2019年9月6日 19:00
ルピタ・ニョンゴ、『アス』監督との映画作りを語る「観た人がどんな反応をするか楽しみ」
彼は独りよがりな仕事を決してしない。彼が考えているのはできる限り最高の演技を引き出すことだけよ。映画作りを楽しんでいてこっちまで楽しくなる」と熱弁する。
また、本作で二役を演じたルピタは、“おびえた演技”も印象的。「作ってる最中も怖いのか。スリラーに欠かせないものは何か。ホラーを観ている側は反射的に驚いたり怖がったりするけど作る側も同じなのか」とスリラー映画に対して抱いていたという疑問を語り、「相当な体力が必要だった。でもどんな役を演じる時でも根気と努力が必要なのは同じよ」と撮影の苦労をふり返る。
最後に観客に感じてほしいことについて聞かれたルピタは「彼が作りたいのは映画館を出た後も観客の心に残る作品よ。だから作品を観たあとに生まれる会話に興味があるわ。それくらい彼の作品は余韻が長い。もちろんスリラーだから怖がってもらいたいけど示唆に富んだ作品よ。観た人がどんな反応をするか楽しみだわ」と再び監督の名前を出し締めくくった。
『アス』はTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開中。
(text:cinemacafe.net)
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アス 2019年9月6日よりTOHO シネマズ 日比谷ほか全国にて公開
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