2021年7月1日 18:00
アカデミー賞2部門ノミネート!巨大汚職事件の闇に迫る『コレクティブ 国家の嘘』10月公開へ
本年度アカデミー賞で国際長編映画賞、長編ドキュメンタリー賞の2部門にノミネートされた話題のルーマニア映画「Colectiv」(原題)が、邦題『コレクティブ 国家の嘘』として10月2日(土)より日本公開されることが決定。併せて、予告編映像が解禁された。
東欧ルーマニア・ブカレストのクラブ“コレクティブ”で2015年に実際に起きた火災を発端に、製薬会社や病院、そして政府や権力へと繋がる衝撃的な癒着の連鎖が明らかに。命よりも利益や効率が優先された果てに起こった国家を揺るがす巨大医療汚職事件の闇と、それに対峙する市民やジャーナリスト達を追っていく――。
監督は、世界各国の映画祭で上映され受賞もした『トトとふたりの姉』のアレクサンダー・ナナウ。“まるでリアル『スポットライト世紀のスクープ』だ”とも評された本作は、命の危険を顧みず真実に迫ろうとするジャーナリストたちの奮闘に手に汗握るだけでなく、日本を始め世界中のあらゆる国がいままさに直面している医療と政治、ジャーナリズムが抱える問題に真っ向から迫っている。
ドキュメンタリーでありながら本年度アカデミー賞のルーマニア代表として選出され、国際長編映画賞、長編ドキュメンタリー賞の2部門でノミネートを果たした本作は、世界各国の映画祭で28の賞を獲得。