2019年12月18日 12:15
シャーリーズ・セロン、1994年に有名監督からセクハラを受けたことを明かす
米FOXニュース局のセクハラ騒動の真実を描いた『スキャンダル』で、実在の人物メーガン・ケリーを演じたシャーリーズ・セロンが、自身が過去に受けたセクハラについて明らかにした。「ナショナル・パブリック・ラジオ」とのインタビューで語った。
1994年、ある有名監督の自宅に招かれたというシャーリーズ。家に着くと、その監督はパジャマを着ていて、酔っぱらっており、シャーリーズの脚を触ってきたため、シャーリーズはあわてて逃げ帰ったという話だ。
以前、記者にこの話をしたことがあり、監督の名前も明らかにしたものの、記者が名前を伏せて記事にしたとシャーリーズは言う。「セクハラ問題というものが、いかに根が深いかということ」と指摘する。
今回のインタビューでは、名前を出すべきかどうか「葛藤があった」という。現在、賞レースの真っ最中であり、『スキャンダル』でゴールデングローブ賞やSAGアワードなどで主演女優賞にノミネートされている自身や、同じく多くの賞にノミネートされている共演者のニコール・キッドマンやマーゴット・ロビーに影響が出るかもしれないからだ。
ただし、シャーリーズはいずれ監督の名前を明らかにすると宣言している。