2021年8月21日 10:00
『ミス・マルクス』前を見据える新ビジュアル到着「色褪せない」「すべての女性に共通」著名人からコメントも
百年以上も前の話なのに搾取される構造は
お人形さんとして扱われる悲しみは変わらない
偉大なる父は女は弱いと言うけれどそんなこと認めない
あなたの娘は報われぬ愛に傷つきながらも
信念のままに生きて生きて前に進み続けた
私たちだって負けるものか
絶対に、生き延びてやる
●山内マリコ(作家/「あのこは貴族」)
こんな女性がいたのかと、存在を知るだけで胸に迫るものがある。
エリノアの抱えた矛盾はすべての女性に共通するものだ。
人の一生に論理的な整合性なんて望むべくもない。
彼女は闘い抜き、映画はその健闘を、音楽で讃える。
●石川優実(#KuToo運動の発起人/フェミニスト・アクティビスト)
活動家は完璧ではない。同じように苦しんでいる同志だ。
だからこそみんなで声をあげ、みんなで闘い、みんなで社会を変えるしかないのだ。
●野中モモ(ライター・翻訳者)
誰かに尽くすだけの毎日は嫌。
自分の人生を生きたい。だけど自分だけ成功しても、他に苦しんでいる人々がいるうちは本当にしあわせとは言えない。
19世紀にそんな発想を持ち得た彼女は、強く、弱く、ものすごく「人間」でした。
●奥浜レイラ(映画・音楽パーソナリティ)