くらし情報『パブロ・ラライン監督が描く、詩人パブロ・ネルーダの半生『ネルーダ 大いなる愛の逃亡者』11月公開へ』

2017年8月11日 10:00

パブロ・ラライン監督が描く、詩人パブロ・ネルーダの半生『ネルーダ 大いなる愛の逃亡者』11月公開へ

Photo by cinemacafe.net

『NO』『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』を手掛けたチリ出身のパブロ・ラライン監督が、祖国の英雄パブロ・ネルーダの半生を描いた映画『NERUDA』(原題)が、『ネルーダ大いなる愛の逃亡者』の邦題で11月11日(土)より日本公開されることが決定した。

1948年、冷戦の影響はチリにも及び、上院議員で共産党員のパブロ・ネルーダ(ルイス・ニェッコ)の元にも共産党が非合法の扱いを受けるとの報告がきた。ネルーダは上院議会で政府を非難し、ビデラ大統領から弾劾されてしまう。大統領は警察官ペルショノー(ガエル・ガルシア・ベルナル)にネルーダの逮捕を命じ、ネルーダとペルショノーの危険な追いかけっこが始まる――。

「第69回カンヌ国際映画祭」監督週間出品作品、「第74回ゴールデン・グローブ賞」映画部門 外国語映画賞にノミネートされた本作は、国民的英雄の詩人パブロ・ネルーダの逃亡生活を描く物語。

ネルーダは、詩人として1971年にノーベル文学賞を受賞したチリの国民的ヒーロー。詩人でありながら、共産主義の政治家として活動していたネルーダは、芸術を愛し、女性を愛し、酒場を愛するという享楽主義者であり、何よりも貧しい人々に寄り添う博愛主義者。

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