集を開始した(財)井上・月丘映画財団によるスカラシップ。昨年のグランプリ作品である、プールに400匹の金魚をまいた4人の少女たちの物語『そうして私たちはプールに金魚を、-And so we put goldfish in the pool』(監督・脚本:長久允)は、現在、国内外の映画祭に出品中だ。
今回の最終審査では、投票用の特設ページに、最終審査に残った4作品の企画書と監督自らが制作したPR映像を公表し、それらを見た一般の方による投票が一番多かった作品がグランプリに。投票システムとしてクラウドファンディングを使用し、「最も観たい映画の企画」への投票数によりグランプリが決定するという、より公平な審査方法となっている。
最終審査に残ったのは、次の4作品。
■『7:38-オッサンよ大志を抱け-』(監督:真田幹也)