スパイク・ジョーンズ、かいじゅうにかじられ名誉の負傷? 永作博美も駆けつける!
汚くて暑苦しくて嫌なものもあれば、それほどでもない悪くない着心地のものもあったよ(笑)」。
さらに、スパイク監督の印象を尋ねられ「“第二の父親”って言えばいいのか“年に二回くらいしか会わないクレイジーなおじさん”って言えばいいのか(苦笑)。厳しい監督ってわけではなくて、仕事のときも勝手なことやりながら楽しんでる感じだったかな…」と語り、会場は笑いに包まれた。
監督も、公式に日本を訪れるのはこれが初めて。本作では、かいじゅうの動きが精密に描かれているが、これについて監督は「かいじゅうとの撮影は大変だったよ!彼らは300ポンド(約136キロ)もあるし、なかなか言うことを聞いてくれず、危険と隣り合わせの撮影だった。ときどき、僕らを食べようとしたり、かじったりして来るんだ。(手をかざしながら)ほら、指が1本なくなってしまったんだ!大変だったけど何とかやりぬいたよ」とユーモアたっぷりに語り、隣のマックスは大笑い。
プロデューサーのビンセントは「どうやってかいじゅうたちに生命を与えるか、というのは大事な問題でした。
全てをCGにすれば、俳優は何もないところで演じなくてはいけない。この映画の持つ、本質的な意味での自然な感じを出すためにも、実際にかいじゅうを動かすことにしました。