マイケル・ファスベンダー、「恋愛感情もない」アンドロイドに言及『エイリアン:コヴェナント』

広大な宇宙を舞台に、“完璧な生命体”との遭遇を描いた『エイリアン』シリーズの原点を描く『エイリアン:コヴェナント』。本作でアンドロイドを演じたマイケル・ファスベンダーが、旧型のアンドロイドとの比較やリドリー・スコット監督について語るインタビュー映像が到着した。
伝説的シリーズの創造主、スコット監督が自らメガホンをとる本作で、アンドロイドのウォルターを演じているファスベンダー。宇宙船コヴェナント号に乗り込むのは、滅び行く地球から脱出し、新たな惑星に移り住む2,000人のカップルと彼らを警護する乗組員たち、そして、アンドロイドのウォルター。ウォルターはこの船にいる唯一の独り身。スコット監督は、「運行中はウォルターがあらゆる雑事を担う。眠らないし、歳も取らない」と説明する。
一方、『プロメテウス』に登場した旧型のアンドロイド、デヴィッドについて、ファスベンダーは「人間のような人柄や特性を身に着けられるよう設計されている。
人間の最大の特徴ともいえるプライドや虚栄心を持っている。しかし、それが人々に不安を与えるようになる」と分析。エリザベス・ショウ博士(ノオミ・ラパス)との関係性にも言及する。