くらし情報『シャーリーズ・セロン「セクハラはシステム全体の問題」実在のキャスターになりきる』

2019年12月27日 15:00

シャーリーズ・セロン「セクハラはシステム全体の問題」実在のキャスターになりきる

Photo by cinemacafe.net

米「FOXニュース」で実際に起こったスキャンダルを、シャーリーズ・セロン、ニコール・キッドマン、マーゴット・ロビーの競演で描いた『スキャンダル』。この度、同局トップに君臨するキャスターのメーガン・ケリーを演じたシャーリーズの、外見だけでなく話し方も追及したという驚異の再現度で全米を驚愕させた姿が明らかになった。

メーガン・ケリーについてシャーリーズは、「TVや彼女の発言などあらゆることを知っていたので、役をつかむのにとても時間がかかった。でもメーガンの本やインタビューを読んで、本当の彼女は複雑で傷つきやすい人だとわかり、少し彼女を近くに感じることができました」と役に向けて準備するうちに、キャラクターを捉えられるようになったと語る。

また、プロデューサーとしても参加している彼女は、「今は多くの勇敢な女性たちが自らの経験を共有するようになった。タイムズアップやMeTooなどのムーブメントのおかげで、セクハラはシステム全体の問題であり、きちんと向き合う必要があるとみんなが悟っている。だからこそ、この映画を今作るのはとてもとても大事なことだった」とも明かす。

そんなシャーリーズについて、本作の脚本を務めたチャールズ・ランドルフは「彼女はプロデューサーとしても実質的にリーダーだし、実際にスクリーン上に登場し、演技をするという意味でも、この作品のクリエイティブ面における主な原動力でもある」

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