くらし情報『ハリウッド映画界の悲劇・拳銃誤射事故はなぜ起こってしまったのか…撮影現場にあった事故前の予兆』

2021年11月4日 17:30

ハリウッド映画界の悲劇・拳銃誤射事故はなぜ起こってしまったのか…撮影現場にあった事故前の予兆

超低予算映画で、「格安」ADを雇ったことから、撮影がボロボロになったという話をよく聞く。ADの存在はそれほど大切だ。

ハリウッド映画界の悲劇・拳銃誤射事故はなぜ起こってしまったのか…撮影現場にあった事故前の予兆
『ミッション:インポッシブル』第7弾撮影現場
ADは、必ず撮影現場でセーフティー・ミーティングと呼ばれる「朝会」を召集する。これは安全対策注意事項を、スタッフのみんなと共有するための集まりで、撮影準備の仕事が途中でもミーティング参加を優先する。これは火器や武器などが使用される現場ではなおさら大切だ。未然に事故を防ぐために、一般常識も含めて安全ルールをおさらいする場は非常に大切である。忙しい時には「面倒」に思えるミーティングだが、忙しいときだからこそ、決められたルールを丁寧に守ることが事故防止につながる。

『ラスト』でADを務めていたデイヴ・ホールズは、以前から撮影現場上での安全管理を怠っていたという証言が寄せられている。
過去に、Huluの映画作品でホールズ助監督と仕事をしたことのある、パイロテクニック担当マギー・ゴールは、ホールズ助監督が現場でセーフティー・ミーティングを行っていなかったと証言している。

無視されたルールが悲劇の引き金

撮影現場で使用される拳銃は、オモチャだろうが本物であろうが、武器責任者の手を離れるのは、俳優がその拳銃を劇中(あるいはリハーサル)

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