くらし情報『『総理の夫』原作・原田マハ、“女性総理”中谷美紀は「自分の理想を全部描いた」パリから舞台挨拶参加』

2021年10月5日 14:45

『総理の夫』原作・原田マハ、“女性総理”中谷美紀は「自分の理想を全部描いた」パリから舞台挨拶参加

とツッコむひと幕もあり、会場は和やかな雰囲気に包まれた。

「私の妄想がリアルに?」原田マハ、中谷美紀の“凛子”を大絶賛
『総理の夫』原作・原田マハ、“女性総理”中谷美紀は「自分の理想を全部描いた」パリから舞台挨拶参加

そこに、原作者である原田マハもパリからリモートで参加、東京とパリ2都市を繋いでの舞台挨拶となった。この物語の原点を原田さんは「10年近く経ち、世の中の状況も変わったと思うのですが、当時は今よりさらに女性の立場が注目されにくかったんですね。日本のリーダーは女性が少ないと懸念していまして、日本のトップである総理大臣が女性だったらどうだろうと思うところから着想しました」と明かす。

「そこで、“総理の夫”というタイトルが先に落ちてきまして、その“夫”の立場から書いてみたらどうかと思い、痛快な政治エンタテインメントにできたらいいなというところが始まりでした。その前に『本日は、お日柄もよく』という作品を書いていまして、選挙についても勉強していたので、それを活かして、書きました」と話し、田中さんが演じた日和というキャラクターに関しては「小説自体の設定“女性の総理大臣とそれを支える夫”というところが残念ながら当時はファンタジーだとも感じられたので、思い切ってキャラクターもファンタジーにしようと思い、多少現実離れした人なのだけれども、社会をより良くしようとする凛子を支える心優しい人に仕上げたかったんですよね」


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