『食堂かたつむり』富永まい監督インタビュー リアルとファンタジーの間にある愛
産んだ瞬間から死ぬまで絶対に頭から離れることはない――ある意味で“かわいそう”って感じるくらい切ない思いを母親というのは背負ってるんだと思う。だから、どんなにひどいことを言っても、根っこの部分で愛があるというのは信じられます」。
最後に、“食”にちなんだ質問をひとつ。監督のこれまでの人生で、最も強烈な“食体験”は?
「私は基本的に好き嫌いがないんですが、中国を訪れたとき、卵の中身の半分がヒヨコで半分が卵という食べ物が出てきて…。あれは食べられなかったですね(苦笑)。普段は何でも食べるのに、あれだけは食べられなかった自分の軟弱さを感じました」。
■関連作品:
食堂かたつむり 2010年2月6日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開
© 2010「食堂かたつむり」フィルムパートナーズ
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