25歳で早逝したラッパー2PACの真実描く『オール・アイズ・オン・ミー』公開決定
一命を取り留めた2PACは、この事件を仕組んだのは、たまたま同じスタジオにいたショーン“パフィ”コムズとノトーリアスB.I.G. だと思い込む。西海岸のヒップホップ・レーベルDeath Rowレコードに所属する2PACは、東海岸のBad Boyレコードのショーン“パフィ”コムズやノトーリアスB.I.G.をことあるごとに非難、ヒップホップ界史上最悪の東西抗争が幕を開けてしまう。そしてついに、1996年9月7日、ラスベガスで銃撃された2PACは、その6日後の9月13日、25歳の若さで人生の幕を閉じる――。
北米では2PACの誕生日6月16日に合わせ、約2,000館という大規模なスクリーン数で公開初日を迎えるという本作。いまなお影響力を持つ音楽界のレジェンドを描くだけあり、記憶に新しい大ヒット映画『ストレイト・アウタ・コンプトン』(‘15)をしのぐ盛り上がりを見せている。
アルバム総売上枚数7,500万枚を超え、この世を去った後も未発表曲によりアルバムが幾つもリリースされ、全てが大ヒット。そして今年、ジャネット・ジャクソンやチャカ・カーンらを抑えてロックの殿堂入りを果たした2PAC。死してなおも、世界中のアーティストや音楽ファンを魅了し続けている。