2009年12月18日 19:26
【どちらを観る?】2009年もあとわずか…年末年始オススメ映画レビュー第1弾
モーリス・センダック(原作)の世界観を一体どうやって映画にしているのか──原作ファンにはたまらなく魅力的な作品だ。また、驚くのは実写という点。主人公のマックスを生身の少年として見せるために、監督はかいじゅうたちを実際に作って撮影する方法を選んだ。現代の技術ならばかいじゅうをCGで描くことは可能、むしろCGで作って当たり前という時代であるのに、敢えて実写にこだわっているのが凄い。マックスがかいじゅうたちに触れて、寄り添って、抱きしめて…すべてがリアルに伝わってくるのは実写だからこそ。原作を読んで誰もが思い描いた世界観が期待以上の映像でスクリーンに映し出されることに感動!そして、マックスを演じる子役のマックス・レコーズの可愛さにも感動!
(text:Rie Shintani)
■関連作品:
ジュリー&ジュリア 2009年12月12日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開
アバター 2009年12月23日(水・祝)よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開
かいじゅうたちのいるところ 2010年1月15日より丸の内ルーブルほか全国にて公開
© 2009 Warner Bros. Entertainment Inc.
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