くらし情報『ヘレン・ミレン「献身的で勇気がある」地に足ついた女性演じる『ゴヤの名画と優しい泥棒』』

2022年2月5日 12:00

ヘレン・ミレン「献身的で勇気がある」地に足ついた女性演じる『ゴヤの名画と優しい泥棒』

私が演じたドロシーという女性は地に足が付いた人。夫のケンプトンは夢想家だけど、いろいろな意味でとても献身的で勇気がある人だと思います」と明かし、続けて「ケンプトンだけでなく、ドロシーの態度も見習うべきですよね。夢を見るのはとてもいいことだけど、月々の支払いは待ってくれないから(笑)。だから、現実的な生活をしている人たちの声も聞くべきなんです」と語っている。

ヘレン・ミレン「献身的で勇気がある」地に足ついた女性演じる『ゴヤの名画と優しい泥棒』

ケンプトンに関する情報はたくさんあったが、脚本と1枚のドロシーの写真だけで役作りをしなければならなかったというヘレン。その写真を見て、キャラクターになりきるためには肉体的な改造が必要だと感じたという。昨年9月に逝去したロジャー・ミッシェル監督の長編遺作となる本作だが、生前の監督は「ヘレンがドロシーになりきる準備をしていたことにとても驚きました。彼女は、まったく何の気負いも衒(てら)いもなく自分を変えていったんです。
観客は彼女がやったことに驚くはずです」とヘレンの変貌ぶりを称えている。

ヘレン・ミレン「献身的で勇気がある」地に足ついた女性演じる『ゴヤの名画と優しい泥棒』
ドロシー本人の写真(右)
一方、ヘレンは監督について「この映画の物語には、彼の優しさ、素晴らしいユーモアのセンスそのものが反映されていると思います。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.