2021年11月4日 12:00
キム・ヘス×イ・ジョンウン、新鋭監督の長編デビュー作で初共演『ひかり探して』2022年1月公開へ
長編デビュー作品にして、韓国のゴールデン・グローブ賞と呼ばれる第57回百想芸術大賞で<映画部門最優秀脚本賞>に輝くなど、高い評価を得た。「人と人との関わりが、生きる希望となる物語を描きたかった」と語るパク・チワン監督は、まさに将来を嘱望される映画監督のひとりである。
刑事ヒョンスを演じたキム・ヘスは、「いくつかのシナリオの中でまるで映画のように『私が死んだ日(原題)』の題名が目に焼き付いた。ジャンルが何なのか、どんな役なのかを知る前に、私はこの映画への出演が運命のように感じた」と出演理由を語った通り、ヒョンスという人物と同化し、体現してみせた。また過去に不慮の事故で声を失った事件の目撃者役は、『パラサイト 半地下の家族』の家政婦役で多数の助演女優賞に輝いた名バイプレーヤーのイ・ジョンウンが演じ、物語に厚みを持たせている。
逆境や絶望の淵で、それぞれの生きるための選択について描いた物語。厳しい現実に立ち向かう全ての人に勇気と希望の光を指し示す、新たなヒューマンドラマが誕生した。
『ひかり探して』は、2022年1月15日(土)よりユーロスペースほか全国にて公開。
(text:cinemacafe.net)