“性のお悩み相談”のカリスマがズバッと語る『おしえて!ドクター・ルース』本編映像
と紹介されると、いきなり、「ちょっと待って」とルースからストップが。「“セックス”を棒読みしないで、もっと感情を込めなきゃ。親密さと喜び、興奮を込めて、やり直しよ!」といたずらっぽく笑ってダメ出し。
初っ端からの“ドクター・ルース節”炸裂に面食らいつつも、大きな笑顔になったジョナサンは、再び「“セックス”・セラピストのー」と生き生き紹介すると、今度はルースも「最高よ」と太鼓判。
また、ジョナサンは80年代にゲイの少年としてドクター・ルースのお悩み相談ラジオ番組「セクシャリー・スピーキング」を聴いており、自分の性的指向を肯定された気がしたことに、感謝の気持ちを伝える。ルースの顔つきは、優しくも真剣な表情になる。そして「ノーマル」という言葉が嫌いな理由について問われると、「曖昧だもの」と即答。「『セクシャリー・スピーキング』開始時の80年代当初は、誰も同性愛を語らなかった。
私がひたすら訴えてきたのは、皆に敬意を払えということ。『ノーマル』なんてない」。きっぱりとした口調でそう言い切る姿は、80年代、タブーだった話題の切り込み隊長となり、マイノリティの人々に寄り添い戦ってきた勇姿そのものだ。