くらし情報『マリオン・コティヤール「ジュリエット・ビノシュに夢中になった」念願のレオス・カラックス作品への思い明かす』

2022年3月22日 16:30

マリオン・コティヤール「ジュリエット・ビノシュに夢中になった」念願のレオス・カラックス作品への思い明かす

で、これはこの映画の究極の愛の宣言です。いつもはこういう感傷的な感情を出すところから、仕事上の関係を始めるのは少し怖くもあり気が進まないのですが、アダムとは笑いですぐに絆を深めることができました。撮影では私たちは大きな子どもみたいだったんです。どんな障害が起きても、ユーモアでなんとか乗り切ることができました。この映画での私たちの関係性は素晴らしく、あのようにとても暗く破壊的なキャラクターを、明るい雰囲気を保ったまま、表現することができました。それはまたレオスの流儀の鍵でもあります。カラックス監督は、マリオン・コティヤールがアン役に起用された経緯を「どうしても適役が見つからない。“もう終わりだ”と思った時、ようやくマリオンと出会ったんです」と明かす。
当初予定していた撮影時期とマリオンの妊娠が重なったり、諸事情で撮影時期が遅延になったりした結果、再度マリオンにオファーして彼女が「イエス」と言ったときには、カラックスとアダムは大喜びしたという。

「マリオンにはサイレント映画の女優のような気品とミステリアスなところがあります。彼女をもっと撮りたかった」と、カラックスが絶賛を贈るアンの姿に注目だ。

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