2019年12月22日 15:00
マイケル・ベイが明かす仕事の流儀『6アンダーグラウンド』でiPhone撮影も
通常の撮影現場では、アクションシーンを違う角度から撮るためにカメラの位置を変えるセットアップの数は多くても1日20回ほどといわれるが、本作の現場では1日に120回セットアップすることもあったという。「僕はショットを撮るのが本当に早いんだよ」と自ら語るほどのスピード感溢れる撮影の極意は、常に頭の中に撮るべきシーンが見えているからこそだ。
さらに、一味違った撮り方も積極的に採用しているという。「違った視点から世界を見るために、実は iPhoneで撮ることもあるんだよ。スタジオでの作り物ではなくて、すべてをリアルに表現するために、色々なツールを使うんだ」と意外な手法を明かした。
いかにリアルで迫力ある映像を撮ることができるか?それだけを常に考え続けているベイ監督は、日々あらゆる撮影法を試しているのだ。
そんなベイ監督が今回手がけた本作の仕上がりについて、「カッコよく仕上がったよ! 独特な世界を作るのが好きだから、今回も他にはない新しく面白いものになったと思う。だけど今までで最も編集が難しかった」と言う。
「通常の映画のショットの数は 2,000~3,000くらいだけど、この映画は約7,000ショットあったからね。