俳優の香取慎吾が主演を務める映画『犬も食わねどチャーリーは笑う』の追加キャストが23日に発表され、井之脇海、的場浩司、眞島秀和、きたろう、浅田美代子、余貴美子らの出演が明らかになった。また、公開日が9月23日に決定したことも発表された。香取慎吾が『凪待ち』以来3年ぶりに主演を務め、女優の岸井ゆきのがヒロインとして共演。市井昌秀が監督・オリジナル脚本を手掛ける。結婚4年目を迎える田村裕次郎(香取慎吾)と日和(ひより/岸井ゆきの)。表向きは仲良し夫婦の2人の間に生まれた綻びが、過激なSNS「旦那デスノート」の存在によって引くに引けない夫婦ゲンカに発展。散りばめられたジョークや登場人物たちのやり取りにニヤリとしながら、どこか“怖さ”を感じずにはいられない…そんな本作に個性豊かなキャストが集結した。香取演じる裕次郎の職場の後輩であり、やがて結婚の恐ろしさを知ることになる若槻広人役に、若手実力派俳優の井之脇海。同じく裕次郎の職場であるホームセンターの店長で、ノリはいいけど空気は読めない浦島店長役には、二枚目も三枚目もこなす的場浩司。岸井演じる日和の職場の、男として過剰な自信を持つセクハラ上司葛城周作役は、眞島秀和が務める。裕次郎たちが勤めるホームセンターに訪れる“本人役”できたろうが登場し、悪気なく日和を追い詰めてしまう姑、裕次郎の母田村千鶴役は浅田美代子が演じる。裕次郎の職場の同僚であり、実は日和との共通点を持ち、2人のケンカのキーパーソンとなっていく蓑山さんを、余貴美子が雰囲気たっぷりに演じた。その他にも、中田青渚、小篠恵奈、松岡依都美、田村健太郎、森下能幸、徳永えり、峯村リエ、菊地亜美、有田あん、瑛蓮ら、一癖も二癖もある個性派俳優たちが随所に登場し、本作をただのコメディに留まらない作品として完成させた。井之脇海、的場浩司、眞島秀和、きたろう、浅田美代子、余貴美子がコメントを寄せた。○■井之脇海(若槻広人役)市井監督から「コメディとして誇張した芝居ではなく、若槻として等身大で生きてほしい」と演出を受けたので、僕は若槻として映画の中に存在することだけに集中しましたが不思議なことに、誰も笑かそうとしていないのに、思わず笑ってしまうシーンがたくさん出てきて、これは市井マジックだなと感じました。真剣に生きるがゆえの人間の滑稽さに、思わず笑ってしまう作品になっていると思います。○■的場浩司(浦島店長役)初めて市井組の作品に参加させて頂きました。現場での市井監督の1カットへの情熱。素晴らしかった。作品への愛が伝わってきました。そして、主演の香取君や他の若いキャスト達の芝居好きオーラ。一緒に芝居をしていて気持ちよかった。私の役は香取君の上司でクセのあるホームセンターの店長。出番はあまり多くはありませんが、自分の役者人生に刻まれる作品に出会えました。市井監督と再び現場で会えるのを楽しみにしています。○■眞島秀和(葛城周作役)久しぶりに市井組に参加することが出来ました。現場の雰囲気は変わらず穏やかで居心地の良いものでしたが、市井さんらしいエッジの効いた演出もあり刺激的な撮影になりました。本作の公開、楽しみにしてます!○■きたろう(きたろう役)きたろうが、きたろうを演じるって、市井監督のきたろうに対するイメージはどう写っているだろうか興味深かった。衣装合わせの時、驚いた。きたろうは、環境問題に関心ある人物だという。きたろうの役作りをしているのだ。あらあら、普段のきたろうさんじゃない。ほんの一瞬のシーンだが、監督の非凡さと愛を感じた。他人にどう思われても気にしないきたろうさんです。○■浅田美代子(田村千鶴役)笑ったり、しっとりしたり、そしてほんわか、ジーンと...不器用な裕次郎を演じた香取さんは、素敵でした。それぞれの個性溢れる役者達が楽しそうに演じられたのも香取さんのお人柄ですね。是非、観てほしい作品です。○■余貴美子(蓑山さん役)市井監督が『んむっ』と思考して頭を掻きむしって、髪がボサボサになっているのをみると愛くるしくて!頑張ろうという気になる。夫婦や仲間たちとの関係や思いは、物凄くささやかな事でみっともないけど、やはり愛は力になるなぁ!と思える物語。スタッフキャストの皆さんと、ホントに出会えて良かったと自分と重ねる事が出来た現場でした。公開が楽しみ。(C)2022“犬も食わねどチャーリーは笑う”FILM PARTNERS
2022年06月23日ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)は、メゾンの160余年におよぶ歴史を巡る展覧会「SEE LV」展を、2022年7月8日(金)から8月21日(日)まで東京ミッドタウン 芝生広場にて開催する。アーカイヴから最新コレクションまで紹介、没入型のデジタル体験も「SEE LV」展は、ルイ・ヴィトンのヘリテージ・コレクションから選りすぐりのアーカイヴと最新のクリエーションを組み合わせて紹介するエキシビション。没入型のデジタル体験を通して、ルイ・ヴィトンの世界観を体感することができる。20世紀初頭のトランクやアーティストとのコラボレーション「SEE LV」展は5つの世界で構成され、会場には今までのコレクションで披露されたルックの数々や20世紀初頭のトランク、メゾンとアーティストたちによるコラボレーション、アイコニックなレザーグッズなどが集結。「旅の真髄(こころ)」という精神を継承しつつ、多彩な交通手段の変遷と共に何世紀にもわたって独自のエレガントなアイテムを展開してきた、ルイ・ヴィトンの軌跡を辿ることができる。ルイ・ヴィトンの厳選アイテムを販売する期間限定ショップまた、会期中は東京ミッドタウン ガレリアB1にて特別なギフトショップを期間限定オープン。厳選されたルイ・ヴィトン製品が店頭に並ぶ。尚、「SEE LV」展は世界の都市を巡る巡回展。2020年に中国・武漢を皮切りにスタートし、2021年に杭州、2022年にドバイでの開催を経て、4番目の寄港地として東京会場での開催を迎える。【詳細】ルイ・ヴィトン「SEE LV」展開催期間:2022年7月8日(金)~8月21日(日)会場:東京ミッドタウン 芝生広場住所:東京都港区赤坂9-7-1営業時間:11:00~20:00 最終入場19:30※期間中は厳選されたルイ・ヴィトン製品を取扱う特別なギフトショップを東京ミッドタウン ガレリアB1にオープン。※入場無料※要事前予約(LINE予約サイト6月下旬オープン予定)※会場内では音声ナビゲートによるオーディオ・ガイドと共に展示を観覧可能。【問い合わせ先】ルイ・ヴィトン クライアントサービスTEL:0120-00-1854
2022年05月20日ルイ・ヴィトンは、2022年7月8日-8月21日まで、メゾンの160余年におよぶ歴史を巡る旅へと誘う「SEE LV」展を東京ミッドタウン 芝生広場にて開催します。2020年に中国・武漢を皮切りにスタートしたルイ・ヴィトンの巡回展「SEE LV」──2021年に杭州、2022年にドバイに降り立った後、このたび4番目の寄港地となる東京での開催を迎えることとなりました。メゾンのヘリテージ・コレクションから選りすぐりの歴史的アーカイヴの数々と最新のクリエーションを組み合わせてご紹介する本展では没入型のデジタル体験を通してメゾンの世界を探求していただけます。5つの世界で構成される本展では、コンテンポラリーなルックの類い稀なコレクション、20世紀初頭のトランク、メゾンとアーティストたちによるコラボレーション、アイコニックなレザーグッズなどが一堂に会します。多彩な交通手段の変遷と共に、何世紀にもわたり独創的でエレガントな製品を提案してきたメゾンの歩みをお楽しみください。#SEELV#LouisVuitton「SEE LV」2022年7月8日(金)-8月21日(日) 予定東京都港区赤坂9-7-1 東京ミッドタウン 芝生広場11:00-20:00 最終入場19:30*期間中は厳選されたルイ・ヴィトン製品を取扱う特別なギフトショップを東京ミッドタウン ガレリアB1にオープン。入場無料要事前予約(LINE予約サイト6月下旬オープン予定)*本会場内では音声ナビゲートによるオーディオ・ガイドと共に展示をご覧いただけます。新型コロナウイルス感染対策を徹底し、お客様に安心してご鑑賞いただけるよう、お客様ならびにスタッフの健康と安全に配慮をしながら開館してまいります。ご理解とご協力の程、よろしくお願い申しあげます。ルイ・ヴィトンについて1854年の創業以来、ルイ・ヴィトンは、革新とスタイルを組み合わせた独自のデザインを常に最高級な品質で提供し続けています。現在もトラベルラゲージ、バッグ、アクセサリーなどの製品を通じて、クリエイティブでありながらエレガントで実用的という、創業者ルイ・ヴィトンが生み出した「旅の真髄(こころ)」という精神を忠実に受け継いでいます。ルイ・ヴィトンというストーリーを作り上げたのは「大胆さ」でした。伝統を重んじ、歴史の中で建築家、アーティスト、デザイナーに門戸を開き、プレタポルテ、シューズ、アクセサリー、ウォッチ & ファインジュエリー、フレグランスなどの分野を開拓してきたのです。これらの丁寧に製作された製品は、ルイ・ヴィトンがクラフツマンシップにいかにこだわりを持ってきたかという証となっています。詳細は、ルイ・ヴィトン 公式サイト www.louisvuitton.comをご覧ください。お問合せ先:ルイ・ヴィトン クライアントサービス T 0120 00 1854企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2022年05月18日俳優の田中圭と中谷美紀がW主演を務める、映画『総理の夫』(9月23日公開)の追加キャスト、ビジュアル、速報映像が23日、公開された。同作は原田マハ氏による『総理の夫 First Gentleman』(実業之日本社文庫)の実写化作。42歳で史上最年少にして史上初の女性総理となった凛子(中谷美紀)の夫で鳥類学者の相馬日和(田中圭)は、史上初のファーストジェントルマンとして担ぎ上げられてしまい、「政界」という未知なる世界で奮闘する。公開日は9月23日に決定し、追加キャストも発表。ファーストジェントルマンとなった日和(田中圭)付きの広報を担当することとなるシングルマザーの「ドS内閣広報担当」富士宮あやかを貫地谷しほり、凛子(中谷美紀)の秘書として活躍する「イケメン総理秘書」島崎虎山を工藤阿須加、日和が働く鳥類研究所で働く「隠れ美人のミーハー鳥類研究員」伊藤るいを松井愛莉が演じる。鳥類研究所のトップである「ゴマすり鳥類研究所所長」徳田実を木下ほうか、「あやしい巨漢フリーライター」阿部久志を米本学仁、「ポーカーフェイス官房長官」小津智祐を嶋田久作がそれぞれ演じ、日和と凛子の周りで起こる数々の出来事に関わることに。さらには、片岡愛之助が「総理の夫の兄でキザな勘違いCEO」相馬多和を、余貴美子が「総理の夫の母で財界の超大物」相馬崇子を、岸部一徳が「腹黒な政界のドン」原久郎を演じ、ベテラン俳優陣が「田中圭&中谷美紀内閣」の脇を固める。この豪華な面々に加え、日和と凛子、そして「総理の夫のアイボー」インコまで登場するキャラクタービジュアル、そして凛子が国会に立つ速報映像も公開された。○田中圭 コメント日和は巻き込まれ型の主人公で、皆様が生きてくれたキャラクターに振り回されてばかりです。だからこそ皆様のお芝居をキチンと受けとる事に専念しましたし、受けていて心地良く、おっかなくて、でもやっぱり面白くて。毎日大変でした。日和は全員から責められるという稀有な存在ですので、出演者皆様のお芝居を沢山感じる事ができたのも幸せでした。癖がすごい皆様、最高でした。是非劇場で、日和の気持ちになって振り回されて欲しいです。○中谷美紀 コメント岸部一徳さんをはじめとする憧れの先輩たちの、柔軟かつゆとりあるお芝居に 支えられて安心感を覚え、初めて共演させていただいた貫地谷しほりさんの緻密 かつ繊細なお芝居に心震わされ、松井愛莉さんや工藤阿須加さんといったお若い 役者さんたちの実直なお芝居から刺激を受けた幸せな日々でした。○貫地谷しほり コメント田中さんとの共演は久々だったのですが気付いたら隠し撮りされたり、変わらない圭くんがそこにいて、圭くんの明るいオーラで現場が和やかに進んでいきました。そして凄い設定にも関わらず思わず納得してしまう中谷さんの総理としての存在感に圧倒されました。楽しい夏になりました。○工藤阿須加 コメントお二人が出演されている作品を昔から観ていたので、今回共演させて頂き、いつか一緒に芝居をしたい! という願いが叶いました。撮影初日に中谷さんから「秘書の雰囲気を醸しだしてるね!」と声を掛けて頂き嬉しかったですし、役との向かい方や佇まいを近くで見せていただいたこと、田中さんはひとつひとつのお芝居の切り替えの速さ、柔軟性、毎回変化される表情を近くで見せて頂いたこと、お二人との時間は沢山勉強させて頂きましたし、素敵な時間を過ごすことができました。○松井愛莉 コメント田中圭さんは初めましてだったのですが、とても気さくに話しかけていただきました!周りを明るくしてくれる太陽みたいな方でした。中谷美紀さんは一度共演させていただいたことがあるので、またご一緒できてとても嬉しかったです!合間で色んなお話ができて、私の演じる役をおもしろいねと笑ってくださいました!いつもご丁寧で美しく、優しい方でした!そんな素敵なお二人とご一緒できて、光栄です。とても濃い時間を過ごすことができました。(C)2021「総理の夫」製作委員会
2021年03月23日田中圭と中谷美紀がW主演、日本初の女性総理とその夫・ファーストジェントルマンを描く映画『総理の夫』。本作の追加キャストと共に、ポスタービジュアルと速報映像が解禁。公開日は9月23日(木・祝)に決定した。この度到着した速報映像では、“日本初の女性総理”として神々しい美しさをまとって登場する凛子(中谷さん)。それに対して、出張帰りの無精髭でボロボロの格好の日和(田中さん)は、マスコミの突撃を受けて自身が“日本初の”ファーストジェントルマンとなったことを知り、驚きを隠せない様子。「驚かせてごめん」と言う凛子だったが、“監視”“追っかけ”、さらには“スキャンダル”まで(!?)数々のピンチが日和に降りかかる場面が切り取られている。最後には、自宅の前で警備員に止められ「僕は、総理の夫です!」と日和が声を張り上げるシーンも…。果たして、日和と凛子はこの“歴史を動かす”ピンチをどう乗り越えていくのか!?また、ファーストジェントルマンと新総理を囲む追加キャストが発表。貫地谷しほり演じる「ドS内閣広報担当」富士宮あやかは、ファーストジェントルマンとなった日和付きの広報を担当することとなるシングルマザー。凛子の秘書として活躍する「イケメン総理秘書」島崎虎山を演じるのは、工藤阿須加。松井愛莉が、日和が働く鳥類研究所で働く「隠れ美人のミーハー鳥類研究員」伊藤るいを演じる。そして、その鳥類研究所のトップである「ゴマすり鳥類研究所所長」徳田実を木下ほうか、「あやしい巨漢フリーライター」阿部久志を米本学仁、「ポーカーフェイス官房長官」小津智祐を嶋田久作がそれぞれ演じ、日和と凛子の周りで起こる数々の出来事に関わることに。さらには、片岡愛之助が「総理の夫の兄でキザな勘違いCEO」相馬多和を、余貴美子が「総理の夫の母で財界の超大物」相馬崇子を、岸部一徳が「腹黒な政界のドン」原久郎を演じ、ベテラン俳優陣が脇をしっかりと固める。この豪華な面々に加え、日和と凛子、そして「総理の夫のアイボー」インコ(!?)まで登場するキャラクタービジュアルが到着。個性豊かで“クセが強い”登場人物と、そして彼らに“巻き込まれていく”日和の大騒動を予感させている。原作は、原田マハの20万部超えベストセラー小説。脚本を「私たちがプロポーズされないのには、101の理由があってだな」の松田沙也、『ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~』の杉原憲明が手掛け、『チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~』『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』の河合勇人が監督する。田中圭コメント日和は巻き込まれ型の主人公で、皆様が生きてくれたキャラクターに振り回されてばかりです。だからこそ皆様のお芝居をキチンと受けとる事に専念しましたし、受けていて心地良く、おっかなくて、でもやっぱり面白くて。毎日大変でした。日和は全員から責められるという稀有な存在ですので、出演者皆様のお芝居を沢山感じる事ができたのも幸せでした。癖がすごい皆様、最高でした。是非劇場で、日和の気持ちになって振り回されて欲しいです。中谷美紀コメント岸部一徳さんをはじめとする憧れの先輩たちの、柔軟かつゆとりあるお芝居に 支えられて安心感を覚え、初めて共演させていただいた貫地谷しほりさんの緻密 かつ繊細なお芝居に心震わされ、松井愛莉さんや工藤阿須加さんといったお若い役者さんたちの実直なお芝居から刺激を受けた幸せな日々でした。貫地谷しほりコメント田中さんとの共演は久々だったのですが気付いたら隠し撮りされたり、変わらない圭くんがそこにいて、圭くんの明るいオーラで現場が和やかに進んでいきました。そして凄い設定にも関わらず思わず納得してしまう中谷さんの総理としての存在感に圧倒されました。楽しい夏になりました。工藤阿須加コメントお二人が出演されている作品を昔から観ていたので、今回共演させて頂き、いつか一緒に芝居をしたい!という願いが叶いました。撮影初日に中谷さんから「秘書の雰囲気を醸しだしてるね!」と声を掛けて頂き嬉しかったですし、役との向かい方や佇まいを近くで見せていただいたこと、田中さんはひとつひとつのお芝居の切り替えの速さ、柔軟性、毎回変化される表情を近くで見せて頂いたこと、お二人との時間は沢山勉強させて頂きましたし、素敵な時間を過ごすことができました。松井愛莉コメント田中圭さんは初めましてだったのですが、とても気さくに話しかけていただきました!周りを明るくしてくれる太陽みたいな方でした。中谷美紀さんは一度共演させていただいたことがあるので、またご一緒できてとても嬉しかったです!合間で色んなお話ができて、私の演じる役をおもしろいねと笑ってくださいました!いつもご丁寧で美しく、優しい方でした!そんな素敵なお二人とご一緒できて、光栄です。とても濃い時間を過ごすことができました。『総理の夫』は9月23日(木・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:総理の夫 2021年9月23日より全国にて公開©2021「総理の夫」製作委員会
2021年03月23日柄本佑撮影/廣瀬靖士「尊敬する監督から(出演の)声をかけられたら、題材や役柄が何であろうと参加したいです」映画『痛くない死に方』(2月20日公開)に主演する柄本佑は、作品選びの条件で明確なのは監督だという。本作の高橋伴明監督とは2回目の仕事。在宅医療のスペシャリストで在宅医の長尾和宏さんの原作をモチーフに映画化された、在宅医と患者とその家族の物語。柄本が演じる主人公は、在宅医療に矛盾や葛藤を抱えながら日々邁進するなかで、先輩在宅医や患者との出会いによって変わってゆき、人生の最期を全うするとは何かを問いかけている作品になっている。■痛みは我慢するほう義父とは特別感なし役作りでは原作者の長尾さんの往診に同行し、参考にした。「長尾先生は普段着で一見お医者さんに見えない。白衣を着ないのは、医者が自宅に来ることが患者さんや家族を萎縮させる。言いたいことも言えない、聞きたいことも聞けないというストレスや緊張をさせないためだそうです。ドクターバッグも持たず、聴診器片手に近所の気のいいおじさんが遊びに来たくらいの感じでお邪魔する。世間話をしながら血圧を測ったり、聴診器を当てたり、その流れが見事でした。長尾先生の精神、哲学を聞き見て体験できて、よかった。あと患者さんの身体を支える意味で必ずどこかを触っておられて、役に反映しました」多くの人が直面する終末医療を「病院」か「在宅」か。延命を「する」か「しない」か。死に方を選ぶことは簡単ではない。「長尾先生みたいな方がいて考え方もある。僕自身は具体的な考えには至ってはいないけど、作品を通して知ることができ、選択肢が増えたことはよかったかなと思います」タイトルにある「痛み」については?「わりと我慢しちゃうかも。精神的な痛みでは汲々としたりせずに、どちらかというとゆったりしているので何があっても気にしない。感情の起伏があまりないとは言われます」先輩在宅医を演じているのは、義父でもある奥田瑛二。「奥田さんとはこれまでも共演していますし、奥田さんの監督作品(『今日子と修一の場合』)にも出演しているので特別なことはないです。(撮影現場では)映画と関係のない話ばかりで、覚えていないくらいどうでもいい内容です(笑)」■妻&娘とのリセット周辺視野が広がった映画好きで14歳のときに、直に映画監督に会えるからとオーディションを受けた映画『美しい夏キリシマ』に主演。その後、学生生活に物足りなさを感じるようになり「映画の現場に戻りたい」と本格的に活動。役者だけでなく、短編作品の監督も経験している。「仕事が私生活に影響することはないかな。作品が終わったらリセットするというより、1日1日ちゃんとリセットする。長期ロケは生活習慣が変わるので違いますが、自宅から撮影現場に通う場合は妻も娘もいるので、その生活がリセットになっていると思います」父親になって気づいたことも。「以前に自分の娘(3歳)と同じ年ごろの子どもを持つ役をやったことがありますが、全然、父親じゃなかった。お父さんって何かわからないなら、わからないままやればよかったのに、繕ってお父さんを演じようとしていた。(今では)もっと普通にやればよかったと思います。僕自身は(父親になって)周辺視野が広がったかな。(子どもは)走り回るので車や音に対して注意を払うことを鍛えられた気がします。将来は役者に?まだそこまでは。健康に育ってくれれば細かいことは、そのときに悩もうと思います(笑)」イケメンからヒモメン現在、日曜劇場『天国と地獄~サイコな2人~』(TBS系日曜夜9時~)に出演。主演の綾瀬はるか扮する望月彩子の同居人でヒモ状態の陸を演じている。「サスペンスフルな作品で僕はわりとラフなパート。深刻でもオアシス的な感じでいられたらいいかなと思います」と柄本。昨年は『知らなくていいコト』(日本テレビ系)でのイケメンカメラマンぶりが話題に。「虚構のイケメンをカメラの角度、照明さん、メイクさん、衣装さんとみんなで作り上げたので、反響をもらえたのはチーム力だと思います。今回は、まったく違った役柄になっているので、楽しんでもらえるように頑張ります!」映画『痛くない死に方』柄本佑、坂井真紀、余貴美子、大谷直子、宇崎竜童、奥田瑛二ほか出演2月20日(土)よりシネスイッチ銀座ほか全国順次公開ヘアメイク/廣瀬瑠美スタイリスト/林 道雄
2021年02月19日東京事変の新曲「闇なる白」が、NHK総合で1月22日より放送されるドラマ『ドリームチーム』の主題歌に決定した。同ドラマは、NHK大河『八重の桜』やドラマ『ファーストラヴ』など、新たな女性像と価値観に脚光を当ててきた脚本家・吉澤智子による書き下ろし作品。「男同士の美しい友情物語は世界にあふれてる。だけど女同士の美しくなくとも愛おしい友情を見てみたい。」との思いで逆境を乗り越える3人の女性を中心に描かれ、つまずいても新たな人生へと一歩踏み出していく主人公・香菜を山口紗弥加が演じている。その主題歌「闇なる白」は1月23日に配信リリースされることが決定。ドラマの公式HPでは同曲を起用したPR動画が公開されている。ドラマ10『ドリームチーム』番組公式HP:■東京事変コメントリリース情報東京事変 デジタル ニューシングル「闇なる白」2021年1月23日(土)配信リリース※NHKドラマ10『ドリームチーム』主題歌作詞:椎名林檎作曲:伊澤一葉編曲:東京事変produced by 東京事変 & 井上雨迩配信リンク:番組情報ドラマ10『ドリームチーム』・放送予定:2021年1月22日(金)スタート(連続8回)NHK総合 よる10:00から10:44・作:吉澤智子(『ファーストラヴ』(NHK)、『初めて恋をした日に読む話』(TBS)など)・出演:山口紗弥加 / 財前直見 / 桜庭ななみ / 味方良介 / 前川泰之 / 村上新悟 / 根本真陽 / 中原丈雄 / 伊武雅刀 / 余貴美子ほか関連リンクOfficial WEB site [SR猫柳本線]:[SR猫柳本線ポケット](スマートフォンオンリー):ユニバーサルミュージック東京事変特設サイト:www.tokyojihen.com東京事変オフィシャルYouTubeチャンネル: MUSIC JAPAN Official WEB site:
2021年01月08日映画『泣く子はいねぇが』(20日公開)の公開記念オンライントークイベント「呑んで語らう秋の夕べ」が25日に都内で行われ、主演の仲野太賀、佐藤快磨監督、写真家の草野庸子氏、司会として本作プロデューサーの伴瀬萌氏が登場した。同作は是枝裕和監督が才能に惚れ込んだ、新進気鋭の監督・佐藤快磨の劇場デビュー作で、第68回サン・セバスティアン国際映画祭で最優秀撮影賞を受賞した。秋田県・男鹿半島の伝統文化「男鹿のナマハゲ」から、“父親としての責任”、“人としての道徳”というテーマを見出し、親になることからも、大人になることからも逃げてしまった主人公・たすくが、過去の過ちと向き合い、不器用ながらも青年から大人へ成長する姿を描く。本イベントは、現在下北沢・BONUS TRACKで開催中の「泣く凪へ『泣く子はいねぇが』公開記念写真展」からの生配信ということで、展示写真を見ながらさまざまなエピソードが披露された。仲野は、地元での大失敗から逃げ出した東京で、古川琴音演じる酔い潰れた職場の後輩を家に泊めた翌朝のシーンをセレクト。視聴者からは「アドリブはありましたか?」と質問が寄せられた。後輩の猛烈なアタックに動揺したたすくが思わず掃除グッズを持ってしまうリアクションは仲野からの提案だったが、そのあと落としてしまったのは「事故」だったそうで、結果的に奇跡のシーンになったことが明かされる。続けて、草野氏はたすくの兄役・山中崇と母役・余貴美子が実家で夕食を食べるシーンをピックアップ。仲野は「実は余さんにお母さん役をこれまで3回もやってもらっていて、ここでも親子をやれるんだ、とすごい嬉しかった」と喜びを語った。佐藤監督が選んだのは、たすくと、吉岡里帆演じる妻のことねが車中で会話をする場面。久しぶりに会う2人という緊張のシーンだったため、気軽に写真を撮らせてほしいと言えず、草野氏はこそこそと隠れるように撮影したという。同じくこのシーンでは、寒い中でも堤防で1人感情を作っていた吉岡に、演出のため勇気を出して声を掛けたという佐藤監督。「太賀くんも吉岡さんも僕を受け入れてくれて感銘を受けました」と、監督らしからぬ謙虚な感想が笑いを誘っていた。さらに「太賀さんのお父さんが映画を見に行くと言っていましたが感想はいかがでしたか」という質問に仲野は「とにかく吉岡さんが素晴らしかったと強めにコメントをもらいました」と、父で俳優の中野英雄が吉岡の大ファンであることを明かした。親交の深い柳葉敏郎が出演していることも感慨深かったそうで、その演技には「勉強になりました」と感想を寄せられたそう。さらに、再び見た際にはなんと「隣に佐藤浩市さんの息子さん(出演者である寛一郎。たすくの親友・志波役)がいたぞ!」という意外すぎる報告があったとのことで、爆笑に包まれた。最後に仲野が「『泣く子はいねぇが』との時間が終わってしまうのはさみしいですが、本当に幸せな時間を過ごせて、2020年はこの映画に出会えて本当に幸せでした。ありがとうございました」とカメラの向こうで見守る視聴者に向けて真摯な気持ちを伝え、イベントを締めくくった。(C)2020『泣く子はいねぇが』製作委員会
2020年11月26日新進気鋭の監督・佐藤快磨(さとう・たくま)の劇場デビュー作で、仲野太賀主演の映画『泣く子はいねぇが』が公開中だ。この度、映画公開を記念したオンライントークイベントが、11月25日に本作の写真展が開催されている下北沢BONUSTRACKで行われ、主演の仲野、佐藤監督、オフィシャルスチールを務めた写真家・草野庸子、伴瀬萌プロデューサーが登壇。写真展に飾られている写真にまつわる思い出話や本作への想い、制作秘話などが語られた。本作は、監督・脚本・編集の佐藤快磨が、秋田県・男鹿半島の伝統行事「男鹿のナマハゲ」から、“父親としての責任”、“人としての道徳”というテーマを見出し、親になることからも、大人になることからも逃げてしまった主人公が、過去の過ちと向き合い、不器用ながらも青年から大人へ成長する姿を描いた完全オリジナル作品。9月に行われたサン・セバスティアン国際映画祭(スペイン)のオフィシャルコンペティション部門では、撮影の月永雄太が最優秀撮影賞を受賞している。トークイベントでは、はじめにイベント会場と隣接している飲食店で展開されている本作とのコラボメニュー、映画で登場したサザエおにぎりと秋田名物だまこ汁が全員に振舞われ、ロケ地となった秋田県男鹿市に思いを馳せながら佐藤監督が乾杯の音頭を取った。劇中ではサザエおにぎりを食したたすくが、サザエと米の相性の悪さに思わず「まっず!」と驚愕するシーンを演じた仲野だったが、今回のコラボメニューのおにぎりは「美味しい!なんで劇中ではあんなにまずかったの?」とコラボメニューを絶賛し、「撮影のときのサザエおにぎりはトラウマ級にまずかったです」と答えて笑いを誘った。本イベントは現在、下北沢BONUS TRACKで開催中の「泣く凪へ『泣く子はいねぇが』公開記念写真展」からの生配信ということで、展示している写真をチョイスして、その写真にまつわる出来事や思い出話を披露する形式で行われた。最初に仲野がピックアップした写真は、仲野と古川琴音との共演シーン。地元での大失敗から逃げ出した東京でたすくが、酔い潰れた職場の後輩を家に泊めた翌朝に繰り広げられる、絶妙な間とアドリブで笑いを誘うシーンは「じつは一番やりたかったかもしれない」と語った佐藤監督。視聴者からの「アドリブはありましたか?」という質問に、古川演じる後輩の猛烈なアタックに動揺したたすくが思わずクイックルワイパーを持つ、という部分は仲野からの提案で撮影されたようだが、そのあと落としてしまったのは実は事故だったそうで、結果的に奇跡のシーンが撮れたと裏話を披露した。続けて、草野が選んだ写真は、たすくの兄と母を演じた山中崇と余貴美子が実家で夕食を食べるシーン。仲野は「実は余さんにお母さん役をこれまで3回もやってもらっていて、ここでも親子をやれるんだ、とすごい嬉しかった」と当時のキャスティングについての喜びを語った。また、同シーンについては企画の是枝裕和にも助言を得た上で、完成されたシーンということで、佐藤監督も特に思入れ深いと振り返った。佐藤監督が選んだのは、たすくとことね(吉岡里帆)が車中で会話をする場面。久しぶりに元妻のことねに会うたすくという緊張のシーンで気軽に写真を撮らせてほしいと言えず、草野はこそこそと隠れるように撮影したという。しかしそんな大事な撮影前、寒い中堤防でひとり感情を作っていた吉岡に声を掛けたという佐藤監督。演出のため勇気を出して声をかけたという監督は「太賀君も吉岡さんも僕を受け入れてくれて感銘を受けました」と、監督らしからぬ感想を述べて笑いを誘っていた。視聴者からの質問コーナーでは「娘の発表会のシーンで、成長した娘をさがすたすくの姿が印象的だった」という声に、仲野は「お遊戯会を見に行くシーンは自分も好き。たすくなりの張りつめた感情はどこで緩むべきか、どこで感情の起伏を作るべきか悩んでいたけれど、このシーン一点突破で行けた。とにかく脚本がすばらしかった」と佐藤監督の脚本を絶賛。続けて「エンドロールの後の映像が印象的だった」というコメントに佐藤監督は「ナマハゲがずっと続いてほしいという想いがあった。今日まで絶やさないようにしている方々への感謝を込めたかったんです」と地元・秋田県への愛を語った。また、ナマハゲのシーンでは山に登り、寒さに震えながら撮ったカットでもあったそうで、「使わないと……」という脅迫観念もあったと笑いながら明かした。そのエピソードには仲野も「信じられないくらい手間暇がかかってますね」と感心。さらに“太賀さんのお父さんが映画を見に行くと言っていましたが感想はいかがでしたか?”という質問には、仲野は「とにかく吉岡さんが素晴らしかったと強めにコメントもらいました」と吉岡の大ファンでもあるという中野英雄らしい感想がまずあったとか。また中野英雄と親交の深い柳葉敏郎が出演していることも感慨深かったそうで「(柳葉の演技に)勉強になりました」と感想を寄せた。さらにもう一度見に行った際になんと「隣に佐藤浩市さんの息子さん(出演者である寛一郎)がいたぞ!」という意外すぎる報告があったとのことで、全員が爆笑。終始和やかな雰囲気の中イベントは進行し、最後に仲野が「なかなか初日を終えて後も、こうやってトークライブをさせてもらえてとても楽しかったです。たくさんの視聴者の中には本作を見てくれた方も、まだ見てくれていない方もいると思います。映画を愛し、この作品を愛したスタッフたちが手間暇かけて作った作品です。まだ見ていない方がいたらぜひ劇場に観に来ていただきたいです。『泣く子はいねぇが』との時間が終わってしまうのはさみしいですが、本当に幸せな時間を過ごせて、2020年はこの映画に出会えて本当に幸せでした!ありがとうございました」とカメラの向こうで見守る視聴者に向けて、真摯な気持ちを伝え、イベントの幕を引いた。『泣く子はいねぇが』公開中
2020年11月26日11月20日(金)に公開される仲野太賀主演の映画『泣く子はいねぇが』のカウトダウンビジュアルと動画コンテンツが、本日11月16日(月)から公開まで毎日1点ずつ公開されることが決定した。本作は、秋田・男鹿半島の壮大な風景を舞台にそこで生きる人々のリアリティを切り取った青春グラフティ。仲野演じる親になっても大人になりきれない青年たすくが、地域に伝承する“ナマハゲ”を通して少しずつ成長していく姿を描き出す。たすくの妻ことねを吉岡里帆が演じるほか、寛一郎、山中崇、余貴美子、柳葉敏郎といった実力派が集結。日本映画界を牽引する是枝裕和監督がその才能に惚れ込んだという新進気鋭の監督・佐藤快磨の長編デビュー作で、スペインのサン・セバスティアン国際映画祭のオフィシャルコンペティション部門で最優秀撮影賞受賞という日本映画初の快挙を成し遂げ、国内外から注目されている一作だ。本日公開されたビジュアルと動画のテーマは「いつまでたっても、男は子ども。」。ビジュアルは主人公たすくと悪友の志波(寛一郎)が歩く中、ふとこちらを見る自然体のたすくの表情を捉えている。この写真は本作の撮影現場に帯同した写真家・草野庸子が現場で撮影したもの。今後も劇中のカットだけでなく、特写として男鹿で生きる人々を捉えた写真が公開される予定だ。また、特別映像でもたすくと志波のシーンを中心に公開されている。大人になっても中身は子供という男性ならではのあるあるが盛り込まれた。冒頭ではかつて逃げ出した故郷へ2年ぶりに戻ったたすくが、娘の養育費を稼ぐために親友の志波と一緒に極寒の海で密猟をしている場面も。見張り役のたすくが崖の上で、“踊り”で合図を出すという何ともコミカルなシーンが印象的だ。明日からも毎日映画公式サイト及びSNSにてアップ予定(毎日正午アップ予定)とのことなので、引き続き注目してほしい。なお、今回のカウントビジュアルを撮影した草野が現場で撮りためた写真を展示する公開記念写真展「泣く凪へ」が東京都・下北沢にあるBonus Track内のギャラリーにて開催中。完全無料となっているので、映画公開に先立ち『泣く子はいねぇが』の世界を堪能してはいかがだろうか。【映画『泣く子はいねぇが』公開記念、草野庸子写真展「泣く凪へ」】<開催日時>前期:11月14日(土)~11月19日(木)/11時〜19時(※初日11/14は13時OPEN/最終日11/19は17時CLOSE )後期:11月24日(火)~11月26日(木)/11時〜19時<開催場所>Bonus Track内ギャラリー(東京都世田谷区代田2丁目36−3)『泣く子はいねぇが』11月20日(金)全国公開
2020年11月16日おとな向け映画ガイド今週の公開作品から、人間って…の3本をご紹介します。ぴあ編集部 坂口英明20/11/15(日)イラストレーション:高松啓二今週のロードショー公開は17本(ライブビューイング、映画祭企画を除く)。全国100スクリーン規模以上で拡大公開される作品は『STAND BY ME ドラえもん2』『フード・ラック!食運』の2本。中規模公開とミニシアター系の作品が15本です。その中から、3本を厳選し、ご紹介します。『ホモ・サピエンスの涙』スウェーデンの“映像の魔術師”、世界のなかで異彩を放つロイ・アンダーソン監督の最新作。ヴェネチア国際映画祭で銀獅子賞(最優秀監督賞)を受賞した作品です。今年のぴあフィルムフェスティバルでも、コンプリート特集が行われ、特別上映されました。観ている途中で黒澤明監督の『夢』という映画を連想しました。「こんな夢を見た」で始まる黒澤の夢の数々。少年の頃の思い出や、悪夢もありました。最後は牧歌的な楽園で終わります。この作品もロイ・アンダーソンの夢の世界といえなくもありません。難解、という人もいるかもしれませんが、夢の世界なんて不可解なもの。ほとんど脈絡がない33シーンが続きます。どんよりとした空気の北欧の街。陰気にみえる人たちの謎の行動……。1シーン1カットによる5分以内の映像。意表をつく発想もあり、人間の内面がさらけだされる寓話のようでもあり。そのどれもが緻密な構造で描かれた絵画みたい。まさに万華鏡のような映画です。少し紹介すると、恋人たちが戦禍のドイツ・ケルンの上空を舞っている。シャガールの絵『街の上で』からインスパイアされて作られたシーン。牧師が心理カウンセラーの診察室にやってきて「神は去った。私はどうしたらいいのか」と打ち明けるシーン。高台の公園のベンチにすわった中年のカップル、女は「もう9月ね」と、ただ、ぽそっとつぶやくシーンなど。どれが琴線にふれるか、は観る人次第です。ロイ・アンダーソンは独特の映画作りで知られています。すべての撮影が、ロケではなく、自分の所有する巨大なスタジオのセットのなかで、行われます。CGはほとんど使いません。模型を使ったり、遠近法を利用した背景画など、昔ながらの映画のテクニックが駆使されています。有名な役者はキャスティングせず、一般人をオーディションで起用するやり方も、リアル感を高めています。どこかおかしい、愛すべき人間たち。ちょっとブラックなところもあります。絶望的にさせる話もありますが、希望がほの見えるシーンもあります。ほんわりとした後味。不条理を楽しむ、そんな気分で気楽にどうぞ。首都圏は、11/20(金)からヒューマントラストシネマ有楽町他で公開。中部は、11/27(金)から伏見ミリオン座で公開。関西は、11/20(金)からシネ・リーブル梅田他で公開。『フードラック! 食運』もう、肉好きにはたまりません。がぜん、“みすじ”が食べたくなります。 いやいや、滅多に焼肉食べないんだよなぁ、って人も焼肉店に行きたくなってしまうかと思います。これほど焼肉が美味しそうに見える映画は初めてです。食通で知られる、ダチョウ倶楽部・寺門ジモンの初監督作品。これまで番組や雑誌記事で彼の食レポを目にしたことはありましたが、その舌体験がそこここに素敵なスパイスとなり、彼にしかできない、おいしい食と人の映画になりました。EXILE NAOTOがフードライター佐藤くんで、土屋太鳳がサイトの編集者竹中さん。このふたりが、グルメの新サイトで究極の焼肉をとりあげることになり……、と一見『美味しんぼ』的設定。ふたコトめには「この店は食べログ上位です」と、にわか知識をふりかざす竹中さんに対し、佐藤くんは、個人的な食体験から磨きあげた超人的な味覚と嗅覚、そして持って生まれた、おいしいものにめぐりあえる「食運」がついているようです。おそらくジモン監督が食めぐりをするなかで見聞きしたエピソードや、出会った食の達人たちの反映でしょう。でてくる焼肉屋主人たちの一家言がなるほどの連続。演じる役者さんの味のある顔もほれぼれとしますし、確かにこんな感じの親父さんやおかみさん、いますね。寺脇康文、大和田伸也、東ちづる、そして渋いね白竜が。天才佐藤くんのルーツは、りょう演じる母にあったというあたり、泣かせてくれます。彼の肉の焼き方、これ、店でやったら嫌われそうだなぁ、という感じのかなりオーバー・アクション。でも、真似したくなるんだなぁ。『泣く子はいねぇが』大みそかの夜。青年たちが、鬼の赤や青の仮面をつけ、髪をふりみだし、「泣く子はいねぇが」と大声をあげて家々を襲う秋田の伝統行事「男鹿のナマハゲ」。それを受け継ぎ、郷土の文化を守る若者たちの美談とか、そした話ではねえだす。仲野太賀が演じる主人公・たすくは、一応ナマハゲを受け継ぐひとりですが、仕事もなく、だから金もない。結婚して子どもができたのに、妻には愛想をつかされて途方にくれるだけ、そういうどちらかというとみっともない青年です。その年は、テレビの中継も入り、ナマハゲの映像が全国に流されるという晴れの舞台になるはずだったのですが、心にくったくがあったのでしょう。各家でだされる振る舞い酒をしこたま飲んだたすく君は、なんと、とんでもないことをしでかしてしまい……。そこから始まる苦闘の日々。彼が、それでも何とか一人前のおとなの男になろう、父親になろうともがく姿を描きます。監督は、初の自主制作長編作品『ガンバレとかうるせぃ』がPFFアワード2014で映画ファン賞(ぴあ映画生活賞)と観客賞をW受賞した佐藤快麿(たくま)。この作品が劇場デビュー作になります。佐藤監督の原案をバックアップし、映画化にむけた原動力になったのは是枝裕和監督率いる映像制作者集団「分福」(企画協力)。仲野太賀のほか、妻・ことね役に吉岡里帆、親友・亮介役に寛一郎、余貴美子、山中崇、柳葉敏郎(秋田出身)といった豪華な配役が並びます。すでにいくつかの国際映画祭でも上映され、撮影の月永雄太はサン・セバスティアン国際映画祭で最優秀撮影賞を受賞しています。最初と最後に登場するナマハゲ。幼い子どもにとって、その姿は怖いなんてもんじゃないだろうな、と思います。そのナマハゲを見事に活かしたラスト。涙です。「がんばれよ!青年」と声をかけたくなります。
2020年11月15日柄本佑主演、高橋伴明監督の最新映画『痛くない死に方』が来年2月に公開決定。ポスタービジュアルと柄本さんからのコメントが到着し、その共演者に坂井真紀、余貴美子、大谷直子、宇崎竜童、奥田瑛二らが発表された。在宅医療のスペシャリスト・長尾和宏のベストセラー「痛くない死に方」「痛い在宅医」を映画化した本作。柄本さんは在宅医の河田仁を演じる。父親のために、痛みを伴いながらも延命治療を続ける入院ではなく“痛くない在宅医”を選択したのに、父親が苦しみ続けてそのまま死んでしまい、自分を責める智美役に坂井真紀。「カルテでなく人を見ろ」がモットーの、柄本さん演じる在宅医の先輩である長野浩平役に、奥田瑛二。奥田さん演じる長野と在宅医療を支える看護師・中井春菜役に余貴美子。そして、柄本さんが新たに担当することになる末期の肺がん患者・本多彰役に宇崎竜童。その妻・しぐれ役に大谷直子と、実力派俳優が勢ぞろい。柄本さんは「高橋組の一員になれるだけで最高なのに、主演という一番監督と長く居られる部署にまさか呼んでいただけるとは!高橋伴明監督の骨太な『ヨーイ、ハイ!』には人を突き動かす生命力に溢れていたように思います。たくましい人間ドラマを楽しんでいただけたら幸いです」と力強くコメント。なお、第23回上海国際映画祭でワールドプレミアを行った本作が、11月14日(土)に第45回湯布院映画祭の秋の陣での日本初上映が決定し、来年2月に全国順次公開。さらに、本作の原作者で医療監修を務めた長尾氏のドキュメンタリー映画『けったいな町医者』が同時期に公開。実際に兵庫県尼崎市で在宅医として活躍する長尾氏の現場を徹底的に取材し、命の駆け引きの現場をリアルに映像に収めた問題作。ナレーションは本作で主演を務めた柄本さんが担当し、監督は本作のチーフ助監督の毛利安孝が務める。ストーリー在宅医療に従事する河田仁(柄本佑)は、日々仕事に追われる毎日で、家庭崩壊の危機に陥っている。そんな時、末期の肺がん患者である井上敏夫(下元史朗)に出会う。敏夫の娘の智美(坂井真紀)の意向で痛みを伴いながらも延命治療を続ける入院ではなく“痛くない在宅医”を選択したとのこと。しかし、河田は電話での対応に終始してしまい、結局、敏夫は苦しみ続けてそのまま亡くなってしまう。「痛くない在宅医」を選んだはずなのに、結局「痛い在宅医」になってしまった。それなら病院にいさせた方が良かったのか、病院から自宅に連れ戻した自分が殺したことになるのかと、智美は河田を前に自分を責める。在宅医の先輩である長野浩平(奥田瑛二)に相談すると、病院からのカルテでなく本人を見て、肺がんよりも肺気腫を疑い処置すべきだったと指摘される河田。結局、自分の最終的な診断ミスにより、敏夫は不本意にも苦しみ続け生き絶えるしかなかったのかと、河田は悔恨の念に苛まれる。長野の元で在宅医としての治療現場を見学させてもらい、在宅医としてあるべき姿を模索することにする河田。大病院の専門医と在宅医の決定的な違いは何か、長野から学んでゆく。2年後、河田は同じく末期の肺がん患者である本多彰(宇崎竜童)を担当することに。以前とは全く違う患者との向き合い方をする河田。ジョークと川柳が好きで、末期がんの患者とは思えないほど明るい本多と、同じくいつも明るい本多の妻・しぐれ(大谷直子)と共に、果たして“痛くない死に方”は実践できるのか…。『痛くない死に方』は2021年2月、全国にて順次公開予定。(text:cinemacafe.net)■関連作品:痛くない死に方 2021年2月20日よりシネスイッチ銀座ほかにて公開©「痛くない死に方」製作委員会
2020年11月11日新進気鋭の監督 佐藤快磨(さとう・たくま)の劇場デビュー作で、第68回サン・セバスティアン国際映画祭で最優秀撮影賞を受賞した、仲野太賀主演の映画『泣く子はいねぇが』が11月20日(金)に公開される。この度、本作に出演している吉岡里帆のオフショット写真が公開された。本作は、監督・脚本・編集の佐藤が、秋田県・男鹿半島の伝統文化「男鹿のナマハゲ」から、“父親としての責任”、“人としての道徳”というテーマを見出し、親になることからも、大人になることからも逃げてしまった主人公が、過去の過ちと向き合い、不器用ながらも青年から大人へ成長する姿を描いた完全オリジナル作品。大人として、そして父親としての自覚も曖昧な主人・公たすく(仲野太賀)の元妻・ことねを演じた吉岡は、娘をひとりで育てるために懸命に働き続け、生活に疲れ切った母親をリアルに演じ、新境地を切り拓いたと話題を呼んでいる。とくに、たすくの母・せつ子(余貴美子)との久々の再会シーンは、多くを語らず何気ない会話と表情で、“元嫁と元義母”という微妙な関係性と互いを思いやる心情を表現したシーンとなっている。今回公開されたのは、そんなシーンの撮影で緊張感溢れる現場の休憩時間に、吉岡里帆が見せた動物たちとの癒しの時間をとらえたオフショット。予告や場面写真で見せる、ことねの険しい表情から一転し、リラックスした素の吉岡の笑顔を収めた2枚。大の動物好きで、実家でもたくさんのペットを飼っているという吉岡の嬉しそうな姿が確認できる。『泣く子はいねぇが』11月20日(金)公開
2020年11月10日俳優として数々の映画やドラマで活躍している山田孝之(やまだ・たかゆき)さん。シリアスなものからコミカルな役まで演じ分けられる実力派として、多方面から支持されています。そんな山田孝之さんが、いつ妻と結婚したのかや子供、結婚指輪の写真、女優の山本美月(やまもと・みづき)さんが結婚を発表した際のエピソードなど、さまざまな情報をご紹介します!山田孝之は結婚してるの?山田孝之さんが、2012年の元旦に結婚したことを公式ホームページを通じて発表。相手はかねてより交際していたという7歳年上の一般女性で、女優の檀れい(だん・れい)さん似の美女と報じられています。その後、山田孝之さんは同年10月20日に妻が妊娠したことを発表。そして、2013年3月上旬に無事、息子が誕生したことを報告しています。山田孝之が結婚指輪を着けた写真を投稿山田孝之さんが、2016年12月9日にインスタグラムを更新。「結婚指輪が写っている!」と大きな話題になりました。 この投稿をInstagramで見る 昨夜の夕食 ぜーんぶ一人で食べたよ 山田孝之 (@takayukiyamadaphoto)がシェアした投稿 - 2016年12月月9日午前12時25分PST「昨夜の夕食。ぜーんぶ1人で食べたよ」とつづり、大きな肉の塊を目の前に驚いた表情を見せている山田孝之さん。そんな山田孝之さんの左頬に添えられた薬指には、なにやらキラリと光るものが写り込んでいます。するとファンは、肉の量よりも、薬指で輝く結婚指輪に注目!「それはマリッジリングですか!?」「素敵!」といったコメントともに、「本当に妻子持ちなんだね…」「地味に落ち込む」と、山田孝之さんが既婚であることを再確認し、ショックを受ける声も寄せています。・それは結婚指輪かな?正直、うらやましいぞー!・指輪にしか目がいかない…。やっぱり奥さんがいるのね。・最初、お肉のボリュームに圧倒されたけど、指輪にもびっくりした。太めのデザインの指輪は、山田孝之さんの雰囲気にぴったり!ファンに見せる写真でも結婚指輪をしていることが、妻との絆の深さを感じさせますね。山田孝之の妻が「死亡した」というデマが流れる一時期、山田孝之さんの妻が亡くなったというウワサが流れました。しかし、これはまったくのデマ。このデマが流れた根拠については、山田孝之さんが2020年公開の主演映画『ステップ』で妻を亡くしたシングルファーザーを演じたことにあるといわれています。山田孝之主演映画『ステップ』予告編同作は作家・重松清(しげまつ・きよし)さんの同名小説を映画化したもの。山田孝之さん演じる主人公・武田健一が、仕事との両立に苦悩しながらも男手ひとつで1人娘・美紀を育てる姿を描いたヒューマンドラマです。そんな親子をあたたかく見守るのは、國村隼(くにむら・じゅん)さんや、余貴美子(よ・きみこ)さん、広末涼子(ひろすえ・りょうこ)さんといった豪華俳優陣。また、映画の主題歌『在る』を優しいメロディーと歌声で知られる歌手の秦基博(はた・もとひろ)さんが手がけ、作品により深みを持たせています。この映画を見た人からは、「すごく泣けた」「あたたかな気持ちになれました」と絶賛する声が殺到。山田孝之さんのにじみ出る父性と、素晴らしい演技に感動したという声が多く寄せられています。・自然と涙があふれた。本当に見てよかったです。・何気ない日々の幸せに気付かされました。帰ったら子供を抱きしめます。・家族の存在意義を再確認できた作品でした。山田さんの演技のすごさに脱帽…。私生活でも父親として子育てを経験している山田孝之さん。きっと、家でも優しいパパの顔を見せているのでしょうね。山田孝之、山本美月が結婚して心配をされる2020年8月7日に女優の山本美月さんと俳優の瀬戸康史(せと・こうじ)さんが結婚したというニュースが報道され、ネット上に山田孝之さんのことを心配する声が続出しました。実は以前から、山本美月さんのファンであることを公言していた山田孝之さん。自身の携帯電話に『山本美月専用フォルダ』を作ってしまうほどの惚れ込みようで、そのガチファンぶりがたびたび話題になっていました。そんな山田孝之さんは、山本美月さんとドラマ『勇者ヨシヒコと導かれし七人』(テレビ東京系)や、日本コカ・コーラ『ジョージア』のCMで共演。2018年に行われた同CMの発表会にはそろって登壇し、2人がどんな絡みを見せるのか注目されていました。このような過程を知っていたファンからは、山田孝之さんのメンタルを案じる声が噴出。「山田孝之さんが生きているか、気が気でない」「結婚報道で山田孝之の顔が真っ先に浮かんだ」といったコメントが続々と寄せられました。憧れの女性は結婚してしまったものの、自分の家族を大切にする姿勢は変わらない山田孝之さん。これからも一家の大黒柱として、妻と子供のために活躍し続けてほしいですね。山田孝之プロフィール生年月日:1983年10月20日出身地:鹿児島県血液型:A型所属事務所:スターダストプロモーション1999年に放送されたドラマ『サイコメトラーEIJI2』(日本テレビ系)で俳優デビュー。2003年に放送されたドラマ『WATER BOYS』(フジテレビ系)で初主演を飾り、一躍注目される。その後、映画『電車男』や『闇金ウシジマくん』といった話題作に次々出演し、着実にファンを増やした。また、ドラマ『勇者ヨシヒコ』シリーズ(テレビ東京系)ではコメディー色の強い演技を披露。現在も幅広い役柄が演じ分ける俳優として活躍している。山田孝之ってどんな人?話題の映画、CM、美人の姉は誰?[文・構成/grape編集部]
2020年10月22日波瑠を主演に、2019年5~6月に北海道の札幌と釧路で全編撮影が行われた『ホテルローヤル』。10月19日(月)、北海道凱旋報告会が行われ、波瑠さんと安田顕、原作者・桜木紫乃が登壇、武正晴監督がリモートで参加するトークイベントが開催された。本作のプロモーションで、キャスト登壇のイベントは北海道が初めてとなった今回。撮影から1年以上が経ち、再び北海道の地に立った波瑠さんは、「最近は皆さんの前に立って挨拶をさせていただくことが減ってしまってすごく寂しいなと感じていましたが、今日は皆さんの前でお話しすることができて嬉しいです」、安田さんは「北海道を舞台にした物語で、北海道で撮影された作品に、北海道出身の私がこうやって参加できることを本当に嬉しく思います」とそれぞれ喜びをコメント。原作者の桜木さんは「直木賞から7年経って、映画として新たにお届けすることができました。武監督、ありがとうございました。波瑠さん、安田さんと一緒に今日を迎えられたこと、本当にありがたいことだと思っています」とそれぞれ万感の思いを語った。波瑠さんは原作を直木賞受賞時にすぐに買って読んだそうで、「映画化するというお話をいただいた時に、印象に残っていた作品なので、すぐに『ありがとうございます。受けさせていただきます』と返事をしました。台本を読んでみると、雅代は主人公ですが、物語の色々な出来事を端っこで眺めているような、主張がなかなか見えてこない女性。台詞も「……」が多く、ただ立っているだけになるのではという不安もありましたが、雅代とホテルローヤルの物語の中に一つ一つ普遍的にあるものを見つけられたらと思いながら挑みました」と、原作への思いの丈と、雅代というキャラクターの役作りに関してふり返った。また、安田さんは、「随分前から桜木さんに『もし私の作品が映画化することがあったらぜひ出てくだいね』とありがたい言葉をいただいていたんです。俳優としてこの作品に呼んでいただいて、本当にありがたく思っています」と前々から桜木さんのラブコールを受けていたことに触れ、改めて桜木さんに感謝。映画を観て「映画という表現に書き手の内面を素っ裸にされたような気持ちになった。脱がせたつもりが脱がされていた」とコメントを寄せた桜木さんは、「悔しかったんです」とひと言。それに応えるように武監督は、「桜木さんの作品を片っ端から読んで、全てを取り入れました!」と桜木さんのあらゆる文章からヒントを得ていたことを明かし、「原作のオムニバスは非常に映画的な題材だと思いました。素晴らしい原作のエッセンスをできるだけ損なわないようにシナリオにするのが難しかったです。北海道で撮影するというのが目的でもありました。それが映画の大きな力となりました」とコメント。映画化にあたり意識した点、そして北海道で撮影することの意義を語った。最後に、波瑠さんは「私が演じた雅代は自分の生まれた環境に疑問を持っていて、それと同時に嫌悪感みたいなものも抱いていて、ものすごく葛藤した思春期を送っています。結果的に親の後を継ぎホテルの女将になっていきますが、自分の置かれている状況にうんざりしています」と説明、「その状況を変えることもしない自分に一番うんざりしていているんです。そのような一人の女の子が初めて自分の人生を肯定して、自分の足で歩み、自分の色で人生を彩って生きていきたいと思う瞬間がこの作品にはあると思っています。観てくれた人の背中をそっと押してくれる作品になっています」とアピール。安田さんからは「切ないんだけど、じわっと温かい涙が出てくるんです。余貴美子さんと斎藤歩さん夫婦や、内田慈さんと正名僕蔵さん夫婦のシーンなど、切なくてでも温かくてとてもいいんです。このような状況の中で、北海道を舞台にした作品を上映できること心から嬉しいです。北海道の人には、ぜひ観てほしいです」とのコメントが。桜木さんも「私は無意識に書いていたけれども、映画を観て改めて、積極的に逃げるということは、とても前向きなことなんだなと教えられました。北海道から出発する物語。前向きに歩いていきたいと思える作品です」と明かす。武監督は「映像というのは、『1スジ、2ヌケ、3ドウサ』という教えがありますが、桜木さんの原作があって、北海道という風景があって、素晴らしい俳優が揃いました。こういう映画ができて本当に幸せです」と語り、それぞれの熱い思いを口にしていた。『ホテルローヤル』は11月13日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ホテルローヤル 2020年11月13日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©桜木紫乃/集英社 ©2020映画「ホテルローヤル」製作委員会
2020年10月20日桜木紫乃の直木賞受賞小説を映画化した『ホテルローヤル』から、波瑠演じる主人公のエプロン姿とともに、ホテルを取り巻く豪華キャスト陣の場面写真が公開された。原作者の桜木さん自身を投影した主人公を、波瑠さんが繊細さの中に意志の強さを感じさせながら演じる本作。今回、解禁されたのは湿原を背に建つ北国のラブホテル「ホテルローヤル」を取り巻く、個性豊かなキャラクターたちの場面写真。特に印象的なのが、家業のラブホテルを継ぎ女将として働く波瑠がボイラー室で従業員と休憩している姿。同じオレンジのエプロンをした従業員役の余貴美子、原扶貴子と並び、換気口から漏れ聞こえてくる客室の声に耳をそばだてている。スーツを着た松山ケンイチはアダルトグッズ会社の営業担当として「ホテルローヤル」を訪れ、グッズの説明などセールストーク。また、波瑠の父親役を演じた安田顕は「ホテルローヤル」で起きたある事件を嗅ぎつけたマスコミに囲まれ、彼らを追い返すべく激しい剣幕を見せる。一方、ホテルを訪れた高校教師とその生徒を演じた岡山天音と伊藤沙莉は、ホテルの一室で何やら意味深な会話をしている様子。それぞれに人には言えない悩みや孤独を抱え、ラブホテルで働く人、そしてそこを訪れてくる客、様々な人間模様が垣間見える1枚1枚となっている。『ホテルローヤル』は11月13日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ホテルローヤル 2020年11月13日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©桜木紫乃/集英社 ©2020映画「ホテルローヤル」製作委員会
2020年09月23日仲野太賀主演、生き方に迷う全ての大人たちに贈る青春グラフィティ映画『泣く子はいねぇが』の特報映像とキービジュアルが到着した。釜山国際映画祭など数多くの国内外映画祭で評価された佐藤快磨監督が、完全オリジナル脚本で挑んだ『泣く子はいねぇが』。佐藤監督初の劇場映画デビュー作となる本作は、「いつから人は大人に?」「大人になるとは?」と、誰もが経験する人生の通過点を圧倒的なリアリティで描き出す。大人として、そして父親としての自覚も曖昧な主人公たすくを仲野さんが演じ、妻・ことねを吉岡里帆、親友・志波を寛 一 郎が演じたほか、山中崇、余貴美子、柳葉敏郎といった実力派俳優が参加している。到着した映像では、子どもが生まれてもなお、父親の自覚がなく、離婚の危機を迎えているたすくが、男鹿半島の伝統文化「ナマハゲ」の最中、酒の勢いで感情を爆発させてしまう。夜の海辺を疾走し叫ぶ姿や、豪華キャストたちの出演シーンも切り取られている。また、映像とあわせて到着したポスタービジュアルには、ナマハゲの面を斜めにかぶるたすくと、彼を取り巻くキャラクターたちの姿が写し出されている。『泣く子はいねぇが』は11月20日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2020年08月13日全国で大ヒット上映中の映画『ステップ』のキャスト、監督らが参加するオンライントークショーの開催が決定した。『とんび』『流星ワゴン』など、大切なものを失った家族が再生していく姿を描いてきた作家・重松清による小説を映像化。妻に先立たれた主人公・健一が、仕事と娘・美紀の育児との両立に悩みながらも、ゆっくりと成長していく姿を映した感動作となっている。主演は、個性派俳優の山田孝之。これまでのエキセントリックな役柄からは一転、本作では等身大の男性をナチュラルに演じ、高い評価を集めている。共演には、國村隼、余貴美子、広末涼子、伊藤沙莉、川栄李奈など豪華俳優陣が集結。『虹色デイズ』や『大人ドロップ』などを手がけた飯塚健監督による本作をすでに鑑賞した観客からは、「冒頭から涙腺への刺激が容赦なく何度も泣かされた」「ひたすらに心温まる2時間」「悲しさより、寂しさより人間の優しさが涙を誘う」など、SNSを中心に感動のメッセージが寄せられている。そして今回、大ヒット記念して、本作にまつわる豪華ゲストが集結するオンライントークショーの開催が決定した。主演の山田孝之をはじめ、健一の義父役の國村隼、美紀の小学生時代を演じた白鳥玉季、健一の義兄役の角田晃広(東京03)、そして飯塚健監督。さらには、本作に書き下ろしの主題歌『在る』を提供した秦基博もスペシャルゲストとして参加する予定だ。『ステップ』で家族を演じたキャスト陣たちを中心に、それぞれがリモートで参加する「家族会議」として、オンライン上に集合。トークショーの様子は、本作の配給・エイベックスピクチャーズのYouTubeチャンネル、映画『ステップ』公式Twitter、および“熱量を共感する”をテーマに、オンライン上の劇場空間を目指すインターネット生放送「共感シアター」で生配信予定。出演者たちが映画を振り返りエピソードトークを繰り広げるほか、映画公式TwitterとInstagramでユーザーから事前に募集した質問に答えるコーナーも設けられる予定なので、まだ映画を鑑賞していない方も、鑑賞した方もぜひ参加してほしい。映画『ステップ』大ヒット記念オンライントークショー『ステップ』ファミリーのリモート家族会議【配信日時】7月24日(金・祝)18:00~19:00予定【出演】山田孝之、國村隼、白鳥玉季、角田晃広、飯塚健監督&秦基博(主題歌)【配信URL】①avex pictures公式YouTube CH: ②映画「ステップ」公式Twitter: ③共感シアター: ●出演者への質問募集中!映画『ステップ』公式TwitterとInstagramでは、オンライントークショーの出演者への質問を募集しております。ご応募は、7月23日(木)午後17:00まで。皆さまからのご応募をお待ちしております!・映画『ステップ』公式Twitter: ・映画『ステップ』公式Instagram: 映画『ステップ』全国大ヒット上映中
2020年07月22日大切なものを失った人たちの”10年間“の足跡を描いた、山田孝之主演の感動作『ステップ』が、7月17日(金)より全国公開する。この度、微笑ましくも切ない“子育てシーン”映像が公開された。山田が演じるのは、妻に先立たれた男性・健一。娘の美紀と再出発を決意した健一は、仕事と育児の両立に悩みながら、親として少しずつ成長。突然の生活の変化の中、悲しみや不安を抱えながらも、一歩一歩をゆっくり歩んでいく家族の姿を映し出していく。健一や美紀を温かく見守る登場人物には、國村隼、余貴美子、広末涼子、伊藤沙莉、川栄李奈などの俳優陣が結集し、物語を彩る。監督は『虹色デイズ』、『笑う招き猫』、『大人ドロップ』などを手掛けた飯塚健。原作は『流星ワゴン』など大切なものを失った家族が再生していく姿を描いてきた作家・重松清。そして、秦基博が映画のために書き下ろした『在る』が主題歌となった。本作の大きな見どころのひとつが、幅広い演技力で知られる山田が演じる、“普通”の父親像。この度解禁された映像では、会社での仕事を終えた健一が、保育園から連れ帰った美紀に食事をさせ、絵本を読んで寝かしつけるという、日常の育児シーンが展開。なかなかご飯を食べてくれない美紀に、優しく声を掛けながら根気よく一口ずつご飯を食べさせたり、穏やかな口調で絵本を読み聞かせ、眠った美紀のおでこにそっとキスをしたり……という、幼い娘に優しく寄り添う父親の姿が映し出されている。さらに、美紀が眠った後は、妻の遺影を眺めながらひとり黙ってグラスを傾け、もの悲しい表情を浮かべている……かと思いきや、いつの間にかそのまま眠ってしまい、洗濯機の「ピー」というブザーの音で目が覚める健一の姿も見られる。『ステップ』7月17日(金)より全国公開
2020年07月16日映画『泣く子はいねぇが』が、2020年11月20日(金)より公開される。大人になれない大人たちへ贈る青春グラフィティ秋田県男鹿半島で伝承される、ユネスコの無形文化遺産に登録された神様“ナマハゲ”。『泣く子はいねぇが』は、「父親としての責任」を与え、「悪いことをせずに正しく生きる」という人としての道徳を教えてくれる“ナマハゲ”を通して、青年から大人へと少しずつ成長する姿を描いた青春グラフィティだ。主演は仲野太賀×吉岡里帆青春の終わりをテーマに迷いながら大人になっていく20代の若者たちの姿が描かいた本作のキャストは、人気若手俳優から実力派まで、名実ともに日本を代表する顔ぶれが勢揃い。たすく(仲野太賀)主人公のたすくは、大人になりきれず社会にも馴染めない若者。子供が生まれてもなお父親の自覚がなく、「ナマハゲ」で大失態を犯し、家族を置いて逃げるように上京する。演じるのは、映画『今日から俺は!!劇場版』『タロウのバカ』などで好演した注目の若手俳優・仲野太賀。ことね(吉岡里帆)ことねは、父親の自覚がまだ無いたすくに対し、苛立ちを感じているたすくの妻。映画やドラマ、CMなど数多くの作品に出演する吉岡里帆が務める。その他、作品のカギを握る主要キャストには、寛一郎や山中崇、余貴美子、柳葉敏郎など実力派キャストが名を連ねている。志波(寛一郎)…たすくの親友。せつ子(余貴美子)…たすくの母。いつでも暖かくたすくを見守っている。夏井(柳葉敏郎)…地元・男鹿半島の伝統文化「ナマハゲ」を守るために尽力している。監督は是枝裕和率いる映像制作者集団“分福”の佐藤快磨監督は、是枝裕和監督が率いる映像制作者集団“分福”の新進気鋭の才能、佐藤快磨。2014年『ガンバレとかうるせぇ』で、ぴあフィルムフェスティバル映画ファン賞(ぴあ映画生活賞)&観客賞をW受賞。同作で釜山国際映画祭など数多くの国内外映画祭で評価されるなど、是枝裕和もその才能に惚れ込んだという。本作が劇場デビュー作となる佐藤が、誰もが経験する人生の通過点を圧倒的なリアリティで描き出す。ストーリー秋田県・男鹿半島で暮らす、たすくは、娘が生まれ喜びの中にいた。一方、妻・ことねは、子供じみていて父になる覚悟が見えないたすくに苛立っていた。大晦日の夜、たすくはことねに「酒を飲まずに早く帰る」と約束を交わし、地元の伝統行事「ナマハゲ」に例年通り参加する。しかし結果、酒を断ることができずに泥酔したたすくは、溜め込んだ鬱憤を晴らすように「ナマハゲ」の面をつけたまま全裸で男鹿の街へ走り出す。そしてその姿がテレビで全国放送されてしまうのだった。ことねには愛想をつかされ、地元にも到底いられず、逃げるように上京したものの、そこにも居場所は見つからず、くすぶった生活を送っていた。そんな矢先、親友の志波からことねの近況を聞く。ことねと娘への強い想いを再認識したたすくは、ようやく自らの愚行と向き合い、地元に戻る決意をする。だが、現実はそう容易いものではなかった…。果たしてたすくは、自分の“生きる道”、“居場所”を見つけることができるのか?【詳細】『泣く子はいねぇが』公開日:2020年11月20日(金)監督:佐藤快磨脚本:佐藤快磨編集:佐藤快磨企画:是枝裕和出演:仲野太賀、吉岡里帆、寛一郎、山中崇、余貴美子、柳葉敏郎配給:バンダイナムコアーツ、スターサンズ
2020年07月09日河瀬直美監督最新作『朝が来る』と、仲野太賀と吉岡里帆が夫婦役で出演する『泣く子はいねぇが』が、「第68回サン・セバスティアン国際映画祭」のコンペティション部門に正式出品されることが分かった。本日7月3日、スペイン時間の11時(日本時間18時)に「第68回サン・セバスティアン国際映画祭」のラインナップ発表が行われた。今回選出が決定した『朝が来る』は、ドラマ化もされた辻村深月の同名感動ミステリー小説の映画化。永作博美、井浦新、蒔田彩珠、浅田美代子らが出演している。河瀬監督にとって、本映画祭コンペティション部門への出品は、国際批評家連盟賞を受賞した『玄牝』(’10)、『Vision』(’18年)に続いて3作目。また本作は、カンヌ国際映画祭【CANNES 2020】、トロント国際映画祭に続く国際映画祭への選出だ。河瀬監督は「コロナ禍において歴史あるサンセバスチャン国際映画祭が、開催の意志を持って世界を光の方向に照らしてゆく祭典に、正式出品作として『朝が来る』を選んでくださり感無量です!」と選出を喜んでいる。そして『泣く子はいねぇが』は、映像制作者集団「分福」の新人映画監督・佐藤快磨のオリジナル脚本による映画。男鹿半島で伝承される神様「ナマハゲ」を通し、大人になりきれず社会にも馴染めない主人公が少しずつ成長する姿が描かれる。キャストには、仲野さんと吉岡さんのほかにも、山中崇、余貴美子、柳葉敏郎といった実力派キャストが出演している。仲野さんは「何が起きるのか、本当に分かりません。『ナマハゲの映画を撮りたいんだ』と、監督から企画を聞かせてもらった数年前には想像もしてませんでした」と今回の決定に驚きを隠せない様子。また「サンセバスチャン国際映画祭で、監督の素晴らしい才能が知れ渡ることを願いながら、佐藤組の皆んなでこの吉報を分かちあいたいです」とコメントした。これまで、是枝裕和監督作『海街 diary』『そして父になる』などが受賞している「サン・セバスティアン国際映画祭」。第68回目となる今回は、現地時間9月18日(金)~26日(土)の期間で開催される予定で、映画祭には佐藤監督、是枝監督が参加を予定。受賞結果は、映画祭最終日の現地時間9月26日(土)に発表される。『朝が来る』は10月23日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。『泣く子はいねぇが』は11月20日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:朝が来る 2020年10月23日より全国にて公開©2020『朝が来る』Film Partners
2020年07月04日重松清の同名小説を、山田孝之主演で映画化した『ステップ』が、7月17日(金)に公開されることが決定した。当初、4月3日に公開を予定していたが、新型コロナウイルスの感染状況ならびに政府・自治体・関係諸機関の発表や方針を鑑みて、3月に公開延期を発表していた本作。緊急事態宣言を受け、全国的にも劇場の営業が再開している中、ついに今回、当初予定した150館を上回る規模にて公開決定。本作は、妻に先立たれた主人公・健一とその娘・美紀が、彼らを取り巻く人たちとの交流の中で成長していく姿を描く、10年間の物語。健一役には山田さん、その娘・美紀役は、中野翠咲、白鳥玉季、田中里念が2歳~12歳までの3つの年代を演じるほか、健一や娘の美紀を温かく見守る登場人物に、國村隼、余貴美子、広末涼子、伊藤沙莉、川栄李奈らが参加している。当初の公開予定から約3か月半の月日を経て、ついに公開できることについて、監督の飯塚健は「ぜひ映画館でご覧下さい。こう言えることが、何より嬉しいです。だからもう一度言わせて頂きます。ぜひ映画館で、大切な人とご覧下さい」とコメントしている。『ステップ』は7月17日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ステップ 2020年7月17日より全国にて公開©2020映画『ステップ』製作委員会
2020年07月02日新型コロナウイルスの感染拡大により、公開が延期されていた山田孝之主演映画『ステップ』が、7月17日(金)に全国公開されることが分かった。観客の期待の声に応え、当初予定した150館を上回る規模となる。『ステップ』は、山田演じる、妻に先立たれた男性・健一を主人公にした作品。娘の美紀と再出発を決意した健一は、仕事と育児の両立に悩みながら、親として少しずつ成長。突然の生活の変化の中、悲しみや不安を抱えながらも、一歩一歩をゆっくり歩んでいく家族の姿を映し出していく。健一や美紀を温かく見守る登場人物には、國村隼、余貴美子、広末涼子、伊藤沙莉、川栄李奈などの俳優陣が結集し、物語を彩る。監督は『虹色デイズ』、『笑う招き猫』、『大人ドロップ』などを手掛けた飯塚健。原作は『流星ワゴン』など大切なものを失った家族が再生していく姿を描いてきた作家・重松清。そして、秦基博が映画のために書き下ろした『在る』が主題歌となった。飯塚監督は「ぜひ映画館でご覧下さい。こう言えることが、何より嬉しいです。だからもう一度言わせて頂きます。ぜひ映画館で、大切な人とご覧ください」と、今回の決定に合わせコメントを寄せている。また本作の高尾沙織プロデューサーも、「この作品で描かれる、突然の生活の変化の中で、悲しみや不安を抱えながらも歩んでいく家族の物語を、皆さんの大切な人を想い浮かべながら、ご覧頂けたら嬉しいです」と述べた。コメント全文は以下の通り。■飯塚健監督コメント生活が一変してしまうことがある。当たり前だと思っていた日常が奪われ、途方に暮れることすらままならない。突然、妻が逝き、夫は二才の娘と残された。始めなければならない、ベビーカーを泣きながら押す日々。悲しみに呑み込まれそうになりながら、やがて悟る、それが完全に癒える日など来ないということ。悲しみは乗り越えるものじゃなく、ずっと寄り添っていくしかないものだということ。そうやって一歩一歩育ってゆく、10年に渡る家族の物語です。ぜひ映画館でご覧下さい。こう言えることが、何より嬉しいです。だからもう一度言わせていただきます。ぜひ映画館で、大切な人とご覧ください。■高尾沙織プロデューサー(エイベックス・ピクチャーズ)コメント今まで当たり前に会えていた人たちと、会えない日々が訪れたことで、今まで以上に、家族や友人など大切な人に想いを馳せる時間が増えたように感じています。これから生活様式がどのように変化したとしても、大切な人を想う気持ちは変わらないと思います。この作品で描かれる、 突然の生活の変化の中で、悲しみや不安を抱えながらも歩んでいく家族の物語を、皆さんの大切な人を想い浮かべながら、ご覧頂けたら嬉しいです。是非、映画館でご覧ください。『ステップ』7月17日(金)全国劇場にてロードショー
2020年07月02日波瑠主演で、直木賞受賞の桜木紫乃の自伝的小説を映画化する『ホテルローヤル』。この度、松山ケンイチ、安田顕をはじめとする豪華俳優陣の出演が発表された。北海道の釧路湿原を背に建つラブホテルを舞台に、ホテルと共に大人になっていくひとり娘・雅代の目線を主軸にしながら、ホテルを訪れる人々や従業員、経営者家族それぞれが抱える人生の哀歓をやわらかく描いた珠玉の人間ドラマ。主人公・雅代(波瑠さん)が淡い恋心を抱く、アダルトグッズ会社の営業・宮川聡史(通称:えっち屋)には青森県出身の松山ケンイチ。ホテルローヤルの経営者で雅代の父親・田中大吉に北海道出身で、原作者・桜木さんも自身の作品への出演を希望していたという安田顕。家庭を顧みなくなった大吉に愛想を尽かせる母親・るり子に夏川結衣、るり子と駆け落ちをする青年に稲葉友、ホテルローヤルのパートタイム従業員に余貴美子、原扶貴子といった日本映画に欠かせない実力派の俳優陣が勢ぞろい。ホテルを訪れる人たちにも個性派がずらり。親に見捨てられた女子高生と、妻の浮気に耐える高校教師に伊藤沙莉と岡山天音。姑との同居でなかなか肌を合わせる時間がない夫婦に正名僕蔵と内田慈。投稿用のヌード写真の撮影をするカップルに冨手麻妙と丞威。それぞれが、ひとときの”非日常”を楽しみ、安らぎと寂しさを胸にホテルを後にするお客たちを見事に演じ切り、インパクトを残している。そのほかにも、斎藤歩、友近、和知龍範、玉田志織、長谷川葉生らが名を連ねている。松山さんは「自分にとって心を落ち着かせるということをとても大切にしていて、武(正晴)さんのおかげで現場はとてもスムーズに静かな雰囲気で無駄な力が入る事なく出来ました」と撮影をふり返り、「だいぶ自分の方言寄りになってしまいましたが地元に住む人間を演じるので、方言を意識しました」とコメント。また、安田さんは「原作の桜木紫乃さんには、何年も前からこの作品への出演を打診していただいておりました」と打ち明け、「演じた大吉という人物が加齢していく造形には、特殊メイクを施していただきました。参加したのは数日でしたが、現場での武正晴監督の演出、キャストの皆様のお芝居、ロケ地北海道釧路の情景を思い出すと、完成した映画を拝見する前から、素敵な作品になっていると確信している自分です」と感慨も込めて語っている。『ホテルローヤル』は11月13日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ホテルローヤル 2020年冬、TOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開予定©桜木紫乃/集英社 ©2020映画「ホテルローヤル」製作委員会
2020年06月26日女優の波瑠が主演を務める映画『ホテルローヤル』(11月13日公開)の全キャストが26日、明らかになった。同作は2013年に第149回直木賞を受賞し、累計発行部数85万部を超える桜木紫乃の自伝的代表作の実写化作。北海道の釧路湿原を背に建つラブホテルを舞台に、ホテルと共に大人になっていく一人娘・雅代(波瑠)の目線から、ホテルを訪れる人々や従業員、経営者家族それぞれが抱える人生の哀歓をやわらかく描く。主人公・雅代が淡い恋心を抱くアダルトグッズ会社の営業・宮川聡史(通称:えっち屋)に青森県出身の松山ケンイチが決定。また、ホテルローヤルの経営者で雅代の父親・田中大吉に、北海道出身で原作者の桜木も自身の作品への出演を希望していたという安田顕、家庭を顧みなくなった大吉に愛想を尽かせる母親・るり子に夏川結衣、るり子と駆け落ちをする青年に稲葉友、ホテルローヤルのパートタイム従業員に余貴美子、原扶貴子と実力派の俳優陣が揃った。ホテルを訪れる人々として、親に見捨てられた女子高生&妻の浮気に耐える高校教師に伊藤沙莉&岡山天音、姑との同居でなかなか肌を合わせる時間がない夫婦に正名僕蔵&内田慈、投稿用のヌード写真の撮影をするカップルに冨手麻妙&丞威が決定。それぞれが、ひとときの”非日常”を楽しみ、安らぎと寂しさを胸にホテルを後にする客たちを演じる。その他にも、斎藤歩、友近、和知龍範、玉田志織、長谷川葉生らが出演する。○松山ケンイチ コメント自分にとって心を落ち着かせるということをとても大切にしていて、武さんのおかげで現場はとてもスムーズに静かな雰囲気で無駄な力が入る事なく出来ました。だいぶ自分の方言寄りになってしまいましたが地元に住む人間を演じるので、方言を意識しました。○安田顕 コメント原作、脚本と拝読し、登場人物それぞれの人間模様の絡まりに、深く感じ入りました。原作の桜木紫乃さんには、何年も前からこの作品への出演を打診していただいておりました。実際に映画化され、こうして出演できたことに、心より感謝申し上げます。演じた大吉という人物が加齢していく造形には、特殊メイクを施していただきました。参加したのは数日でしたが、現場での武正晴監督の演出、キャストの皆様のお芝居、ロケ地北海道釧路の情景を思い出すと、完成した映画を拝見する前から、素敵な作品になっていると確信している自分です。映画館に、この映画を観に行くことが、今から楽しみで仕方ありません
2020年06月26日「コロナによる外出自粛を機に、これまでよりも、夫婦でいっしょに過ごす時間が増え、ケンカをする頻度も増えていると聞きます。それを劇的に改善する方法は、いっしょに映画を見ることです」こう話すのは、映画好きで知られる心理研究科の御瀧政子さん。えっ、いっしょに映画を見るだけで夫婦仲が改善するんですか?「映画というのは、そのほかの総合芸術に比べても、作る時間、人材、資金が膨大にかかっています。それが2時間前後に集約されて、しかもDVDソフトなら、繰り返し見ることができる。単に画面に向かっているようで、じつは目、耳、肌感覚など、人の五感を通して、大きなエネルギーに包まれているんです。夫婦で、それを共有することで、お互いに対する思いが確実に変化するんですよ」ひとくちに不仲と言っても、その原因はさまざま。そこで、今回は不仲の原因を分類。年間百本以上の映画を見ているという御瀧さんが、それぞれの不仲の原因を改善するのにマッチする映画ベスト3を厳選。■「大ゲンカしてしまった夫婦」向け【1位】『RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ』(2011年/蔵方政俊監督)「夫婦というのは、感謝の気持ちをうまく表現できず、自分の思いを押しつけてしまいがちです。定年はひとつのゴールで最終ゴールまでまだまだ人生は長いことを教えてくれています。電車の終点は折り返せば始発になるように。この映画は、感謝を自覚すれば、いくらでもやり直すチャンスは残されていて、あきらめなければ大丈夫と励まされるはずです」(御瀧さん・以下同)【2位】『間奏曲はパリで』(2015年/マルク・フィトゥシ監督)「妻のちょっとした冒険を、心配しつつも大きな度量で結局は許し、受け入れる夫。そのことで相手を責めることなく、二人ともが自分の中で消化して、日常を続けていこうとすることが大切と受け止める。詮索しすぎない。おたがいが愛していることを忘れない。何が自分にとっていちばん大事かをわかっていれば、いっしょなら、また楽しい日々が続けられると思わせてくれます」【3位】『アデライン、100年目の恋』(2015年/リー・トランド・クリーガ監督)「普通の暮らしができないことがいかにつらいか。ともに老いていけることはありがたいと気づかされます。静かに暮らすためにあらゆることから逃げてきたが、もう逃げないと決めてから人生が変わっていく。人生に勇気を持つこと。自分で選んだ道を後悔しないこと、そしてともに歩んだ人への感謝をすること。そうすれば、つまらないケンカなどは、問題にならないことがわかります」大ゲンカのあとは、頭に血が上っているので、「お互いを客観視できる映画が夫婦仲の回復に向いています」と御瀧さん。「そこで、夫婦の間での感謝の気持ちをお互いに共有できる作品を選びました。とくに『RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ』は、すれちがう夫婦を演じる三浦友和さんと余貴美子さんの巧みな演技で思わず引き込まれるはずです」■「関係がギスギスしている夫婦」向け【1位】『ビューティフル・マインド』(2001年/ロン・ハワード監督)「『ゲーム理論』の研究者として1994年にノーベル経済学賞に輝いた数学の天才が主人公。苦しみながらでも、その先には報われることが必ずあると信じることが大切だと教えてくれます。結婚したころの彼を思い起こせば、そこに私の愛した『彼』がいる、と覚悟と決意を見せる妻。周りの人はあなたの味方なのだから孤立しないこと。理解が大切で、そこから夫婦関係は立ち直ることができるはず」【2位】『奇跡のリンゴ』(2013年/中村義洋監督)「笑えるのは人間だけが持つ特性です。誰もやろうとしない非常識なリンゴ栽培に挑戦する夫。妻や義父、娘たちの理解や協力を惜しまない姿に支えられ、迷った11年間のガマンの末、ようやく実りが。そのつらく、苦しい日々も、妻にしてみれば1日1日がかけがえのない宝物だったと感謝。夫婦の絆を改めて感じることができると思う映画です」【3位】『ボクの妻と結婚してください』(2016年/三宅喜重監督)「世の中のことを楽しいことに変換したいと、自分の人生、最後の企画を考える夫。妻のために自分ができることを、精いっぱいしてあげたいと奔走します。日ごろからある感謝の気持ちを、夫婦はなかなかうまく表現できないものだということがわかってきます。それがわかれば、やれることは、いつかではなく、今しておこうと思わせてくれます」もともと夫婦は赤の他人。円滑な関係を保つには、理解と忍耐と許しが必要。「『ビューティフル・マインド』は非常に大きな我慢を妻に強いますが、それを乗り越えて、最後は感謝の気持ちで結ばれる物語。夫婦で見れば、絆が生まれ、これまでとは違った関係になれるはずです」巣ごもり時間の映画観賞で、冷え切った関係を改善しよう。「女性自身」2020年7月7日号 掲載
2020年06月25日直木賞作家・島本理生の小説を、夏帆、妻夫木聡、柄本佑、間宮祥太朗らを迎え、三島有紀子監督が映画化した『Red』。この度、本作のBlu-ray&DVDが10月2日(金)にリリースされることが決定した。「ファーストラヴ」で第159回直木三十五賞を受賞し、現代女性の恋や生きづらさを様々な作品で表現してきた島本氏。女性からの圧倒的な支持を得てきた島本氏が2014年に発表したのが「Red」。倫理を越えた描写で新境地を開いた本作は、あまりにも衝撃的な内容で賛否両論が起きた。そんな話題作を映像化したのは、『繕い裁つ人』『幼な子われらに生まれ』などを手掛けた三島監督。キャストには実力派俳優が集結し、主人公・村主塔子役には夏帆さんを迎え、かつて愛した男との再会で心も身体も解放していき、自由に美しくなっていく女性を繊細かつ大胆に演じている。また、かつて愛した男・鞍田役には妻夫木さん。塔子に好意を寄せる小鷹役は、「知らなくていいコト」の尾高役が大きな話題となった柄本さん。そして、塔子の夫・真役は間宮さんが演じた。ほかにも、片岡礼子、酒向芳、山本郁子、浅野和之、余貴美子らが脇を固めている。今回三島監督は“男と女”に焦点を定め、心と身体の繋がりを通して一人の女性の生き方を見つめ、不器用な大人たちの恋愛感情を、肉迫した臨場感のある映像でつぶさに追いかけた。原作とは異なるラスト、主人公の“選択”にも注目だ。なお、今回のリリースではBlu-rayに封入特典としてリーフレットが付いてくるほか、メイキングやイベント集などが映像特典として収録される予定だ。『Red』Blu-ray&DVDは10月2日(金)リリース、同日DVDレンタル開始。(cinemacafe.net)■関連作品:Red 2020年2月21日より新宿バルト9ほか全国にて公開©2020『Red』製作委員会
2020年05月21日映画『ステップ』主演・山田孝之さんに、現場での様子を伺いました。娘を育てる父親の感覚が知りたくて、この作品への出演を決めました。「撮影の約1か月間は本当に辛かった。亡き妻がすぐそこにいるかのように、何をしていても脳内の目にはつねに妻の姿が映っていて…」物語は山田孝之さんが演じる健一が妻を亡くした1年後から始まる。スーツにリュックを背負い、ベビーカーを押して出勤前に娘の美紀(中野翠咲)を保育園に連れていく健一。突然父子家庭になってしまった親子の、リアルな日常が続く。「疑似体験ではあるけど、仕事に子育てに奮闘する父親が感じるであろう単純なイラつきや弱音は、その都度、全部芝居に吐き出すようにしていました。葛藤から生まれる自然な心情や怒りみたいなものをきれいごとにはしたくなかったんです」営業部の第一線から総務部に異動した健一は、家事や子育てをしながら学校行事に参加したり、妻の実家との付き合いを深めたり。父子の10年は着々と過ぎていく。成長に合わせて美紀を3人の子役が演じたが、山田さんはどのようにコミュニケーションをとってきたのだろう。「特別なことはしていません。2~12歳の間なんて感覚も言うこともすごく変わるじゃないですか。だからその時どきの子役と向き合っていれば美紀として成立すると思ったから。ただ、娘を持つ友達から『小学校に入るころには体は小さいのに中身は女になってるよ』って聞いてショックを受けていたんですが、男の子は父親への憧れや怖さから構えたりするけど、女の子はすべて父親に出してくるんだな、って思いました」ところで、健一のような等身大の役を演じる山田さんが、どこか新鮮に映る人も多いのでは…。「いまでは僕、何でもやってる人ですからね(笑)。というのも、20代後半からだんだん自分がやりたいことを選べるようになったら、放送される規模や役者としての番手に関係なく、芝居全体のスキルアップがしたいって思うようになったんです。それでここ10年ぐらいは、たくさんあるやりたいことに次々に挑戦してはもがいてきた感じで。だから、“変なことやるおじさん”みたいなイメージを抱いている若い世代が健一を見て『あれ…山田が普通だぞ、何もしてこないぞ』って思った時に、同情でも共感でも、何かの感情を抱かせてちゃんとこの作品に入り込ませることができるんだろうか、という疑問は少なからずありました。そういう意味でこの役に挑戦してみたかったという気持ちがあります。でも出演を決めた一番大きな理由は、もし僕に娘がいたらどんな存在になるんだろう、娘を育てる父親ってどんな感覚なんだろうというのが知りたかったから。娘を男手一つで育てる健一として生きた1か月ぐらいは僕の思い出のひとつだし、辛かったけどいい経験ができました。ちなみに、みんなが理解できないようなバストの測定(300人の女性のバストを山田さんが測定するイベント)も、僕の中では考えがあってのこと(笑)。先々絶対に自分の中でつながってくるんです。いまはまだ体力があるうちに、ひたすら自分のアイデアを仕事に投げ込みまくりたいし、僕の場合、やりたいと思ったことはもうその瞬間から動きだしているんです」映画『ステップ』監督・脚本・編集/飯塚健原作/重松清出演/山田孝之、伊藤沙莉、川栄李奈、広末涼子、余貴美子、國村隼ほかある日突然、父子家庭となった健一と美紀の10年間を描いたヒューマンドラマ。4月3日より公開。やまだ・たかゆき1983年10月20日生まれ、鹿児島県出身。役者として映画やドラマなどに出演し表舞台に立つ傍ら、近年はドラマや映画の製作などにも携わり、プロデュース・企画の分野でも才能を発揮する個性派。シャツ¥50,000パンツ¥124,000(共にYOHJI YAMAMOTO/ヨウジヤマモト プレスルーム TEL:03・5463・1500)シューズ¥22,000(Dr.Martens/ドクターマーチン・エアウエア ジャパン TEL:03・6746・4908)※『anan』2020年4月8日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・澤田石和寛ヘア&メイク・灯(ROOSTER)インタビュー、文・若山あや(by anan編集部)
2020年04月06日4月5日(日)今夜の日本テレビ系「おしゃれイズム」は、俳優の山田孝之をゲストに迎えてのオンエア。芸能界屈指ともいわれる交友関係や、ミステリアスな日常などを俳優仲間のコメントなども交えて語り尽くす。ドラマ「WATER BOYS」や「世界の中心で、愛をさけぶ」で注目され、「闇金ウシジマくん」シリーズでは圧倒的存在感を示したかと思えば「勇者ヨシヒコ」シリーズではゆるすぎる独特の世界観を描き出すなど、その役柄の振れ幅で見る者を驚かせる役者へと成長。昨年Netflixで配信された「全裸監督」では伝説のポルノ王・村西とおる役で主演。世界190か国に配信された同作は国内外で大反響を呼び、改めて山田さんの日本映画界における存在価値を知らしめたのは記憶に新しい。演じる役柄が幅広いゆえに自身の実像についてもミステリアスな存在である山田さんが、今回そのプライベートを公開。芸能界屈指といわれる交友関係の広さを誇る山田さんだが、なかでも意外な5人との関係とは?また、俳優仲間が爆笑エピソードの数々を語ってくれるほか、山田さんと同じく交友関係の広い先輩、ムロツヨシとの大喧嘩の理由や満島真之介と盛り上がった満月の話を披露。15歳でデビューした山田さんがその秘話を明かすほか、独特すぎる着眼点で街中で気になったことを撮影した山田孝之写真展にも注目。普段あまり語られない家族のエピソードも必見だ。山田さんの主演最新作となる『ステップ』は近日公開予定。「とんび」「流星ワゴン」などの重松清の同名小説を映画化、結婚3年目、30歳という若さで妻に先立たれた健一は娘を自分の手で育てることに決め、娘、そして天国にいる妻との新しい生活を始める。保育園から小学校卒業まで様々な壁にぶつかりながらも、前を向いてゆっくりと<家族>への階段を上っていく――山田さんが娘を育てながら自身も成長していくシングルファザー・健一役を演じ父娘の10年間の軌跡を描いていくストーリー。山田さんのほか、國村隼、余貴美子、広末涼子、伊藤沙莉、川栄李奈らが出演する。「おしゃれイズム」は4月5日(日)今夜23時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2020年04月05日4月3日(金)に公開を予定していた山田孝之主演映画『ステップ』が、新型コロナウイルスの影響で公開を延期することが分かった。映像化もされた「とんび」「流星ワゴン」の重松清の同名小説を映画化する本作。山田さんが実年齢とも重なる等身大の男性で、娘を育てながら自身も成長していく初のシングルファザー・健一役を演じ、父と娘の10年間の軌跡を描く。山田さんのほかにも、國村隼、余貴美子、広末涼子、伊藤沙莉、川栄李奈らが出演する。そんな本作が今回、新型コロナウイルスの感染状況ならびに政府・自治体・関係諸機関の発表や方針を鑑みて、公開延期を決定。新たな公開予定日については、日程が決まり次第、公式サイトなどにて発表があるという。なお、すでに購入済みの前売券については、延期後にもそのまま使用することができる。『ステップ』は近日公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ステップ 2020年、全国にて公開©2020映画『ステップ』製作委員会
2020年03月30日