2021年11月9日 18:30
S・キングが放つ致死率99%ウイルス蔓延後の世界をウーピー・ゴールドバーグらが語る「ザ・スタンド」
今回公開されたのは、海外ドラマ「ザ・スタンド」DVD-BOXに収録される特典映像「終末の物語:原作とドラマ版」の一部で、ウーピーやアレクサンダーをはじめとした出演キャストが、キングの原作とドラマ版で描かれるテーマや見どころを明かしている。
本作で善と悪の2つの力に翻弄される生存者のスチュー・レッドマン役を演じた『ソニック・ザ・ムービー』のジェームズは、「スティーヴン・キングの傑作の1つだ。出演の依頼は光栄でオファーに飛びついた」と出演できたことに笑顔を見せる。さらに、生存者たちの共同体を率いる老婆マザー役を演じたウーピーも、「(原作の)『ザ・スタンド』は40年前に読んだ。映像化して見たい作品だと思った」と原作を読んだ当時の印象をふり返る。
“闇の男”ランドル・フラッグ役を演じたアレクサンダーは、「新たな黙示録の金字塔だ」と原作を高く評価。さらに、「本作が書かれた1970年代は政治不信が渦巻いていた。ウォーターゲート事件やベトナム戦争を経て冷戦が激化し、終末の到来を感じさせた。
小説の内容が重なる不幸な時代だ」と当時の時代背景と原作のテーマがリンクすることを語る。
一方、ドラマ版の本作では、原作で描かれている人間の内面やグロテスクな視覚的描写を忠実に再現することにこだわったという。