くらし情報『無垢な少女が生み出した狂気…映画祭話題の北欧ホラー『ハッチング―孵化―』4月公開』

2022年2月2日 18:00

無垢な少女が生み出した狂気…映画祭話題の北欧ホラー『ハッチング―孵化―』4月公開

母親役はフィンランドで多くの作品に出演するソフィア・ヘイッキラ。理想の家族像を作り上げ、娘を所有物として扱う自己中心的な母親を演じている。メガホンをとるのは多くの短編作品を世界の映画祭に出品して高い評価を受け、今回が長編デビュー作となる新鋭女性監督ハンナ・ベルイホルム。洗練された家族の中に潜む狂気と恐怖を独自の感性で切り取って見せた。

無垢な少女が生み出した狂気…映画祭話題の北欧ホラー『ハッチング―孵化―』4月公開

今回解禁されたポスターは、ソファを囲んで寄り添う仲睦まじい4人家族の姿をとらえたもの。だが、父親、母親、弟の顔は奇妙な仮面で覆われており、唯一顔をさらしているティンヤは巨大で不思議な卵を抱えており、不気味で不穏なビジュアルとなっている。

予告編では、幸せそうな家族の姿を自らのブログで紹介する誇らしげな母親の姿から始まるが、1羽の鳥が家にまぎれこみ、彼女の冷徹な一面が見えたところから雰囲気は一変。森で拾った卵を自らの手で育てるティンヤと、その卵が次第に大きくなり、やがて何かが孵化する様子が映し出される。
そして、卵から出てきた何かをきっかけに、美しいフィンランドの町で起こる恐ろしい事件。少女の卵から生み出されたものとは一体何なのか…?


『ぼくのエリ 200歳の少女』『ボーダー二つの世界』に次ぐ、新たな傑作北欧ホラーの誕生を予感させる映像となっている。

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