2021年9月6日 21:00
『ラストナイト・イン・ソーホー』ベネチア映画祭で初お披露目、アニャ・テイラー=ジョイら参加
60年代のものばかりでしたが、本当に夢中になって聴いていました。私にとっては、過去に連れて行ってくれるタイムマシンのようなものです。まさにこの映画と同じようにね。これらの曲は私にとってはとても大きな意味を持つものですが、この映画では特に、哀愁のあるエモーショナルな曲を使いました。一気にその頃に戻った気分になれるから」と監督。
一方、いま注目の若手女優アニャは、演じた60年代ロンドンで歌手を夢見るサンディ役について「居場所を見つけるための(仲間に入るための)苦労というのは、学校に通い始める時や新しい職場に就く時など、誰もがいつか経験する普遍的なことだと思います。私も最初は映画業界に知り合いがいなかったので、サンディの“この世界の一部になりたい”という気持ちには特に共感できました」と話し、すぐに仲良くなれたというトーマシン・マッケンジーとの共演については「私たちは互いのことをとても大切にする最高のパートナー同士となりましたし、そんな相手とずっと一緒に仕事ができたのは素晴らしいことでした。この映画では彼女が動かないと、私も動けません。
そのおかげで、お互いにとても優しい気持ちで接することができたのだと思います。