2017年1月10日 12:00
ライアン・ゴズリング、ハリソン・フォードと並び立つ!『ブレードランナー2049』
シルエットだけでも間違えようがなかったよ。僕は彼を満足させるものを創り上げられることを心から願ったんだ」と、撮影時を感慨深げに振り返っている。
本作で監督を務めるのは、『プリズナーズ』『ボーダーライン』などでその才能が高く評価され、新作『メッセージ』が賞レースでも続々とノミネートを果たしているドゥニ・ヴィルヌーヴ。彼によれば、撮影期間中にハリソン、そしてスコット監督と一緒に食事に出かけた際、往年のファンが気になる“あの論争”の話になったという。「(ハリソン演じる)デッカードがレプリカントであるべきか、人間であるべきかという論争で、ハリソンとリドリーから集中攻撃を受けたんだ。オリジナルの大ファンとしては、この夕食の席は一生の思い出になったよ(笑)」とヴィルヌーヴ監督。実は、オリジナルが公開されてから34 年間、本作では製作総指揮を務めるスコット監督は「デッカードもレプリカントである」と主張し、ハリソンは「デッカードはレプリカントではない」と主張。両者が真っ向から対立しており、ファンの間でも長きに渡り論争を巻き起こしてきたのだ。
その答えが本作『ブレードランナー 2049』で明らかになるのだろうか?ハリソンは「これについては自分自身を喜んで検閲するよ。