2009年12月18日 19:26
【どちらを観る?】2009年もあとわずか…年末年始オススメ映画レビュー第1弾
あの『タイタニック』のジェームズ・キャメロン監督が構想14年、製作4年をかけたSF超大作で、3D映画としても注目を浴びている作品だ。今年は3Dアニメーションも数多く公開され“ハリウッド3D元年”と言われているが、その本命とされているのが『アバター』なのだ。キャメロン曰くこの作品を3D映画として製作した意図は、劇場で映画を観る人が年々減ってきている現在の状況に一石を投じるためなのだとか。いまはDVDやゲーム、インターネットの普及で自宅にいながら何でもできてしまう時代。けれど、本来映画の楽しみ方は、大きなスクリーンで大勢の人たちと同じ空間で楽しむことのはず。そんなイベント性を映画館に取り戻すことが彼の狙いだ。日本人にとってはあの青い皮膚のキャラクターはちょっぴり抵抗あるかもしれないが、惑星パンドラの美しさは一見の価値あり!また、恋人と、友人と、家族と、一緒に行く相手を選ばない万能選手でもある。
最後に紹介するのは『かいじゅうたちのいるところ』。
1963年に出版されて以来、世界中で愛され続けているベストセラー絵本を『マルコヴィッチの穴』などで知られるスパイク・ジョーンズ監督が実写映画化した作品。