ジュード・ロウvsジョン・マルコヴィッチの「ニュー・ポープ」同じものは二度着ない絢爛なる衣装
教皇の祭服も作ったけれど、最高位の品格が漂っていた」と、マルコヴィッチ演じる新教皇を主人公にすえた今作のこだわりを明かす。
ソレンティーノ監督は「あの見た目 立ち居振る舞いはジョン・マルコヴィッチならではだ」と衣装を身に纏ったマルコヴィッチを絶賛。そして撮影で実際に衣装を身に纏ったマルコヴィッチは「撮影中、同じ衣装を二度着ることは全くなかった。たったの1シーンでさえも」と衣装の豊富さについて語った。
衣装デザインのルカ・カンフォラも「監督には、俳優に同じ衣装を二度着せるなと言われていた。そのため、シーンごとに衣装が違う。衣装が使いまわせないのは本当に大変だった。服を使いきってしまうのではないかと撮影の間ずっとハラハラした」と明かす。
最後に、カンフォラは「もう一つの悩みのタネがエキストラの数」と言い、「特に枢機卿など聖職者らの衣装で最大で750人分の衣装を作った。とても大変な作業だったんだ。衣装の制作には何ヶ月もかかり大勢の縫製や仕立の職人たちが関わったとにかく大掛かりな仕事だった」と衣装デザイナーしか知りえない苦労についても語ってくれた。
「ニュー・ポープ 悩める新教皇」は5月27日(木)より字幕・吹替で日本初配信。
(text:cinemacafe.net)
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