悩める男子の強力な味方! 臼田あさ美「文化系男子、バッチリOKです(笑)」
まさに、映画の純くんの女子高バージョンっていう感じでした」。
「ギリギリまで悩んで、現場に救われた」
オリーブという役は、天真爛漫で大胆な部分と繊細な感情が絡み合った複雑なキャラクター。誰よりも切望したこの役だったが、実際に演じる上で相当の苦労があったと明かす。
「原作はかなり読み込んでいたので、撮影が始まるまでは『オリーブのことは誰よりも自分が分かってる』くらいの自信がありました。でもいざ始まると、感情の部分は追いついていても、それを芝居として表現するのは全く違うことで…。でも、監督は『思うようにやればいいから。納得いかなければ言ってね』とおっしゃってくださって。渡辺くんに引っ張ってもらった部分も大きかったです。
純くんの部屋でのシーンでも、渡辺くんの芝居を見たら自然に出てくるものがありました。ギリギリまで悩んで悩んで、不安でたまらなかったんですが、現場に救われた感じです」。
印象的なシーンとしてユースホステルの場面を挙げ、現場の雰囲気についてこんなエピソードを語ってくれた。
「撮影で使ったホステルは物語の舞台の70年代の頃と全然変わってなくて、小説で読んでいた、みうらさんが訪れたユースホステルに来た感覚でした。